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メイド イン ワリオ』シリーズ(Warioware)は、ワリオシリーズを二分するシリーズのひとつ。

概要[]

2003年に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト『メイド イン ワリオ』を第一作目とするゲームシリーズ。初代作は任天堂が、第二作目『あつまれ!!メイド イン ワリオ』以降は任天堂とインテリジェントシステムズが開発し、任天堂から発売されている。

公式によるゲームジャンルは「瞬間アクション」で、その内容は非常に短いゲームが5秒刻みで矢継ぎ早に登場するというもの。冒頭一瞬表示された命令文に従って、毎回異なる操作のゲームを次々にクリアしていき、失敗することで減るライフが無くなるまでのスコアを競ったり、いくつかのゲームをプレイすると現れるボスゲームをクリアすることを目標としたりする。ワリオがお金儲けのために立ち上げたゲーム会社「ワリオカンパニー」により開発・発売されたゲームという設定の作品で、操作形態は『まわるメイド イン ワリオ』以降は新開発された技術や各ハードの特色を生かしたものになっていることが多い。ワリオが経営する会社のゲームというだけあり、プチゲームには全体的におバカなノリやシュールな雰囲気を持つものが多い。

そのゲームシステムは64DD用ソフト『マリオアーティスト ポリゴンスタジオ』に収録されているミニゲーム「サウンドボンバー」を下地に置いているもので、初代『メイド イン ワリオ』では同モードのグラフィックがいくつか使いまわされている。

ゲーム一覧[]

ゲームタイトルにその作品の特徴となる点が入っているのが伝統となっている。各作品の詳細はリンク先を参照。なお、発売日は日本版のものである。

メイド イン ワリオ - 2003年3月21日発売 - ゲームボーイアドバンス
シリーズ第1作目。この時点で、基本ゲームシステムや世界観などといった、後のシリーズの基礎となる要素の大部分を確立させている。
あつまれ!!メイド イン ワリオ - 2003年10月17日発売 - ニンテンドーゲームキューブ
初代作の収録プチゲームが全種収録されており、そのプチゲームの正誤をシステムに組み込んだマルチプレイ用モードが10種以上収録されているパーティゲーム。
まわるメイド イン ワリオ - 2004年10月14日発売 - ゲームボーイアドバンス
ゲームカートリッジに回転センサーを搭載しており、ゲーム機自体を回転させて遊ぶ。
さわるメイド イン ワリオ - 2004年12月2日発売 - ニンテンドーDS
ニンテンドーDSのローンチタイトルのひとつ。ニンテンドーDSのタッチスクリーンを使った遊ぶ。ダブルスクリーンやマイクの機能を利用したゲームもある。
おどるメイド イン ワリオ - 2006年12月2日発売 - Wii
Wiiのローンチタイトルのひとつ。Wiiリモコンを様々なポーズで持って遊ぶ。
うつすメイドインワリオ - 2008年12月24日配信 - DSiウェア
DSi搭載のカメラを使い、自分の手や顔を動かす事でプチゲームをプレイする。
鳥とマメ - 2008年12月24日配信 - DSiウェア
初代『メイド イン ワリオ』に収録されたミニゲーム「PYORO」が単品で発売。条件を満たすと「鳥とマメ2」も遊ぶことができる。
紙ヒコーキ - 2008年12月24日配信 - DSiウェア
初代『メイド イン ワリオ』に収録されたミニゲーム「はてしなく かみヒコーキ」単品をアレンジした作品。
メイドイン俺 - 2009年4月29日発売 - ニンテンドーDS
タッチ操作で遊ぶプチゲームをプレイヤー自らが作って遊ぶことができる。
あそぶメイドイン俺 - 2009年4月29日配信 - Wiiウェア
『メイドイン俺』で作成したゲームを通信で共有でき、テレビ画面で遊ぶことができる。タッチ操作はWiiリモコンによるポインタ操作に置き換わっている。
ゲーム&ワリオ - 2013年3月28日発売 - Wii U
Wii Uの様々な機能を活かしたゲームモードが多数収録。
メイド イン ワリオ ゴージャス - 2018年8月2日 - ニンテンドー3DS
歴代のシリーズから抜粋したプチゲームと完全新作プチゲームが300種類以上収録されており、『おどる』『うつす』以外の全作品の操作形態をそのまま搭載。
おすそわける メイド イン ワリオ - 2021年9月10日 - Nintendo Switch
シリーズ初の2人同時プレイに対応。ワリオたちを操作してプチゲームの攻略を目指す。
超おどる メイド イン ワリオ - 2023年11月3日 - Nintendo Switch
ジョイコン2本を様々なポーズで持ち替えながらプチゲームをクリアしていく。

関連作品[]

マリオアーティスト ポリゴンスタジオ
本シリーズは、当ゲームに収録されているミニゲーム「サウンドボンバー」を原型としている。
大合奏!バンドブラザーズシリーズ
スタッフの大部分が本シリーズと共通しており、コラボレーションの機会が多い。
リズム天国シリーズ
スタッフの大部分が本シリーズと共通しており、多くのキャラクターが双方にゲスト出演している。『リズム天国 ザ・ベスト+』には各種リズムゲームに登場するキャラクターが本シリーズのキャラクターに置き換わった「メイド イン コース」「続・メイド イン コース」が登場。
バッジとれ~るセンター
本シリーズのキャラクターのバッジを多数収録。なかでも屈指の人気を誇るアシュリーのバッジの種類が驚くほど多い。
NitorInc.: Touhou Microgames!
同人ゲームシリーズ『東方Project』の二次創作。STEAMで配信のパソコン用タイトル。
ゲームシステムは本シリーズをリスペクトしており、ゲームタイトルも初代作『メイド イン ワリオ』の英題『WarioWare, Inc.: Mega Microgames!』をほぼ丸ごと踏襲している。キーボード操作とマウス操作を使い分けるものもある。

その他[]

  • シリーズ各作品のプチゲームには、「鼻の穴に指などを突っ込むプチゲーム」が、毎作品登場している。
  • ソフト開発元は『初代』『まわる』は任天堂単独で、『あつまれ!!』と『さわる』以降はインテリジェントシステムズとの共同である。この切っ掛けは『あつまれ!!』を『初代』発売から半年以内で開発することとなった際、それだけのスピード作業が可能な技量を持つスタッフがいる場所として白羽の矢が立ったとの事。[1]

脚注[]

関連記事[]

外部リンク[]


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