『ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝』(- たから、Wario Land 4)は、任天堂より2001年8月21日に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフトである。
概要[]
『ワリオランド』シリーズの5作目。ゲームボーイの『2』と『3』で不死身になっていたワリオが『アワゾンの秘宝』ぶりにライフ制を導入し、ライフが0になるとミスとなりステージから強制的に退出させられ報酬も没収される。
エントランスから4つの通路が伸びており、各通路に4つのステージと1つのボスステージが存在。各ステージはスタート地点とゴール地点が同じ場所になっており、「スイッチ」を踏むとスタート地点に出現する渦巻きゲートに入ることでステージクリアとなる。しかしただステージをクリアするのみでは次のステージに進むことはできず、次のステージに進むためには「カギのはし」を、ボスステージに行くためには各ステージに4つずつある「宝石のかけら」を回収する必要がある。スイッチを踏むとカウントダウンが開始され、それまでに渦巻きゲートへ向かわなくてはならず、カウントダウンが0になると手持ちのコインが無くなっていき、コインすらも0になるとタイムアップとなりステージがやり直しとなる。すべての通路のボスを撃破すると最終ボスにつながる通路が解放される。
ボーカル付きのBGMなどマリオシリーズをはじめ他のシリーズ作品と一線を画す世界観が特徴で、ステージの中に登場する「時のCD」を回収することでステージBGMがサウンドルームで聴けるようになる。
ストーリー[]
2001年8月21日 小鳥のさえずりが聞こえてくるのどかな朝、オレ様は秘密のアジトで鼻クソをほじりながら朝刊を眺めていたんだ。「なっ、なっ、なっ~、なっ~に~!」オレ様は驚いた!!新聞のある記事を見たとたん、オレ様はあまりの驚きで手に付いていた鼻クソを食べてしまったんだ!「げぇ~!まず~!鼻クソなんてどうでもいい!」なんとその記事は『伝説のピラミッド発見!!!』の見出しだ。なになに~、記事を読むと、この遺跡は、かつてこのあたりを治めていた王の姫「ショコラ」の眠るピラミッドだったのを、ごう慢でわがままな金の亡者“ヨーキ”が乗っ取った呪いの遺跡だ~?!どうやらまたもお宝の臭いが…?「へっ、へっ、へっ~」不気味な笑いを浮かべるオレ様の頭の中には、すでにお宝の事しかなかったのだ!いつもの日課のウンチも忘れ、自慢のワリオカーに飛び乗り『黄金ピラミッド』をひたすら目指すオレ様である!「お宝はすべてオレ様がいただくぞー!フンガー!」
キャラクター[]
- ワリオ
- 主人公。財宝を狙いピラミッドに訪れる。
- 黒ネコ
- ワリオを追ってピラミッドへやってきた謎の黒ネコ。
- アレヲ=シタイン博士
- ピラミッドの探索をしている推定年齢90歳の考古学者でマサカーチョット工科大学名誉教授。
- 後述の「アイテム」の項のように、ゲーム中ではワリオに投擲アイテム扱いされている。エンディングでは崩壊するピラミッドからちゃっかり脱出している。
- 元々はゲームボーイで発売された『カエルの為に鐘は鳴る』に登場したキャラクター。
- ヨーキ
- 本作のラスボスである、遺跡を乗っ取った傲慢な悪霊。
- ショコラ姫
- ピラミッドで眠る姫。
ステージ[]
ピラミッド内のステージをクリアしていき、各ステージのボスと倒すことで、最終ボスステージの扉が開く仕掛けとなっている。
ステージはマップ上の「つうろ」中にあり、マップ上にはステージは存在しない。
マップ上[]
- サウンドルーム
- 「時のCD」を入手する度にひとつずつ表示される曲16曲と全ステージで1万コイン入手することで表示されるカラオケ1曲の全17曲集まっている。曲の内容はシュールなBGMがほとんどであり、その内容や表示されるPVのような画像は後の『メイド イン ワリオ』に繋がるものがある。
全てのステージで、10000コイン以上入手してクリアすると、カラオケモードなるもう一つの曲が聞けるようになる。「EXIT」の上にカーソルを合わせL、R、上、スタート、セレクトボタンを同時に押すと、スコアに関係なくカラオケモードを出現させられる。また、L,Rボタンでボーカル入りと切り替え、方向キー↑、↓でキー、←、→でテンポを切り替えることができる。
ピラミッド上のつうろ[]
基本的に1つの通路に4つのステージが存在する。これらをクリアすることでミニゲームとボスステージをプレイすることが出来るようになる。
- さいしょのつうろ
- 最初に開いているつうろ。チュートリアルの「はじまりのいせき」ステージのみ。このつうろのボスを倒すことで、以下の4つのつうろが開く。
- みどりのつうろ
- 自然をテーマにした比較的簡単なステージ。最も簡単な「ヤシのきじま」、花からコインが取れる「おはなばたけ」、森の中を泳ぐ「なぞのちていこ」、アクション性の高い「あめのジャングル」の4つのステージがある。
- あかのつうろ
- 機械をテーマにしたステージ。巨大ピストンやベルトコンベアのある「あやしいこうじょう」、粗大ゴミを破壊しながら進む「ひみつのはいきぶつしょりじょう」、氷に関するトラップの多い「-40℃のれいぞうこ」、ボールを的に入れて進む「ピンボールタワー」の4つのステージがある。
- きいろのつうろ
- おもちゃをテーマにしたステージ。様々な積み木を利用しながら進む「つみきのおしろ」、すごろくで止まったマスによって行動範囲の広がる「すごろくのくに」、敵が次々と召喚される「らくがきのもり」、急がないと道が開かない「ドミノストリート」の4つのステージがある。
- あおのつうろ
- 怪奇現象をテーマにしたステージ。奇妙な幽霊がさまよう「みかづきのゴーストタウン」、魔法の絨毯が攻略のカギの「アラビアンナイト」、スイッチを押すとステージ内が変わってしまう「ほのおのどうくつ」、複雑な構造の「ホラーマンション」の4つのステージがある。
- おうごんのピラミッド
- 上記全てのつうろのボスを倒すと入れる。スタートと同時にカウントダウンが始まる「さいごのつうろ」をクリアすると、ラスボス、ピラミッドの主「ヨーキ」との対決となる。
ステージ内[]
- 渦巻きゲート
- スタート地点かつゴール地点である。スタート直後は閉まっているが、ステージ内のスイッチを押すと開く。
- スイッチ
- 渦巻きゲートを開くためのカエルの形をしたスイッチ。踏むと同時にカウントダウンが始まり、制限時間内にゲートまで戻らないといけない。
時間内に戻れないと、ステージ背景が白黒になり、所持中のコインが減少していく。完全になくなるとステージから追い出され、やり直しになる。 - また、制限時間作動中は帰るルートが行きのルートと異なることがあり、スイッチを押す前と違いが出る。
リアクション[]
これまでの作品と同様に様々なワリオの変身を楽しめる。使いこなさないとクリアできない。
- 潰れる(ペッタンコワリオ)
- ピストンで潰されるとぺしゃんこになり、狭いところも穴を気にせず歩けるようになる。落下速度がとても遅くなるほか、落下中に左右移動できる。「あやしいこうじょう」または「すごろくのくに」で使用可能。
- 太る(デブワリオ)
- リンゴスキーの投げるリンゴを食べると変身。しばらく動きが遅くなり、ジャンプ力が半分以下になるが、ジャンプでスーパーヒップアタック級の地響きを起こすことができ、歩いているだけで無敵になれる。水の中に入るかしばらく方向キー横かAボタンを押しつづけると元に戻る。ちなみにワリオ曰く、リンゴは1個ではなく、100個重なっているとのこと。
- 燃える(アッチッチワリオ)
- 火炎壷などの出す火で変身。しばらくの間ダッシュ位の速度で走る。ジャンプ以外はできないが、変身中は敵の攻撃を受け付けない。壁にぶつかると向きが変わる。3回目にぶつかると火だるまになり、無敵状態になり、赤いブロックを破壊できる。一定時間経つと焦げて元に戻るが、水に入るだけでも戻れる。
- ゾンビ(ゾンビワリオ)
- スケルトンバードの出す息で変身。動きは遅いが、無敵状態になれる。下からスルーできる床の場合はその床の上でジャンプするだけでくぐりぬけられる。水に入るか光に当たると元に戻る。
- 顔が膨らむ(バルーンワリオ)
- ハッチの尻にある針、またはボウバルーンの矢に触れると変身。敵の攻撃を受けない。方向キーで方向調整、Bボタンで方向調整、B連打で加速。天井にぶつかると元に戻るが、決して無敵状態ではないのでトゲにあたるとダメージを受けてしまう。
- 跳ねる(ボヨヨーンワリオ)
- メンハンマーにより変身。バネのようになり、天井にぶつかるまで上に跳んでいける。ブロックを連続して壊せるが、青いブロックの場合は壊せても元に戻ってしまう。天井にぶつかると落下する。落下中は操作できないが着地後に元に戻る。
- 氷漬け(フリーズワリオ)
- 冷気を受けることで氷付けとなり、通路を滑っていく。壁にぶつかるまで操作できないが、無敵状態でトゲも通り抜けることが出来る。
- 雪だるま(スノーマンワリオ)
- 落ちてくる雪に当たると変身。デブワリオ同様に地響きを起せるほか、坂の上で雪球になって強制的に転がされる。雪球状態でしか壊せないブロックが存在する。
- ドラキュラ(コウモリワリオ)
- プチキュラに触れるとコウモリに変身する。無敵状態になれるほかAボタン連打で空を飛ぶことができる。水に入るか光に当たると元に戻る。
- 泡に閉じ込められる(アワ、アワ、ワリオ)
- 水中で泡に触れるとその中にとらわれて、水面まで強制的に浮かび上がることになる。泡に入った状態では左右の操作が少しきく他、水流に逆らって移動出来るメリットがある。水面に浮かび上がるか天井にぶつかることで開放される。
アイテム[]
- カギのはし
- 次のステージに進むためのカギであるお化けのようなもの。これを入手しなくてもゴールすることは出来るが、次のステージには進めない。
あるステージではカギのはしが特定の敵に拉致されることがある(取り返すこともできる)。 - 宝石のかけら
- ボスの部屋の扉を開くために必要。各ステージに4つずつ配置されている。
- 1ステージ4個×全ステージ数集めないとボスの扉が開かない。
- 時のCD
- 持ち帰るとマップ上のサウンドルームで聞くことができるCDの量が増える。さいしょのつうろ・おうごんのピラミッドにはない。
- 宝箱
- さいしょのつうろ以外でのボスとの戦いで3個ずつ得られる。ただし制限時間が少なくなると宝箱は一つずつ消えていく。最終的に入手した宝箱の数によってエンディングが変わる。
- ハート
- ワリオの回復アイテム。箱の中のハートは全回復。8個までためられる。しかし攻撃されるたびに1つ減り、0になるとステージを追放される。
- ライフ
- 敵を倒すと出現する赤い球。ハートゲージの下にライフゲージがあり、8個集めると1つハートが増える。だが、ハートがいっぱいのときは増加せずに8個のままとなり、その次からは倒した敵が落とすアイテムのライフが代わりにシルバーコインになる。
- コイン
- 敵を倒す、ブロックを壊すなどで出現する。スモール(10)、ブロンズ(50)、シルバー(100)、ゴールド(500)の4種。
- 宝石
- ブルークリスタル(10)、レッドクリスタル(100)、ダイヤモンド(1000)がある。ダイヤモンドは非常に取りにくい場所に置かれているが、げきむずモードなどで別のモードのときに宝箱があった場所に代わりにおかれていることもある。
- シタイン博士
- 持ち上げて投げることが出来、本人も歩いて移動するため、こみいった仕掛けを解くためには彼を利用しなければならない。
- 高齢の学者にしては耐久力があり、何をしても倒せない。攻撃するとひっくり返り動けなくなるが、しばらくすると起き上がる。重さは軽く、ワリオが持ってもらくらく移動できる。また、起き上がって歩いている間でも、ヒップドロップで小さな地響きを起こすだけでひっくり返し、強制的に移動させられる。
ミニゲーム[]
今作ではステージ中で集めてコインを用いてミニゲームが出来る。料金はどのゲームも一律一回5000コイン。但し、最初のボスを倒すまでは一回2000コインに値下げされている。
- ワリオホームラン
- ピッチャーの投げるボールをホームランすることを狙う野球ゲーム。スリーストライクで終了。ホームランを打つたびに難易度が上がり、ピッチャーのサイン(頭を動かす。何回も見ているとどういう仕組みかが分かる。)によって消える魔球や止まる魔球も登場する。3回ホームランするごとに1コイン獲得。9回ごとにチアガールが登場する。げきむずモードではピッチャーが女の子になる。
- ワリオホッパー
- 音楽のリズムにあわせて障害物をジャンプで避けていくミニゲーム。1つのメロディが終わるごとに走行速度が上昇する。障害物にぶつかると終了。15回跳ぶたびに、1コイン獲得。
- ワリオルーレット
- 最初に表示された顔を、後からルーレットでそろえるミニゲーム。3回クリアするごとに1コイン。一回でも間違えた時点で終了。正解するたびに記憶する時間が短くなり、10回正解すると記憶時間は元通りになるが、選択肢が一つ増える。
アイテムショップ[]
ボスステージの前にある。ミニゲームで入手したメダルで、ボス戦用のアイテムを購入できる。ショップ店員と思われる人物がおり、アイテムを購入するとボス戦まで付いてきてそのアイテムを使用したり、変身してボスの体力をある程度減らしてくれる。高価なアイテムほど効果は高い。またボスによってアイテムの効力は異なる。
敵キャラクター[]
倒せる敵[]
- 面ヤリ
- お面をかぶりヤリを持った敵。赤と青のときは方向転換するときにヤリを振り回す。ヒップアタックの振動で、黄、青、赤と強い順に色を変える。赤の時に倒すとシルバーコインを出す。
- まるメン
- ただ歩いているだけの敵。ヒップアタックで紫、赤に色を変える。赤の時に倒すとブロンズコイン。
- トツメン
- お面の上に刃が付いている。近づくと刃をこちらに向けて突進してくる。歩いている間は踏む、ヒップドロップなどの攻撃が通用せず、ワリオ自身がダメージを受ける。
- ハリメン
- トゲの生えた甲羅を背負っている。ヒップアタックでひっくり返し上からのヒップアタックで倒せる。(下から頭突きしてもひっくり返すことができる。)
- ハリメンゼット
- 黒い甲羅のハリメン。スーパーヒップアタックでないとひっくり返せない。高価なコインを出す。(下から頭突きしてもひっくり返すことができる。
- イモムシ
- 地面を這っている。攻撃はしてこない。
- シエラグッチ
- 海底にいる貝。近づくと浮かんで噛み付いてくる。下からの頭突きで倒す。
- グギョ
- 前、上にトゲの生えた魚。進行方向から近づくと突進してくる。腹からの頭突きで倒す。
- トバワニ
- 水中ゴーグルをはめたワニ。水面を左右に泳ぎ、上を通り過ぎると飛び上がって攻撃してくる。上にいるとジャンプして襲ってくる。
- もぐらメン
- ドリルのお面を付けたモグラ。地中からトゲを排出してくる。ヒップアタックの振動で地上に出してから倒す。
- トゲロボ
- トゲの生えた頭を転がしてくるロボット。本体の前面にもトゲがある。後ろから攻撃するか、頭を投げた後の胴体にヒップアタックをすると倒せる。
- ペットボトム
- トゲのボトルキャップを付けた歩くペットボトル。
- でんでん
- 下記のキヨブーの落とす、トゲの生えたデンデンムシの甲羅に入ったブタ。顔以外は触れるとダメージを受ける。
- ぶたたび
- 下記のキヨブーの落とす、角の生えたブタ。左右に滑空しながら落ちていく。トゲのない部分から触れるだけで倒せる。
- でぶりーな
- 貼られた絵から実体化するブタのバレリーナ。チュチュにトゲがあるので回っている時に横から当たるとダメージを受ける。頭に向かってヒップアタックをするか、下から頭突きして転んだときに攻撃すると倒せる。
- トイカー
- ワリオの車の玩具。前部にトゲがある。
- ダイス
- 「すごろくのくに」で双六の特定のマスに止まると出現する3体のサイコロ兵。ヤリを前に構える。倒してもアイテムは出さない。これを利用してダイヤモンドを取る場所がある。
- 岩男
- 岩を投げてくる屈強なゴリラ。アタックでは倒せない。ほのおのどうくつでのみ出現するが、スイッチを押したとたんに雪男に置き換えられる。
- 斧ミイ
- 斧を持ったミイラ。近づくと突進してきて斧を降り下ろす。
- メン斧
- 斧を持った覆面。近づくと突進してきて斧を降り下ろす。
倒せない敵[]
- うつぼあんこう
- 水中の穴にいて、近づくと顔を出す。あたるとダメージを受ける。
- トゲノビ
- 水中でトゲの生えた足を回しているタコ。トゲ部分以外はダメージはない。「なぞのちていこ」で登場。
- キヨブー
- 空飛ぶ山下清。でんでん、ぶたたびの絵を描いて実体化させる。ずっとワリオについてくる。しかし弱点がある。それは、自分が壁の中にいると絵を描いても実体化できなくなる。
- 幽霊
- ドクロの海賊。背景キャラ。出たコインやカギのはしを奪ってしまう。
ワリオの変身用の敵[]
これらがいないと通れない場所が多々あるため、基本的に雪男を除いて、倒しても画面移動すると復活する、アイテムを出さないなどの特徴がある。ワリオのリアクションが発動しているときは何の攻撃もしてこない敵もいる。
- ボウバルーン
- 原始人。撃ってくる矢に当たるとバルーンワリオになる。
- リンゴスキー
- サングラスをはめたゴリラのような敵。投げてくるリンゴに当たるとデブワリオになる。ワリオがデブワリオ状態の時はリンゴを取り出しても投げずに自分で食べる。
- メンハンマー
- ハンマーを持った南米風のお面の敵。ハンマーで殴りかかってくる。当たるとボヨヨーンワリオになる。
- ハッチ
- ハチ。ふわふわ飛んでいるが近づくとトゲで刺しに来る。刺さるとバルーンワリオになる。
- 火炎壷
- 火をたたえた壷。近づくと火をこぼす。接触するとアッチッチ、ワリオになる。
- 雪男
- 氷のくしゃみを出す。くしゃみに当たるとフリーズワリオになる。
- スケルトンバード
- 緑の息を吐くガイコツ鳥。息に触れるとゾンビワリオになる。ゾンビワリオ状態でのみこちらからの攻撃が命中する。
- プチキュラ
- コウモリ。円を描いて飛んでいる。触れるとコウモリワリオになる。倒せない。
復活する敵[]
倒しても画面移動すると復活する敵。倒してもコインが出ないときが多い。
- ロボバード
- 近づくと体当たりしてくるロボットの鳥。基本的にふつうモードでは登場しない。
- まゆバード
- 眉毛の太いコウモリのような敵。空中で静止している。下向きにキバがあり、牙に触れるとダメージを受ける。横からぶつかると画面外にいなくなる。
- ネコブロック
- ネコの顔がついたブロック。壊しても画面移動をすると元いた場所に復活している。
ボスキャラクター[]
- さいしょのボス ピンキー
- ぬいぐるみを持った紫の果実のような敵。体力は10。ピンキーは攻撃はしてこないが角を突き立て突進攻撃してくるザコキャラを2体率いている。体力が減ると表情が激変し、正面からの攻撃を受け付けなくなる。倒すのは簡単だが「げきむず」モードでは制限時間が異常に短い(15秒)。
- みどりのボス フラワナ
- 花の幽霊。ショコラ姫の冠を持っている。体力は12。体当たりの他、パンチ攻撃、ゾンビワリオに変身するヨダレを仕掛けてくる。ゾンビになった場合、光を出す蛍が現れるので、その光を浴びれば元に戻る。ゾンビワリオ状態になっている間はフラワナから凄くバカにされる。
- はしごに登り、頭上へのヒップアタックでダメージを与える。
- あかのボス コンダラー
- 仕掛け時計の中に潜む鳥の幽霊。ショコラ姫のイヤリングを持っている。体力は14。真下にアームを伸ばしてきて、これに捕まると、画面左右の歯車にぶつけられる。時計の右腕からは電撃を落とし、左腕からは歯車を落としてくる。
- 降りてくるアームに体当たりして頭上の鳥に攻撃するとダメージを与えられる。
- ライフが半分ほどになると正体のコンドルの幽霊のような姿を現す。タマゴを生み、孵ったヒヨコが爆発する。地面に落ちる前に受け取って頭上の鳥にぶつければ攻撃できる。
- きいろのボス シッキー
- 巨大なクマのぬいぐるみを操るネズミの幽霊。ショコラ姫のネックレスを持っている。体力は16。ぬいぐるみは常に画面上部に浮かんでいるため、攻撃が出来ない。落ちてくるトゲの生えた敵をぶつけると、ぬいぐるみの空気が抜け高度が下がる。足にアタックしてひっくり返し、ネズミにアタックすればダメージを与えられる。
- 体力が少なくなると炎を飛ばして攻撃してくるようになる。触れるとアッチッチワリオになりタイムロスとなる。
- あおのボス キャバット
- 猫とコウモリを合わせたような幽霊。ショコラ姫の腕輪を持っている。体力は12。口からトゲを吐き出す。紫のトゲに当たるとバルーンワリオになりタイムロスとなる。後半吐き出す赤いトゲに当たるとダメージ。また、水中にいるドリルメカに当たるとダメージを受ける。
- しっぽで立てる波に乗り、頭上のコウモリ頭に攻撃する。コウモリ頭が無くなった後は本体にヒップアタックしてダメージを与える。徐々に波が早くなり、上下運動するようになるので結果攻撃が難しくなる。
- ピラミッドのぬし ヨーキ
- ピラミッドを乗っ取った悪霊で、本作のラストボス。体力は20。ショコラ姫のアクセサリーを全て持っている。
- 弱点は顔だが、扇や能面で防御している。最初は扇で顔を隠し、四つに分裂させた能面をぶつけてくる。能面に捕まるとタイムロスとなるので、踏みつけて扇にぶつけ返す。
- 扇を壊すと四種の攻撃を順番にしかけてくる。緑のトゲの生えた敵を落としたら、踏みつけてボールにしてぶつける。爆発する大きいボールを落としたら、アタックでぶつける。黒い爆発するタマゴを落としたら、地面に落ちる前に受けとりぶつける。トゲの生えたトンカチを落としたら、トゲが消えるのを待ち、頭上に放り投げてボヨヨーンワリオとなり攻撃する。
- 能面が壊れると不気味な白塗りの素顔となり、体当たり攻撃をしかけてくる。地面を壊してトゲ床にしてしまうので、素早く倒さないといけなくなる。地面に落ちた瞬間は振動で動けなくなるのでその前に飛び上がらないといけない。
- 残りライフが1になると、唇だけになり逃げ回る。これに何らかの攻撃をすると倒せる。
ゲームモード[]
ゲームを始める時にセーブファイルを選ぶ画面で、ゲームの難易度を「ふつう」「むずかしい」の2種類から選べるほか、「むずかしい」でヨーキを倒し、かつ宝箱をすべて持って帰ると「げきむず」が選べるようになる。難易度が上がるとアイテムショップのアイテムの値段も上がる。
- ふつう
- 初期ライフは4つ。初心者向けの難易度。
- むずかしい
- 初期ライフは4つ。ステージの敵が「ふつう」よりも多少多くなるほか、スイッチを押してからの残り時間が少し短い。経験者向けの難易度。必須のアイテムも場所が「ふつう」とは変わる。
- げきむず
- 初期ライフは1つ。ステージの敵が「むずかしい」よりも増え強くなるほか、スイッチを踏んだときの残り時間が極端に短くなる。ステージによってはスタートと同時にスイッチを踏んでしまう事がある。必須アイテムの一部が「むずかしい」よりも入手しにくい場所に動く。
関連作品[]
- メイド イン ワリオ
- ワリオシリーズを二分化し、ワリオランドシリーズを終了に追いやったヒット作。
- 初代作は特に本作で使用された音源や効果音、ワリオのボイスなど多くの要素が共通・流用されており、オープニングでワリオがソファーでくつろいでいるイメージは本作の説明書に記載のアートワークである。
- 公式サイトでは本作で入手できる「時のCD」の音源が全曲視聴可能(フラッシュを使用しているため現在閲覧困難)であった。
- ワリオランドシェイク
- 『メイド イン ワリオ』発売以降唯一の『ワリオランド』を冠した作品。
- 同じステージの行きと帰りを行うというシステムなど、シリーズの中でも特に本作に近いシステムがとられている。
- Pizza Tower
- 「ワリオランドライク」という新規ジャンルを開拓した、露骨に本シリーズの要素が見られる作品。同ジャンルのゲームは、特に本作に影響を受けたシステムが多く、やはりステージを進んでスイッチを押してから急いで帰ってくるというシステムが搭載。
外部リンク[]
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