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コンテンツ > ゲーム作品 > ヨッシーシリーズ > ヨッシーのクッキー クルッポン オーブンでクッキー

ヨッシーのクッキー クルッポン オーブンでクッキー』は、1993年に頒布されたスーパーファミコン用ソフト。

概要[]

ナショナル(現:パナソニック)が1993年に発売した電子オーブンレンジ「National NE-KC77」(通称:クルッポンオーブン)の発売記念に限定500本で抽選配布されたとされる非売品ソフト。内容はスーパーファミコン版『ヨッシーのクッキー』とともに、NE-KC77オーブンの使用を前提としたクッキーの作り方を教える教育ゲームがセットになっているというもの。

その販売数の少なさ故に希少価値が高く、中古店やオンラインショップでは法外な値段で取引されている。一時期に大量の偽物カセットが出回り買取拒否が起こるなどして値段が暴落したこともあるが、現在は再び価値が高騰している。

ゲーム内容[]

タイトル画面は、NE-KC77オーブンを大きく映した背景に本タイトルのロゴが付いたオリジナルのもの。降り注ぐクッキーを、歩いているヨッシーが食べるというようなアニメーションも存在。
タイトルからは「クッキング」と「ゲーム」の2つのモードを選択することができる。

クッキング[]

本作オリジナルとなる、クッキーの作り方を教えるモード。「クッキングマップ」の上をヨッシーを操作して歩き回り、「クッキー教室」「体験ハウス」「材料の館」「道具の館」の4つの建物に入るとそれぞれの館内で作り方のレクチャーやミニゲームを行う。

クッキー教室
型抜きクッキー、絞り出しクッキー、アイスボックスクッキーの3種類のクッキーの作り方をゲームで教えてくれる。調合した生地を並べた後の焼き方についてはNE-KC77オーブンの仕様に則った説明(クッキーはオーブンの中段に皿を乗せて焼く、「クッキー百科」のメニューを選択して焼く、など)がなされている。
体験ハウス
型抜きクッキー、絞り出しクッキー、アイスボックスクッキーの3種類のクッキーの制作工程を、ゲーム内で疑似体験することができる。材料の量配分や混ぜ具合、オーブンの設定項目などをプレイヤーが選択して、何が正しいのかをあらかじめ確認できる。
道具の館、材料の館
ヨッシーを操作してキッチンの中を歩き回り、棚や冷蔵庫から必要な材料/道具を集めてそろえるミニゲーム。型抜きクッキー、絞り出しクッキー、アイスボックスクッキーの3種類のクッキーから選択でき、その種類ごとに必要なものは異なる。制限時間はプレイヤーで設定でき、必要ないダミーの材料/道具もあるなどゲーム性も備えている。

ゲーム[]

スーパーファミコン版『ヨッシーのクッキー』がそのまま遊べる。当該記事を参照。

登場人物[]

ヨッシー
メインキャラクター。ヨッシーに吹き出しがついて作り方の説明を話すこともある。
チョロン
ネズミ。道具の館と材料の館に登場し、発見すると制限時間を増やしてくれる。キッチンにネズミがいるのは問題な気がするがお助けキャラ側の存在。
マイケル
イヌ。道具の館と材料の館に登場し、発見すると残りの必要なものを表示してくれる。
ブブーン
ハエ。材料の館に登場し、発見してしまうと、一定時間内に「ブブキラー」(ハエ叩き)を発見しないと操作を妨害されてしまう。
チッコー
アリ。材料の館に登場し、発見してしまうと、一定時間内に「アリコロン」(殺虫スプレー)を発見しないと操作を妨害されてしまう。
ゴッキー
ゴキブリ。道具の館に登場し、発見してしまうと、一定時間内に「ゴッキーハウス」(ゴキブリホイホイ)を発見しないと集めた道具を失ってしまう。
キャロン
ネコ。道具の館に登場し、発見してしまうと、一定時間内に「ニャンフード」(猫缶)を発見しないと制限時間を減らされてしまう。

脚注[]

関連記事[]

  • ヨッシーのクッキー (スーパーファミコン)
  • BPS

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