チビヨッシー、ちびヨッシーとは、ヨッシーの幼体。
概要[]
ヨッシーは、タマゴから誕生する。現実の生物同様にヨッシーも生まれた直後に幼少時代を挟むことがあり、その時の形態を指して呼ぶ(直接成体の状態で生まれる作品も存在してしまう)。ヨッシーの初登場作品『スーパーマリオワールド』の時点では通常の緑ヨッシーが生まれるときに一度チビヨッシーを挟んでから急激に成長するというアニメーションが用意されているほか、ネイティブスターに登場する伝説の3色ヨッシーが、チビヨッシーの状態で生まれる。
『スーパーマリオワールド』など大人のヨッシーと区別される作品では、胴体や尾が極端に小さく頭もややつぶれており、たれ目でひしゃげたような姿をしている。2Dスーパーマリオシリーズでこの状態で登場するときにはアイテムのように持つことができ、接触した敵キャラクターを自動で食べてくれたり何かしらの特殊技能を発揮してくれたりすることがある。
『ヨッシーストーリー』ではプレイヤーとなるヨッシーたちが生まれたばかりの「ちびヨッシー」である。人を乗せられる大きさではない代わりに背筋が立っており、プレイアブルとして単独登場するヨッシーがこの作品のように背筋を立たせていることが多くみられるようになる。
『ペーパーマリオRPG』ではマリオの仲間として「チビヨッシー」が登場。こちらはヨッシーをそのまま小さくしたような体型にモヒカンとパンツの姿であり、2Dスーパーマリオシリーズのものよりかは『マリオストーリー』のジャンボル島に住む「チビヨッシー」を意識したかのような見た目となっている。
登場作品[]
- スーパーマリオワールド
- 初登場作品。チビヨッシー状態の3色ヨッシーは、敵キャラクターを5匹食べさせるか、パワーアップアイテムを1つ食べさせることで成体となる。
- New スーパーマリオブラザーズ U / New スーパールイージ U / New スーパーマリオブラザーズ U デラックス
- フウセンちびヨッシー、アワちびヨッシー、ヒカリちびヨッシーという特殊技能を持った3種類のちびヨッシーが登場。大人にはならない。
- マリオストーリー
- ジャンボル島にいる小さい子供のヨッシーが「チビヨッシー」と呼ばれている。
- ペーパーマリオPRG
- 仲間キャラとして登場する生まれたてのヨッシーのデフォルトネームが「チビヨッシー」である。詳しくはチビヨッシー (ペパマリRPG)を参照。
- スーパーペーパーマリオ
- ゲームクリア後のモノノフ王国で、ブブドー100人抜きを達成すると貰えるカードの中に、『ペーパーマリオRPG』のチビヨッシーのものが存在する。また、カメレゴン城にフィギュアが置かれている。
- マリオペイント
- スタンプとして登場するほか、サウンドコラージュではヨッシーの鳴き声音色のアイコンとして登場。
- ヨッシーのたまご
- うえたまごとしたたまごで敵キャラを挟んだ数が0~2体の時にちびヨッシーが誕生する。
- ヨッシーアイランドDS
- エンディング後、スターチルドレンの最後の一人として生まれたばかりのヨッシーが登場。
余談[]
- 『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』の公式サイト「スマブラ拳!!」で抽選により頒布されたビデオでは参戦ファイターのヨッシーのことを「大人のヨッシー」と区別しているが、これは当時最新作の『ヨッシーストーリー』でのヨッシーがちびヨッシーであるためで、スマブラのヨッシーはそれ以前の作品のヨッシーを参考にしているということを表している。