“ | マ リ オ ボ ウ ルで 極 楽 ボ ウ ル !! | ” |
—スコアカードより |
『マリオボウル』(MARIO BOWL)は、1990年代に稼働されたボウリング場用オートスコアラー。
概要[]
ブランズウィック社が製造したオートスコアラー『Brunswick Bowler Vision』シリーズに対応したソフトで、スーパーファミコン用ソフト『スーパーマリオワールド』をベースに置いたデザインや演出が行われる。スペアやストライクを取ると専用のお祝い演出が表示され、プレイヤーの成績によって待機画面の背景が変化する遊び心もあり、プレイヤーの射幸心をくすぐる。搭載されている演出は映像変化のみで、音声に専用のものはないと思われる。
1レーンに6人までのプレイヤーを登録することができるが、設定できる名前はカタカナや漢字などが3文字までと定められている。6人のプレイヤーの横には、登録順にマリオ、ルイージ、ピーチ、ヨッシー、クッパ、キノピオのアイコンが表示され、ゲーム終了時には上位3人のプレイヤーを示すキャラクターが表彰台でシャンパンを抱えたイラストが確認できる。
画面構成・変化のパターン[]
- ゲーム開始直後・通常時
- ヨースターとう コース4をモチーフにした、水が浸った地上コースを模した画面。
- スコアの上には6人のキャラクターが一列になって走っており、各プレイヤーの順位を示している。
- スペア
- 専用の一枚絵が表示される。「NICE!」と指を鳴らしているマリオと、スペアを示す斜め線を引くヨッシーが描かれている。
- ストライク
- 専用の一枚絵が表示される。「B」と書かれた10本のピンをなぎ倒す黒いボールと、両手両足を上げて喜ぶマリオが描かれている。『マリオワールド』時代のものであればヒップドロップはまだ登場していないはずなので、飛び上がっている姿であると思われる。
- ガーター
- 専用の一枚絵はない。2投目もガーターを取ってしまうと、地下コースを模した画面に変化する。
- スペア以上のスコアを出すと地上コースに戻ってくることができる。
- 連続でストライクを出す
- 専用の一枚絵はない。スペア以上のスコアを連続で出すと、お城コースを模した画面に変化する。この「連続でスペアを出す」は、複数人でプレイしている際は「1Pがスペアを取る→2Pもスペアを取る」ことでもお城に移動する。
- 1ピン残し、2投目で1ピンも倒せない、スプリット(左右に残ピンが分かれた)
- 固有の演出はない。スプリットに関しては数字に○枠も打たれない。
登場キャラクター[]
- ルイージ
- 2人目の投球者アイコン。タイトル画面にも登場。
- ピーチ
- 3人目の投球者アイコン。タイトル画面にも登場。
- ヨッシー
- 4人目の投球者アイコン。タイトル画面にも登場。
- クッパ
- 5人目の投球者アイコン。タイトル画面にも登場。
- キノピオ
- 6人目の投球者アイコン。タイトル画面にも登場。本作に登場するもののうち、唯一『スーパーマリオワールド』に登場していないキャラクター。
- ジュゲム
- 現在の投球者を示すアイコン。
- ウンババ
- 地下コース背景に、ドクロリフトと共に登場。
ギャラリー[]
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