ボスゲッソー(Gooper Blooper)は、マリオシリーズに登場するキャラクター。
概要[]
『スーパーマリオサンシャイン』で初登場した、巨大なゲッソーの派生種。本作のゲッソーは陸生で長い触腕と漏斗を持つのが特徴であり、これを巨大化させたような見た目をしている。目が付いているゲッソーのものとは異なり、外套膜は帽子のようになっていて斑点模様がある。触腕は10本中4本が特に長く先が太くなっている。主な攻撃手段は触腕とスミ吐き。
登場作品[]
- スーパーマリオサンシャイン / スーパーマリオ 3Dコレクション
- 初登場作品。リコハーバーの「コンテナの ボスゲッソー」「ボスゲッソーの ふっかつ」、マーレのいりえの「カラクリいせきの ボス」で登場。一箇所に居座り触腕を振り回して攻撃する。コルク栓がはまった口を目が赤くなるまで引っ張り、離して弾けばダメージを与えられるが、いきなり引っ張ろうとすると触腕で叩かれてしまうので、まずはこれを引っ張ってちぎると楽になる。ちぎった腕はものすごい勢いで荒ぶる。触腕をちぎらなくても撃破自体は可能。
- BGMはリコハーバーのものはボス戦の曲が流れるが、マーレのいりえのものは中ボス戦のものに格下げされている。
- ペーパーマリオ スーパーシール
- 3-12「アラナミ海岸」のボス。海や森を毒で汚し、この上を歩けるハナチャンをカメックの指示でさらう。通常のゲッソーも毒の影響でどくゲッソーになっていた。ハナチャンのからだを全て元に戻し、送ってもらった離れ小島の最奥で登場。難破船を吹き飛ばして戦闘になる。
- ボス戦ではBGMのリズムに乗りながら拍手でリズムを取り、攻撃ターンに触腕で叩いてくる。ダメージを与えるごとにフェーズが変化し、曲も攻撃も激しくなる。4つ目のフェーズまでいくと地面を叩き始め、攻撃ターンにダメージが大きく毒スミ状態にもされてしまう毒のスミを吐いてくる。これをモノシールの「スポンジ」及びそれと同系統のモノシールで吸収するとカウンターすることができ、最終フェーズに突入。顔に毒のスミがかかったことで毎ターン毒のダメージを喰らうようになり、前が見えないので攻撃も当たらなくなる。BGMも一転攻勢を表すかのごとく『スーパーマリオブラザーズ』の「地上BGM」のアレンジに変化する。
- 倒した後、ボスゲッソーは踊りが大好きなだけの無害な存在だったが、紫のロイヤルシールが貼り付いたことで、毒のスミが止まらなくなってしまったという真相を知ることができる。
- ペーパーマリオ オリガミキング
- ハリボテボスゲッソーとして登場した。詳細はこちらを参照。
- マリオテニスGC / Wiiであそぶ マリオテニスGC
- スペシャルゲームの「ゲッソーチャレンジ」でラリー相手として登場する。
- マリオテニス エース
- オーアレ海の沖の「目撃!海のバケモノ」でボスとして登場。長い触腕でコートを分断しつつ、球状のスミを吐いて攻撃する。スミを打ち返すとダメージを与えられる。触腕の向こう側へスミが飛んだ場合はテクニカルショットを使って触腕を飛び越えて打ち返すことができる。また、ジャストなタイミングで撃ち返さないとラケットにダメージを受けてしまうスミを吐いてくることもある。
- ハートを削るごとに、触腕を使った大技を繰り出してくる。テクニカルショットを使わないと避けられない攻撃もある。
- スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール
- 夜のデイジーシップで、船を傾けることでボールの飛びやすさを変えるというギミックとして登場する。また、ミニゲームの「ワイルドゲッソー」でも、妨害役として登場する。
- スーパープリンセスピーチ
- エリア5「スイスイビーチ」のボスとして登場。触腕を叩きつけてきたり、ピーチ姫を掴んだりして攻撃してくる。触腕を攻撃すると触腕が引っ込み、弱点である口に攻撃できるようになる。また、スミを吐く攻撃も使用する。直接ぶつかるとダメージになるだけでなく、地面に落ちると汚れて動きづらくなるので、「哀」の喜怒哀楽パワーを使って洗い流すと戦いやすくなる。
- 体力が1になると眠りだし、時間が経つと体力が回復し始める。回復する前に鼻ちょうちんを攻撃して割ると回復を防ぐことができる。
余談[]
- 『スーパーマリオサンシャイン』で、ボスゲッソーの触腕を全てちぎる前に口を引っ張ろうとすると、ポンプから「こうげきの しゅだんを たたなければ…」と言われてしまう。
- 『スーパーマリオサンシャイン』発売前に公開された映像では、全身が紺色だった。
関連項目[]
テンプレート:スーパーマリオサンシャイン テンプレート:ゲッソー