『スーパーマリオコレクション』(Super Mario All-Stars)は、1993年7月14日に任天堂から発売されたスーパーファミコン用のアクションゲーム。この記事ではWiiへの移植版として2010年10月21日に発売された、『スーパーマリオコレクション スペシャルパック』についても解説する。
概要[]
ファミコンで発売された『スーパーマリオブラザーズ』、『スーパーマリオブラザーズ2』、『スーパーマリオブラザーズ3』、『スーパーマリオUSA』の4作品をまとめたお買い得パックとして開発されたソフト。
主な変更点[]
全体共通[]
- ハードの変化に伴い、グラフィックやサウンドの質が向上。
- セーブ機能が搭載。『2』以外はワールド毎に、『2』はステージ毎にセーブされる。
スーパーマリオブラザーズ・2[]
- 初期残機が3から5に変更。
- 残機の最大値が128になり、マイナスになることがなくなった。数値も数字で表示されるようになっている。
- タイトル画面、ボーナス面、クッパ戦で専用のBGMが流れるようになった。
- コース開始画面で、そのコースの特徴を表した一枚絵が出るようになった。
- ループするステージにおいて、正解・不正解を表す効果音が流れるようになった。
- キノピオを助ける時の演出がワールド毎に異なる。
- 『2』において、ワールド9で残機1にならずそこまでの残機を引き継ぐようになった。
- 『2』において、1度8-4をクリアすればワールドAに行けるようになった。
- 『2』において、ワールドA以降のワールドの敵キャラが『1』の裏面仕様に変更。原作でクリボーだった敵がメットになり、敵キャラの移動速度も上がっている。
- 『2』において、クッパ(青)にあたるクッパのグラフィックが通常と同じになっている。
スーパーマリオUSA[]
- 原作では残機0でミスをするとゲームオーバーになっていたが、本作では残機1でゲームオーバーになる。
スーパーマリオブラザーズ3[]
- タイトル画面で専用のBGMが流れるようになった。
- 原作では残機0でミスをするとゲームオーバーになっていたが、本作では残機1でゲームオーバーになる。
- ゴールカードが3枚揃うと、専用のファンファーレが鳴る。
- 王様が変えられた動物が変化している。
- テキストにファミコン当時の制限が無くなり、読みやすく変化している。
- ファイアマリオなどの変身状態でダメージを受けた際、スーパーマリオになるようになった。
- バトルモードとして、『マリオブラザーズ』を単品で遊べるようになった。
脚注[]
関連記事[]
- スーパーマリオ 3Dコレクション - 過去作復刻作品。