ルイージ・マリオ(Luigi Mario)は、映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』に登場するキャラクター。
概要[]
演者はジョン・レグイザモ。兄であるマリオ・マリオとともに、ニューヨーク州ブルックリンで配管工を営む「マリオブラザーズ」の弟。長身で細身のスタイリッシュな体型をしている。彼と、化石発掘調査チームのリーダーデイジーとの出会いが、物語を大きく揺るがすことになる。
人物[]
テレビや雑誌を見たり、ゲームをするのが好きで、「お尻が痛くなるほどファミコンをやってる」と自称するほどのインドア派。だが覚悟を決めた時の行動力は凄まじく、本人の勘の良さも相まって、いざ行動に移ればマリオですら予想だにしないような事が起きることも。そのため、兄であるマリオを引っ張って自ら動く事も多い。一方でマリオも彼の発想力と行動力を信頼している。本人曰く配管工は「まだ見習い」だそうだが、兄との的確な連携で仕事をこなしている。発掘現場が水浸しになりかけた際には、マリオとともに僅かな時間で水道管を直した。行動力は高いが口下手で奥手な面もあり、デイジーとの初対面ではマリオの助けを借りなければ話すことすらままならない状態だった。
「マリオの弟」「ルイージ・マリオ」を自称するが、実はルイージはマリオに拾われた捨て子であり、2人には血縁関係がない事が示唆されている。そのため、教会で育てられた同じく孤児であるデイジーに親近感を感じていた。マリオのことは「父親代わりであり、兄さんであり、全て」と語っており、自らの育ての親であるマリオを大切に思っている事がわかる。
活躍[]
配管工の仕事でマリオと共に出向くが、ライバル企業のスカペリに先を越されてしまう。さらにはバンが故障してしまいマリオが修理に追われる中、デイジーと出会い、たどたどしくも彼女のボディガードになる事、そして彼女と食事をする約束を取り付ける。 彼女と生い立ちを語り合う中で親近感を深めていくが、スカペリによって地下で水漏れが発生。マリオと共に修理に成功するが、その隙にデイジーがさらわれてしまう。デイジーを追う中でダイノハッタンへのゲートを発見し、その中からデイジーの叫びを聞くと同時にデイジーの首飾りを託される。マリオに先立ちゲートに飛び込み、ダイノハッタンの世界へと向かう。
余談[]
- このキャラクターの存在から、「ルイージの本名はルイージ・マリオである」と言われることがある。だが任天堂はゲームにおいて彼がマリオ姓であるとは明言しておらず、「マリオ・マリオ」と共に事実上映画のみの設定となっている。
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