マリオペディア
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テンプレート:コンピュータゲームマリオ&ルイージRPG』(マリオ アンド ルイージ アールピージー、Mario & Luigi: Superstar Saga)は、任天堂ゲームボーイアドバンスで発売したアクションRPGである。

概要

マリオルイージを同時に操作し、兄弟のコンビネーションによりストーリーが進んでいく点が特徴的。『ペーパーマリオシリーズ』とはまた別に『スーパーマリオRPG』から分化したマリオシリーズの携帯機向けロールプレイングゲームで、アルファドリームや音楽の下村陽子など、かつての『スーパーマリオRPG』開発スタッフが中心となり開発された。

アクション要素の占める比率が『スーパーマリオRPG』や『ペーパーマリオシリーズ』よりも高いのが特徴である(詳細は後述)。

ルイージにとってはマリオと共演ながら、『ルイージマンション』に続く2つ目のタイトル作品となった。ちなみに他作品におけるルイージは、文章での台詞を発しないマリオの代わりに喋るというケースが多いが、本シリーズはマリオ・ルイージ共に台詞を発することがない(あるイベントでルイージが変装した時には台詞があるが、厳密なルイージとしての台詞はない)。

また、『マリオブラザーズ』をおまけゲームとして収録しており、『スーパーマリオアドバンス』シリーズも含めて4人までの通信プレイが可能(対戦は1カートリッジプレイ対応、協力はマルチカートリッジのみ)。

のちにこの作品はシリーズ化し、2005年にニンテンドーDSで直系の続編『マリオ&ルイージRPG2』が発売され、同じくニンテンドーDSで2009年に『マリオ&ルイージRPG3!!!』が発売された。

システム

最大の特徴はマリオとルイージの二人を操って攻略する点である。要するに通常RPGでのパーティ(仲間)になるのだが、アクションRPGの特性を生かし、フィールド上も含め、様々な場面で兄弟で協力してのアクションが見られる。二人がバラバラになるシーンもあり、その際はスタートボタンで操作するキャラクターを随時入れ替えながら進んでいく。

豊富なアクション性を生かした謎解き要素がふんだんに用意されているが、ヒントも多く用意されているためプレイに詰まってしまうようなことは少ない。アイテムの落ちている場所や、しなくてはならないアクションは、画面左上にボタンが表示され、最初は逐一説明が入るなど、チュートリアルが丁寧で、取っ付き易い作品となっている。戦闘場面で、タイミングに合わせてボタンを押すことで攻撃力アップ、防御行動が出来る。

フィールド上で敵に接触するとバトルとなる。この際、何らかのアクションで敵シンボルを攻撃すればその技による先制攻撃ができる、ただし一部の敵に対しては無効化されたり、逆にダメージを受けてしまうこともある(トゲゾーなど、ただし「トゲキラー」系バッジ装備によって有効化できる)。逆に後ろにいるキャラクターに接触されるとこちらが先制攻撃され、接触されたキャラクターがしりもちをついた状態でスタートしてしまう。しりもちをついているキャラクターは敵から攻撃を受けるか、自分のターンが回ってくるまで一切、行動が取れなくなってしまう(アイテム「リフレッシュハーブ」でも回復ができない)。また、マリオ、ルイージのいずれかHPが0になり戦闘不能に陥ると、自分の行動が終わった次のターンで倒れた相手を背負うため、動きが鈍くなって回避アクションが取りづらくなり戦闘からも逃げにくくなる。なお、逃げる際はキャラクターに対応するボタンを連打する必要があり、コインが一定数、失われる。相手のレベルが高いほど逃げにくく失うコインも増え、更に連打が不十分な場合は転んでコインをいっぺんにばら撒いてしまう。

敵を倒すと街で使用するコインや経験値が入手できる。決められた経験値をためるとレベルアップし能力値が上がる。さらにBONUSとして、ルーレットによりどれか一つの能力値を上げられる。能力値はHP(体力)、BP(ブラザーポイント。バトル時にブラザーアクションを行うのに必要)、POW(攻撃力)、DEF(防御力)、SPEED(すばやさ。行動順が早く回る)、HIGE(ヒゲ。バトルで、Luckyが出やすくなり、ショップでの買い物がお得になる)の六つ。なお、あまり上げていないステータスほど、ルーレットで大きい数が出やすく、同じものばかり上げていると、1や2程度しか出ない。

戦闘不能はバトルが終わるとHP1の状態で回復する。またボス戦の場合、バトル終了後に戦闘不能になったキャラクターは復活し、減少したHP、BPも全回復する。2人とも戦闘不能に陥った場合はゲームオーバーとなり、最後にセーブした地点、もしくはマメーリア城のいずれかを選んで再スタートとなる。後者の場合、HP及びBPは最大値の3分の1に減った状態でスタートする。

アクション

ジャンプ
言わずと知れた兄弟の得意技。最も使用頻度が多い。
ハンマー
ハンマー職人のカナンとズッチにハンマーを作ってもらうと出来るアクション。主に障害物の破壊に使う。ストーリーが進むとカナンとズッチにハンマーをパワーアップしてもらうことができるようになり、、破壊可能な障害物が増えていく。
ファイアハンド(バトルでは、「ハンド」)
ファイアマスターに教わるとできるようになるアクション。マリオのみ習得できる。手から火の玉を出す。
サンダーハンド(バトルでは、「ハンド」)
サンダーマスターに教わるとできるようになるアクション。ルイージのみ習得できる。手から雷の玉を出す。

ブラザーアクション

兄弟二人で行うアクション。二人の並び順を入れ替えることで様々な行動が可能。基本、それぞれのキャラのアクションはボタン一つで行える。バトルでのコマンド「ブラザーアタック」では、これらを活用することが多い。()内は習得時に使えるようになるブラザーアタック

スピンジャンプ(スプラッシュブロス)
マリオが後ろからルイージの上に飛び乗り、回転ジャンプする。旋回しながら短時間、自由に空中移動でき、大きな穴などを越えられる。
ハイジャンプ(バウンドブロス)
ルイージが後ろからマリオの上に飛び乗り、弾みをつけてジャンプする。通常のジャンプよりも高く飛び上がることができる。
チビマリオ(ノックバックブロス)
ルイージがマリオを後ろからハンマーで叩いて背丈を半分ほどに縮める。壁の穴などの隙間に潜り込める。この場合、二人は別行動となる。もう1回ハンマーで叩くか、敵に触れると元に戻る。この状態のみ地面に物が埋まっている場合、「!」が現れる(大・小の2つがあり、大の場合は埋まっている場所の真上に、小の場合は埋まっている場所から周囲1マス以内にいると現れる)。
もぐルイージ(チョッパーブロス)
マリオがルイージを後ろからハンマーで叩くと地面に潜る。地中のアイテムを取ったり、柵などの障害物を無視して進めたりする。Aボタンを押すと地面から出る。柵などをくぐると別行動になる。
タルイージ
ルイージの上にたるを落とすか、前述のもぐルイージ状態でたるの下で地面から出るとルイージがたるに入る。ルイージは移動しかできない上に、移動スピードが遅くなるが、マリオが上に乗っているときを除いていつでもAボタンでたるを壊せる(たるは、画面を切り替えてから戻ると復活する)。マリオは、たるを踏み台にすることもでき、これを利用して高い位置にあるスイッチも押せる。また、フィールド上で特定の飛び道具を跳ね返す効果もある。
ダッシュ(ファイアブロス)
マリオが後ろからルイージにファイアハンドを使う。熱さに耐え切れない勢いで猛スピードでダッシュし、物に体当たりして動かしたり出来る。
感電移動(サンダーブロス)
ルイージが後ろからマリオにサンダーハンドを使う。向いている方向を変えずに2人で密着して移動できるようになる。

チビマリオ以降のアクションは教わっていない状態で使おうとすると、前の人が怒る。

ちなみに、「チビマリオ」時に「ハイジャンプ」を使用してルイージがマリオの上に来た瞬間マリオがジャンプすると、ルイージの股間を叩いてしまい、ルイージの体力が2ポイント減少する代わりに1コイン手に入る(これは『スーパーマリオブラザーズ』の裏技キンタマリオのパロディである)。

バトル

タイミングを合わせてボタンを押すことで、攻撃力アップ(アクションコマンド)や、回避行動が取れる。攻撃によってはジャンプ回避のとき、ボタンを押すタイミング次第では、カウンター攻撃になることもある。ハンマー防御時は、ハンマーをずっと構えていると、ハンマーの重さに耐え切れなくなって落としてしまい、少しの間、ハンマーを出せなくなってしまう(あるアイテムを装備すると構え続けることができるようになる)。また、空を飛ぶ敵の場合、地上に落とすまでハンマーとハンドは全て無効になり、ダメージすら与えられない。また、フィールド上も含めトゲの生えた敵を踏みつけると、逆にこちらがダメージを受ける。敵によっては、特定の攻撃によるダメージを1にしてしまう者もいる。ハンドパワー習得以降、敵にファイア属性・サンダー属性を持つものが出現し、反対属性のハンドで大ダメージを与えることができるが、同じ属性のハンドを当てると、回復となってしまうことがある。

状態異常

状態異常とは、マリオたち(敵も含む)が、敵の攻撃を受け、不利な状態になってしまうこと。一定ターン経過する、HPが0になる、戦闘が終わる(行動ができる場合、逃げても同じ)、アイテム「リフレッシュハーブ」を使用する(ころびを除く)と回復する。 状態異常は、以下の種類がある。

どく・もうどく

顔の色が白(もうどくは紫)っぽくなる。行動はできるが、毎ターンダメージを受ける(ダメージ量はランダム)。どくよけ効果付きのウェアを装備すると、どくになる確率が下がる。

目回し

目が回って回避を含む一切の行動ができない。フィールド上で敵をハンマーで殴って戦闘に入ったり、ルイージのタイフーンブロス(アドバンスコマンド)を当てると敵が目回しになることがある。目回し効果を持つ攻撃をする敵もいる。

ころび

しりもちをついてしまい、攻撃を一回受けるか、自分のターンが回ってくるまで、一切の行動が取れない(リフレッシュハーブでも回復できない)。後ろ側のキャラと敵が接触すると、ころびになって戦闘がスタートしてしまう。

ステータスダウン

攻撃力か防御力が一時的に下がってしまう。この状態異常はマリオとルイージの残りHP・BPが書かれている所に表示される。敵の場合、ルイージのサンダーハンド(サンダーブロス)を当てるとたまに起きる。サンダー属性を持つ敵はサンダーブロスによるステータスダウンにならない。

重力変化

アップとダウンの2つが存在し、攻撃時にアクションコマンドのボタンを押すタイミングがずれ、攻撃しづらくなる。なお、アイテム「レッドペッパー」を使用すると意図的に重力アップさせて攻撃力を一時的に上げることができ、「グリーンペッパー」を使用すると、重力ダウンさせて防御力を一時的に上げられる。ウェアの中には、重力効果(アップ・ダウン・ランダムの三種類)を持つものも存在する。なお、重力アップ状態で、重力ダウンされると、ダウン状態にならず、通常になる。

やけど(敵のみ)

マリオのファイアハンド(ファイアブロス)を当てるとたまに頭に火がつき、毎ターンダメージを受ける。ファイア属性を持つ敵はやけどにならない。

戦闘不能

マリオ、ルイージのいずれかのHPが0になり、倒れてしまった状態。自分の行動が終わった次のターンで倒れた相手を背負うため、動きが鈍くなってアクションが出しにくく不利な状態になる。2人とも倒れた場合はゲームオーバーとなる。通常の戦闘時では、戦闘終了後にHP1の状態で回復、ボス戦の場合はHP、BP含めて全回復する。

ブラザーアタック

ブラザーアクションを覚えることで使えるようになるバトル時のアタック。BP(ブラザーポイント)の値に応じて、兄弟を利用した強力な攻撃が出来るようになるが、1人での行動時や片方が戦闘不能、目回し、転びなどの行動ができない状態のときは、使うことができない。フィールドでの新たなブラザーアクションを覚えるか、スーパー・ウルトラハンマー獲得後に入れるドッスンのミニゲームで入手することで、最終的には兄弟それぞれ四つの攻撃法が取得できる。各ワザにはレベルが1~3まであり、ワザを選ぶときに設定できる。レベルが低いと、BPの消費が大きくダメージも低いが成功しやすく、レベルが高いとBPの消費が少ない上に攻撃力も高いが失敗しやすい。レベル1では、ボタンを押すタイミングでスローモーションになるが、レベル2で、スローモーションが無くなり、レベル3で、ボタンサイン(Aや、Bのサイン)が無くなる。

何度かブラザーアタックを成功させると「アドバンスコマンド」を閃く。それ以降は更に強力なアドバンスコマンドが使用できる。画面に「!」マークが現れる(レベル1・2のときに出現する)タイミングで、いつもとは違うコマンドを入れる(大半のものは普段、A(B)ボタンを押すところでB(A)ボタンを押す)とアドバンスコマンドが発動する。なお、アドバンスコマンドはどのレベルでも使うことができる。また、アドバンスコマンドを覚えたワザには、ワザの名前の横に「Adv!」が表示される。

この記事は日本で発売・公開されて間もない作品についての記事です。ネタバレを防ぐため、当該作品の内容に踏み込んだ記述は発売・公開の一か月後に行うものとします。

ストーリー

ピーチの元にやって来たマメーリア王国の親善大使。ところがそれは魔女ゲラゲモーナが化けた姿であった。魔女に声を奪われたピーチは喋る言葉全てが爆発するバクダン声になってしまう。

声を取り戻すため冒険に出かけるマリオと、なりゆきで付いて行くはめになったルイージ。そしてバクダン声のピーチではさらうことも出来ないとクッパもまたマメーリアに向けて出発する。

ゲラゲモーナはなんのために声を盗んだのだろうか?それはある目的のためであった。

舞台

マメーリア王国
キノコ王国の隣国。マメ族が住むにぎやかな国。
星くずヶ原
キノコ王国との国境。マメーリアの北の果て。ハンマーブロスが番人をしている。トゲを二人でジャンプして飛び越えたり、ブラザーアクションを駆使することが要求される。
ウフマウンテン
北西にある古代ウフ文明の遺跡がある山。中腹にはウフ村があり、星くずヶ原クリア後に入ることになる。このエリアをクリアするまでアイテム購入が出来ないので、?ブロックや敵から入手したアイテムを使うタイミングが重要になってくる。
マメーリア城
マメーリアの中心に位置する。城下町はにぎやかで、スタービーンズカフェやファッションハウス、武器屋、情報屋がある。
ゲラゴーニュの森
南西にある薄暗い森。伝説のソーダがあるらしい。
アハハ・アハデミー
南東にある研究所。笑いの研究をしている。
クスアイランド
東に面した海、クスオーシャンに浮かぶ島。古代クス文明の島で、二つの神殿が建っている。クスジーと呼ばれる謎の住人が住んでいる。
マメーリア国際空港
南にある空港。近くには、キャハールのアトリエも存在する。
デヘヘバレー
北東から北西にまたがる危険な砂漠地帯。ゲラゲラソーダの輸送船ヴィンテージ号が朽ちている。
リトルキノコ
デヘヘバレーの先にあるキノコの町。マメーリア王国の高地に存在する。キノコ王国の大使館や城下町と同じようなアイテムショップや洋服屋などがあるほか、ミニゲームがプレイできる施設も存在する。
バクショー遺跡 
ウフマウンテンのふもとにある遺跡。怪物が生息しているらしい。ルイージ一人で来ることになるためブラザーアクションが必要なところは無いかわりに、パズルのような謎解きが必要になってくる。最深部はリトルキノコに直結している。
ヘラヘラグーン
クスオーシャンの南にあるサンゴ礁の島。地上と海底を行き交うことになる。
ジョークエンド
クスオーシャンの北にある氷の島。巨大な氷でできた神殿が建っている。どこかの海岸からクスオーシャンを渡らないとたどり着けない(2回目以降は、ワープ土管で来ることができるが特に何も無い)。
ヨッシーシアター
北にあるヨッシーが生息する映画館。公開予定の映画の一つとして本作品のポスターが貼られており、エンディングでは映画上映されていた本作が終了する形で幕を閉じている。何故か『星のカービィ』(カービィのエアライド)と『メイド イン ワリオ』と『伝説のスタフィー』のポスターもある。

マメーリアには、全部で9つの緑色の土管があり、一度入ると、以降は他の緑の土管から来ることもできるようになる。

登場キャラクター

主要キャラ

マリオ
ご存知キノコ王国のスーパースター。ピーチ姫がクッパにさらわれると聞いて駆けつけるが、なりゆきからマメーリア王国へ冒険に旅立つ事になった。今回はルイージと共に冒険に旅立つ事となった。クッパとは長い付き合いのため、クッパ城の事ならクッパの部屋からトイレの場所まで知り尽くしているらしい。
ルイージ
マリオの双子の弟。今回もいつものように留守番を決め込んでいたが、クッパの勘違いでむりやり冒険に連れ出された。稍臆病なところがあるものの、その実力はマリオに引けを取らない。マリオと比べ、ギャグシーンが多いのも特徴。なお、今作は彼に関わるギャグや仕打ちが極端にひどい(彼のキャラクター的には優遇とも言える)。ばらばらになって行動するパートでは、マリオ一人より、ルイージ一人で冒険するシーンが多いのも特徴である。
ステータス的に見てマリオよりHP、BP、DEF、HIGEが高く、ゲームシステムの関係で防御アクションを失敗してもやられにくいと珍しく初心者向けになっている、またシリーズ通してステータスの傾向はあまり変わらない。
ピーチ
キノコ王国のお姫様。マメラ女王によると、伝説のスタービーンズをその歌声で目覚めさせることの出来る、清らかな心の持ち主であるという。ゲラゲモーナに声を奪われてしまったと思われていたが…?
キノじい
ピーチの側近。奪われてしまったピーチの声を取り戻すようマリオたちに依頼する。マリオたちにスーツケースをくれる。
クッパ
ご存知マリオの宿敵。いつものようにピーチをさらいにやってきたものの、バクダン声となってしまった今のピーチをさらったらクッパ城が壊れかねない為、ピーチの声を治すためにマリオと協力することに。マリオたちを愛機カメジェットに乗せ共にマメーリアへ向かうが、ゲラコビッツの襲撃にあいカメジェットが墜落し、その先で大砲にはまって発射され、行方不明となり、その後記憶喪失となって、パーニョの子分になる。今作では不憫な扱いが多い。ストーリー中盤でゲラゲモーナに体を乗っ取られ、ゲラクッパになってしまう。
キノピオ
キノコ城の家臣たち。ピーチの一大事をマリオに知らせに駆けつける。彼らはキノコ王国の住人である者が殆どだが、マメーリア王国に住んでいるキノピオも存在する。
マメック王子
マメーリア王国の王子。ゲラゲモーナの企みを阻止するため単独行動していた金髪の王子。登場シーンでは常にまばゆい光を浴びながらポーズを取る(プスラノドン曰く「無駄に輝くこの人」)ナルシスト風な人物だが、聡明な王子である。卓越した剣技を持つ。なお、前述したポーズ時には彼の笑い声が入るのだが、この音声はアルファドリームの野口暁(本作のグラフィックデザイナー)が担当している。
マメラ女王
マメーリア王国の女王で、マメック王子の母。
登場当初はゲラゲモーナによって化け物の姿に変えられていた。かなり肥満体のおばさんで、豪快な性格だが息子同様に指導者として申し分ない器を持つ聡明な人物。エンディングでは、正装と思われる豪華な杖やマントなどを付けた姿で登場し、帰国するマリオたちに事件解決の感謝とともにキノコ王国とより一層の交流を深めることを誓った。
パーニョ
ストーリー中に何度か現れマリオと計4回もバトルをする大物を目指す怪盗だが、マリオに3回も見つかってしまう。語尾に「っちょ」とつけるのが特徴。後に記憶を失ったクッパも「っちょ」を付けるようになる。ゲラゲラソーダの正式名称「ゲラネコンティ」と発言したのは彼。マリオのことを「赤」、ルイージのことを「緑」と呼ぶ。2回目の戦闘前のムービーでは同じ展開であったため戦闘の邪魔にならないようにマリオと共にスタービーンズをどかした際にお辞儀しており(マリオもしている)、意外と礼儀正しい一面もあるが、スタービーンズ暴れ最初に見つけたのが彼であるためパーニョの近くに置かれた。3回戦はクッパもいなくなりソロで戦う。最終戦ではキャサリンを相棒にする。デヘへバレーで敗れた後はリトルキノコで働いている。
ゲラコビッツ
ゲラゲモーナの部下の発明家。ゲラゲモーナの一番弟子と名乗っているが、ゲラゲモーナの弟子ではゲラコビッツしか出てこないため、弟子はゲラコビッツしかいないと思われる。語尾に「るるる」とつける。さまざまな装置の開発からゲラゲモーナの作戦の立案まで裏方を一手にこなす。ゲラゲモーナには忠実だが、終盤での戦闘前における彼の話によると、人使いの荒さなどから本心ではよく思っていないらしい。
オープニングとゲーム終盤に戦闘となり、敗れて城から吹っ飛ばされ爆発し死亡したと思われたが、実は生き延びており続編である『マリオ&ルイージRPG2』と『マリオ&ルイージRPG3!!!』にも登場した。特に『RPG3!!!』では事件を引き起こす黒幕としての再登場となった。
ゲラゲモーナ
物語の悪役である魔女。世界征服の野望を果たすため、スタービーンズを我が物にしようと企み、スタービーンズを目覚めさせることのできるピーチの声を奪った。執念深い性格で、多種多様な攻撃でマリオとルイージに襲い掛かる。笑い声は「ゲヒャヒャヒャヒャ!」だが作中ではゲラコビッツやマメラ女王が同じ笑い方をしている。
ゲラクッパ
ストーリー中盤にてマリオらに破れ、魂だけとなったゲラゲモーナがクッパに乗り移った姿。クッパの意識は無く、完全にゲラゲモーナが身体を支配しており、顔もゲラゲモーナのものに変化している。クッパの身体を人質代わりに使っているのか、クッパ軍団の兵力や装備を完全に掌握して自由に使用している。

敵キャラ

マリオシリーズのキャラクター一覧#マリオ&ルイージRPG」を参照

その他・イベントキャラ

作中ではブラザーアクションを教えたキャラクターなど一部のキャラクターが一度であうと二度と合うことがない。

星かげ兄弟
星くずヶ原に住む兄弟で、黄色い☆の形をした床から登場する。赤と緑のキノピオがサングラスのようなものをかけた姿。赤い方が星かげぐんそう。緑の方が星かげ大将。ブラザーアクションとブラザーアタックを教えてくれる。
ハンマーブロス
星くずヶ原にあるキノコ王国とマメーリア王国の国境を監視している2人組み。
ホッスィー
星くずヶ原に住む怪物で、自称「大魔王ホッスィー」。あくどい性格で、コインにうるさい。
ウフ族 
古代ウフ文明の子孫と言われている民族。ウフ村に住んでいる。サボテンとハニワを足して2で割ったような姿。ウフ村以外にも、リトルキノコなどにも登場する。
カナンとズッチ
ウフ村に住むハンマー職人。しかし、ストーリー途中で引っ越す。マリオブラザーズにオホホブロックで作ったハンマーを授ける。ハンマー職人だけあって、ハンマーのような体をしている。ウフマウンテンのふもとで、バトルでのハンマーの使い方についても教える。
ウフロス
ウフマウンテンの石像。古代ウフ文明の古代兵器。マリオブラザーズに試練を与える。
プスラノドン
ウフ村に住む翼竜。マメック王子の後を追って、ウフマウンテンの頂上に行き、そこでオホホラゴンのを暖めていた。頼むと頂上まで運んでくれるが、帰りは徒歩になる。最終的には、クッパ城へ突入するためにマリオ達を運んでくれるが、こうなるとウフマウンテン頂上まで連れて行ってくれなくなる。
マメばあ
マメラ女王に仕える侍女で、側近。マリオブラザーズを「マリオブラジャーズ」と言う。後にキノじいと親しくなった。
マメ兵士
マメーリア城の兵士。
コルックとラベール
シャトー・ゲラゴーニュのオーナー。赤い方がコルック。緑の方がラベール。マリオブラザーズにハンマーアクションを教える。
シャルゲラの木
ゲラゴーニュの森の守り神。3つの「ゲラッパの実」を揃えると先に進ませてくれる。
バッカーラ
シャトー・ゲラゴーニュの初代オーナーにして、ゲラゲラソーダの名誉職人。ゲラゴーニュの森の奥深くで、伝説のソーダ「ゲラネ・コンティ」を1000年間熟成(ダジャレを吹き込む)し続けてきた、伝説の人物。ひょうきん者でダジャレ好き。ジャガイモのようなコスプレをしている。
オヤ・マー博士
コーヒーショップ・スタービーンズカフェのオーナーとして登場。新しいコーヒーを作ったときに現れてコーヒーを飲んでいき、「プチ発明品」と称する物をもらえる。
ファイアマスター
クスアイランドの神官。マリオにファイアハンドを教える。いい加減な性格。
サンダーマスター
クスアイランドの神官。ルイージにサンダーハンドを教える。堅物な性格。
サイコカメック
高地のリトルキノコ地区に住む催眠術師。ルイージに催眠術をかけ、マリオの気持ちにさせ、一人で冒険に向かわせる。
ジーノ
スーパーマリオRPG』からの特別出演。ただし旧作のジーノはスターロードの住人が「ジーノ人形」に宿ったものであるため、同一人物ではないが口調は同じである。リトルキノコにあるゲームセンターでゲーム解説をしている。
ビィンキー
幽霊船ヴィンテージ号にいるドンキーコングの骸骨のような乗組員。マリオたちにミニゲームをやらせる。最後幽霊船は沈没してしまうが、その後何故かリトルキノコのゲームセンターでゲームのキャラクターになっている。
ビリー
ヴィンテージ号の乗組員。他の乗組員同様に骸骨になってしまっている。ゲラゲラソーダの飲みすぎで倉庫の壁から出られなくて困っている。
エレンとガントン
ヘラヘラグーンのリラクゼーションルームにいるマッサージ師の姉妹。マリオたちにハンドアクションを教える。
ヤドルフ3世
ヘラヘララグーンにいる大ヤドカリ。派手好きで、クリスマスツリーになった巨大な殻を背負っている。
キャハール
天才ファッションデザイナー。マリオたちに服作りを手伝わせる。かなり自意識過剰な部分がある。
ボドール
大富豪で、映画館「ヨッシーシアター」を建設した館長。ヨッシー・ファンクラブの会長。バッカーラの弟で、兄と同様にひょうきん者。ヨッシーが産むタマゴのようなコスプレをしている。
マメディ
「ネオン・タマゴ」について教えてくれる、ヨッシーシアターの建築を担当した建築家。マメーリア城下町一番のインテリの弟だが、ボドール及びバッカーラの性格に影響されたらしく、ひょうきんな所がある。
ヨッシー
ヨッシーシアターに登場。腹をすかせているヨッシーに「フルーツ豆」を与えると「ネオン・タマゴ」を産んでくれる。
マイマイ族
グラゴーニュの森に住む民族。かたつむりのような姿をしている。
ゲラロック
ミニゲームの敵。マイマイ族との関連は不明。タコのような口をしている。
ジョジョラ
ジョークエンドを守護していた精霊の子孫の親戚の友達。マリオたちを小馬鹿にしたような部分がある。
アハーネ(ストーリー展開によっては、ウフーネ、ゲラーネ、デヘーネ)
ジョジョラの人形が変化して誕生した、巨大な雪だるま(どちらかといえばイエティなどの雪男)の女の子。イベント時に選んだ選択肢で名前が変化する。
キャサリン
他のマリオシリーズにも登場しているオカマの恐竜。ある場面で変装してピーチ姫の影武者を担当し、後半でパーニョの新たな相棒として登場する。今作の彼は女優(オカマだが)を目指しているらしい。
コクッパ七兄弟
スーパーマリオブラザーズ3』や『スーパーマリオワールド』で登場したクッパの息子たち。クッパ城にて、父クッパに乗り移ったゲラゲモーナの命令でマリオたちと戦う。
なお、彼らは『ヨッシーのロードハンティング』以来実に10年ぶりの新作ゲームへの登場であった。本作品の後も『New スーパーマリオブラザーズ Wii』まで6年間登場が無かった。

外部リンク

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