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スーパードンキーコング』(Donkey Kong Country)は、1994年11月26日に任天堂から発売されたスーパーファミコンアクションゲーム

概要[]

イギリスのゲーム会社、レア社との共同開発で誕生した、新生ドンキーコングシリーズの第1弾。キャラクター、背景、アイテム、一部文字フォントに至るまで、ゲーム内グラフィックのほとんどが当時の最先端技術である3Dコンピュータグラフィックスによって描画されており、その表示に際しては複数の色を交互に高速に点滅させて、スーパーファミコンの表示可能な色以上の色を表示させている[1]

プロローグ[]

恐ろしいほど風が強い嵐の日の夜のことだった。ドンキーコングに押しつけられ、ディディーコングはバナナ倉庫の見張りを任されていた。しかし、その後にバナナを狙う クレムリン軍団に襲撃され、樽に閉じ込められてしまう。

翌朝、無理やり起こされたドンキーコングはバナナ倉庫の様子を見て愕然とし、しばらくは立ち尽くしていたが、ふと我に帰り、クレムリン軍団の仕業であると確信し、怒りをあらわにしながら駆け出していった。クランキーコングの説教を無視していきながら。

登場キャラクター[]

プレイアブルキャラクター[]

ドンキーコングとディディーコングをプレイヤーが操作できる。どちらか一歩を操作し、片方は勝手についてくる。ただしプレイヤーが動かしているコングが被弾してしまうと逃げ出してしまい、残されたコングを操作することになる。この時に残されたコングが被弾してしまうとミスになり、ライフバルーンを1個失う。また穴に落ちた時は2匹揃っていたとしても無条件でミスになる。Aボタンかセレクトボタンを押すことで操作するコングを切り替えることが可能である。また、それぞれのコングには特有の個性があるため、片方のコングでしか取れないアイテムなども存在する。

ドンキーコング
説明書でも元祖ドンキーコングと違うことが強調されている。固有のスキルとして地面に隠れたアイテムなどを掘り起こす「ハンドスラップ」が行える。またドンキーコングであれば楽に倒せる敵も存在する。
ディディーコング
基本的な操作はドンキーコングと同じだが、走りや泳ぎのスピードがドンキーよりも速く、かつジャンプも高い。ドンキーコングに憧れている。

コングファミリー[]

冒険の先々で登場するコング(ゴリラ)の仲間たち。島のいたるところに施設を構えており、なんらかの手助けをしてくれる。

クランキーコング
1981年にデビューし一世を風靡した大スター、元祖ドンキーコングが年老いた姿。「クランキーコングの小屋」におり、ロッキングチェアで揺れながらドンキーたちに説教をする。中身のない戯言である場合もあれば、近くのステージの攻略法やボスの対処法、ボーナスステージへの道の開き方など、様々な話を聞かせてくる。
キャンディーコング
ドンキーコングのガールフレンドである、ナイスバディなメスコング。「キャンディーコングの小屋」におり、それまでの冒険のセーブをつかさどる。恋人のドンキーがおらずディディー単独で行動しているときにもかまわず投げキッスを繰り出す。
ファンキーコング
ドンキーコングとはマブダチの、ハワイかぶれのサーファーコング。「ファンキーコングの小屋」におり、タルつきジャンボジェットことファンキーバレルで一度クリアしたステージへひとっとびをしてくれる。

アニマルフレンド[]

ランビ
エンガード
エクスプレッソ
ウィンキー
スコークス

移植・リメイク[]

バーチャルコンソール スーパードンキーコング - 2006年12月12日配信 - Wii
Wi-Fiコネクションのサービス終了以前の2012年12月7日に、先行で配信を終了
バーチャルコンソール スーパードンキーコング - 2014年11月19日配信 - Wii U
バーチャルコンソール スーパードンキーコング - 2016年3月4日配信 - New ニンテンドー3DS
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン - 2017年10月5日発売
スーパーファミコン Nintendo Switch Online - 2020年7月15日配信 - Nintendo Switch

脚注[]

  1. 小学館『ワンダーライフスペシャル スーパードンキーコング 任天堂公式ガイドブック』より

外部リンク[]

テンプレート:スーパードンキーコング

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