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バンジョーとカズーイの大冒険』シリーズ(Banjo-Kazooie)は、レア(Rare Ltd.、現在はマイクロソフトの傘下)が開発するゲームシリーズ。

概要[]

シリーズとして初めて制作されたのは、1998年6月29日に北米で発売されたNINTENDO64用ソフト『Banjo-Kazooie』(邦題『バンジョーとカズーイの大冒険』)。クマの「バンジョー」とトリの「カズーイ」の二人の力で謎解きや戦闘をしながら冒険する、『スーパーマリオ64』のような3Dアクションゲーム。悪事を働く魔女「グランチルダ」の野望を止めることが多くの作品の目的となっている。

一方バンジョー本人は、1997年11月21日に日本で発売された『ディディーコングレーシング』でレーサーとして先んじて初登場した。説明書では『バンジョーとカズーイの大冒険』の存在について触れられていること、また、『バンジョーとカズーイの大冒険』の前身が『DREAM』というスーパーファミコン用ソフトであり、開発の末主人公がバンジョーに代わったものであるということから、こちらが後発の作品になる予定だった可能性がある。

その後2002年に任天堂がレアの株をマイクロソフトに売却したことによりレアはマイクロソフトの傘下となり、これ以降作品やキャラクターの版権はマイクロソフトが持つようになる。しかし海外限定ではあるもののその後もシリーズ2作をゲームボーイアドバンス向けに発売していた。マイクロソフトが権利を持つ以上、長らくXBoxシリーズのハードで任天堂ロゴの省かれた移植や続編、コラボ作品などが発売されていたが、2019年には『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でキャラクターなどの要素が登場し、日本では19年ぶりに任天堂のゲームハードへの登場を果たす。2022年にはNINTENDO 64 Nintendo Switch Online向けに『バンジョーとカズーイの大冒険』が配信され、任天堂ロゴの入ったニンテンドウ64版が初の完全移植をされることとなる。

マリオシリーズとの関わり[]

ゲーム作品[]

バンジョーとカズーイの大冒険 - 1998年12月6日発売 - NINTENDO64
シリーズ1作目。相棒のカズーイが初登場し、バンジョーと同じく『ディディーコングレーシング』で初登場したティップタップも登場している。一部の広告媒体では「『マリオ64』が好きなら、ぜったいハマる!!」という宣伝文句が使われていた。
バンジョーとカズーイの大冒険2 - 2000年11月27日発売 - NINTENDO64
バンジョーは勿論、ティップタップも引き続き登場。
Banjo-Pirot - 2005年1月12日発売(北米) - ゲームボーイアドバンス
本来開発中止となるはずだったレーシングゲーム作品だったが、権利の関係で同じく開発中止となった『Diddy Kong Pilot』のグラフィックを差し替える事で発売されたという経歴を持つ。
そのせいか、エクスプレッソがうっかりカメオ出演してしまっている。

共演・客演[]

ドンキーコング64
『バンジョーとカズーイの大冒険』で初登場した仲間キャラ・チイトがザコ敵として登場する。
ディディーコングレーシング
バンジョーの初登場作品。ディディーコングなどと共演している。
DIDDY KONG RACING DS
バンジョーは版権の都合で削除されてしまったが、なぜかティップタップが続投されている。
マリオアーティスト ペイントスタジオ
キャラクタースタンプ「バンジョーなど」カテゴリで本シリーズのキャラクターのものが登場する。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
バンジョーとカズーイが「バンジョー&カズーイ」名義でファイターとして参戦。マリオシリーズやドンキーコングシリーズの要素と共演を果たす。参戦ムービーの『仲間たち』では、ドンキーコングディディーコングキングクルールが参戦を喜んでいる様子が描かれ、さらに初代『バンカズ』でのグランチルダの末路のように、キングクルールが高所から地面に埋まり大岩で塞がれるシーンもあった。
元々参戦を求む声は多く、『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』の時点で、「スマブラ2があるとしたら出てほしいキャラ」のアンケートで8位に名が挙がっていた。

類似・パロディ[]

バンジョーとカズーイの大冒険
「マンボまうんてん」にいるゴリラのキャラクター・コンガの鳴き声の一つが、『マリオパーティ』などにおけるドンキーコングの鳴き声に似ている。また、「カッチコッチなもり」で、家の入り口が岩に塞がれ困っているビーバーの名前が「ナーティ」。
グランチルダのクイズショーで「マンボまう〜〜〜んてんのもんだいぢゃゃゃ! ゴリラは な〜〜〜にをなげて〜〜〜きた?」という問題があるが、選択肢の一つに「タル」がある。ちなみにこの「ゴリラ」であるコンガが投げてきた正解のものはオレンジ。
バンジョーとカズーイの大冒険2
モグラのボトルズの娘・ゴグルスが、ドンキーコングによく似たゴリラの人形を持っている。また、「ジョリーのリゾート」に登場するハリセンボンの敵「スウェルベリー」の3Dモデルが、『ドンキーコング64』に登場する敵・パフタップの流用。
トイレのキャラクター・ロッゴーがパイプの詰まりを直すよう助けを求めるのに対しカズーイが「「パイプこうじ」のひとでもよべば? そうそう、マリオなんてどう?」と提案、それに対してロッゴーは「マリオはもうこんなしごとはやっちゃくれないよ…」と彼のスーパースターぶりを皮肉めいて表現した返答をする。
また、最終ボスの「マジョ1ごうモンスターメカニカルマッドマシン」戦では戦闘途中でグランチルダがクイズを出してくるが、「バンジョーとカズーイのだいぼうけん2」のパッケージイメージにとうじょうするのは?」という問題の選択肢の一つに「バンジョーとカズーイとおおきなサル」というものがある。北米版だと「Banjo, Kazooie, and Donkey Kong」となっており、「おおきなサル」の名前がぼかされずに出ている。
XBox及びXBox 360向け過去作配信サービス『Xbox Live Arcade』版では上記のカズーイのセリフが「そうそう、あのゆうめいなイタリアのおじさんなんてどう?」と存在をぼかす形のセリフに修正されている。それに対するロッゴーの返答には修正が加わっておらず、マリオの名がXBoxハードでも放たれることとなった。
バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦
プロローグで、あらゆるゲームを作り出したと名乗る存在「ログ」が長年の平和で太ったバンジョーとカズーイを失敗作と罵り、カズーイがこれでも主役だと言い返すが、それに対してログが「ならば、例のイタリアの紳士と比べてどうかね?」と返答する。
発売前のトレイラーでは、橋の上に作られた『スーパーマリオブラザーズ』のマリオのドットを飛行機のミサイルで撃ち抜き、首を吹き飛ばすシーンがあった。
大乱闘スマッシュブラザーズDX
おまかせで選択できる名前に「バンジョ」「カズーイ」という名前がある。

余談[]

  • ドンキーコング64』のステージである「ひるよるウッド」(Fungi Forest)は、元々は初代『バンカズ』の没ステージ「Fungus Forest」であったという噂がファンの間で存在する。実際に初代『バンカズ』のバンジョーの家にはひるよるウッドの絵が飾られており、また本作がE3で発表された際にはひるよるウッドのBGMが流れていた。

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