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UNDAKE30 鮫亀大作戦マリオバージョン』(ウンダケ - さめがめだいさくせん - )は、ハドソンが開発し1995年にサテラビューで配信、1996年に大会景品としてカセット版が配布されたスーパーファミコン用ソフト。一般販売は行われていない。

概要[]

『鮫亀』(さめがめ)とは、「もりすけ」こと森辺訓章が考案し1985年に『CHAIN SHOT!』として初公開されたパズルゲーム。パソコンを中心に様々な機種で移植され人気を博し、ハドソンからはパソコン、スーパーファミコンゲームボーイなどに向け移植・発売された。1996年に発売されたスーパーファミコン版『鮫亀』発売の1、2年ほど前から開発中のものを利用した『鮫亀』タイトルをサテラビューのデータ放送で何バージョンか配信しており、本作はそのうちの1バージョンにあたる。カセット版は、SFC版『鮫亀』を用いた「鮫亀ハイスコアコンテスト大会」の景品として合計1000名に配布された。

ステージ上に並べられたコマのうち、2つ以上隣接しているものを選択すると消去することができ、ステージ上のコマをすべて消すとクリアとなるパズルゲーム。隣接していないものは消すことができないため、いかにコマを孤立させないよう消していくかを考えて消す順番を探っていく熟考型パズルゲームで、制限時間などは設けられていない。手詰まりを起こした時点でのスコアを競うゲームで、サテラビューの番組上でスコアアタック大会も行われた。カセット版ではスコアがバックアップ保存もされる。

本作では消すべき5種類のコマがそれぞれマリオコインスーパーキノコファイアフラワーヨッシーのタマゴに置き換えられている。BGMはSFC版『鮫亀』の販促ビデオにも用いられていたものが使用されているが、SFC版『鮫亀』の製品版には収録されていないBGMとなる。作曲は両作ともに加山雄三が担当した。

余談[]

  • 同じくハドソンが開発に参加した『マリオパーティ』には『鮫亀』を基にした1人用ミニゲームが没データとして存在する。赤・青・緑の3色のスライム(コマにあたる)をヒップドロップで破壊してゆき、閉ざされた部屋からの脱出を目指すというもの。すべてを消し切らなくとも、右中段、左中段、下中央の3か所に救済用の脱出扉がありそこから脱出すればクリアという形にはなる。

関連項目[]

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