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2010年1月17日 (日) 07:55時点における版

Mkw

『マリオカートWii』(マリオカートウィー、Mario Kart Wii)は、任天堂開発・発売のWii専用ゲームソフト。

概要

敵車を妨害するアイテムの存在が特徴的なレースゲームであるマリオカートシリーズの家庭用ゲーム機用の第6作目に当たる作品。2人乗りだったゲームキューブ用ソフト『マリオカート ダブルダッシュ!!』とは違いカートは1人乗りで、『マリオカートDS』がベースとなっている。

パッケージにはWiiリモコンのステアリング型アタッチメント・Wiiハンドルが1つ同梱され、これにWiiリモコンを横持ちの状態で取り付け、ハンドルを切るように傾けて操作することができる(Wiiリモコン横持ち、Wiiリモコン+ヌンチャク、クラシックコントローラ、ゲームキューブコントローラでも操作可能)。

ニンテンドーWi-Fiコネクションに対応しており、『マリオカートDS』同様にこれを使用した最大12人のオンライン対戦が可能なほか、マリオカートチャンネルというネットワーク上でのゴースト(プレイヤーの走りをトレースして走行するマシン)のダウンロード、ランキングなどの様々なサービスにも対応している。

ゴーカートなどの四輪車に加えて、バイクなどの二輪車を操作できるようになった。また、エクストリームスポーツのようなアクロバティックなアクションができるようになり、二輪車ではウィリー走行など二輪車特有のアクションも可能。

ゲームシステム・操作

  • 初心者への配慮として、「オートドリフト」モードが追加された。このモードではミニターボが発動しないという欠点こそあるが、ハンドルを切るだけで自動的にドリフトをしてくれるようになっている。又、グランプリでオートドリフトモードにするとCOMが少し弱くなる。
  • ミニターボは、SFC版やGBA版のようにドリフト中に自動で溜まる。この仕様変更により、GC版やDS版で必須テクニックであった「直線ドリフト(直ドリ)」は実質不可能になっている。また、GC版でよけることのできた赤コウラが再びよけることができなくなっている。
  • バイクでは前輪を上げて走行する「ウィリー」と呼ばれる走り方ができる。ウィリー中はスピードが上がるが、ハンドルがききづらくなり、また敵カートなどに接触するとバランスが崩れて大幅にスピードダウンする。敵に妨害される心配の無い「タイムアタック」では、バイクの方が若干有利である。
  • カートではウィリーが無いかわりに、「スーパーミニターボ」が搭載されている。これにより、カーブの多いコースではカートが若干有利とされる。
  • ジャンプ中にはスタントアクションが可能で、成功すると着地時にダッシュできる。
  • 全体に攻撃するアイテムが増え、12人になった影響か、敵の攻撃頻度がDS版に比べて非常に多い。その代わり、低順位に落ちた際の復帰が比較的容易になっている。
  • 今回もロケットスタート(スタートダッシュ)が前作同様出来るようになっている。
  • DS版を意識しているせいか、全体的なゲームスピードはGC版に比べて遅めになっているとのこと。よほどのことがない限り独走を許すことはない。
  • DS版から登場したチーム戦ルールが今回も登場。今作では味方の攻撃は当たらなくなり、アイテムにチームカラーの輪っかがついたり、エフェクトがチームカラーになったりする。

ゲームモード

ゲームの進行状況を最大4つまで保存可能で、Wi-Fiでダウンロードしたゴーストを各セーブデータに32個まで保存可能。

グランプリ
1人用のモードで8つの大会を12台のマシンで競う。前作と同様、排気量が多いほどCOMが強くなる。
今回は50ccにカート・100ccにバイク・150ccに両方の使用できるマシンに分かれており、50ccと100ccで特定条件を満たすと両方使えるようになる。
ドライバーズポイントは、1位で15ポイント、2位で12ポイント、3位で10ポイント、4位で8ポイント(以下、順位が下がるごとに1ポイント減)になった。よって満点は60ポイント。また前作にもあったランク別評価もあり、プレイヤーのテクニックに応じて8段階のランク(★3つが最高、Eが最低)が付けられる。
今作は完全な一人用モードになったため、今までの2人同時プレイが出来なくなった。
タイムアタック
選んだコースで単独で走りタイムを競うモード。
各コースに決められたタイム以上でゴールすると、更に速くなったスタッフゴーストに変わる(ソフト内では「はやいスタッフゴースト」と称される)。
VS
「個人戦」・「チーム戦」の2種類から選択する。シングルプレイではCOMと対戦する。COMの強さやコースの選び方、アイテムの出方といった細かい設定が可能。
バトル
“ふうせんバトル”と“あつめてコイン”の2種類バトルをプレイできる。今作はチーム戦のみになっており、最大12人まで2チームに分かれて対戦し、制限時間(3分間)内にスコアを競い合う。但し、二人プレイのみルールも全く同じだが、従来のSFCの1対1の個人戦のような対戦が可能。一人でプレイする場合はCOMが11人参戦し、12人で6対6に分かれて行う。Wi-Fi通信対戦も最大12人まで可能。
「ふうせんバトル」は、前作までと同様、アイテムで敵マシンの風船を割っていくゲームだが、今回は制限時間内にどれだけ相手チームの風船を割ることができるかというポイント制ルールになった。その為風船が全部なくなった場合には失格にならず、スタート地点に戻されて風船が復活した状態で復帰できるが、相手の風船を割ったポイントが1点減点されるルールとなっている。新たに追加された「あつめてコイン」は、制限時間内にコース上に散らばるコインを集めるルールでタイムアップ時にコイン所持数の多いチームが勝ちとなる。アイテム攻撃する事で相手の所持コインを落とさせる事が出来て、バナナとこうらとPOWブロックは所持コインの半分(端数切り捨て)、スターでの体当たりは3コインである。コースアウトしてもコインを半分落とす。
なお、このモードではカミナリぐもとキラーのアイテムは出現しない。
Wi-Fi
Wi-Fiコネクションに接続して、全世界と国内の人達や遠くに離れた友達と対戦が出来る。1台のWiiで2人まで参加でき、最大12人と同時に対戦が出来る。遊べるモードはVSに加えてバトルでも対戦が出来るようになり、前作と違って遊べるコースは全て選べるようになっている。コースの投票の結果は前作と違って多数決ではなく、投票されたコースの中からルーレットが始まって止まったコースが対戦するコースになる。排気量はレーティングに応じて100cc、150cc、ミラーからランダムに選択される。なお通信の性質上、攻撃判定(ポイント判定)があるまで少し時間がかかる。
フレンドと
フレンド登録した友達同士であればフレンドに合流。レースを主催することが可能。レースを主催している友達に合流すればそのなかで簡単な会話も楽しめる。個人戦グランプリチーム戦グランプリ風船バトルコイン集めを選択可能。レース主催者が決定する。
こくないのだれかと
日本国内で現在Wi-Fiに接続している人と対戦する。
せかいのだれとでも
現在地球上でWi-Fi接続している誰とでも接続し対戦できる。

マリオカートチャンネル

『マリオカートチャンネル』と称されるWiiチャンネルをWiiメニューに追加することができ、マリオカートWiiのゲームディスクを起動しなくても、ゲームモードにあたる「マリオカートチャンネル」を開き、フレンドとの確認や登録・ゴーストの送受信・ランキングの確認ができ、期間限定で様々な大会に参加することが出来る。利用するにはインターネットの接続が必要。Wiiチャンネルに登録するには、74ブロックの空が必要。なお、このチャンネル単独でレースやリプレイは出来ない。(行おうとすると、ディスクを入れるように指示が出る。ディスクを入れると少し起動時間がかかるが、そのままWiiメニューに戻らずレース等を行える)なお、このチャンネルのプレイ記録もWii伝言板の「今日の出来事」には「マリオカートWii」と、通常(ディスクドライブチャンネルから起動した時)と同じように記録される。