メカブルード(Robobrood)は、マリオシリーズに登場するキャラクター。
概要[]
『スーパーマリオ オデッセイ』で初登場。各国でマリオに敗れ続けたブルーダルズが差し向けてきた、最終兵器のからくりロボット。木製の箱型ボディに鋼鉄の装甲で覆われた二本足とマダム・ブルードの顔型の大砲が付いており、装飾の提灯も相まって和風な雰囲気を出している。横・上・後ろの面にはドーム型のガラスに覆われた操縦席があり、それぞれ左座席にランゴ、右座席にスプワート、上座席にハリエット、後ろ座席にトッパーが乗り込む。
登場作品[]
- スーパーマリオ オデッセイ
- 初登場作品。クッパの国 クッパ城にて、本丸の屋根の上で対峙するマリオとクッパ。クッパは飛行船に飛び乗り、月で結婚式を挙げることを宣言する。追いかけるマリオだったが、クッパの帽子に仕込まれたパンチマシーンの迎撃に遭い殴り飛ばされてしまった。地面に叩きつけられ、月に向かう飛行船を呆然と目で追うことしかできないでいると、そこにメカブルードが大ジャンプで登場。マリオを始末すべく襲ってくる。
- 戦闘ではボディを回転させ、大砲から爆弾をばら撒いて攻撃してくる。その中にツックンも混ざっているので、キャプチャーして戦う事になる。足の装甲は、転がってきた爆弾を突いて飛ばしてぶつけたり、直接何度も突いたりすることで破壊できる。破壊されると姿勢を崩し、上に登りやすいポーズになる[1]ので、木製の部分にくちばしを突き刺してジャンプし、操縦席まで辿り着いて直接攻撃する。何度も突いたり、キャプチャーを解除してヒップドロップすればその操縦席を破壊し搭乗者を吹き飛ばせるので、これを4人分繰り返すことになる。一回目は左、二回目は右に倒れ、片足を折り曲げた体勢になり、スプワート、ランゴを倒せる。三回目は左足をついてしゃがみこんだ体勢になり、ハリエットを倒せる。四回目は真正面に倒れ、両足を折り曲げた体勢になり、トッパーを倒せる。一度ダメージを与えると歩き出すようになり、二度ダメージを与えると、動きがちょこまかしている上跳ね返しても足を壊せないネズミ花火のばら撒きを行うようになる。さらに、足を虹色に輝かせてこちらを狙い、壁にぶつかるまで何度も突進してくる攻撃も使ってくる。
- クリア後月の国 裏 ラビットクレーターにて挑めるブルーダルズとの連戦では、四人全員を倒した後最後に再戦することになる。この勝負ではツックンは登場せず、代わりにフィールド上にいるハンマーブロスをキャプチャーし、ハンマーで足の装甲を破壊して戦うことになる。このことと舞台が月であるため重力が弱いこと、三回目の足の装甲が壊れた時のポーズが四股を踏んだポーズに変わっていること以外は、戦闘に大きな変化は無い。
- 足にはそれぞれ3つの木製の排熱機構があり、覆っている装甲が時折開く。これを利用すれば、足を破壊する前にツックンでボディに登ったり、それどころかキャプチャーすらせずに装甲を足場にボディに登ったりして、操縦席に攻撃することが可能。想定されているブルーダルズの撃破順も無視できる。ただし、突進攻撃中は虹色になっていないボディ及び操縦席もダメージを受け付けない状態になっており、加えて激しく揺れるため、一度ボディに登った後地面に降りずに攻撃の機会を待とうとするとテクニックが必要になる。
- 搭乗者が全員倒されると故障し、バランスを崩しながら爆発。ボディが夜空に吹っ飛んで爆散し、ブルーダルズのやられ顔の花火と化した。クッパ城では「決戦! クッパ城」、ラビットクレーターでは「決着! ラビットクレーター」のグランドムーンを獲得できる。
脚注[]
- ↑ この時戦闘BGM「メカブルード戦」が吹奏楽の演奏から祭囃子風の和楽器の演奏にシームレスに移行する