『マリオカート アーケードグランプリ2』(Mario Kart Arcade GP 2)は、任天堂とバンダイナムコゲームスの共同開発により2007年3月14日[1]に稼働を開始したアーケードゲーム。販売、運営、保守はバンダイナムコゲームス側が担っていた。
概要[]
2005年稼働開始の『マリオカート アーケードグランプリ』の続編。基本的な要素は変更がなく、数名のキャラクター追加やコースの増加、そして山寺宏一による実況音声が実装。日本語音声によりゲームの状況が音声として説明されることで、よりレースが白熱しカジュアルに楽しみやすくなった。
前作との間にナムコがバンダイと合併しバンダイナムコゲームスへと変革を遂げていたため、バンダイ側の作品『たまごっち』シリーズからまめっちが新規参戦している。
前作との相違点[]
- 実況音声
- 使用キャラクターやコース、所持アイテムなどゲームの展開に合わせた実況音声が登場。声優の山寺宏一が読み上げを担当している。
- マリオコイン
- マリオマークが描かれた8角形のコイン。コース中に散らばっており、これを集めることがカートやアイテムの解放条件になる。
- オートアクセル機能
- 50ccと100ccの時のみ、アクセルを踏んでいなくてもカートが前に進んでくれる機能が搭載。これにより、足がとどかない小さな子供へのフォローができたが、ゲーム中では一切説明がなく公式サイトに記載があるのみなため不親切さは据え置き。
キャラクター[]
太字は前作からの新キャラクター。
- 標準性能型
- 加速重視型
- 最高速に達するまでが早いが最高速が低めで、カートの重さも低い。
- 高速安定型
- カートの重さが高く曲がりにくい、最高速に達するまでが遅いが最高速が高めの上級者向けキャラクター。
- 軽量機敏型
- グリップ力が高くコーナリングに優れる初心者向けキャラクター。
コース[]
ヨッシーカップ、ワルイージカップが新登場、それ以外は前作から続投のコース。
- ヨッシーカップ
- ヨッシーパーク1
- ヨッシーパーク2
- マリオカップ
- マリオハイウェイ
- マリオビーチ
- ワルイージカップ
- スタジアムアリーナ
- ワルイージスタジアム
- DKカップ
- DKジャングル
- バナナン遺跡
- ワリオカップ
- ダイヤモンドシティ
- スノーパニック
- パックマンカップ
- パックマウンテン
- パックラビリンス
- クッパカップ
- クッパキャッスル
- キャッスルウォール
- レインボーカップ
- レインボーコースター
- レインボーダウンヒル
アイテム[]
その他[]
- たまごっちシリーズとは本作以前にも、NINTENDO64用ソフト『64で発見!!たまごっち みんなでたまごっちワールド』で共演。アダルトっちから進化する「熟たまごっち」の一種として「マリオっち」「ワル男っち」がゲスト出演していた。まめっちもアダルトっちの一種であるため、まめっちからマリオっちに進化することもできる。