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この記事はマリオシリーズに関連しない事も含まれる事柄についての記事ですが、マリオペディアではマリオ関連についてしか記述していません。また、編集の際はマリオに関連しない方面へ内容を発展させないようにしてください。 |
“ | 任天堂のものづくりへの 想いとこだわりを知る、感じる。 |
” |
—公式サイト |
ニンテンドーミュージアム(Nintendo MUSEUM)は、京都府に存在する任天堂の製品の歴史を振り返る展示型施設。
概要[]
1969年に建設され、玩具やファミリーコンピュータ等の製品の主力生産工場として運用された「宇治小倉工場」が存在した土地を利用して設営された、任天堂がこれまでに展開した製品を展示し後世に伝える資料館。
海外専売タイトル、セカンド・サードパーティ開発を含む任天堂販売タイトルを、販売地域ごとのパッケージを全て並べて展示したり、「健康器具」「外部機器」「脳トレ・診断」などテーマに合わせた玩具やゲームを一か所にまとめて"あそび"に対する新たな挑戦の歴史を振り返る形の展示を行ったりするほか、巨大なコントローラでゲームをプレイしたり、大型パネルで百人一首をプレイしたり、お手製の花札を作成できたりなどの体験施設も充実。マイナー作品を含めた任天堂全般を扱ったグッズの販売やフードコーナーなど、エンターテインメント施設としても非常にバラエティ豊かな内容となっている。
2021年6月2日に「任天堂資料館(仮)」として2023年度(2024年3月以内)の完成を目指すと発表され、2023年9月23日に正式名称を「ニンテンドーミュージアム」に決定する発表が行われた。2024年8月20日にYouTubeで『ニンテンドーミュージアム Direct』が公開されたことでその内容の多くが初お披露目となった。同時にオープン予定日も10月2日と発表され、10月、11月分のチケットの抽選申し込みが行われた。翌月頭の9月1日に当落の発表が行われ、以降月の頭には前月の抽選結果の発表と3ヶ月後の入場チケットの抽選開始が同時に行われる。
マリオに関する施設内要素[]
- 施設を上空から見ると、上部に巨大なハテナブロックが描かれている。
- 建物外の地面タイルには、『スーパーマリオブラザーズ』のドット絵のキャラクターが多く描かれている。
- 入口には歴代の任天堂キャラクターが勢ぞろいしたパネルが設置されており、マリオシリーズのキャラクターも多く登場している。
- 展示室には任天堂が販売を行ったコンシューマ機用ソフトが、開発会社、版権タイトル、販売国を問わない全作品が展示されており、マリオシリーズの作品も多くが展示されている。なお「任天堂」のミュージアムであるがために任天堂IPを使用しながら任天堂が販売を行っていない作品の展示は大々的に行われておらず、サードパーティのヒット作を紹介する「各ハードのピックアップタイトル」の棚にそれらのタイトルは展示されている。
- マリオシリーズの中では、日本国外版マリオ&ソニックシリーズはセガが販売担当であるためおいていないことが多く、スクウェア・エニックスが販売する『いただきストリートDS』『いただきストリートWii』はピックアップコーナーに展示されている、といった具合。
- 『Wario Blast: Featuring Bomberman!』は任天堂ソフトの棚に置かれているものは「日本未発売」という扱い。しかしピックアップコーナーの棚では、原作『ボンバーマンGB』と同作が横並びに置かれていた。
- 体験施設には、コインという独自のコストを支払って参加することができる。1来場につき10枚もらうことができ、施設ごとの必要コインの枚数の関係上、1回の来場では全てのコーナーを回りきることはできない。また、再来場時の持越しも不可能なため、効率を最重要視する場合は体験施設巡りを優先するべし。
- 体験型コーナー『ザッパー&スコープSP』は、マリオシリーズの世界が舞台となってクリボーなどクッパ軍団の敵キャラクターを狙い撃ちするという内容。
- 体験型コーナー『ウルトラマシンSP』では「当時の家庭を再現した部屋」でバッティング体験が行え、(当時存在していないキャラクターのものを含めた)マリオキャラクターがモチーフの懐かしアイテムが多く陳列されている。
- 体験型コーナー『ウルトラハンドSP』は、流れるボールをウルトラハンドでつかんで土管へ運ぶという内容。掴む対象はモンスターボールやビリリダマ、マルマインといったポケットモンスターシリーズの要素が登場、同シリーズのBGMも場内で流れている。
- 体験型コーナー『ニンテンドークラシック』『ビッグコントローラ―』では、マリオシリーズの作品を含めた過去の任天堂タイトルを遊ぶことができる。
- 『ニンテンドークラシック』ではNintendo Switch Onlineで配信されている任天堂発売作品すべてが試遊でき、言語を変更すると他言語版Nintendo Switch Onlineでの配信作品も遊ぶことができる。なお言語選択は試遊しはじめの一回限り。
- カフェエリアは、ハテナブロックをトレードマークとした「HATENA BURGER」。好みの具材を組み合わせてお好みのハンバーガーを楽しむことができる。マリオにちなんでいるのか「ビッグキノコ」という肉厚のキノコを具材に選択することもできる。
- 物販エリアは、ハテナブロックをトレードマークとした「BONUS STAGE」。マリオシリーズに関連するグッズも多く取り扱っている。
マリオに関する施設内トリビア[]
- ハテナブロックのデザインの変遷を振り返る展示コーナーが存在するが、『スーパーマリオランド3 ワリオランド』の「?」の意匠が無いブロックや、『スーパーマリオ64』のきいろいブロックや『スーパーマリオサンシャイン』のノズルボックスなどといった厳密にはハテナブロックではないものも並んでいる。
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