ドンキーコングJr.( - ジュニア、Donkey Kong Jr.)は、ドンキーコングシリーズ及びマリオシリーズなどの作品に登場するキャラクター。
概要[]
同名のゲーム作品『ドンキーコングJR.』で主人公として登場した赤ちゃんゴリラで、元祖ドンキーコングの息子。胴体を覆う白い衣服を身に付けており、服の真ん中には「J」の文字が印字されている。マリオにとらえられた父親ドンキーコングを救うため、ツタを伝って画面上へと向かっていく。
同作のファミコン移植版や続編『ドンキーコングJR.の算数遊び』などで登場したのちしばらく出番はなかったが、アーケード版から10周年となる1992年に『スーパーマリオカート』でレーサーとして再登場。その後もゲームボーイ版『ドンキーコング』や『マリオテニス64』など細々と出番はあったが、レア社の『スーパードンキーコング』シリーズで登場しなかったがために以降のシリーズではぱったりと出番が消滅してしまった。
登場作品[]
ゲーム作品[]
- ドンキーコングJR.
- 初登場作品。
- ドンキーコング (ゲーム&ウオッチ)
- アラーム係として登場。
- ドンキーコングJR. (ゲーム&ウオッチ)
- ドンキーコングJR.の算数遊び
- プレイヤーとして登場。対戦時、2Pが操るドンキーコングJr.は体毛の色がピンク色になっている。
- ドンキーコング (ゲームボーイ)
- スイッチを勝手に切り替えるおじゃまキャラクターとして登場。
- ドンキーコング トロピカルフリーズ
- 「こおりのいせき」のゴール地点付近の背景にあるドットのドンキーコングの像が持つWii U GamePadの中にドットで描かれている。
- スーパーマリオコレクション(SMB3) / スーパーマリオアドバンス4
- 巨大の国の王様が変えられた姿として登場。
- スーパーマリオメーカー
- キャラマリオとして登場。
- スーパーマリオカート
- レーサーとして登場。重量級。宮本茂曰くデビュー10周年であることが選出理由とされるが、シャツを着ていることで後ろからの視認性がよかったことも理由として挙げられるとスタッフは語る[1]。
- おじゃまアイテムとしてバナナが選出された理由も「ドンキーコングJR.の好物だからぴったり」ということになっている。
- マリオカート ダブルダッシュ!!
- 背景の観客として登場。服以外は頭がとがっていたり目の周りに黒の縁取りがあったりなどし、2代目ドンキーコングに似る。
- マリオカート ツアー
- スーパーマリオブラザーズ35周年の一環として、『スーパーマリオカート』のドット絵そのままレーサー「ドンキーコングJr. (SFC)」として登場。スタート時のファンファーレ、アイテムボックス取得時のルーレット、ゴール後のファンファーレが『スーパーマリオカート』のものになる仕様がある。
- マリオズテニス
- プレイアブルキャラクターとして登場。
- マリオテニス64
- 隠しプレイヤーとして登場。2代目ドンキーコングのダブルスパートナーとして選出。時系列的には2代目ドンキーコングよりも年上であるはずなのだが、なぜか赤ん坊のままの姿で登場。
- マリオクラッシュ
- 800000点を獲得したボーナス画面でドンキーコングとともに登場。
- MARIO'S TIME MACHINE (NES版)
- クッパ城内に肖像画がある。
- ゲームボーイギャラリー
- 『ファイア』のいまモードに登場。
- ゲームボーイギャラリー2
- 『ドンキーコング』のむかしモードに登場。
- ゲームボーイギャラリー3
- 『ドンキーコングJR.』に登場。
- ゲームボーイギャラリー4
- 『ドンキーコングJR.』に登場。
- まわる メイド イン ワリオ
- プチゲーム「ドンキーコングJr.」に登場。
- メイド イン ワリオ ゴージャス
- プチゲーム「ドンキーコングJr.」に登場。
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
- 『DX』では観賞用フィギュアとして、『X』ではシールとして、『SP』ではスピリットとして登場。シールは『ドンキーコングJR.』のものと『マリオテニス64』のものが存在。
- パンチアウト!!、スーパーパンチアウト!!
- 背景の観客として登場。
アニメ作品[]
- Saturday Supercade
- 『Donkey Kong Jr.』のアニメも存在、主人公のひとりとして登場。
映画作品[]
- レディ・プレイヤー・ワン
- 『ドンキーコングJR.』のポスターが飾ってあり、そこに写っている。
その他の媒体[]
- Nintendo e-Reader テレビCM
- ベルトコンベアで運ばれ、毛並みを整えられ香水も吹いて容姿をきれいにされた瞬間、プレス機で押しつぶされてカードにされるクレイアニメ。
- 日本国外ではカードeリーダーに通すとファミコンソフトやゲーム&ウオッチタイトルが遊べるカードの販売がされており、それに関する宣伝。マリオ、モトクロッサー、Mr.ゲーム&ウォッチらもコンベアに並んでいた。
余談[]
- 2023年の映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では、2代目ドンキーコングがクランキーコングの息子ということになっており、存在が危ぶまれている。
関連記事[]
- ドンキーコングJR.
- ドンキーコング (初代) - 父。
- ドンキーコング (2代目) - 父の孫。具体的な系譜は不明。
- ベビィDK - ドンキーコングと縁のある赤ちゃんゴリラ。