KK、またはK.K.(ケーケー、Sumo Bro)は、マリオシリーズに登場するキャラクター。
概要[]
『スーパーマリオワールド』で初登場した、相撲取りのような風貌の大柄なカメ族。たいていブロックなどをまたいだ上の段に出現する。両手を前に突き出しながら移動し(『マリオワールド』の説明書では「空手のポーズで挑発」と表現される)、少し移動しては四股を踏んで、段差の下へ雷を落とす攻撃をとる。落ちた雷は左右に拡散するため近づきづらい相手。頭にトゲがついているため踏むことはできず下から突き上げて倒すのがセオリーだが、そうすると落ちてくる雷の餌食になるので手ごわい。マントマリオであれば横から倒すことができる。
ながらく一作品のみの登場であったが、『New スーパーマリオブラザーズ U』で久々の登場を果たし、以降登場回数が微増している。
アルファベットで構成された不思議な名前を持つが、『ペーパーマリオ オリガミキング』では、オリビアがこれを「カミナリきょうだい」の略と推測している。
登場作品[]
ゲーム作品[]
- スーパーマリオワールド / スーパーマリオアドバンス2
- 初登場作品。落ちた雷は地表で巨大な火柱となって燃え広がる。
- 公式イラストでは頭にトゲが描かれておらず、本作に準ずる4コマ漫画などの関連作品でも頭のトゲを描かれないことが多い。
- New スーパーマリオブラザーズ U / New スーパールイージ U / New スーパーマリオブラザーズ U デラックス
- 久々の登場。今作では名前が「KK」表記になっている。落ちた雷は地表で左右に電撃が広がり、炎は発生されない。
- 『マリオワールド』での歩行時グラフィック準拠で目が簡素になったが、同作と違い四股を踏んでいる間も目が簡素のまま。
- ロックさんみゃくの2つめの砦「まいてまいて ネジ式リフトのとりで」に登場するほか、同コースのラストにはカメックに魔法をかけられて変身したボスKKも登場。
- ペーパーマリオ オリガミキング
- オリガミ兵として登場。K.K.表記。ボスK.K.の仲間として登場するもの、同様に仲間として登場する雲に乗ったもの、オリガミ城で通常のザコ敵として登場するものの3種類が存在する。オリガミ城では回転する床を四股で回され振り落とされぬよう、気付かれずに通らなくてはいけないエリアが登場する。
- スーパー マリオパーティ
- ミニゲーム「ブルブルクイズ」に登場。四股を踏んで振動を起こす。ドッスン、バッタンと共に登場し、3体の中では振動時間が最も短い。
- ドクターマリオ ワールド
- KK表記。サポートキャラクターとして登場。ステージではクリア時にコイン5個増加、VSでは開始20秒後に、20%の確率でレインボーカプセルが出現する。
- MINECRAFT: Wii U EDITION / Minecraft: Nintendo Switch Edition
- ピグリンブルートの見た目がKKになっている。
使用技[]
- ペーパーマリオ オリガミキング
- パネルはこび(仮)
- ボス戦でのみ使用。戦闘開始時、及び第一陣のK.K.が全て倒されると、地面に降り立ったK.K.がパネルを背負い持ち去ってしまう。倒す事で持ち去られたパネルを取り戻すことができる。
- カミナリガード
- 雲に乗った個体が使用。通路に雷を落とす。雷の下を通るとダメージを受けてしまう。
- カミナリ
- 雲の個体、ザコ敵の個体が使用。四股を踏み、マリオに雷を落として攻撃する。雲に乗った個体のものは土ガミの力で床を盛り上げているとマリオに届かない。
- みんなでカミナリ
- ザコ敵の個体が使用。複数のK.K.が一斉に四股を踏み、同時に雷を落とす。
亜種・近種[]
- ボスKK
- さらに大柄となったKK。ボスを務めている。目は公式アートワーク、もしくは四股を踏んでいる間のKKに近い。
ギャラリー[]
注釈[]
関連項目[]
- ハンマーブロス、メガブロス - 英名の「Sumo Bro」や、『オリガミキング』での「カミナリきょうだい」と呼ぶセリフから、近種と思われる。
- アッパレ - 同じく『スーパーマリオワールド』で初登場したブロス系。
- かみなりジュゲム
- オシダシー - 両手でツッパリをし、英名に「Sumo」の要素が含まれるカメ族。