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ソニック、ソニック・ザ・ヘッジホッグ(Sonic、Sonic The Hedgehog)は、セガのゲームシリーズ『ソニック』シリーズの主人公を務めるキャラクター。セガ社とそのゲームハードを代表するキャラクターのひとり。
概要[]
ファミリーコンピュータと『スーパーマリオブラザーズ』でゲーム業界に革命をもたらし、マリオという最強のキャラクターコンテンツにより業界トップシェアを揺るがぬものとしていた任天堂に対抗するべく誕生したという、本シリーズと強く因縁深い誕生経緯があるキャラクター。
『スーパーマリオブラザーズ』に対抗するためにスピード感のあるゲームシステムが求められ、紆余曲折を経てハリネズミのキャラクターに落ち着く。ふっくらした体型で「かわいい」印象のあるマリオに対して、アメリカしぐさを多く行うスマートでクールな「かっこいい」キャラクター性が付けられていった。
走ることが大好きで、何より自由を愛し生きたいように生きるキャラクター。その走る速さはその名の通り「音速」と呼ばれるほど早く、目まぐるしく移動する背景もメガドライブのマシンパワーを象徴するものだった。
年齢は15歳。クールなしぐさや口ぶりを見せるが、正義感にあふれ多少熱くなりやすい。じっとしているのが嫌いで、一部の作品では操作を放置すると怒って帰っていきミスになってしまうものもある。好物はチリドッグ。
水中が苦手であり極端に移動性能が落ちるほか、しばらく水中でもたもたしていると息が尽きてミスになる。その設定を加味し、マリオ&ソニックシリーズでの水泳競技では一人だけライフジャケットを身に着けて犬かきで泳ぐという差別化がなされている。
初代作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は1991年にメガドライブ用ソフトとして発売されるが、ソニック自身のゲームデビューはその少し前にアーケードで稼働された『ラッドモービル』というレースゲームでフロントガラスに吊るされたマスコットとしての登場が先。作中のBGMを担当した音楽バンド・DREAMS COME TRUEが1990年に行った「WONDER 3」というツアーのパンフレットに描かれたことが真の表舞台デビュー。
90年代を中心に長らくマリオシリーズとの対立をしたのち、1998年発売のドリームキャストを最期にセガがゲームハード事業を撤退、他社ハードにゲームを提供するようになったことで和解し、2007年に『大乱闘スマッシュブラザーズX』への参戦と『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』の発売をスタートに両シリーズのコラボレーションも積極的に行われることとなった。
1998年発売の『ソニックアドベンチャー』でビジュアル、設定、ゲームシステムが大きく変化し、よりスタイリッシュでクールな風貌に変化。これにより91年から続いた2D作品に登場する旧時代のソニックを「クラシックソニック」、2001年以降現代のソニックを「モダンソニック」と区別する風潮がある。
登場するマリオ関連作品[]
- マリオ&ソニック AT 北京オリンピック
- メインキャラクター及びプレイヤーとして登場。
- マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック
- メインキャラクター及びプレイヤーとして登場。
- マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック
- メインキャラクター及びプレイヤーとして登場。
- マリオ&ソニック AT ソチオリンピック
- メインキャラクター及びプレイヤーとして登場。
- マリオ&ソニック AT リオオリンピック
- メインキャラクター及びプレイヤーとして登場。
- マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケードゲーム
- メインキャラクター及びプレイヤーとして登場。
- マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック
- メインキャラクター及びプレイヤーとして登場。
- マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック アーケードゲーム
- メインキャラクター及びプレイヤーとして登場。
- ソニック ロストワールド
- 無料ダウンロードコンテンツ「ヨッシーアイランドZONE」で、ヨッシーシリーズの世界を駆け抜ける。
- スーパーマリオメーカー
- キャラマリオとして登場。
- マリオカート8 / マリオカート8 デラックス
- ソニックのamiiboを使用することで、ソニックを模したMiiスーツが入手できる。
- スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー
- キャプテンクルール撃破後にクランキーコングから「ビデオゲームのヒーロー」を発表されるとき、右下に「NO HOPERS」(負け組)と書かれたプラカードの置かれたゴミ箱と共に、ソニックの赤い靴が置かれている。ゲームボーイアドバンスのリメイク版では時代の変化に応じ、この描写は削除された。
- ヨッシー ウールワールド / ポチと!ヨッシー ウールワールド
- ソニックのamiiboを使用することで、ソニックをイメージしたカラーリングのあみぐるみヨッシーが使用可能。
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降ファイターとして参戦。
- 『DX』では「おなまえ」を設定するときに自動入力でつけられる名前に「ソニッコ」「マイルス」「セガガ」というものが存在した。
- セガガガ
- ゲームショップ「BUG大鳥居」の店長として登場する『アレックスキッド』シリーズの主人公・アレックスキッドが、「俺もセガのイメージキャラクターとしてデビューして任天〇のマ〇オさんに張り合う意気込みだったんだ」と伏字を交えて語り、のちにソニックにその座を奪われたことを嘆いていた。