半当たり地形(はんあ - ちけい、Semisolid Platform)は、マリオシリーズに登場する地形。
概要[]
「横から接触しても判定が無いが、上から乗ることができる地形」という、2Dアクションゲームでは当然のものとなっているオブジェクト。下からジャンプで突き抜けられることも特徴で、要素としてはすり抜け床に背景が付随しているようなもの。マリオシリーズでは『Super Mario Bros. 2』(=『夢工場ドキドキパニック』)でこの特徴を持つ地形が初登場し、以降全作品に登場する。アクションゲーム全体では、初代『スーパーマリオブラザーズ』以前の作品である『パックランド』でも類似する特徴の地形は登場していた。
「半当たり地形」という名称は『スーパーマリオメーカー』の公式ガイドブックなどで初使用されたもの。『スーパーマリオメーカー 2』ではゲーム内にも名称が登場する。
『スーパーマリオブラザーズ3』で初登場したカラフルなネジつきの箱状の地形がこの特徴を持つことが多い。
当記事では半当たりの特徴を持つか否かに関わらず、この箱状の地形の登場作品を以下に記載する。
登場作品[]
- 夢工場ドキドキパニック / スーパーマリオUSA / スーパーマリオアドバンス
- 初登場作品。
- スーパーマリオブラザーズ3 / スーパーマリオアドバンス4
- カラフルな箱の地形が初登場。
- W1-3の中盤に登場する白いものの上で一定時間しゃがみ続けることで背景の裏側に行くことができ、そのままゴールへ向かうことでワープアイテムの笛を入手できる。
- スーパーマリオワールド / スーパーマリオアドバンス2
- 上部が坂になったものなども登場。
- スーパーマリオコレクション
- 『3』『USA』に登場。
- New スーパーマリオブラザーズ U / New スーパールイージ U / New スーパーマリオブラザーズ U デラックス
- スーパーマリオメーカー / スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS
- 『マリオ3』スキンで白いものを設置し、そのうえでしゃがむと、原作で裏側にすり抜ける裏技のオマージュとして、小さくジャンプをする。
- スーパーマリオメーカー 2
- 『スーパーマリオ 3Dワールド』スキンでは、壁の一番上にすり抜け床が配置されるという理屈が通る物体になる。壁部分はネコマリオで登ることができ、敵パーツのネコクッパも登ってくる。
- マリオカートDS
- コース「エイトクロスサーキット」の背景に登場。
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
- 対戦ステージ「野原」「マリオUワールド」では地形として、「エイトクロスサーキット」(マリオサーキット、マリオサーキット(X))では背景として登場。
- Celeste
- 『マリオ3』の白いブロックが1つだけステージ上に登場。上に乗って下キーを押し続けることで原作同様裏側に回ることができ、この裏技がアイテム回収のために必須となる。
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