ニンテンドーゲームキューブ(NINTENDO GAMECUBE)とは、2001年9月14日に任天堂から発売された据置型家庭用ゲーム機。「ゲームキューブ」「キューブ」「GC」などと略される。
概要[]
任天堂のゲームハードで初めて光メディアを採用したハード。前世代機であるNINTENDO64の反省を踏まえ、瞬間最大出力よりも安定性を重視し開発のしやすいゲームハードを目指して製作された。同世代機のPlayStation2やXBoxなどよりも後発にあたる。
本機に対応した「ゲームキューブコントローラ」は主に『大乱闘スマッシュブラザーズDX』プレイヤーを中心に非常に好評であり、現在も現行ハード用に新規のゲームキューブコントローラが発売されるほど。『スマブラ』シリーズ以外にも使用できる作品はあり、例えば『スーパーマリオ 3Dコレクション』ではGCコントローラを接続する事で『スーパーマリオサンシャイン』を当時そのままの操作で遊ぶことができる。
発売されたマリオシリーズ[]
発売日は断りがない限り日本国内での発売日を記載。ファミリーコンピュータ ディスクシステム向けに発売されたソフトは該当記事を参照。
3Dスーパーマリオシリーズ[]
- スーパーマリオサンシャイン - 2002年7月19日発売
- 3Dスーパーマリオシリーズ第二作目。クッパJr.が初登場。
マリオカートシリーズ[]
- マリオカート ダブルダッシュ!! - 2003年11月7日発売
- 二人乗りシステムによりキャラクターとカートの種類が大幅増加。キノピコの初登場作品。
ペーパーマリオシリーズ[]
- ペーパーマリオRPG - 2004年7月22日発売
- 『マリオストーリー』に次ぐ、ペラペラマリオのRPGシリーズ第二作目。
マリオゴルフシリーズ[]
- マリオゴルフ ファミリーツアー - 2003年9月5日発売
マリオテニスシリーズ[]
- マリオテニスGC - 2004年10月28日発売
スーパーマリオスタジアムシリーズ[]
- スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール - 2005年7月21日発売
マリオストライカーズシリーズ[]
- スーパーマリオストライカーズ - 2006年1月19日発売
マリオパーティシリーズ[]
- マリオパーティ4 - 2002年11月8日発売
- マリオパーティ5 - 2003年11月28日発売
- カプセルシステムが登場。
- マリオパーティ6 - 2004年11月18日発売
- ゲームキューブ用マイクに対応。
- マリオパーティ7 - 2005年11月10日発売
- コントローラを左右二人で持って遊ぶ8人用ゲームが登場。
その他のマリオシリーズ[]
- NBAストリートV3 マリオでダンク - 2005年5月26日発売 - エレクトロニック・アーツ
- マリオ達が主役のバスケットボールゲーム。
- Dance Dance Revolution with MARIO - 2005年7月14日発売
- コナミが発売するリズムゲーム『Dance Dance Revolution』とマリオのコラボレーション。
- SSX On Tour with マリオ - 2005年11月24日発売 - エレクトロニック・アーツ
- マリオ達が主役のウィンタースポーツゲーム。
発売されたマリオファミリーゲーム[]
ルイージマンションシリーズ[]
- ルイージマンション - 2001年9月14日発売
- ゲームキューブのローンチタイトルのひとつ。
ドンキーコングシリーズ[]
- ドンキーコンガ2 ヒットソングパレード - 2004年7月1日発売
- ドンキーコンガシリーズ第二作目。
- ドンキーコング ジャングルビート - 2004年12月16日発売
- タルコンガを用いたアクションゲーム。
- ドンキーコンガ3 食べ放題!春もぎたて50曲 - 2005年3月17日発売
- ドンキーコンガシリーズ第三作目。
ワリオシリーズ[]
- あつまれ!!メイド イン ワリオ - 2003年10月17日発売
- ゲームボーイアドバンス用ソフト『メイド イン ワリオ』収録のプチゲームを用いたパーティゲーム。
- ワリオワールド - 2004年5月27日発売
- ワリオランドシリーズ唯一の3D視点アクションゲーム。
マリオファミリーが出演するゲーム[]
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX - 2001年11月21日発売
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ第二作目。クッパやピーチの参戦や観賞用フィギュアなど多くの新要素が初登場。
- どうぶつの森+ - 2001年12月14日発売
- ファミコン家具でマリオシリーズのゲームを遊ぶことができる。
- NINTENDOパズルコレクション - 2003年2月7日発売
- 『ドクターマリオ』『ヨッシーのクッキー』『パネルでポン』の3タイトルを収録。
- どうぶつの森e+ - 2003年6月27日発売
- マリオ系家具が登場。
- テン・エイティ シルバーストーム - 2004年1月22日発売
- スノーボードを題材としたスポーツゲーム。マリオの氷像やマリオがデザインされたボードなどが登場する。
- ちびロボ! - 2005年6月23日発売
- ナスビ仮面が登場する。
- 伝説のクイズ王決定戦 - 2005年12月8日発売
- マリオシリーズに関する問題が収録されている。
- パックマン vs. - 非売品 - ナムコ / 任天堂
- クラブ.ニンテンドーの景品として頒布された作品。宮本茂がディレクションを担当しており、チャールズ・マーティネーが軽快なお兄さんの声でナレーションを担当している。
マリオシリーズに関連する作品[]
- ピクミン - 2001年10月26日発売
- 主人公キャプテン・オリマーの名前の由来が、マリオを逆から読んだものである。
- また、64DDなどで開発が進んでいた大量の小さなマリオが登場する『スーパーマリオ128』は、最終的にこのゲームとして世に出された。
- ゼルダの伝説 風のタクト - 2002年12月13日発売
- メトロイドプライム2 ダークエコーズ - 2005年5月26日発売
- 『メイド イン ワリオ』シリーズでプチゲームとして登場。
ゲームキューブに関連するマリオ作品[]
- マリオカート ダブルダッシュ!!
- バトルコースとして登場。ゲームキューブの上がコースとなっていて、外周には落ちないように柵がついている。本体の色はバイオレット。
- スーパーペーパーマリオ
- カメレゴン城に置かれている。
- ルイージマンション2
- オヤ・マー博士の発明で、ゴーゴーカメラ略してGCが登場。
- ヨッシー ウールワールド
- 3-S「おねがい!おいていかないで」でクラフトウールを全て集めると「ゲームキューブヨッシー」が復活する。
- さわる メイド イン ワリオ
- プチゲーム「ゲームキューブ」で登場。カセットを入れてふたを閉め、コントローラを指して電源ボタンを入れ遊べる状態にすればクリア。
- マリオパーティ100 ミニゲームコレクション
- 『マリオパーティ4』『マリオパーティ5』『マリオパーティ6』『マリオパーティ7』から選ばれたミニゲームのアイコンとして登場。ゲーム内だとカラーはバイオレットだが、公式サイトだとシルバーになっている。
- マリオパーティ スーパースターズ
- 『マリオパーティ4』『マリオパーティ5』『マリオパーティ6』『マリオパーティ7』から選ばれたミニゲームのアイコンとして登場。ゲーム内、公式サイト共にカラーはバイオレット。これらの作品のミニゲームしか出現しないようにするミニゲームパック「ゲームキューブ」も設定可能。
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX
- ルイージの「ターゲットをこわせ!!」のステージに足場としてゲームキューブ本体が登場。
このハードから始まった関連シリーズ[]
- ピクミンシリーズ
- ピクミン - 2001年10月26日発売
- ちびロボ!シリーズ
- ちびロボ! - 2005年6月23日発売
脚注[]
関連記事[]
- NINTENDO64 - 前世代機。
- Wii - 次世代機。