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—『マリオカート8 デラックス』公式サイト |
『マリオカート8 デラックス』(-エイト - 、Mario Kart 8 Deluxe)は、2017年4月28日に任天堂から発売されたNintendo Switch用レースゲーム。
概要[]
2014年にWii Uで発売された『マリオカート8』のアレンジ移植タイトル。同作の追加コンテンツとして登場したコース、キャラクターははじめから登場しており、キャラクター数は50体、コース数は48コースで全ての追加コンテンツを合わせると96コースと家庭用ゲーム機で遊べるものではシリーズ最多を誇る。
2017年の発売からコンスタントに売り上げを伸ばし、2022年2月にはその世界累計売上が『スーパーマリオブラザーズ』を上回り「世界で一番売れたマリオ作品」という存在に到達した。翌年には国内での売り上げも『スーパーマリオブラザーズ』を上回っていることが判明した。
さらに2022年2月10日のニンテンドーダイレクトにて、歴代マリオカート作品のリマスターコースが遊べる有料追加コンテンツ「コース追加パス」の配信が決定。2023年11月1日までに8コースずつ、6回に分けて配信された。これは「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入することでも遊ぶことができるようになる。
『マリオカート8』との違い[]
- キャラクター数
- 『マリオカート8』には登場しなかったレーサーが追加されているほか、キャラクターの並び順などが異なる。
- 初期の追加キャラクターはクッパJr.、キングテレサ、カロン、ボーイ、ガールの5体。200CCの全カップを優勝すると、メタルマリオのコスチュームとしてゴールドマリオが使用できるようになる。
- むらびとはおとこのこ、おんなのこがキャラセレクト画面で最初から分かれるようになった。
- 無料アップデートにより、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の外見のリンクが選択できるようになった。
- 第四弾以降のコース追加パスでは、コースと共に過去シリーズのキャラクターも追加。第四弾でキャサリン、第五弾でボスパックン、ハナチャン、カメック、第六弾でディディーコング、ファンキーコング、ポリーン、キノピーチが新たに参戦した。これは第三弾以前には全く告知がなかった物であった。
- バトルコース
- 『マリオカート8』のバトルモードは既存のコースの一部分をバトル用に再利用するものであったが、本作では新規にバトル用のコースが用意された。
- アイテムの所持数
- 『マリオカート ダブルダッシュ!!』のように、アイテムを2個まで持っておけるようになった。それによりステージ上のアイテムボックスは1個入りのものと2個入りのものが登場するようになった。
- 2人乗りの前後を入れ替える必要もないうえ、1つアイテムを持っているときに1個入りのアイテムボックスを割っても2個目のアイテムとして保有される。
- アイテムの追加
- 『マリオカート8』にはなかった新アイテムとして、透明になって攻撃をすり抜けつつ相手のアイテムを奪う「テレサ」と、バトルモード限定で登場し大ジャンプで仕掛けや相手を飛び越える「ハネ」が登場。ハネは『スーパーマリオカート』からの復活アイテム。
- アシスト機能
- 初心者や子供でも最低限のゲームが楽しめるよう、コースをはみ出さないよう自動でハンドルが切られる「ハンドルアシスト」とボタンを押さなくても勝手に進んでくれる「オートアクセル」が搭載されている。ショートカットのためコースの外に出るのを抑えてくるなど上級者にとっては逆に煩わしく感じる場合があるため、その場合は設定をOFFにもできる。
- バグ技を用いた走法の削除
- 『マリオカート8』に存在した、ダッシュ時に車体を左右に振らせながらミニジャンプを繰り返すことで速度が上昇するというバグ(ファンによる俗称:サンダードリフト)が、本作では削除されている。
登場キャラクター[]
『8』に登場しないキャラのみ記載。
プレイヤーキャラ[]
- キングテレサ - 『Wii』より復帰。
- カロン - 同上。
- クッパJr. - 同上。
- ボーイ - 新規追加。
- ガール - 同上。
- ゴールドマリオ - メタルマリオのカラーチェンジ。『アーケードGPDX』より逆輸入。
- リンク(ブレス オブ ザ ワイルド) - アップデートにより追加。リンクのカラーチェンジ。
- キャサリン - コース追加パス4弾で追加。
- ボスパックン - コース追加パス5弾で追加。
- ハナチャン - コース追加パス5弾で追加。
- カメック - コース追加パス5弾で追加。
- ディディーコング - コース追加パス6弾で追加。
- ファンキーコング - コース追加パス6弾で追加。
- ポリーン - コース追加パス6弾で追加。
- キノピーチ - コース追加パス6弾で追加。
コース中のキャラ[]
収録コース[]
通常コース[]
追加コンテンツ以外のコースは『マリオカート8』の記事を参照。
第1弾[]
- パワフルカップ
- Tour パリプロムナード
- 3DS キノピオサーキット
- N64 チョコマウンテン
- Wii ココナッツモール
- まねきネコカップ
- Tour トーキョースクランブル
- DS キノコリッジウェイ
- GBA スカイガーデン
- Tour ニンニンドージョー[1]
第2弾[]
- カブカップ
- Tour ニューヨークドリーム
- SFC マリオサーキット3
- N64 カラカラさばく
- DS ワルイージピンボール
- プロペラカップ
- Tour シドニーサンシャイン
- GBA スノーランド
- Wii キノコキャニオン
- アイスビルディング - 新規コース。
第3弾[]
- ゴロいわカップ
- Tour ロンドンアベニュー
- GBA テレサレイク
- 3DS ロックロックマウンテン
- Wii メイプルツリーハウス
- ムーンカップ
- Tour ベルリンシュトラーセ
- DS ピーチガーデン
- Tour メリーメリーマウンテン
- 3DS レインボーロード
第4弾[]
- 追加キャラクター「キャサリン」を同梱。
- フルーツカップ
- Tour アムステルダムブルーム
- GBA リバーサイドパーク
- Wii DKスノーボードクロス
- ヨッシーアイランド - 新規コース。
- ブーメランカップ
- Tour バンコクラッシュ
- DS マリオサーキット
- GC ワルイージスタジアム
- Tour シンガポールスプラッシュ
第5弾[]
- ハネカップ
- Tour アテネポリス
- GC デイジークルーザー
- Wii ムーンリッジ&ハイウェイ
- シャボンロード - 新規コース。
- チェリーカップ
- Tour ロサンゼルスコースト
- GBA サンセットこうや
- Wii ノコノコみさき
- Tour バンクーバーバレー
第6弾[]
- ドングリカップ
- Tour ローマアバンティ
- GC DKマウンテン
- Wii デイジーサーキット
- Tour パックンしんでん
- トゲゾーカップ
- Tour マドリードグランデ
- 3DS ロゼッタプラネット
- SFC クッパじょう3
- Wii レインボーロード
バトルコース[]
脚注[]
- ↑ ゲーム内では「Tour」の表記がなぜか外れている。
関連記事[]
- New スーパーマリオブラザーズ U デラックス - 本作と同じく、Wii UのソフトをNintendo Switchでリメイクした作品。
- スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド - 同上。
- ドンキーコング トロピカルフリーズ - 同上。
- 進め!キノピオ隊長 - 同上。
テンプレート:マリオカート8