バロンクルール(Baron K. Roolenstein)は、ドンキーコングシリーズに登場するキャラクター。
概要[]
『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』の最終ボス。大柄な体格の科学者ワニで、白衣に身を包み背中に背負ったプロペラ付きの機械で空を飛んで移動する。科学者としての技量は確かで、巨大ボスのカオスや、潜水艦ノーチラス号といった機械兵器の開発を行った。ドンキーコングとディディーコングをさらってカオスの中に閉じ込め、バナナバードを封印するなどの準備を重ね、カオスによる世界征服を企んでいた。一人称は「オレ」(SFC版『スーパードンキーコング3』)、もしくは「おれ」(『ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング』以降)
海外のレア社公式によると、キャプテンクルール同様に彼もまたキングクルールの変装のひとつ。頭がやけに縦に長く、頭頂部には黒い髪を生やしているが、正体がクルールであることを考えるとカツラであると思われる。
カオスの作成に「カミさんの鍋や釜を使用して作った」と語っていることから、妻がいるものと思われがちであるが、レア社の公式ページによるとこのセリフはイギリスのコメディアン「Reeves and Mortimer」からの引用であるため、本当に妻がいるのかどうかの参考にはならないとのことである[1]。
登場作品[]
- スーパードンキーコング3 謎のクレミス島 / スーパードンキーコング3
- 初登場作品。「ふくしゅうのマシン ボス カオス」でのカオスとの戦闘後、背後の操縦席から出現。カオスを破壊されたことにより怒って襲い掛かる。撃破するとカオスからドンキーとディディーが救出されエンディング。
- クリア後は、ロストワールドにいるブーマーに歯車をすべて渡すと小屋の機械が作動し火山が暴走、潜水艦ノーチラス号が熱に耐えられなくなり浮上してきて「いかりのかがくしゃ ボス バロンクルール」ステージが解放しそこで戦闘となる。
- すべてのバナナバードを解放してからリンクリーコングのほら穴へ向かうと、バナナバードたちがバナナクイーンの封印を解き放ち真エンディング。解き放たれたバナナクイーンに追い回され、ボートで逃げ回るも上空からタマゴの殻をかぶせられ身動きが取れなくなるという最期を迎える。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- スピリットとして登場。
- また、ファイターのキングクルールが上必殺ワザでバロンクルールのプロペラ機械で復帰をする。
脚注[]
関連記事[]
テンプレート:スーパードンキーコング3 テンプレート:クレムリン