1-UPスタジオ株式会社(1-UP Studio Inc.)は、日本のゲーム開発会社。任天堂株式会社の100%子会社。
概要[]
2000年に任天堂100%出資の子会社・株式会社ブラウニー・ブラウンとして設立されたゲーム会社。ファイナルファンタジーシリーズのヒットにより3Dゲームに傾倒したスクウェアの運営に反対した『聖剣伝説』シリーズ開発メンバーが集まって作られた会社で、『マジカルバケーション』『新約 聖剣伝説』『スーパーマリオ 3Dランド』などのタイトルに携わった。
2013年、マリオシリーズやゼルダの伝説シリーズなど任天堂タイトルの開発協力を主軸とする方針に転換、屋号を現在の「1-UPスタジオ株式会社」に変更。この時取締役社長を勤めていた亀岡慎一を筆頭とする元『聖剣伝説』スタッフが退任し、「株式会社ブラウニーズ」を新設させた。同社のホームページには宮本茂のサインが掲載されている。
単なる受注開発だけでなく、アイデアの提案なども任天堂と相互にやり取りをしながら開発を進める、特に強い結び付きのあるメーカー。
関与したマリオ関連タイトル[]
- MOTHER3
- 主人公のリュカが大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに参戦、amiiboも発売され対応タイトルのいくつかに登場。『スーパーマリオメーカー』では原作の効果音が使用されている。
- ゼルダの伝説 トライフォース3銃士
- ハンマーブロスを模した「ハンマーのコウラ」という衣装が登場。
- リングフィット アドベンチャー
- アップデートで追加されたリズムゲームに、『スーパーマリオ オデッセイ』から2曲の音楽が収録。
- あつまれ どうぶつの森
- スーパーマリオブラザーズ35周年キャンペーンで、マリオ家具が登場。