マリオペディア

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マリオカート8』(- エイト、Mario Kart 8)は、2014年5月29日に発売されたWii U用ソフト。

概要[]

家庭用機におけるマリオカートシリーズ8作目。前作から引き続き空中や水中も走れるだけでなく、新たに「反重力エリア」が登場し壁や天井さえも走れるようになった。ロゴの「8」はそれを意識した「メビウスの輪」のようにねじれた形になっている。

総レーサー数は36、総コース数は48とどちらも当時としては最多。発売後の追加コンテンツによりゼルダの伝説シリーズどうぶつの森シリーズなどとのコラボも行われている。

2017年4月28日には、Nintendo Switchにて様々な要素が追加された移植作『マリオカート8 デラックス』が発売。そちらは2023年現在『スーパーマリオブラザーズ』を抜いてマリオシリーズで最も売り上げが多いソフトとなっている。

過去作との違い[]

Wii U GamePadによる運転
画面を映して携帯機として遊ぶだけでなく、Gamepadをハンドルに見立ててWiiハンドルと同様に回転させて運転を行うことが可能。画面にはハンドルとクラクションのマークが現れる。
コースマップもGamePadに表示されるが、発売当初はGamePadにしか表示されない状態になっており、他のプレイヤーに不親切と判断されてかアップデートによりテレビに表示する機能が追加された。
半重力エリア
本作の目玉要素。壁や天井をも走ることができ、並走するレーサーにぶつかると通常とは逆に互いに加速しだすという、新たな駆け引きが生まれた。ほか、相手レーサー同様に触れると加速する仕掛け「スピンターボバー」なども登場。
マシンの種類の豊富さ
前作『マリオカート7』に存在したカスタマイズ要素が続投し、もう一つ前の作品『マリオカートWii』に存在したバイク車種が復活して両立。さらに新車種「ATV」も登場し、カスタマイズの幅が広がった。
マリオカートTV
レース終了後、レースの「ハイライト」を作成、確認、ネット上に投稿することができたサービス。作中世界の放送局のようで、「MKTV」と略されたロゴがコース上のあちこちに掲げられている。
2016年4月5日にサービスを終了。
ダウンロードコンテンツ
家庭用マリオカートシリーズでは初となる、ダウンロード配信によるコース・キャラ・マシン追加が行われた。
2014年8月27日にはメルセデスベンツ『GLA』とのコラボカートが無料配信された。
2014年11月13日には有料コンテンツ第一弾としてゼルダの伝説シリーズとのコラボを中心としたコンテンツが、2015年4月23日に第二弾としてどうぶつの森シリーズとのコラボを中心としたコンテンツが登場。各741+税円、セット購入で1,111+税円。
また、第一弾配信時にamiiboにも対応を開始した。詳細は下記参照。
バトルモードの簡素化
本作のバトルモードは専用のステージが無く、既存のコースの一部を封鎖する形でコースが用意されている。また、バトルルールもふうせんバトルしか存在しなかった。
この要素の少なさが問題視されてか、『8デラックス』では専用コースの追加とルールの増加が行われている。

キャラクター[]

初期キャラが16人、隠しキャラが14人、ダウンロードコンテンツにて追加されるキャラが6人。シリーズ初参戦キャラを太字で示す。

軽量級[]

中量級[]

重量級[]

その他[]

Miiの体型により重量が変わる。

  • Mii(隠し)

コース[]

キノコカップ[]

フラワーカップ[]

  • マリオサーキット
  • キノピオハーバー
  • ねじれマンション
  • ヘイホーこうざん

スターカップ[]

  • サンシャインくうこう
  • ドルフィンみさき
  • エレクトロドリーム
  • ワリオスノーマウンテン

スペシャルカップ[]

  • スカイガーデン
  • ホネホネさばく
  • クッパキャッスル
  • レインボーロード

こうらカップ[]

バナナカップ[]

  • GC カラカラさばく
  • SFC ドーナツへいや3
  • N64 ピーチサーキット
  • 3DS DKジャングル

このはカップ[]

サンダーカップ[]

たまごカップ[]

ゼルダカップ[]

どうぶつカップ[]

ベルカップ[]

バトルコース[]

バトル専用のコースはなく、既存のコースがバトル用に一部閉鎖などされたものになっている。

  • Wii モーモーカントリー
  • GC カラカラさばく
  • SFC ドーナツへいや3
  • N64 キノピオハイウェイ
  • マリオサーキット
  • キノピオハーバー
  • GC シャーベットランド
  • N64 ヨッシーバレー

アイテム[]

amiibo[]

amiibo第一弾の発売より前ほ2014年11月13日に配信された「更新データ Ver. 3.0」でamiiboに対応。対応するamiiboをGamePadのNFCリーダーに触れさせることでMiiに着せられる「Miiレーシングスーツ」が解放できる。2015年4月23日配信のVer. 4.0ではさらに9体のamiiboに追加対応した。

amiibo最初の対応作品である『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の初期販売ラインナップを中心に対応が進んでおり、任天堂キャラクターではないゲストファイターのものにも対応した。

○…第一弾で登場、●…第二弾で登場。

紹介映像[]

YouTubeで公開中の紹介映像(第一弾第二弾)では、スーツの紹介時にそのキャラクターのイメージに合わせたマシンやコースが選出されている。

マリオ
スタンダードカート、ノーマルタイヤ、スタンダードカイト、GBA マリオサーキット
シンプルなスタイルと、自身の名を冠したコース。
ヨッシー
ハナチャンバギー、ノーマルタイヤ、GC ヨッシーサーキット
自身の名を冠したコースと、初登場作品を同じくするキャラクター同士の組み合わせ?
カービィ
パタテンテン、ノーマルタイヤ、スイーツキャニオン
キャラクターカラーによりピンク色に変化する丸々としたファンシーなカートと、食いしん坊なカービィに合わせたファンシーかつ食べ物で構成されたコース。
フォックス
ジェットライダー、クリームブロック、レインボーロード
戦闘機のようなマシンと、宇宙と巨大な宇宙船が背景のコース。原作の戦闘機"アーウィン"には似ていないが、白地にオレンジの装飾がフォックス自身の配色に似る。
ピーチ
スタンダードバイク、メタルタイヤ、GC カラカラさばく
ドンキーコング
モト・ドーザー、ワイルドタイヤ、DS プクプクビーチ
リンク
マスターバイク、トライフォースタイヤ、ハイラルサーキット
同時に追加された、出身シリーズがモチーフのコースとバイク一式。
サムス
マキシマム、ワイルドタイヤ、スカイガーデン
メタリックなマシン。
ルイージ
Gフォース、リングタイヤ、SFC ドーナツへいや3
ルイージが描かれているアートワークのひとつに存在する組み合わせ。
キャプテン・ファルコン
ブルーファルコン、ローラータイヤ、スタンダードカート、エレクトロドリーム
自身の愛機と、本来タイヤが存在しないマシンであるがゆえに極力小さなタイヤで視認性を下げる目論見か。なぜかミュートシティが選ばれていないが、紫系色のコースということで『F-ZERO X』時代のミュートシティの雰囲気には類似(複数のスーツが入り乱れるシーンではミュートシティを背景に走るファルコンが登場)。
ロックマン
マキシマム、メタルタイヤ、マリオカートスタジアム
メタリックなマシン。
クッパ
バーニングボール、Wii グラグラかざん
炎と力強さをテーマにした組み合わせ。
キノピオ
ヨッシーバイク、キノピオハーバー
自身の名を冠したコースと、マスコット的キャラクター同士の組み合わせ?
ピクミン
スーパーコメット、メタルタイヤ、SFC ドーナツへいや3
彼が乗るロケット"ドルフィン初号機"に比較的近い赤色のマシンと、原作のロケーションをイメージした湿地帯のコース。
ソニック
マッハGP、スパイシーリング、スカイガーデン
音速の名を冠し、青+赤のボディを持つマシンと赤い靴をイメージした赤のタイヤ、最新作『ソニック ロストワールド』のロケーションを思わせるコース。
ロゼッタ&チコ
プリンセスコーチ、ウッドリング、GC シャーベットランド
白+水色の彼女のイメージカラーを有したマシンと、『7』に登場した彼女の名を冠するコース「ロゼッタプラネット」を意識してか氷系コース。
むらびと
くまライド、ボタンタイヤ、Wii モーモーカントリー
どうぶつ系のマシンとコース。なぜか映像の最初から最後まで、一度もどうぶつの森コースが登場しなかった。
ワリオ
ビートデイモン、クリームブロック、DS ワリオスタジアム
自身の名を冠したコースと、『ダブルダッシュ!!』にも登場していた愛車「ワリオカー」に似たマシン。タイヤはあまり反映されていない。
パックマン
スタンダードATV、ワイルドホット、エキサイトバイク
キャラクターカラーにより黄色に変化するマシンと手袋と同じくオレンジ色のタイヤ、レトロゲーム繋がりのコース選出。

その他[]

  • Miiレーシングスーツ選択画面には、各対応キャラクターのアートワークが掲載されている。多くは以前の作品で起用されたものの流用だが、当時新作が無かったフォックスキャプテン・ファルコンには『スマブラ』のモデルを使用した新規のアートワークが与えられた。フォックスのものは、全国のゲームショップに配備されたamiiboコーナーの看板にも起用されていた。
    • 同じく新作が途絶えていたロックマンは旧時代の2Dアートワークが、新作は存在するパックマンはピザ欠け姿の図形が用いられている)。
    • 新作があるピクミン&オリマーは原作の物を使用せず、『スマブラ』のアートワークのポーズを基にした新規のアートワークがなぜか用意されている。

脚注[]

関連作品[]

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