“ | 今度のマリオは、"変身"マリオ! | ” |
—公式サイトより |
『スーパーマリオアドバンス4』は、2003年7月11日に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス用のアクションゲーム。
概要[]
1988年に発売された『スーパーマリオブラザーズ3』の移植作。ドットや音楽は多くが『スーパーマリオコレクション』版からの移植であるが、難易度の緩和、マントマリオの追加など、ゲーム内容に原作との差異が見られる。またカードe+に対応しており、特定のカードを読み込ませることでプレイの補助を受けたり新ステージを遊んだりなどの追加機能が使用可能。
ストーリー[]
またまた大魔王クッパがイタズラをはじめました。今度は“コクッパ7人兄弟”まで集めてやり放題!
ついには各国に古くから伝わる魔法の杖を盗み出し、王様たちを動物に変えてしまいました。
王様を元の姿に戻すため、マリオとルイージは魔法の杖を取り返す冒険に出るのでした…。
(公式サイトより)
主な変更点[]
- 敵の行動パターンや配置、地形などが変化し、難易度が原作より緩和された。
- セーブデータが3つに増えた。中断セーブもできるようになった。
- 『スーパーマリオワールド』よりマントマリオが登場。マント羽根はマップアイテムの他、カードe+で入手できる。
- クリア後にクリアしたコースに再挑戦できるようになった。通常コースを全てクリアすれば、砦や城、キノピオの家も解放される。
- マリオ・ルイージのボイスを始めとする効果音が追加された。
- ボーナスステージ・完全クリア時のエンディングなど、BGMが追加・変更された。
- チビマリオの状態でスーパーキノコより上位のアイテムをとると、いきなりそれに対応する変身ができるようになった。
- 一度ミスして飛行船に逃げられてからでないとイカリが使えなくなった。
- 残機が99から999に、マップアイテムのストック数が28から36に増えた。
- 逆さトゲゾーが踏めるようになった。
- コウラでコインを取れるようになった。
カードe+について[]
カードe+リーダーで「スーパーマリオアドバンス4 カードe+」のカードを読み込み、プレイの補助を受けたり新ステージを遊ぶことができる。
- コースカード
- 全38種。読み込むとカードに対応した新たなステージが遊べる。これらのステージは『スーパーマリオUSA』『スーパーマリオワールド』『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』の再現となっていて、本編にはない要素も非常に多く登場する。クリアするとコースをゲーム内に保存できるようになり、32個まで保存可能。各ステージには「アドバンスコイン」や「e+コイン」が隠されている。
- Wii Uのバーチャルコンソール版では、データセレクト画面で「コースカード」を選択すると追加コースがプレイできる。
- おたすけカード
- 全33種。読み込むとゲームプレイを助ける要素を追加できる。コースカードを読み込んでいないと使えないものもある。通常のカードには様々なキャラクターとセリフが書かれていて、カードに対応したアイテムを入手できる。
- 特別な「スイッチカード」を使えば、「1UPキノコが3UPムーンに変わる」「パワーメーターがすぐに満タン」などといったギミック変化の恩恵を受けることができる。
- おてほんカード
- 全34種。無限1UPや隠しアイテムの入手、最速攻略といったカードに対応したコースのスーパープレイを見ることができる。
登場キャラクター[]
「スーパーマリオブラザーズ3#登場キャラクター」を参照。