ジャンル | アクションゲーム |
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対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | 16Mbitカセット |
発売日 |
[[image:Flag of Japan.svg Mario Kart DS|border|25x20px|日本の旗]]1993年7月14日アメリカ合衆国の旗1993年8月2日 [[image:テンプレート:Country flag alias EU|border|25x20px|テンプレート:Country alias EUの旗]]1993年12月16日 |
価格 |
[[image:Flag of Japan.svg Mario Kart DS|border|25x20px|日本の旗]]9,800円(税抜) |
売上本数 |
[[image:Flag of Japan.svg Mario Kart DS|border|25x20px|日本の旗]]約212万本 |
『スーパーマリオコレクション』(Super Mario Collection、欧米ではSuper Mario All-Stars)は、ファミコンの発売10周年を記念して、1993年7月14日にスーパーファミコン用のアクションゲームとして任天堂が発売したゲームソフト。略称は「マリコレ」。販売本数約212万本。2010年10月21日には『スーパーマリオブラザーズ』の発売25周年を記念してWiiへの移植版が発売された。
概要[]
ファミリーコンピュータで発売された以下のマリオシリーズ4作品が、グラフィックやサウンドをパワーアップして収録されている。
欧米では上記の4作品に加え『スーパーマリオワールド』のリメイク版とスーパーファミコン本体が同梱されたパッケージも発売された。欧米では日本における『スーパーマリオUSA』が "Super Mario Bros. 2" として発売されており、それまで日本での『スーパーマリオブラザーズ2』が未発売となっていたが、今回欧米で初登場した。タイトルは "Super Mario Bros.: The Lost Levels" として収録。
後にゲームボーイアドバンスで発売された『スーパーマリオアドバンス』シリーズは、『アドバンス1』が本作『コレクション』に収録されたリメイク版『USA』を、『アドバンス4』が本作のリメイク版『3』をベースにした移植となっている。
オリジナルからの変更点[]
全般的に、グラフィックの描き直しや音楽のアレンジが行われている。ゲーム開始時には『1』『2』『USA』『3』のパッケージイラストが表示され、選んだ各タイトル毎にそれぞれ独立したファイルA・B・C・Dの4つのセーブデータから選択してスタートするようになった。また、『USA』以外にもタイトル画面に専用のBGMが用意され、それぞれ別の曲だが、『USA』のタイトルBGMも含め全て『1』『2』の水中ステージのBGMのアレンジとなっている。ゲーム中の効果音は主に『スーパーマリオワールド』のものが使用されている。
セーブデータには、4タイトル×4データでそれぞれ別々に、プレイヤー数(『1』と『3』)・残り人数・もっとも進んだワールド(『2』のみエリア単位)・所持アイテム(『3』)・キャラ別のクリアしたエリアの数(『USA』)などがセーブされる。また、『1』と『2』はハイスコアも同時にセーブが行われる。一度決定してしまったプレイ人数は、そのセーブデータを消去しない限り変更できない。なお、別タイトルのセーブデータは全て独立しているため、全タイトルを同じ箇所のセーブデータでクリアしても特典などはない。
操作方法は、『スーパーマリオワールド』と同じくBジャンプ・Yダッシュの「タイプA」、ファミコンと同じAジャンプ・Bダッシュの「タイプB」の2種類から選択可能。
その他の変更点を以下に示す。
『スーパーマリオブラザーズ』および『2』[]
- 主要記事: スーパーマリオブラザーズ
システム関連[]
- 初期人数が3人から5人に増えた。
- 『1』で2人プレイする際に、コントローラを1つだけ接続していた場合は『スーパーマリオワールド』のように1つのコントローラのみを使用してのプレイができるようになった。なお、従来のように2つのコントローラを接続してのプレイも可能。
- 『1』で、2人プレイ時に片方のプレイヤーがステージクリアすると、すぐにもう片方へ順番が渡るようになった。
- 『1』の各ワールド4エリア(x-4と表記)でもタイムボーナス(残り時間×50点)が加算されるようになった。オリジナル版『2』でできた50,000点ボーナスも可能。
- 『1』の4-4・7-4・8-4、『2』の3-4・5-3・6-4・7-2・8-4といったループ面において、正しいルートを通ったかどうか判定する音が鳴るようになった。『2』では無限ループに見せかけたステージが存在するが、音が鳴らないのでマリコレ版では区別可能となっている。
- ブロックを破壊したときにマリオが少し上に突き抜けるようになった。反動のベクトルがオリジナル版と逆になっており、本来なら跳ね返されるはずが、さらに上昇してしまうため、天井のブロックを壊した時にジャンプ力が伸び、引っかかってしまって転落するなどオリジナル版では起こらない現象も見られる。
- 無限1UPのときにオリジナル版では時々途中で止まるのが踏み続けるようになった。
- 『2』のみ、コンティニューした場合にそのワールドのエリア1ではなく、ゲームオーバーとなったエリアから再開するようになった。
- 「WORLD -1」には行けなくなった。ワープゾーンの数字を表示しないようにパックンフラワーを残したまま進めても、本来のワープ先に飛ばされるようになっている。また、ソフトの出荷時期のバージョンの違いによりマリオの挙動が異なり、壁を利用した「右寄せ」が不可能となっているバージョンでは、オリジナル版のようにワープゾーンの数字を表示しないようにパックンフラワーを残したまま進むこと自体が非常に困難になっている。「アンダーカバー」そのものも、通常の手段では実行できないように修正されている。
- 裏技「無限増殖」において、残機数が128でカウンターストップとなりそれ以上増やすことができなくなった。よって残機数がマイナスになることもなくなり、一度ミスしただけでゲームオーバーということがなくなった。人数表示はオリジナル版では10人以上になると王冠などのイラストで表示していたが、これも数字による表記に変更された。また、『1』でも『2』のシステムを改良した物となっている為に、オリジナル版よりも格段にジャンプが安定するようになり、チビマリオでも無限1UPが容易になった。
- カメキック(甲羅を蹴って敵を倒す)により1UPを出したあと一定時間内に甲羅を踏むと1UPが継続する。これを利用して素早く「踏んで蹴る」を繰り返して無限増殖も可能。
- オリジナル版では同時表示数の限界で消滅していた敵が出現する場合がある。また、オリジナル版よりもマリオの当たり判定が厳しくなった、もしくはジャンプの高さが低くなってしまったため、『1』の4-1などのパックンフラワー越えをしようと限界までジャンプしてもぶつかって(当たって)しまう確率が高い。このため難易度はやや上がっているものの、前述の通りカメキックによる1UPがオリジナル版よりも格段に容易というメリットもあるため厳密に難易度が純粋に上がったとも言い切れない。
- 『1』の水中ステージ2-2・7-2・8-4の出口で土管の上の隙間が無くなり、ハマリにならないように修正。
- 空中ボーナスステージでのリフトの大きさが少し広くなった。それぞれオリジナル版から、広い物が3ブロック分→4ブロック分、狭い物が2ブロック分→3ブロック分に変更。
- クッパの当たり判定が変更され、ダメージを受けつつクリアする事が非常に難しくなった(チビファイアマリオなど)。
- 画面の上から下に降りるリフトに乗ったまま穴に落ちるとまた上から出てくる、という裏技が、オリジナル版では『1』では不可能で『2』から出来るようになったが、マリコレ版では『1』『2』関係無く共通で、中央線がないリフトでは可能で、中央線があるリフトでは出来なくなった。例えば『1』の1-2等では可能で(しかし上から出てくる直前にジャンプしたりすると転落死してしまう)、『1』の2-4や『2』の5-2・7-4等ではそのまま転落死。
- 『1』の4-3のアスレチック面の島の柄がキノコの柄や『1』の6-3及び『2』の7-3とC-3のアスレチック面での島の柄が白黒の島の柄や『2』の3-3のアスレチック面での島の柄の色が真白い柄だったが、こちらでは緑の島の柄に変更された。
- 『2』のオリジナル版(ディスクシステム)では8-4及びD-4をクリアしピーチ姫を助けると、残り人数が点数に加算されるボーナス得点があったが、マリコレ版では廃止になった。
演出関連[]
- 『1』と『2』のグラフィックは共通で新規のものとなった。これにより、ディスク版『2』独特のブロックのグラフィックなどは再現されていない。
- キャラクターのグラフィックはファミコン版をベースにバージョンアップしているが、マリオ(ルイージ)、ピーチ姫、クッパは大幅にグラフィックの変更が行われている。
- ルイージのグラフィックがマリオとは差別化されている。また、マリオとルイージのグラフィック自体も『3』に近いデザインに変更されており、チビマリオのみは『3』と同じである。
- マリオの服装はファミコン版と同じ配色だが、ルイージは緑のつなぎに紫のシャツと本作オリジナルの配色になっている。
- 『2』の毒キノコのグラフィックが変更。紫色にドクロマーク柄の傘にツリ目で判りやすくなった。
- 各エリアのスタート時に、『USA』のような紹介画像が追加された。そのエリア内に登場する敵も一通り描かれているため、ステージを進める上での予備知識になる。
- x-4(9-4は除く)クリア時に、各ワールド毎に専用のデモが用意された。エンディングもマリオとピーチ姫の顔グラフィックが出る新規のものになっている。これは『1』『2』や、クリアしたステージによりそれぞれ異なる。
- 8-4・D-4をクリアすると、演出の関係上、チビマリオだった場合はスーパーキノコを与えられ、強制的にスーパーマリオになるようになった。
- オリジナル版で通常ステージのゴールの城にあった謎の透明ブロックがなくなった。 また、x-3(9-3は除く)及び9-4をクリアした時の、大きな城にマリオが入って行く扉が左から中央に変更された。
- 水中の一部の敵の色が地上の時と変わらなくなった。
- ポーズを掛けるとマリオと敵が表示されなくなり、メニューが出るようになった。
- 炎の池のグラフィックが『3』と同様になり、炎の池の中にいるキャラクターが隠れて見えなくなっている。ただし『3』と違って炎の池自体に当たり判定は無く、『1』『2』ではあくまでも演出面だけを『3』に合わせた形になる。つまり触れてもダメージはなく完全に落ちなければミスにはならない。
- バブルが、『3』のように天井を突き抜けるほど高く跳ねる上、噴き出すスピードが非常に速くなり、落下した直後に噴き出すことも多いためオリジナル版のタイミングで切り抜けようとするのは危険。天井付近までバブルが上がった隙を見計らって進む方がいい場合もある。
- 『1』の3-4で穴からバブルが噴き出す場所が炎の池に変更されている。
- 『1』の8-4の土管の透明パックンフラワーが見えるようになった。
- 『2』の8・Dワールドで出現する偽のクッパの色が、青色ではなく普通のクッパと同じ緑色になった。
- 『2』の9ワールドの配色が普通の水中ステージと同じ物になった。
- x-4(9-4は除く)以外のステージでゴールした時、城に入る際にマリオが『スーパーマリオワールド』のようにピースするようになった。
- ボーナスステージの背景にマリオ(ルイージ)の顔が描かれている。また『2』の2-1・9-3・C-1の空中ボーナスステージの背景がメインマップと同様のものに変更された。
- 『1』と『2』の海ステージの時、チビマリオは本編と同じ普通の泳ぎ方だったが、スーパーマリオ及びファイアマリオの場合平泳ぎで泳ぐようになった。
BGM関連[]
- 地下のBGMが『3』と共通のアレンジバージョンになった。
- ボーナスステージに専用のBGMが用意された。
- クッパと戦う際にも専用のBGMが用意された。なお、8-4・D-4とそれ以外のステージではBGMが異なっている。
- 『1』『2』の各8-4の途中で出てくる海ステージのBGMが城のBGMのままになっている。
- タイムが100以下になったことを知らせる警告音が『スーパーマリオワールド』と同じになっている。
- 『1』の8-4をクリアした時のピーチ姫のBGMが本編では前半の部分のみだったがこちらでは『3』と共通のクラシックロングバージョンのBGMになった。『2』ではディスク版で使われたピーチ姫のBGMの曲のリメイク版でのクラシックバージョンになった。
- 『1』では4-4・7-4・8-4の城や『2』では3-4・6-4・8-4の城や5-3のアスレチック面や7-2の地上面などの『ループ面』では『スーパーマリオワールド』で使用された正解音と不正解音のチャイムが流れる。『3』のスペードマークの絵合わせや隠れスペードマークの神経衰弱のボーナスステージでも『スーパーマリオワールド』で使用された正解音と不正解音のチャイムが流れる。
- バブルが溶岩から出てくる音やキラーが砲台から出てくる音が『スーパーマリオワールド』と同じになっている。またハンマーブロスやクッパが投げるハンマーの音が出るようになった。
- スター入手時のBGMが『1』『2』『3』『USA』共通で『スーパーマリオワールド』で使われたアレンジバージョンになった。
- 『1』『2』の水中のBGMが本編の場合は1曲目が流れ終わると『フルコーラス』で流れるが、こちらでは1曲目が流れ終わると最初のフルコーラスからではなく『サビ』から流れ始める(『1』2-2・7-2、『2』3-2・6-2・9-1・9-2・9-4・B-2)。
- 『1』『2』のジャンプ台(『2』は緑のスーパージャンプ台含む)や『3』の白い音符ブロックのジャンプ台を飛ぶときの音が『スーパーマリオワールド』で使われたジャンプ台を飛ぶときの音と同じになった。
- 『1』『2』『3』『USA』共通で1UPキノコを取った音が『スーパーマリオワールド』で使用された1UP音と同じ音になった。
裏ステージについて[]
- 『1』の裏面は、8ワールドをクリアした後直行という形になった。また、ワールド数表記の前に★マークが付き、通常のステージとの区別が可能になった。この場合、得点や残機数は引き継がれるため1000万点(『コレクション』のスコア限界)などの最終目標も可能。またセーブデータでは本来の1~8に加え裏8ワールド(★1~★8)の計16ワールドが選択可能。
- 『2』のA~Cワールドにて後半でミスした場合、途中からではなく最初からスタートになった。
- 『2』のA~Dワールドのハンマーブロスが全て直進してくるタイプに変更。
- 『2』の9~Dワールドで、マップが一部変更された(地形変更、一部のブロックが隠しコインに変更、スーパージャンプ台が一部普通のジャンプ台に差し替えなど)。
- 『2』のA~Dワールドのクッパが火を吐き出すタイプからハンマーを投げるタイプに変更。また、正体が1~4ワールドの使い回しではなく、新たに設定された。
- 『2』において、8-4クリア後にあった残機数の得点への精算がなく、9ワールドが出現した場合も残機数が引き継がれる。これに伴い、9ワールド専用のゲームオーバーメッセージは削除された。また、9ワールドでもコンティニューが可能。
- 『2』において、A~Dワールドへ行くには8-4(ワープをしていない場合は9-4)のクリアのみが条件となり、オリジナルより条件が易しくなった(その為かタイトルにクリア回数を示す星がつかない)。また、8ワールドもしくは9ワールドからの直行になる。
- 『2』において、1~8ワールドで(逆ワープを含む)ワープゾーンを使用すると、そのセーブデータでは二度と9ワールドへ行くことができない。
『スーパーマリオUSA』[]
- 主要記事: スーパーマリオUSA
- 人数表示が『1』『2』のように下限1に変更され、スタート時の人数も2人から5人に増加(実質3→5人)。
- エリアの紹介画像がカラーになり、アニメーションも追加された。
- ライフゲージの形状がハート型になった。他にも大幅にキャラやステージのグラフィックが変更されている(ピーチ姫が『1』~『3』を含み茶髪から金髪、ピーチ姫のジャンプ時の手の位置、チビキャラの頭身変更やステージの昼夜逆転など)。
- 各エリアクリア後のスロットで視覚的にリール回転が見えるようになり、絵柄に"7"が追加された。7が3個揃うと残り人数が10増え、チェリー・7・7だと一度だけコインが3枚補充される。さらに、7・チェリー以外の3つ揃いで増える人数が1人→2人に増加した。また、人数が10人を超えた場合も正常に表示されるようになり、上限も99人となった。
- エリア単位であったキャラクター選択が、ミスした後のリトライ時にも追加された。これにより失敗してもキャラの途中変更が可能になった。
- コンティニュー回数の制限がセーブ機能の実装により無意味となったため廃止され、無制限になった。
- 特定の背景でアイテムを置いてもすり抜けるようになり、敵も通過するようになった(光が差す扉の光の部分など)。
- 中ボスのキャサリンが持っているアイテムを口の中に入れるようになったため持っているかどうか見た目で判断できなくなった。なお、BirdoとOstroの名前がエンディングで入れ替わっているのはそのままとなっている(キャサリンを参照)。
『スーパーマリオブラザーズ3』[]
- 主要記事: スーパーマリオブラザーズ3
- 人数表示が『1』『2』のように下限1に変更され、スタート時の人数も4人から5人に変更。初期人数は実質変わっていない。上限は99人のままであるため、最大人数は実質1人分減少している。
- エリアマップ上のあらゆるものがアニメーションする。
- ルイージのグラフィックが差別化されており、カエル・タヌキ・ハンマースーツでも見分けが付くようになった。
- キノピオの家やスペードパネルの利用後のマスの色はクリアした時と同じの白色になっている。
- エリアマップ上にいるブロス系のグラフィックが種類毎に区別されて分かりやすくなった。
- キャラやステージなどのグラフィックはSFC版仕様に描き直されたが、形はほとんど変わっていない。
- 1~7ワールドの城にいる王が変身させられているキャラクターが変更。ほとんどが他のマリオシリーズに登場したキャラクターの姿に変わっている。例えば、4ワールドではファミコン版で怪獣だった姿がドンキーコングJrに、6ワールドではアシカからチョロプーに、7ワールドではファイアパックンからヨッシーの姿に差し替えられている。ファンサービスの一環と思われる。
- ファイアマリオの色が『スーパーマリオワールド』と同様のものに変更されている。
- ステージ開始時に「MARIO START!」(ルイージの場合は「LUIGI START!」)と表示されるようになった。ただし、キノピオの家、土管などでは表示されない。
- 4-4の左右の水面が同じ高さに変更された。
- ファミコン版であったバグの解消のため、3-9と5-1のステージの一部を変更。他にも多くのステージが微修正され、バグが大幅に修正、削除されているが、8ワールドのクッパの城の上ルートを経由してクッパの部屋へ繋がる扉の上にある、クッパ像頭頂部の隙間にしゃがみで『このは』等の飛行可能アイテムを使ってしゃがみながら進入すると、すり抜けて下ルートの回廊へ行く現象は残っている。なお、下ルートでも同じ隙間があるが同じ事をするとハマってしまい、ゲーム続行ができなくなる(リセットしてやり直すしかない)。
- エリアマップ内の土管に入ったときのタイム制限がなくなった。
- パックンフラワーの色が一部ステージで変更され、色で長さを判別する事ができなくなった。
- ブラックパックンはオリジナル版では葉の色によって動きが違っていたが、本作では色が統一された。
- カロンを踏んだときの音やドッスンが落ちたときの音が『スーパーマリオワールド』と同じものになった。
- 入手アイテムもセーブされる為、先のステージで得たアイテムを所持したまま過去のワールドに戻る事が可能。
- 欧米版 "All-Stars" では、NES版で削除されていたスーツが脱げるときのエフェクトが追加されている。
- スーパーマリオ以上の変身マリオの状態で敵からのダメージを受けた場合、欧米NES版と同じくチビマリオではなくスーパーマリオに戻るだけになった。これにより、難易度がファミコン版より低くなった。
- クツマリオでダメージを受けるとチビマリオではなく、靴を除いた状態に戻るだけになった。これもNES版と同じ仕様である。
- 2人プレイ時のミニゲームの『マリオブラザーズ』を単独でプレイできるモードが実装された(タイトル画面内の「1(2)PLAYER GAME」の下に「BATTLE GAME」とある)。2人対戦専用モードとなっており、ルールも本編中のミニゲームとは少し異なっている。全9回戦あって先に5回勝ったほうが勝利になるが、途中でやめることが出来るので短時間で対戦が出来る。
- 2人プレイする時は1つのコントローラだけでもプレイできるようになった。ただし、1つのコントローラのみの時は、本編中のバトルゲームである『マリオブラザーズ』(単独のモードも含む)をプレイすることはできない。なお、従来のように2つのコントローラでのプレイも可能。
『スーパーマリオワールド』[]
- 主要記事: スーパーマリオワールド
日本国外のSFCにあたるSNESの "Mario Set" に同梱された "Super Mario All-Stars + Super Mario World" に収録、日本未発売。
- 他のタイトルと同じく、ルイージのグラフィックが差別化されている。
- オリジナル版ではセーブデータをタイトル画面で3つから選択していたが、他のタイトルに合わせてセーブデータ数が4つとなり、ゲーム開始前に選択するようになった。
- 『スーパーマリオワールド』が収録されているため、タイトル画面にはヨッシーが追加されている。また、タイトル画面の背景色もオレンジ色に変わっている。
- 元がSFCソフトのためコントローラの操作タイプ変更はなく、その位置にはヨッシーのイラストが表示されている。
- なお、日本ではこのカップリングソフトはリリースされなかったが、これに近い事がニンテンドウパワーのSFメモリカセットに『コレクション』と『ワールド』を1つのカートリッジに収録する事はFブロック容量の関係で可能となっている。ただし、既に書き換えサービスは終了している為、現在では不可能。
こぼれ話[]
以下は、『任天堂公式ガイドブック スーパーマリオコレクション』(ISBN 4-09-102444-0 / 小学館、1993年8月)より。
- オープニング画面では、マリオシリーズの主なキャラクター達が会話をしており、パーティー会場の情景効果音が使用されている。効果音は、主に英語で多人数がしゃべっている会話の音なのだが、その中に英語で「ビールおかわり」という声が含まれていた。テストバージョンのチェックを担当したアメリカ任天堂のスタッフから「ビールおかわり」はまずいのではないか』という問い合わせがあり、アメリカ版ではこの部分のボイスが差し替えられることになった。日本版では(英語の声であったため)この部分が編集されずそのままとなっている。
- 本作のタイトルが決まるまではかなりの紆余曲折があり、「マリオ三昧」、「マリオオールスターズ」、「マリオワールド」、「マリオランド」などと多数の意見が続出して、最終的に「スーパーマリオコレクション」で収まったという逸話がある。ちなみにこの会議が行われている時点で既に「マリオワールド」と「マリオランド」は任天堂より発売されていた。「オールスターズ」は欧米版の名称になった。
スーパーマリオコレクション スペシャルパック[]
ジャンル | アクションゲーム |
---|---|
対応機種 | Wii |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1 - 2人(『スーパマリオブラザーズ2』と『USA』は1人専用) |
メディア | Wii用12cm光ディスク |
発売日 |
[[image:Flag of Japan.svg Mario Kart DS|border|25x20px|日本の旗]]2010年10月21日[[image:テンプレート:Country flag alias ROC|border|25x20px|テンプレート:Country alias ROCの旗]]2010年11月27日 [[image:テンプレート:Country flag alias AUS|border|25x20px|テンプレート:Country alias AUSの旗]]2010年12月2日 [[image:テンプレート:Country flag alias EU|border|25x20px|テンプレート:Country alias EUの旗]]2010年12月3日 [[image:テンプレート:Country flag alias KOR|border|25x20px|テンプレート:Country alias KORの旗]]2010年12月11日 アメリカ合衆国の旗2010年12月12日 |
価格 | 2,500円(税込) |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
デバイス | Wiiリモコン(横持ち)、クラシックコントローラ、ニンテンドーゲームキューブコントローラ |
売上本数 |
[[image:Flag of Japan.svg Mario Kart DS|border|25x20px|日本の旗]] 約92万本(2011年1月[1])![]() |
『スーパーマリオコレクション スペシャルパック』は、2010年10月21日に発売されたWii用ソフト。スーパーマリオ25周年キャンペーン(2010年9月13日 - 2011年1月10日)の一環として期間限定生産として販売され、キャンペーン終了後は店頭での在庫限りとなる。初回限定生産ではないので、品切れで手に入ることができなくても期間内であれば再出荷されるので手に入れることはできるが、現在はキャンペーン終了となっているので店頭での在庫限りの生産となる。
『スーパーマリオコレクション』の復刻移植版に加え、『スーパーマリオヒストリー 1985-2010』(シリーズの歴史や未公開資料を収めた全32ページのブックレット、『スーパーマリオブラザーズ』から最新作の『スーパーマリオギャラクシー2』までの代表とされるサウンド10曲と初代からの効果音10曲(全20曲)を収録したサウンドトラックCD)が同梱される。
基本的にはスーパーファミコン版と全く同じだが、コントローラはバーチャルコンソールのスーパーファミコンと次世代機のニンテンドウ64はWiiリモコンだけでは遊べないが、Wiiの本作はバーチャルコンソールのスーパーファミコンと同様にクラシックコントローラとニンテンドーゲームキューブコントローラに加え、Wiiリモコン横持ちにも対応されてファミコン版と同じ感覚でプレイできる。その為、Wiiディスクでの発売となり、バーチャルコンソールでの配信の絶望の問題(難しさ)を解決をした。
ポケモンショック(スーパーファミコン版の発売から4年後の1997年12月16日に発生)から13年後に発売をした為、フラッシュ表現に関係されている場面を全てスローモーション化や点滅エフェクト(例、USAの爆弾の爆発時のフラッシュなど)などに変更されている。ワイド表示(16:9)の場合、『大乱闘スマッシュブラザーズX』の名作トライアルのバーチャルコンソールの体験版と同様に、左右に黒枠が付く表示となる。
トリビア[]
『スーパーマリオコレクション』のマリオ1・2のファイアマリオ(ファイアルイージ)の白い帽子と赤い(緑色の)服と白いオーバーオールの色は後に『スーパーマリオギャラクシー2』の雲マリオ(雲ルイージ)の色として使われる。
脚注[]
外部リンク[]
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