マムー(Wart)は、フジテレビのゲーム『夢工場ドキドキパニック』及び任天堂のマリオシリーズに登場するキャラクター。
概要[]
絵本の中の世界・夢宇界に住まういたずら者の怪物。ムウ達の発明したドリームマシンにいたずらをし、怒った夢宇界の住人に苦手な野菜を押し込まれ降参、という勧善懲悪の絵本の最後のページが破られると同時に絵本の中から手を伸ばし、ページを破った張本人であるイマジンファミリーの末っ子双子、ピキとポキをわしづかみにしてさらっていく。これが初登場作品『夢工場ドキドキパニック』での大筋のストーリーで、同作の最終ボスとして登場。
その後日本国外向けにキャラクターをマリオファミリーに差し替えた『Super Mario Bros.2』を発売し、日本向けには『スーパーマリオUSA』として発売したことでマリオキャラクターの一員となる。『スーパーマリオUSA』では夢の国“サブコン”を酷い魔法により支配した怪物として、最終ボスとしての登場。
外見的特徴[]
大きなカエルに似ており、小さな王冠と首飾り、大きなマントを身に付けている。野菜が苦手で、戦闘時には口から泡を吹いて攻撃してくるがこのとき口を開けている間に野菜を投げ込むことでダメージを与えられる。
マントの色はパッケージ等の公式イラストでは青、ファミコン作品のドット絵では白、スーファミ以降のドット絵では金色、ゲームボーイ版『ゼルダの伝説 夢をみる島』では黒と白。『夢工場ドキドキパニック』の取扱説明書では赤だったり青だったりしている。Switch版『夢をみる島』では公式イラストと同じく青。
登場作品[]
ゲーム作品[]
- 夢工場ドキドキパニック
- 初登場作品。4人全員で倒さないとクリアしたことにならない。
- 本作ではヘイホーやキャサリンなどマムーが生み出した魔物のことを「魔夢族」(マムーぞく)と呼称する。
- スーパーマリオUSA / スーパーマリオコレクション / スーパーマリオアドバンス
- マリオシリーズ初登場作品。マリオシリーズでの登場はこれ関連しか存在しない。
- 『スーパーマリオコレクション』のテレビCMでは車から降りるキャサリンをエスコートしている。
- 『スーパーマリオアドバンス』でのCVはチャールズ・マーティネー。
- スーパーマリオメーカー 2
- アップデートで追加されたアイテム「マリオUSAのキノコ」でのパワーアップ時、オトアソビの「ラスボス」が実行されるとマムーのドット絵が現れる。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- スピリットとして登場。
- ゼルダの伝説 夢をみる島 / ゼルダの伝説 夢をみる島DX
- 看板の迷路を攻略すると現れる階段を下りた先の洞穴に、カエルに囲まれて鎮座している。バンドのボーカル担当で「ここらじゃ知らないヤツはいない」ほど有名らしい。300ルピー支払うと、命のないものに魂を吹き込むことができるアツい曲「カエルのソウル」を教えてくれる。
その他媒体[]
- AV仕様ファミリーコンピュータ テレビCM
- 歌を歌っている。悪役つながりで、クッパやデデデ大王らのそばで並んでいる。
- 2020年度 任天堂株式会社 会社案内
- デイジーが電話口で話している相手として登場。「がいこくのひと」らしい。
余談[]
- どうぶつの森シリーズに登場するカエルの住人"サム"は、日本国外では「Wart Jr.」という名称。なお「Wart」という単語には「イボ」という意味があり、彼の顔にはイボガエルが如くイボがついているため、単にそういった意味合いの可能性もある。
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- ウィンゴ - カブを投げつけられて食わされ倒されたラスボス繋がり
テンプレート:最終ボス