マリオ(Mario)は、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに登場するキャラクターのひとり。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』におけるファイター番号は「01」。
概要[]
『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』で初登場。シリーズの全作品に登場している。任天堂の顔ともいえるキャラクターであるため開発時には毎回一番初めに制作されるキャラクターであり、後続のファイターは皆マリオを基準に制作されている。
性能としては、シリーズを通してスタンダードなキャラクターである。ジャンプ力、攻撃力、ふっとびやすさ、重さなどあらゆる面で標準的に設定されている。標準的である反面目立った長所や面白みに欠ける点が短所といえるが、追加・変更された横必殺ワザや下必殺ワザはかなり特殊な性能をしており全く個性がないわけではない。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降はグラフィックがリアルタッチ路線になったためマリオシリーズ本編のマリオに比べると険しい、鋭い顔つきをしており、『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降はボイスもシリアスめな演技がなされている。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では変更があったアピール2種で、シリーズ初といえる笑顔を披露した。
亜空の使者での立ち位置[]
この記事は日本で発売・公開されて間もない作品についての記事です。ネタバレを防ぐため、当該作品の内容に踏み込んだ記述は発売・公開の一か月後に行うものとします。 |
空中スタジアムで行われる最初の戦闘をマリオとカービィが行うように、作品の顔として活躍するキャラクター。
しかし初戦、亜空軍との戦いを終えると突如土煙の中から発射された砲弾に当たってしまい天空界まで飛ばされる。飛ばされた先の天空界ではフィギュアに戻っており雲の中に埋まっていた。空中スタジアムでの始終を見ていたピットと合流し以降共闘することとなる。
空中スタジアムでピーチとゼルダのどちらを助けたかによって分岐するムービーがあり、ピーチを助けた場合偽ピーチと対峙したリンクを目撃したマリオがリンクに襲い掛かり、ゼルダを助けた場合偽ゼルダと対峙することとなり、その姿を見たリンク達と戦闘になる。戦闘を終えると誤解が解け、カービィも合流しマリオ、ピット、リンク、ヨッシー、カービィの5人で行動するようになる。
亜空間へと侵入したのちは黒幕のタブーが放つOFF波導によってあえなくフィギュア化してしまい、「亜空間」エリアでマリオのフィギュアを入手しないかぎり救出されず、同モードで再び使用キャラクターとして使うことはできない。 テンプレート:ネタバレ終了
使用ワザ・アクション[]
通常ワザ[]
必殺ワザ[]
- 通常必殺ワザ:ファイアボール
- 『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』から登場。地面を跳ねて移動する飛び道具。
- 横必殺ワザ:スーパーマント
- 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』から登場。当てることで相手の飛び道具を反射したり、相手キャラクターの向きを変えることができる。『for Wii U』までは黄色のマントを手で持って振るっていたが、『SP』では原作同様首からさげて振るうようになった。
- 上必殺ワザ:スーパージャンプパンチ
- 『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』から登場。上昇しながらのパンチ攻撃で、復帰技としても使える。当たるごとにコインが飛び出す演出が入る。『SP』では使用時にランダムで帽子がキャッピーになる演出が追加され、その時には飛び出すコインが都市の国 ニュードンクシティのローカルコインになる。
- 下必殺ワザ:マリオトルネード
- 『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』から登場。回転しながら相手を巻き込み、最終的に相手を真上に吹き飛ばす。 左右への移動や、連打することで若干の上昇も可能。『大乱闘スマッシュブラザーズX』からは通常ワザに変更された。
- 下必殺ワザ:ポンプ
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』から登場。貯めることで相手を遠くまで吹き飛ばすことができる。ダメージはない。
- 最後の切りふだ:マリオファイナル
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』から登場。両手から巨大なファイアボールをらせん状に発射し、一直線上の相手を巻き込む。
カラーバリエーション[]
- 赤帽 + 青服
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- 登場:64、DX、X、for、SP
- 基本のマリオ服。
- 茶帽 + ベージュ服
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- 登場:64、DX、X
- ブラッキーの服装。
- 青帽 + 赤服
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- 登場:64、DX、X
- アーケード版『マリオブラザーズ』でのカラー(64版では色ごとに変更されるためシャツとオーバーオールの色も入れ替わった)。64版公式サイトでは「FCマリオブラザーズ」と出典機種に誤表記がある。
- 緑帽 + 茶服
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- 登場:64、DX、X、for、SP
- アーケード版『マリオブラザーズ』のゲーム内や、ファミコン版『マリオブラザーズ』のパッケージなどにおけるルイージの配色が近い。
- 白帽 + 赤服
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- 登場:X、for
- ファイアマリオカラー。『SP』では同系色のウェディングスタイルに変更される形で撤廃。
- 水帽 + ピンク服
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- 登場:for、SP
- アーケード版やファミコン版『マリオブラザーズ』のパッケージなどにおけるマリオの服装。
- 黒帽 + 白服
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- 登場:for、SP
- ブラッキーカラーのコントラストが極端に色分けされ、元キャラの配色でなくなったもの。
- 赤ストライプ帽 + 青ストライプ服
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- 登場:for、SP
- 『ゴルフUSコース』などで披露したゴルフ服がモチーフ。
- 紫帽 + 黒服
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- 登場:for、SP
- ワルイージの服装。
- ビルダーマリオ
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- 登場:SP
- 『スーパーマリオメーカー』で披露した作業着。
- ウェディングスタイル
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- 登場:SP
- 『スーパーマリオ オデッセイ』で披露した礼服。
登場作品[]
- ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ
- 初登場作品。この作品ではモデルの流用が頻繁に行われていた関係で、本作のルイージ及びネスはマリオの動きを元に作られており、後の作品でもいくつかその痕跡が見られる。
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX
- 新たにコンパチのドクターマリオが追加された。パワータイプのあちらに対し、平均的な性能として差別化されている。
- 大乱闘スマッシュブラザーズX
- 初めてワザに大きな変更が加えられた。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- 参戦ファイター映像でも真っ先に紹介され、顔としての存在感は強い。最初から使用できるファイターではあるが、『灯火の星』では初期ファイターがカービィ1人である関係上最初からは使えない。そのため5作目にしてシリーズで初めて「参戦!」の演出が見られるようになった。
- 上必殺ワザとアピールで、キャッピーが登場する。
脚注[]
関連項目[]
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