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『マリオのピクロス』(Mario's Picross)は、1995年3月14日に任天堂から発売されたゲームボーイ用パズルゲーム。開発はジュピター。
概要[]
1988年に2名のパズル作家・西尾徹也といしだのんが別々に考案した「お絵かきロジック」と呼ばれるパズルゲームのルールを利用したパズルゲーム。上と左に書かれた数字をヒントにマス目を削っていき、隠されたイラストを見つけ出すことを目的とする。タイトルの「ピクロス」は「ピクチャークロスワード」の略で、ジュピターによりピクロスシリーズとしてシリーズ化されている。
本作では考古学者に扮したマリオが地下遺跡の壁画を解き明かすという設定で、プレイヤーがマスを削るアイコンはマリオが岩を削る道具を模している。
ゲームモード[]
- やさしいピクロス
- 初級問題。LEVEL1は5×5マス、LEVEL2~6は10×10マスの問題。
- キノココース
- 中級問題。
- スターコース
- 上級問題。キノココースを全問クリアすると遊べる。
- タイムトライアル
- スターコースを全問クリアすると遊べる。制限時間、ヒントルーレットは無く、間違った部分を削っても教えてくれない。
登場キャラクター[]
- マリオ
- メインキャラクター。探検服を身にまとっており、パズル中は画面左上にいる。
- ヨッシー
- やさしいピクロスモードの問題選択画面で、右下に顔が描かれている。
スーパーゲームボーイでの変化[]
- 固有カラーが設定されている。通常の4階調の色変更に足される色として、タイトル画面のマリオの目が青になる、問題選択画面の下にある木の葉っぱが緑色になる、などがある。
- タイトル画面には大きくマリオの顔が若干はみ出る形で描かれているのだが、スーパーゲームボーイで遊ぶと画面外のフレームがはみ出したマリオの顔部分に合わせてへこんでいるような絵柄になる。
- そのままタイトル画面からゲームを進めると、外のフレームが緑色のゲームボーイブロスを模したものに変化する。
移植・リメイク[]
- バーチャルコンソール マリオのピクロス - 2011年9月21日 - ニンテンドー3DS
関連作品[]
- スーパーマリオ オデッセイ、マリオカート ライブ ホームサーキット
- 本作でマリオが着用した探検服が、マリオとルイージの衣装として登場する。
- 『オデッセイ』では同様にピーチも探検服を身に着ける時があり、その姿は『マリオカート ツアー』にも登場した(探検服のマリオはキャラ追加が終了した2023年9月時点で未登場)。
- 星のカービィ3
- 幾何学模様のような形状をしたキャラクター"HB-002"と"HB-007"は、本作の問題がモチーフ。
- HB-002はダイヤのような形をしており、やさしいピクロスモードのB行2番目の問題「ダイヤ」を示す。
- HB-007はワイングラスのような形をしており、やさしいピクロスモードのB行7番目の問題「ワイングラス」を示す。
脚注[]
関連記事[]
外部リンク[]
マリオシリーズのパズルゲーム
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