この記事はマリオシリーズに関連しない事も含まれる事柄についての記事ですが、マリオペディアではマリオ関連についてしか記述していません。また、編集の際はマリオに関連しない方面へ内容を発展させないようにしてください。 |
『Saturday Supercade』とは、アメリカの制作会社・Ruby-Spears Productionsによって制作され、アメリカの放送局・CBSで放映された子供向けアニメ番組。
概要[]
アメリカの放送局で、1983年9月17日から1984年12月1日に放映されていたアニメ番組。1時間番組で、1回の番組で4種類のアニメが放映される。『フロッガー』『Qバート』『ピットフォール』といった80年代初頭のアーケードゲームを原作としたアニメ作品が数多く放映されており、任天堂の『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』を題材にしたアニメもラインナップに含まれている。本記事では、この2作品についてのみ記述する。
"Donkey Kong"[]
『ドンキーコング』を題材にしたアニメ作品。サーカスから逃げ出したゴリラのドンキーコングと、それを追いかけるマリオ、ポリーンとその他大勢のキャラクターが織りなすコメディ作品。主人公を務めるキャラクターがタイトル通りドンキーコングとなっており、本来の主人公であるマリオはそのライバルキャラクターとして登場する。すでにマリオの名前は世に出ているためマリオは「マリオ」と呼ばれるが、レディの名前が「ポリーン」という名前になったのは本作が発端である。
『ドンキーコング3』の主人公、スタンリーが登場した回がある。『マリオブラザーズ』発売後ではあるがルイージが登場した回はない。
エピソード[]
Season 1[]
- "Mississippi Madness"
- "Gorilla Gangster"
- "Banana Bikers"
- "The Incredible Shrinking Ape"
- "Movie Mania"
- "Gorilla My Dreams"
- "Little Orphan Apey"
- "Circus Daze"
- "The Great Ape Escape"
- "Apey and the Snowbeast"
- "How Much is That Gorilla in the Window?"
- "Private Donkey Kong"
- "Get Along, Little Apey"
Season 2[]
- "Sir Donkey Kong"
- "The Pale Whale"
- "El Donkey Kong"
- "New Wave Ape"
- "Greenhouse Gorilla"
- "Hairy Parent"
"Donkey Kong Junior"[]
『ドンキーコングJR.』を題材にしたアニメ作品。サーカスから脱走しており行方知れずになっている父ドンキーを探すドンキーコングJr.と、落ち込んでいるジュニアに肩を貸すバイク乗りの青年Bonesの旅活劇を描くコメディ作品。しかし前述の話は各話のオープニングだけの話であり、本編にはドンキーコングやマリオは登場せずジュニア以外はすべてオリジナルキャラクターで構成されている。
エピソード[]
- "Trucknapper Caper"
- "Sheep Rustle Hustle"
- "Rocky Mountain Monkey Business"
- "Magnificent Seven-Year Olds"
- "The Ventriloquist Caper"
- "The Great Seal Steal"
- "The Jungle Boy Ploy"
- "Junior Meets Kid Dynamo"
- "Amazing Rollerskate Race"
- "A Christmas Story"
- "Gorilla Ghost"
- "The Teddy Bear Scare"
- "Double or Nothing"
主要な登場人物[]
- ドンキーコング
- 『Donkey Kong』の主人公。サーカスから脱走し、追いかけるマリオとの逃走劇が描かれる。好奇心が旺盛で、追いかけるマリオたちを巻いたスキに何かを見つけてはトラブルを起こす、「ドンキーコーング!」の掛け声とともにドラミングをしながら持ち前の身体能力と腕力でドンキーを狙う輩を撃退する、もしくは悪者を対峙し平和を取り戻す、というのが多くの話の流れ。
- マリオ
- 『Donkey Kong』の登場人物。大工や配管工ではなくサーカスの職員であるようで、主役のドンキーコングを追いかけるライバルキャラという立ち位置。原作の主人公だけありほぼ全話に登場し、毎度アミによるドンキーの捕獲を試みてはかんたんに返り討ちに遭うか逃げられるというのが定番の流れとなっている。ドンキーを狙う第三者が現れた場合、ドンキーと結果的に共闘することになる話もしばしば。
- ポリーン
- 『Donkey Kong』の登場人物。マリオと同じくサーカスの職員と思われ、サーカストラックやアミなどでマリオとともにドンキーを追いかける。立場としてはマリオ側ではあるものの積極的に捕獲を狙うマリオに対しポリーンは作戦にはあまり参加しないきらいがあり、主人公とライバルの闘争を流し見る第三者のヒロイン的ポジションにある。
- 「ポリーン」という名前は本作でついたもので、のちにゲーム公式にも逆輸入されることとなる。
- ドンキーコングJr.
- 『Donkey Kong Junior』の主人公。パパであるドンキーコングを求めてサーカスへ赴くもすでに脱走しており不在、落ち込んでいたところにBonesが現れ、二人でバイクに乗り込み旅をする、というオープニングで始まる。悪漢との戦いでは「モンキーマッスル!」という掛け声とともにドラミングをしながら駆け回ることが定番。最終話までドンキーコングに会うことはなかった。
- Bones
- 『Donkey Kong Junior』の準主人公。バイク乗りの青年で、ジュニアとともにバイクでの旅をしている。
その他[]
- マリオ関連作品を扱ったアニメ作品としては最も古いものにあたる。
- およそ同時期の1983年に日本国外で放映されたゲーム&ウオッチのテレビCMでもドンキーコング親子やポリーン、マリオブラザーズ、スタンリーといったゲーム&ウオッチタイトルのキャラクターを描いたアニメーションのものが起用されているが、各キャラクターの外見は両作で全く異なる。