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コンテンツ > 技・能力 > 最後の切りふだ
Non mario この記事はマリオシリーズに関連しない事も含まれる事柄についての記事ですが、マリオペディアではマリオ関連についてしか記述していません。また、編集の際はマリオに関連しない方面へ内容を発展させないようにしてください。

最後の切りふだ(さいご - き - 、Final Smash)は、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズで使用できるアクション

概要[]

大乱闘スマッシュブラザーズX』で初登場したアクション。虹色に輝くスマブラマークを象ったアイテム「スマッシュボール」に攻撃を行い、叩き割った者が使用可能となるアクションで、使用可能の状態でスティック入力を入れずに必殺ワザのボタン(Bボタン、1ボタン他)を押すことで発動する。派手な演出とともに極大な威力もしくはその後の展開が有利になる大技が繰り出され、試合を大いに盛り上げる。

スマッシュボールを取得する以外には、多人数での対戦時にピンチのプレイヤーが撃墜されると切りふだスタンバイ状態で復活する「てかげん最後の切りふだ」、『SP』で実装された攻撃や時間でゲージがたまると切りふだが使用可能になる「チャージ切りふだ」などのシステムがある他、『SP』ではアイテムのモンスターボールから出現するポケモン"ビクティニ"が、呼び出したプレイヤーを特性"しょうりのほし"で切りふだスタンバイ状態にさせる力を持つ。

公式表記は「最後の切りふだ」であり、「切り札」でも「きりふだ」でも「最期の切りふだ」でもない。

マリオキャラクターの最後の切りふだ[]

『X』での切りふだ[]

マリオファイナル
マリオのワザ。両手から前方に2つの炎の柱を螺旋状に飛ばして攻撃する、ファイアボールを拡張させたオリジナルワザ。
大きなファイアボールを複数放つという点で『スーパーマリオRPG』におけるファイアボール系スペシャルわざとの関連性を見出すユーザーもいる。
ネガティブゾーン
ルイージのワザ。民族的なアレンジがなされた『ルイージマンションのテーマ』をBGMにルイージが奇妙な踊りを披露すると、ルイージを中心に不気味な空間が展開される完全なオリジナルワザ。ゾーン内に侵入している他ファイターは継続ダメージやお花、眠り、ふらふら等様々な状態異常を負うので、その間に強い攻撃を浴びせるのが使い道。
『for』以降はオバキュームに変更されたが、同じく『for』から登場するアシストフィギュアアシュリーが似た効果を持つ(踊りはしない)。
ピーチブラッサム
ピーチのワザ。ピーチがダンスを披露することで「ピーチワールド」が展開され、他のファイター全員を眠りに誘うオリジナルワザ。ダンス中は『スーパープリンセスピーチ』の公式アートワークを彷彿とさせる2Dイラストのピーチを描いたきらびやかなフレームが画面の周囲を囲う。眠りについたファイターを撃墜するもよし、なぜか周囲に出現する桃を食べて回復に徹するもよし。
『X』では降ってくる桃は普通の果物より少し大きいほどの大きさしかなかったが、『for』以降は携帯機に対応した影響か、桃の大きさが極端に大きくなり視認性が増した。
ピーチのマイペースな性格を表現したものとされる。他、『スーパーマリオRPG』で味方の回復技や相手を眠らせる技を用いていたことなども由来と考えられるか。
ギガクッパ変身
クッパのワザ。前作『DX』でボスとして登場したギガクッパに変身し、傍若無人に暴れまわる。変身中はプレイヤーが操作可能で、コマンドはファイターのクッパとおおむね同じ。極端に体が大きくなるほか、ひるまない、吹っ飛ばないなどの恩恵を受ける。ファイターとして操作できる以上、落下ミスなどには注意。
タルコンガビート
ドンキーコングのワザ。背後からタルコンガを取り出して『JUNGLE LEVEL』のアレンジに合わせて演奏し、その音波で広範囲を攻撃する。リズムに合わせてプレイヤーがボタンを押すことで音波の範囲が増大。ドンキーの動きもダイナミックになっていく。
『for』では開発にバンダイナムコが関わっているためか、原作『ドンキーコンガ』の音符マーカーが出現する。必ずしも色に対応したボタンを押す必要があるわけではない。
バレルジェットパニック
ディディーコングのワザ。バレルジェットと2丁のピーナッツ・ポップガンを携え、スティックで自由に空を飛び回りながらボタンでピーナッツを乱射する。
操作感は大きく異なるものの、装備の仕方は原作『ドンキーコング64』に限りなく近い。
スーパードラゴン
ヨッシーのワザ。大きな白い翼を生やし、スティックで空を自由に飛び回りながら口から炎を吐いて攻撃する。空中移動は比較的遅めで、火炎攻撃は放置や移動で児童の火炎放射、ボタン入力で前方に炎の玉を吐き出す。時間切れになると翼は消えその場から落下が始まるため、最終地点はなるべく下に地面の見える位置で終えると望ましい。
翼が生え、炎を吐くというのはいずれも『スーパーマリオワールド』で使用可能なアクション。地響きは使用しない。
ワリオマン
ワリオのワザ。ニンニクを食べてワリオマンに変身し、驚異的な身体能力を得る。コマンドはファイターのワリオと変化がないが各種ワザの性能が大幅に変化しており、弱攻撃は連打が可能、横スマッシュ攻撃は大きく横にスライド、上空中攻撃連打で空中を移動する、横必殺ワザは速度がつきすぎて制御不可能など、スマブラワリオの破天荒なコンセプトをさらにわかりやすく表現している。
『for』ではどういうわけかショルダータックルが消滅した為、横スマッシュ攻撃のスライドはなくなっている。
『SP』では操作を行うタイプの最後の切りふだが全撤廃されワザの内容が変更。前方に突進を行い、当たった相手に向かって大量に分身で乱打を浴びせてから特大のオナラでフィニッシュという演出系の切りふだととなった。最後のオナラとワリオ本人のオナラの溜まり具合は関与しない。
原作とは変身の仕方が異なるが、これについてピットのスマッシュアピールにて「マンドラゴラのせいで変身能力がついたのかも」というオリジナルの理由付けがなされている。

『for』での切りふだ[]

オバキューム
ルイージの切りふだが変更。『ルイージマンション2』デザインのオバキュームを装備し、周囲をやみくもに吸い込んでファイターを巻き込んでから斜め上に吹きとばす。
『SP』ではオバキュームが『ルイージマンション3』デザインに変更。デザインごとにオバキュームの名前が異なる海外版では、切りふだの名前も異なっている。
パワースター
ロゼッタ&チコのワザ。巨大なパワースターを上空に召喚し、周囲に大量の星をばらまいて攻撃を行ってから、最後にスターの爆発で一気に相手をふっとばす。スター出現中もロゼッタとチコは移動可能なため、他のファイターを投げやスマッシュ攻撃でスターに巻き込むように動いてもよい。
ニセマリオペイント
クッパJr.のワザ。ニセマリオに変身してマジックブラシで画面に大きなバツ印を描き、インクに触れている相手を連続ヒットで拘束して最後に爆発してふっとばす。試合中のカメラの移動に関係なく画面にインクが描かれている範囲が攻撃対象となるため、広いステージで画面を広く扱っているほどよけやすい。
選択したカラーがクッパ7人衆であっても関係なくニセマリオに変身する。ワザ名は『マリオペイント』を彷彿とさせる。

『SP』での切りふだ[]

ビートラッシュ
ドンキーコングの切りふだが変更。「よりスピーディーに」というコンセプトの元、目の前の相手に素早く連続パンチをお見舞いしたのちアッパーでフィニッシュ。
ドンキーコングジャングルビート』の戦闘を意識したもので、パンチ時にはタルコンガの連打音が鳴る。
あつまれヨッシー
ヨッシーの切りふだが変更。操作を行うタイプの最後の切りふだが全撤廃されたため、前方に突進を行い、当たった相手に向かって大群のヨッシーが押し寄せ全員で踏みまくるという演出系の切りふだととなった。
演出時の映像は『スマブラDX』のオープニング映像をそのまま再現したもの。ヨッシーが集団で押し寄せるというワザの内容は『ペーパーマリオRPG』でチビヨッシーが使用する「たいぐんヨッシー」との共通点がある。
ギガクッパパンチ
クッパの切りふだが変更。操作を行うタイプの最後の切りふだが全撤廃されたため、ギガクッパに変身したうえでさらに巨大化して画面の後ろへ移動、手前へ向かってパンチを繰り出し相手を攻撃する。当たった位置で吹っ飛ぶ方向が変化するほか、ダメージが100%を超えている相手はパンチのヒット時に即座に画面張り付きKOとなる。
桜井政博は巨大化の様子を「『ヨッシーアイランド』のクッパのようなでかさ」と表現している。
ハイパーバレルジェット
ディディーコングの切りふだが変更。操作を行うタイプの最後の切りふだが全撤廃されたため、バレルジェットで激しく画面を縦横無尽に飛び回り体当たりで相手を拘束したのち、墜落による大爆発で大きくふっとばす。
グランドスター
ロゼッタ&チコの切りふだが、出現するスターの種類のみ変化。
ボスパックン
パックンフラワーのワザ。ボスパックンを召喚し、ボスパックンが両腕に持ったカゴで相手を捕まえてからカゴに向かって左右に火炎放射をしたのちカゴを破壊して中のファイターごと周囲の相手をふっとばす。変身系切りふだではないのでボスパックンの出現中もパックン自身が移動可能で、カゴを吊り下げている間のボスパックンはファイターのパックンに追従して左右移動やジャンプを行う。相手ファイターをボスパックンの攻撃の射程内に収めるよう発動後の調整が可能、ということになる。
カゴを持ったボスパックンの風貌や動きは『スマブラX』の亜空の使者でボスとして登場したときのものを再現。

余談[]

  • 実装は『X』からとなった最後の切りふだだが、その構想は初代64版の時点で存在していた。そのため後続の作品でボイスの新規収録がされなかったキャプテン・ファルコンやピカチュウにも、64版のボイス収録時に用意していた最後の切りふだ用のボイスがそのまま利用できたという逸話がある。

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