サウンドボンバーは、マリオアーティストシリーズに収録されているミニゲーム。
概要[]
『マリオアーティスト ポリゴンスタジオ』に収録されているミニゲーム。制作したモデルを組み立てて動かすブロックドームから「ちょっときゅうけい」を選択すると現れるミニゲーム選択画面で♪マークのアイコンで表されている。
作成したモデルが何かしらの形で登場する約5秒間の短いゲームが矢継ぎ早に出現するという内容の瞬間アクションゲームで、そのシステムはのちに『メイド イン ワリオ』として製品化され昇華することとなる。本作収録の10種類のプチゲームはいずれも似た内容のものが『メイド イン ワリオ』にも収録されており、デザインもいくつか同じものが使用されている。ゲームの合間のラジカセのようなデザインも同じく『メイド イン ワリオ』で「ワリカセ」モードなどで使用されている。なお、メイド イン ワリオシリーズは残機が最大4つであるのに対し本作の残機は3つであり、レベルアップをしても回復はしない(レベル3をクリアすることでようやく回復する)。
ゲーム開始前には『メイド イン ワリオ』同様に短文で指示が課せられる。これらのテキストがレベルごとに違い、レベル1では日本語、レベル2では英語、レベル3では全部漢字の文章(中国語ではない)で書かれている。
収録ゲーム[]
- よけろ! / RACE / 直進直進又直進
- 高速道路上で、車や壁を避けるゲーム。制作モデルは自機となり、走っている車や壁を避ける。『メイド イン ワリオ』では「ドライブ」としてプチゲーム化。
- イッパツでたたけ! / FLIES / 蠅粉砕
- プレイヤーは手を操作して、画面中をうごめく制作モデルを各個一発ずつで倒すことができればクリア。倒し損ねると手は消滅してしまう。レベルが上がると個数が増える。『メイド イン ワリオ』では「マリオペイント~ハエたたき」が近いか。
- イッパツでうて! / SHOOT / 敵機襲来要撃破
- 画面上部を制作モデルが飛んでいるため、プレイヤーは画面下部の飛行機を操作して一発の弾を命中させればクリアとなる。弾を外すと飛行機は消滅してしまう。『メイド イン ワリオ』では「UFOをうて!」としてプチゲーム化されている他、自機のデザインが「じぶんがUFO」の敵機として登場。
- うちかえせ! / BASEBALL / 一球入魂本塁打
- 画面上部にいるピッチャーが制作モデルを投げるため、画面下部のバットを操作してタイミングよく打ち返すことができればクリア。BGMは応援歌のようなドラムと笛で演奏される。『メイド イン ワリオ』では「バッター」としてプチゲーム化。
- とめろ! / ROULETTE / 回転停止大儲
- タイミングよくボタンを押して回転する板を止めることができればクリア。制作モデルは回転盤の上で回っており、回転する方向を向いている。板が止まるとモデルはこちらを向く。『メイド イン ワリオ』では「かいてんばん」としてプチゲーム化。
- とびこえろ! / JUMP / 跳躍万歳
- プレイヤーは鼻が大きな人を操作し、画面右から走ってくる制作モデルをジャンプでかわせばクリア。レベル3では走るモデルが自機となり、ジャンプで人を飛び越えればクリア。『メイド イン ワリオ』では「ボウソウじどうしゃ」としてプチゲーム化。
- いれろ! / BLOCK / 落下塊収納
- 降ってくる制作モデルの入ったブロックを左右に位置調整し、画面下部の敷き詰められたブロックの隙間に入ることができればクリア。ブロックを列でそろえるという点で『テトリス』を意識してか、ゲームボーイのようなピコピコ音源の曲が使われている。『メイド イン ワリオ』では「ダイヤモンド」としてプチゲーム化。
- ゴールをめざせ! / MAZE / 迷路何処出口
- 制作モデルを操作して、手のマークが描かれたゴールまでたどり着くことができればクリア。『メイド イン ワリオ』では「めいろ」としてプチゲーム化。
関連記事[]
- マリオアーティスト ポリゴンスタジオ
- メイド イン ワリオ