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『JETPAC』はUltimate Play The Gameから発売されたホームコンピューター用ゲーム、及びドンキーコングシリーズに登場するミニゲーム。
概要[]
1983年にレア社の前身であるUltimate Play The Game社によって、シンクレアZX Spectrum向けに発売されたアクションシューティングゲーム。宇宙飛行士を操作し、エイリアンを倒しながらロケットを直していく。同社の処女作でありながら当時から高い評価を得ており、第一回ゴールデン・ジョイスティック・アワードのゲームオブザイヤーに輝いた作品でもある。後にBBC Micro版、コモドールVIC-1001版も発売されており、2007年3月28日にはXbox 360向けにリメイク作『Jetpac Refuelled』が配信された。
『ドンキーコング64』にもゲーム内に移植されており、バナナメダルを15枚獲得するとクランキー・ラボで遊べるようになる。任天堂ハードで遊ぶ現状唯一の手段でもある。
ゲーム内容[]
プレイヤーは左右移動と無限ジャンプができ、画面端で一周ループするレーザーを発射できる。レーザーは長押しで発射し続けられる。固定された一画面には地面と三つの足場があり、画面端からはどんどん敵が湧いてくる。時折スコア稼ぎのためのボーナスアイテムが降ってくる。
まずプレイヤーは3つに分解されたロケットを組み立てることになる。既に一段目は設置されているので、二段目、三段目のパーツを順に拾って一段目の上に行くと組み立てができる。次は燃料を集めることになり、降ってくる燃料を6つ集めてロケットに補給し、乗り込むとゲームクリア。次の3ステージはすでにロケットが組み上がっているので、燃料を集めるだけでクリアできる。ロケットは4ステージ進むごとに分解され、再び組み立てる必要がある。全8ステージあり、最後までクリアすると最初のステージへループする。1ヒットでミスとなり、3ミスでゲームオーバー。
スコアは以下の通り。
- ロケットのパーツ獲得…100
- 燃料獲得…100
- ボーナスアイテム獲得…250
- 敵撃破(ステージ1)…25 - 斜め寄りに直進して飛び、地面や足場に当たると消える
- 敵撃破(ステージ2)…80 - 斜め45度に直進して飛び、地面や足場に当たると跳ね返る
- 敵撃破(ステージ3)…40 - 少し平行に直進した後斜め45度に向きを変えて飛び、地面や足場に当たると跳ね返る
- 敵撃破(ステージ4)…55 - 画面端で少し停滞してからこちらへ直進して飛び、地面や足場に当たると消える
- 敵撃破(ステージ5)…50 - ふわふわ不規則に飛び、地面や足場に当たると跳ね返る
- 敵撃破(ステージ6)…60 - 地面を跳ねるように放物線状に飛び、地面や足場に当たると跳ね返る
- 敵撃破(ステージ7)…25 - 斜め寄りに直進して飛び、画面端でループして、地面や足場に当たると消える
- 敵撃破(ステージ8)…50 - ふわふわ不規則に飛び、画面端でループして、地面や足場に当たると跳ね返る
『ドンキーコング64』ではスコアが5000点に到達するとレアコインが降ってきて、獲得することができる。ステージの進行度は関係ないため、レアコインの獲得だけなら1ステージ目でロケットに乗らずスコアを稼ぎ続けるだけでもよい。
関連項目[]
- DKアーケード