スーパーマリオランド3 ワリオランド(Wario Land: Super Mario Land 3)は、1994年1月21日に発売されたゲームボーイ用の横スクロールアクションゲーム。
概要[]
『スーパーマリオランド2 6つの金貨』で悪役として登場したワリオが、初めて主役を務めるゲーム。タイトルに反してマリオはほぼ登場せず、「スーパーマリオランドシリーズ3作目」というよりは「ワリオランドシリーズ1作目」というべき立ち位置になっている。開発当初のサブタイトルは『怪力ワリオ』だった。ワリオシリーズ形成の礎となり、ワリオ本人に様々な設定や役割が与えられるきっかけにもなった一作。
ワリオらしく豪快でパワフルなアクションが最大の特徴。体当たりで敵やブロックを粉砕し、変身すれば地面を揺らしたり空を飛んだり火を吹いたりと、マリオとは一味違う立ち回りを見せる。加えてマリオよりもタフであり、下手な敵の攻撃ではゲームオーバーにならない。
ストーリー[]
『自分のお城がほしい・・・でもお金が無い・・・。』
ワリオは、ワリオ城を建てる方法を思案していました。そんな時、海賊のウワサが流れてきました。
《海賊ブラックシュガー団が巨大な黄金像を盗んだ。そして、マリオが盗まれた像を取り戻し海賊たちをこらしめようと、ブラックシュガー団を探している。》
このウワサを聞いたワリオは、
『これほどの海賊なら根城のキッチン島には、山のような宝物が隠されているに違いない。それを横取りして、お城を建てよう！』
と考えました。そして、意気揚々と出かけました。キッチン島には海賊の手下がいっぱいいます。また、ちょっと変わった生き物もいてワリオの邪魔をします。
ワリオは島に隠された財宝を見付け出し、みごと横取りに成功できるでしょうか？そして、どんなワリオ城が建つのでしょうか？
(公式サイトより)
システム[]
基本システムはマリオシリーズと似ており、ステージをクリアして一本道のワールドを進む2Dアクションである。ゲーム進行によっては、既出のステージの地形が変わったり、隠しステージが出現したりする。
ワリオはマリオのように移動やジャンプができるだけでなく、Bボタンでショルダータックルして攻撃したり、気絶した敵に触れて持ち上げてからBボタンで投げ飛ばしたり、↑+Bで手持ちのコインを10消費して投げつけたりできる。変身システムもアイテム取得でパワーアップ、被弾で解除とマリオシリーズのようなものになっており、パワーがアップしヒップドロップが使えるブルワリオ、ショルダータックルの勢いで水平飛行するジェットワリオ、火炎放射で攻撃するドラゴンワリオが存在する。
ワリオは一般的なザコ敵からの攻撃に耐性があり、ダメージにはならない。槍やトゲなど一部の攻撃を食らうとダメージとなり、攻撃のできないちびワリオにパワーダウンしてしまう。
ステージ内にはあちこちにコインが落ちている他、一部のステージには15個のお宝が隠されている。この二つの要素の取得率が最終的なエンディング分岐に影響する。
キャラクター[]
プレイヤー[]
- 主人公。宝目当てに探検帽をかぶって冒険し、海賊相手に大暴れする。
ザコ敵[]
- イシダルマ
- ウォッチ
- ウキワニ
- ガウガウ
- グラグラ
- クララ
- クリクリ
- グリグリ
- コノタコ
- ゴボテン
- ゴロー
- チキンダック
- チクリ
- デビデビ
- トゲマル
- ドドン
- ノッコ
- パイダン
- バットしゅるけん
- ハニハニ
- ハリス
- ピーカン
- ピッカリクン
- ビッグ
- プー
- ベエ
- ボウッ
- ポコペン
- マイゾー
- ヤドラー
- ヤリクリ
- ヤリクリオバケ
- ヤブリキ
- D.D.
ボス[]
- トゲブロス
- ビーフン
- ヒンヤリ
- フンフン
- ボウボウ
- ゼニスキー
- デンプー / キャプテン・シロップ
その他[]
- エンディングに少しだけ登場。
ステージ[]
- ライスビーチ
- ティーポット山
- シャーベッ島
- ストーブ谷
- ティーカップ号
- パセリの森
- シロップ城