ワリオカンパニー(Warioware.Inc)は、メイド イン ワリオシリーズに登場する架空の企業。現在の代表取締役社長はワリオ。
概要[]
『メイド イン ワリオ』などの『メイド イン ワリオシリーズ』の開発と販売をその作中で行っているゲーム販売会社。本社の所在地はダイヤモンドシティ。
主な業種はゲームソフト開発だが、『まわるメイド イン ワリオ』では専用ハードウェアの開発も行っていた。ほか、テーマパークの運営やゲーム開発ツールの量産、街全体で行う大規模なゲーム大会の開催・運営など、業種にとらわれない幅広いエンターテインメントを取り扱う。
設立までの経緯[]
テレビを見ながらお宝情報を探すワリオがビデオゲーム『PYORO』が大ヒットしているというニュースを見て、自身もゲームを作って売れば簡単に金稼ぎができると考え即座に街へ繰り出し設立する。
事業拠点[]
初代『メイド イン ワリオ』では険しい丘の上に建っていたワリオの自宅の位置にどんぶり型の社屋を構えていた。
『まわる メイド イン ワリオ』以降は社屋が登場せず、社屋に建て直す以前のワリオのいえが平野に建っている状態。
『メイドイン俺』では「ワリオカンパニー」と称した建物が久々に登場。ピンク色の鼻を模した建物となっていて、ゲーム開発のアルバイトを募集している。
『おすそわける メイド イン ワリオ』では、ダイヤモンドシティの都心部からかなり離れた静けさのある建物外に、Wマークのついたシンプルな社屋が登場。
業務形態[]
ワリオが開発に行き詰った際に、連絡をとって呼び出され開発の手伝いに参加した人員がそのまま「社員」と呼ばれる。社員と呼称してはいるがアルバイトの形態であり、学業や本業との兼用をしている人物も多い。給料制ではあるものの、ワリオが売上を持ち逃げしたり既に散財してしまったりする為、基本給は0。なんとか奪い返せた場合、ワリオが使い果たした後の残金という限りなく低い額が支給される。
製品・サービス[]
ゲーム内で「ワリオが販売した」という形が描かれたもののみを記述。
- メイド イン ワリオ
- 初の販売タイトル。
- まわる メイド イン ワリオ
- 正式名称不明。本体を回転させて中のゲームを遊ぶゲーム機。カセット式であるのか、1本体1ゲームであるのかも不明。
- ワリオパーク
- 『うつすメイドインワリオ』に登場する、ワリオ達が運営するテーマパーク。
- 作り方教室
- 『メイドイン俺』で「スーパーツクリエイター21」を用いたゲーム制作の講座を無料で行っている。それにより得た知識で受講者にゲームを作成して売ってもらいワリオがその売り上げをすする、といったビジネス展開。なお、同作ではジョー店長が立ち上げた「ダイヤモンドソフト」というゲーム会社にカンパニーの人材が奪われている。
- メイド イン ワリオ カップ
- 『メイド イン ワリオ ゴージャス』で、ダイヤモンドシティの街を挙げて執り行われた、ワリオが開催するゲーム大会。10000コインで参加でき、優勝賞金は1000万コインを予定。
- ハナから賞金を渡す気のない大会であったのでそんな大金は用意しておらず、ワリオが持ち逃げしようとしたわずかな残金を社員と分け合う形でその一部が賞金となった。
- おすそわける メイド イン ワリオ
- 正式名称不明。全ての仕様が実装され社内でのテストプレイまでは行っているが、重大なバグ発生でカンパニー社員がゲームに吸い込まれ直々にバグ退治を行うことになった。そのため作中ではリリースまでは至っておらず、売り上げなども不明。
- どうぐや、ぶきや、ぼうぐや、よろずや等
- 『いただきストリートDS』で対戦相手のワリオが店を買う時、「ワリオカンパニー○○支店 オープンだぜ!」と発言する。
- 屋台
- 『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』(3DS版)のエピソードモードで、ワリオがイートン・ドーニーの競技場に、安いものを高く売って儲ける屋台を作ろうとし、「このあたりは全部 ワリオカンパニーの モノだ!」と発言。
ホームページ[]
初代『メイド イン ワリオ』発売前後の2003年にオープン。同作の宣伝サイトで、「製品紹介」の項目で作品の内容を記述している。
『超おどる メイド イン ワリオ』の発売前日である2023年11月2日には、上のサイトの存在を踏まえたうえでの「ホームページのリニューアル」が実施、大量に増えた製品紹介や社員ページが充実。特定の作品の宣伝サイトではなく、マリオポータルなどのようなポータルサイトの役目を果たしている。
文章量も多く徳逸事項も多いため、新旧のホームページに関する内容は「ワリオカンパニーのホームページ」の記事を参照。
登場作品[]
- ゲーム&ワリオ
- マリオカート アーケードグランプリ
- マリオカート アーケードグランプリ2
- コース「ダイヤモンドシティ」「スノーパニック」に、『メイド イン ワリオ』準拠のどんぶり型本社屋が登場。
- いただきストリートWii
脚注[]
- ↑ 「ワリオカンパニーのホームページ」のお問い合わせフォームより「創立記念日」が判明済み。初代『メイド イン ワリオ』の発売日と同日。