ジャングル王国( - おうこく、Jungle Kingdom)は、マリオシリーズに登場する国家。
概要[]
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に登場する、コング族が住まう森の中に築かれた国家。ゲームにおける「ドンキーコングアイランド」やアニメにおける「コンゴ・ボンゴ島」とも異なる独自の国家体制を取っており、当記事では映画とその関連作品に関する情報を記載する。
政治[]
明確に「王国」と称されており、クランキーコングによって統治されている。『ドンキーコング リターンズ』に登場した「黄金のしんでん」を模した金色の王宮に住まい、ハンマーを持つ屈強な兵士に身を守らせている。
優秀な兵士を多く保有する軍事国家で、ダークランドのクッパに目を付けられているキノコ王国のピーチから、協力してクッパを倒すために兵士の派遣の要請を受けた。
鎖国的体制を取っているようで、他国からの訪問者には門番のコングが雄たけびを上げて威嚇する、王のクランキーは他国の姫君が対談相手であろうと冗談を交え要請を却下するなど、外交面の作法は壊滅的である。
クランキーコングの息子であるドンキーコングは「王子」という立場にある。
土地[]
ジャングルの奥地にある、円形に大きく広がった水のある土地に築かれている。山の上に建てられたサルの顔を模した王宮(黄金のしんでん)の口から大きな滝が流れ、ふもとの大きな湖の上に建てられた木造の橋で主に土地が構成されている。橋の上に木造の住宅が用意され、そこで数多くのコング族が暮らす。
文化・産業[]
カートが一般に普及している車社会であり、橋の上を多くのカートが走る。ゴリラが住まうだけありバナナが主要産業で、バナナのかわでカートがスリップし事故を起こす姿も日常的。
このバナナは軍事目的にも利用されており、兵士が乗り込む戦闘用カートにはバナナを射出する大砲が備え付けられている。敵兵士の車両をスリップさせることが目的である他、直接遠方の兵士を狙い撃つのにも用いられる。
また、王宮の近くには「伝統のコロシアム」が存在し、王子であるドンキーコングが挑戦者を圧倒する姿を観戦することが一大エンターテインメントとなっている。コロシアム上にはハテナブロックも配置されており、異邦の客への忖度が成されている。
登場作品[]
- ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
- 上記の通り。
関連項目[]
- キノコ王国
- ダークランド
- ドンキーコングアイランド
- コンゴ・ボンゴ島
- 黄金のしんでん
- ドンキーコング・カントリー - 『スーパー・ニンテンドー・ワールド』内エリア。
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