『進め!キノピオ隊長』(Captain Toad: Treasure Tracker)は、2014年11月13日に任天堂から発売されたWii U用ソフト。2018年7月13日にはニンテンドー3DS版とNintendo Switch版も発売された。
概要[]
『スーパーマリオ 3Dワールド』に収録された「キノピオ隊長の冒険」コースを単品ソフト化した作品。『スーパーマリオギャラクシー』で初登場したキノピオ隊長を操作して、ミニチュアの箱庭ステージを回転させて様々な方向から見渡しながら探索するアクションゲーム。1994年発売の『ワリオの森』以来20年ぶりとなるキノピオの単独主役作品で、タイトルに名を冠するのは本作が初となる。引っこ抜く動作、カブの登場、最弱の敵がヘイホーであるなど要所要所で『スーパーマリオUSA』の要素が見受けられる。
ニンテンドー3DS版とNintendo Switch版にはNintendo eShopから無料体験版も配信された。ニンテンドー3DS版体験版は30回までのみ遊べる。この2つの製品版には、おまけとして『スーパーマリオ オデッセイ』のステージをミニチュア化したコースを収録。
ストーリー[]
お宝を求めて探検中の
キノピオ隊長と
キノピコ。
やっと
「パワースター」を
見つけたと思ったら、
大きな鳥の「ウィンゴ」に
キノピコごと
さらわれてしまいました!
パワースターとキノピコを追って
旅立つことになったキノピオ隊長。
でもホントにひとりで大丈夫?
Nintendo Switch / ニンテンドー3DS版 公式サイトより抜粋。
ゲーム内容[]
箱庭のコースを探索してパワースターを手に入れることが各ステージの目的。ミニチュア模型のようなコースは壁の中まで非常に入り組んでおり、Rスティック(3DS版は下画面スライド、New 3DS版はCスティックでも可)でステージを左右360°から見渡すことが攻略のカギとなる。各ステージには3つずつスーパーダイヤが隠されているほか、コインやスーパーキノコなどのアイテムも隠れている。
キノピオ隊長は荷物が重いためジャンプができず、相手への対抗手段が少ない。その代わりマリオらにはない「引っこ抜く」アクションを使用することができる。地面から生えるヒキヌケ草やそれに似た草を引き抜いてアイテムを手に入れ、それを攻略の手立てにすることができる。
登場キャラクター[]
味方キャラクター[]
- キノピコ
- キノピオ隊長と共に探検中、発見したパワースターをウィンゴに奪われ、取り返すためパワースターにしがみついたところそのまま連れ去られてしまう。
- 青キノピオ
- メガネをかけたキノピオ探検隊の一員。出会うとスーパーダイヤやスーパーキノコ、1UPキノコをくれる。
- 黄色キノピオ
- 仰向けになって眠っているキノピオ探検隊の一員。
- 緑キノピオ
- 常に本を読んでいるキノピオ探検隊の一員。
敵キャラクター[]
ザコ敵[]
- アリへい
- ウーガンフィッシュ
- ガボン
- カメック
- キョロへい
- キラー
- クリボー
- サーチキラー
- タワークリボー
- チョロボン
- ツッコンドル
- でかテレサ
- でかパックンフラワー
- テレサ
- テレン
- テンテン
- ドロへい
- ヌックン
- ネコクリボー - Wii U版のおまけモードで遊べるコース「スーパーベルの丘」でのみ登場。
- のびのびパックン
- パタテンテン
- パックンフラワー
- ハッチン - Wii U版のおまけモードで遊べるコース「砂漠のツッコンドル遺跡」でのみ登場。
- ハンマーブロス
- ファイアパックン
- ファイアブロス
- プクプク
- ブル
- ヘイホー
- マネミー
- モーキン
- モクドン
- モコモコ - Wii U版のおまけモードで遊べるコース「影の路地裏」でのみ登場。
ボスキャラクター[]
- ドラゴドン - 体験版ではラストボス。
- ウィンゴ - Nintendo Switch限定の有料DLC「特別編」でも最後ではないが対決。
アイテム[]
- スーパーダイヤ
- コイン
- スーパーキノコ
- 1UPキノコ
- ゴールドキノコ
- スーパーツルハシ
- ダブルチェリー
- 無敵キノコ
- 鉢植えパックン - Wii U版のおまけモードで遊べるコース「影の路地裏」でのみ登場。
ステージ[]
関連作品[]
- おすそわける メイド イン ワリオ
- プチゲーム「進め!キノピオ隊長」を収録。地面を動かして、キノピオ隊長がスターに到達できる道筋を作れば成功。
関連記事[]
- キノピオ隊長
- キノピオ隊長の冒険
- いっせいトライアル - 第1回の対象作品だった。
テンプレート:進め!キノピオ隊長