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ワリオシリーズ > 怪盗ワリオ・ザ・セブン

テンプレート:コンピュータゲーム 怪盗ワリオ・ザ・セブン(かいとうワリオ・ザ・セブン)は、2007年1月18日任天堂から発売されたニンテンドーDS用のアクションゲームである。

2005年10月15日東京で行われたニンテンドーDS Conference! 2005秋で初公開された。

タイトルの「セブン」は、怪盗ワリオから7種類のワリオに変身できることと、今作がワリオランドシリーズ通算7作目にあたることから付けられた[要出典]

この記事は日本で発売・公開されて間もない作品についての記事です。ネタバレを防ぐため、当該作品の内容に踏み込んだ記述は発売・公開の一か月後に行うものとします。

ストーリー

いい儲け話やお宝の情報はないかとテレビを見るワリオ。しかし、いい情報はなく退屈なばかり。

そんな中、たまたまチャンネルを変えたら「紳士怪盗アルデンテ」という怪盗のアニメが放送されていた。暇つぶしを兼ねて見始め、「このテレビの中のお宝が手に入れば」と思うワリオ。ふと、ワリオにある考えがひらめき、大急ぎで何かを作り始める。

完成したのがテレビの中に入るマシン「テレメット」。これを使ってテレビの中のお宝を手に入れようと考えたのである。

そしてワリオは見事にテレビの世界に中に入る事に成功。本来の番組の主人公アルデンテから変身能力を得る生きた杖「ステッキオ」を強奪して「怪盗ワリオ」へと変身。どんな願いも叶えるという伝説の秘宝「ウィッシュストーン」を狙い、新たなワリオの冒険が始まる。

変身

画面上のワリオにタッチペンで特定の記号を描く事で、様々な能力に特化した姿に変身する。「怪盗ワリオ」以外はマスタージェムで手に入れる、または強化する。

怪盗ワリオ:チェックのマークを描いて変身
基本となる姿で、覆面を被ったワリオ。
変身の中で最もジャンプ力があり、しばらく走り続けるとダッシュができる。ワリオ以外をタッチすると進行方向にショルダータックルをする。
スペースワリオ:○を描いて変身
宇宙飛行士の姿に変身する。
タッチした場所にレーザーを放てる。のちに反射レーザーを発射するように変化する。
グラフィティワリオ:マスを描いて変身
画家の姿に変身する。
□を描いた場所に足場として使えるブロックが出る。マスを描くと最後に通った帽子型スイッチまで行けるドアを出せる。のちにブロックを同時に3つまで作れる能力と、体力回復用ハートを描く能力が追加。グラフィティワリオは一切動く事ができないという特徴がある。
ドクターワリオ:虫眼鏡のマークを描いて変身
科学者の姿に変身する。
見えなかった道や仕掛けが見えるようになる。後にパンチグローブ付きマジックハンドで攻撃が可能になるとともに、壁面のスイッチを押したりヒビのある壁を壊すなどできるようになる。
なお、実は本作以前にも『メイド イン ワリオ』では「ドクターワリオ」というキャラが登場したことがある(これは『Dr.マリオ』のパロディで、医者の姿である)。
ビリビリワリオ:稲妻を書いて変身
アメリカン・コミックスのヒーロー風の姿に変身する。
暗い場所を明るくでき、暗闇中のドアや宝箱を開けられるようになる。ワリオ以外をタッチすると広範囲を明るくできる。のちに周囲の敵に電撃弾を発射し攻撃する能力が追加される。
キャプテンワリオ:つを前方に書いて変身
海賊の姿に変身する。
水面にいるときにワリオ以外をスライドすると、腰に付いたオールで水流に逆らえる高速移動ができる。のちに潜水艦になって水中を自在に移動できるようになるとともに、魚雷を発射することができる能力を得る。
ダイナソーワリオ:<を後方に書いて変身
恐竜の着ぐるみを着たような姿に変身する。
火を噴いてブロックなどを壊す。最初は赤色だけだがのちに青色も可能に。また体重が重いため、薄い足場に乗ると足場をすり抜けて落ちる特徴がある。マグマの中でもダメージを受けない。
フライングワリオ:三角を書いて変身
翼を持つ悪魔のようなタイツ姿に変身する。
ニンテンドーDS本体のマイクに息を吹きかけると空を飛ぶ。最初は上下のみだが、後に左右にも飛べる。ジャンプはできない。

操作方法

十字ボタンの左右、ボタンAY:移動
下、B:しゃがむ
上、X:ジャンプ

登場キャラ

ワリオ以外の各項目の内部リンクはそれぞれ同名のもの。

ワリオ
本作の主人公。テレビ内のお宝欲しさから自分が発明した「テレメット」でテレビの中の世界に入った。
怪盗アルデンテからステッキオを強奪して「怪盗ワリオ」となり、お宝ウィッシュストーンを狙う。
アルデンテ
ワリオが進入したテレビアニメ「紳士怪盗アルデンテ」の本来の主人公で、怪盗家系のアルデンテ一族の新米当主。
肥満体で、オネエ言葉で喋る。ステッキオの本来の持ち主で、ワリオからどうにか取り戻そうとする。
ステッキオ
アルデンテ一族に伝わる、言葉をしゃべるステッキ。宝石を食べると魔力を取り込む。持ち主を変身させる能力を持っている。
カルパッチョ
「ヨロイ財団」という組織の総帥にして天才科学者。ストーリー途中からウィッシュストーン争奪戦に姿を見せる。
おしゃれにうるさいナルシストで、やたらカメラ目線でウインクする。
砂漠の王
地下ピラミッドに住む幽霊の一種。昔、欲に駆られ悪魔を呼び寄せ、国民、果ては己の魂までその悪魔に食われてしまった。
生前は欲深同士ワリオと似ていたのか、鼻毛を伸ばしたり鼻クソを飛ばしたりして攻撃するなど下ネタが目立つ。
マルゲリータ
炎の山とお化け屋敷で助けてくれる金髪の美女。何故かワリオに協力的で、その正体は…。
マルゲリータは実在する女性名だが、アルデンテとカルパッチョがイタリア料理関連なので、ピザのマルゲリータが元ネタの可能性が高い。

ウィッシュストーン碑文の要約

この記事は日本で発売・公開されて間もない作品についての記事です。ネタバレを防ぐため、当該作品の内容に踏み込んだ記述は発売・公開の一か月後に行うものとします。

本作の最大の宝であるウィッシュストーンは最初は文字がかすれて読む事が出来ないが、終盤何が書かれていたか判明し、要約すると下のような内容が刻まれている。

砂漠の王が欲に駆られて悪魔(マルゲリータ)を呼び、全ての民の魂を喰らい、砂漠の国は死の砂漠となる。そうしてあるとき現れた男が言葉巧みに悪魔を油断させ、石版「ウィッシュストーン」に封じ、5つに分けた。そして、終わりは石版を全て集めた人へ、悪魔を滅ぼせとの願いで締められている。

つまりウィッシュストーンは願いを叶える秘宝ではなく、女悪魔マルゲリータを封印したものだった。マルゲリータがワリオに協力したのも、自分の封印を解くためだった。炎の山などは闇の力が強く、封印中でも一時的に実体化できたらしい。

そしてその封印した男とは遠い昔のアルデンテ家党首であり、それがステッキオの正体だった。マルゲリータに近づきステキパワー(変身能力)を得たステッキオはそれを利用しマルゲリータを封印。当時のヨロイ財団にウィッシュストーンの封印が解けないよう監視を頼み、自身もステッキオへと姿を変えて子孫を陰ながら操って、ウィッシュストーンが集まらないようにしていた。

だが、類まれな強さと欲深さを持つワリオと出会ったステッキオは、ワリオにウィッシュストーンを集めるようワザと誘導してマルゲリータを倒させようとした。

テンプレート:ネタバレ終了

外部リンク

テンプレート:Video-game-stub sv:Wario: Master of Disguise

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