この記事はマリオシリーズに関連しない事も含まれる事柄についての記事ですが、マリオペディアではマリオ関連についてしか記述していません。また、編集の際はマリオに関連しない方面へ内容を発展させないようにしてください。 |
ファミリーコンピュータ ディスクシステム(Family Computer Disk System)は、1986年2月21日に任天堂から発売されたファミリーコンピュータ用の周辺機器。「ディスクシステム」「FCD」「FDS」などと略される。
概要[]
ファミリーコンピュータ発売からおよそ3年後に発売された周辺機器。フロッピーディスクに似た磁気ディスク媒体を採用しており、大容量とセーブ機能によりそれまでのゲームを超える新しさをアピールして発売された。各ゲームショップの店頭に置かれていた「ディスクライター」と呼ばれる機械を使用することで、ディスクの中に書き込まれたゲームを500円(一部除く)で書き換えられるという独特な販売形態も特徴。青色のディスクのものはネットワーク通信を用いたサービスも行っており、時代を先取りした数々のシステムが魅力であった。カセットの高性能化が進んだことで1989年以降は勢力が下がっていった。
本体の起動画面ではマリオとルイージが忙しなく動き回り、ディスクライターのデモ画面や書き換え中でもマリオとルイージが登場する。
発売されたマリオシリーズ[]
発売日は断りがない限り日本国内での発売日を記載。
2Dスーパーマリオシリーズ[]
- スーパーマリオブラザーズ - 1986年2月21日発売
- ローンチタイトルのひとつ。ファミコン版の移植作品。
- スーパーマリオブラザーズ2 - 1986年6月8日発売
- 前作のステージを一新した2Dスーパーマリオシリーズ第二作目。
- オールナイトニッポンスーパーマリオブラザーズ - 1986年発売
- ニッポン放送のラジオ番組「オールナイトニッポン」の放送20周年を記念して限定生産されたソフト。
マリオゴルフシリーズ[]
- ゴルフJAPANコース - 1987年2月21日発売
- ゴルフJAPANコース オリジナルゴルフコース - 非売品
- マリオがゴルファーとなるゲーム第一作目。
- ゴルフUSコース - 1987年6月14日発売
- JAPANコースに次ぐマリオのゴルフゲーム第二作目。
その他のマリオシリーズ[]
- アイアムアティーチャー スーパーマリオのセーター - 1986年8月27日発売 - ロイヤル工業
- 専用のミシンでマリオキャラクターの編み物を作れるソフト。
- 帰ってきたマリオブラザーズ - 1988年11月30日発売
- 『マリオブラザーズ』をアーケード版に近いグラフィックで再現した作品。永谷園のプロモーションが流れるため書き換え価格が400円と他より安い。
- レッキングクルー - 1989年2月3日発売
- エディットモードで作成したステージの保存が可能。
発売されたマリオファミリーゲーム[]
ドンキーコングシリーズ[]
- ドンキーコング - 1988年4月8日発売
- ファミコン版の移植作品。
- ドンキーコングJR. - 1988年7月19日発売
- ファミコン版の移植作品。
マリオファミリーが出演するゲーム[]
- テニス - 1984年1月14日発売
- ファミコン版の移植作品。マリオが審判として登場。
- ファミコングランプリ F1レース - 1987年10月30日発売
- マリオがレーサーとして登場。
- ファミコングランプリII 3Dホットラリー - 1988年4月14日発売
- マリオやルイージがレーサーとして登場。
- ふぁみこんむかし話 遊々記 前編 - 1989年10月14日発売
- ごくう達が立ち寄る巨大な船の船員としてマリオが登場。
マリオシリーズに関連する任天堂作品[]
- ゼルダの伝説 - 1986年2月21日発売
- マリオシリーズとも縁が深い『ゼルダの伝説シリーズ』の第一作目。
- 謎の村雨城 - 1986年4月14日発売
- 『スーパーマリオブラザーズ3』の変身音に、本作で「忍法透明の術」を使用した時の効果音が用いられている。
- 『スーパーマリオメーカー 2』のオトアソビのひとつ「ドタバタ」で、本作の道中面BGMの一節と主人公である鷹丸、ザコ敵の青忍が登場。
- 『メイドイン俺』に、プチゲームとダイヤモンドレコード「なぞのむらさめ」が収録。
- また、『スーパーマリオ 3Dワールド』の「タッチ! 謎のからくり城」及び「もっと! 謎のからくり城」という題は本作のパロディであると思われる。
- メトロイド - 1986年8月6日発売
- 光神話 パルテナの鏡 - 1986年12月19日発売
- リンクの冒険 - 1987年1月14日発売
- ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女 前編 - 1989年5月23日発売
- ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女 後編 - 1989年6月30日発売
- 『メイド イン ワリオ』シリーズでプチゲームとして登場。
- バレーボール - 1986年7月21日発売
- ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 前編 - 1987年9月4日発売
- 『スーパーマリオメーカー』のキャラマリオとして効果音や楽曲が起用されている。
マリオシリーズに関連する任天堂以外の作品[]
- 夢工場ドキドキパニック - 1987年7月10日発売 - フジテレビと共同
- 『スーパーマリオUSA』の元となった作品。
ディスクシステムに関連するマリオ作品[]
- スーパーマリオメーカー
- キャラマリオとして本ハードのマスコットキャラクター「ディスくん」が登場。
- ペーパーマリオRPG
- バツガルフの部屋にある「データディスク」がディスクシステムのディスクの形状をしている。また、データディスクをコンピュータに入れるとディスクシステムの起動音と起動時の映像が流れる。
このハードから始まった関連シリーズ[]
- ゼルダの伝説シリーズ
-
- ゼルダの伝説 - 1986年2月21日発売
- メトロイドシリーズ
-
- メトロイド - 1986年8月6日発売
- 光神話 パルテナの鏡シリーズ
-
- 光神話 パルテナの鏡 - 1986年12月19日発売
- ふぁみこんむかし話シリーズ
-
- ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 前編 - 1987年9月4日発売
- ファミコン探偵倶楽部シリーズ
-
- ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 前編 - 1988年4月27日発売
脚注[]
関連記事[]
- ファミリーコンピュータ - 本体。
- ファミコンミニ - ファミコン20周年を記念して著名タイトルをゲームボーイアドバンス向けに移植した作品シリーズ。
- ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ - 30タイトルのファミコン用ソフトを収録した手のひらサイズの家庭用ゲーム機。
- サテラビュー - 本体の下において使う、俗にいう「弁当箱スタイル」の後継機。
- 64DD - 同上。
テンプレート:ハードウェア テンプレート:ファミリーコンピュータ