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チャールズ・マーティネーCharles Martinet、1955年9月17日 - )は、アメリカ合衆国の声優、俳優。マリオをはじめとするマリオシリーズの多くのキャラクターを演じていたことで有名。

来歴[]

1955年9月17日、アメリカ合衆国カリフォルニア州のサンノゼで生をうける。12歳の頃にスペインのバルセロナに、その後フランス・パリに移り住んだことから母語の英語の他にスペイン語・フランス語を流暢に話すことができる。

カリフォルニア大学バークレー校で国際法を学んでいたものの大学4年生でこれを断念。人前で話すことに対する恐怖症を克服するためにという旨で、友人に勧められて演技の講義を受講。それからバークレー・レパートリー・シアターで数年修行をして、ドラマ・スタジオ・ロンドンに通う中で自身のアクセントや方言についての才能に目覚めたという。その後はサンノゼ・レパートリー劇場で創設メンバーの一人として4年間活動。映画などにも出演していた。

ある時、友人から「見本市で配管工役を演じて客に話す」という役のオーディション募集があることを聞いて、オーディションの終了間際に駆けつけこれを受ける。ディレクターに「ブルックリン出身のイタリア人配管工」をイメージして演じてほしいと言われ、イタリア系アメリカ人のステレオタイプな深く荒々しい声をイメージしたそうだが、それでは子どもたちに怖がられるのではないかと思い、明るく特徴的な「あの声」を演じてみせた。

こうして見本市でのマリオ声優として採用され、1990年から任天堂で働き始める。この見本市は「Mario in Real-Time」といい、SimGraphicsによって開発されたデジタル人形劇とマーティネー演じるマリオのトークが評判を呼んだという。

テレビゲームでのマリオとしての初出演は『Mario's Game Gallery』という北米で発売されたMS-DOS向けソフトだった。その後、『スーパーマリオ64』を経てマリオの声として広く知られるところとなっている。

マリオだけでなくルイージワリオワルイージなどシリーズに登場する多くの重要なキャラクターを演じており、特にマリオとして出演したゲームは2018年の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』をもって100本となった。これは「単一キャラクターとして100作のゲームに出演した声優」としてギネス世界記録となっている。

2023年に公開された映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ではジュゼッペというキャラクターとしてカメオ出演。

2023年8月21日、任天堂公式X(Twitter)にてマリオの声優を勇退し、新たにマリオシリーズの親善大使に就任したことが発表され[1]、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』からは新たな声優が務める運びとなった。ただし、過去作の移植・リメイクでは流用という形で氏のボイスが使われている。

演じているマリオシリーズ作品[]

1992年
  • Super Mario Bros. (ピンボール)(マリオ)
  • Super Mario Bros. Mushroom World(マリオ)
  • Mario Teaches Typing(マリオ)
1995年
  • Mario's Game Gallery(マリオ)
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
  • マリオテニス ウルトラスマッシュ(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
  • ミニマリオ & フレンズ amiiboチャレンジ(ミニマリオ、ミニルイージ)
  • マリオ&ソニック AT リオオリンピック(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
  • マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケードゲーム(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
  • ペーパーマリオ カラースプラッシュ(ルイージ)
  • マリオパーティ スターラッシュ(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
  • スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS(マリオ)
  • スーパーマリオ ラン(マリオ、ルイージ)
2017年
  • マリオスポーツ スーパースターズ(マリオ、ルイージ、ベビィマリオ、ベビィルイージ、ワリオ、ワルイージ、メタルマリオ)
  • マリオカート8 デラックス(マリオ、ルイージ、ベビィマリオ、ベビィルイージ、ワリオ、ワルイージ、メタルマリオ、ゴールドマリオ、タヌキマリオ)
  • マリオ&ルイージRPG1 DX(マリオ、ルイージ)
  • スーパーマリオ オデッセイ(マリオ、ルイージ)
  • マリオパーティ100 ミニゲームコレクション(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
2018年
2019年
  • New スーパーマリオブラザーズ U デラックス(マリオ、ルイージ)
  • スーパーマリオメーカー 2(マリオ、ルイージ)
  • マリオカート ツアー(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ、ベビィマリオ、ベビィルイージ、メタルマリオ)
  • ルイージマンション3(ルイージ、マリオ)
  • マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック(マリオ、ルイージ、ワリオ、ワルイージ)
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
  • マリオvs.ドンキーコング(マリオ、ミニマリオ)※バンク音声
  • ルイージマンション2 HD(マリオ、ルイージ)※バンク音声

雑学[]

  • マリオを演じているため、マリオの生みの"親"である宮本茂には「パパ」とマリオの声で呼ぶパフォーマンスも多く見せる。
  • マリオvs.ドンキーコング』の真エンディングでは、表示されるスタッフの役職ごとにその役職に関する一言をマリオボイスで話すが、一番最後にマーティネー自身の名前が表示される時には「Ah, that Charles Martinet! Nice Italian boy.」と一言残す。
    • その少し前のタイミングで、岩田聡と宮本茂の名が表示されるときには「Oh yeah, don't forget to thank Mr. Miyamoto.」というセリフも言う。
  • クラブニンテンドーの景品が初出の作品『パックマンvs.』は宮本茂がゲームデザインを担当した任天堂とナムコのコラボレーション作品であり、マーティネーがマリオの声でナレーションを担当している。

脚注[]

関連項目[]

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