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{{キャラクター
{{Pathnav|マリオシリーズ|[[マリオシリーズのキャラクター一覧|キャラクター]]|クッパファミリー|frame=1}}
 
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|日本語名 = クッパ
[[画像:Koopa.jpg|200px|thumb|right]]
 
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|画像 = Bowser_3DWorld.jpg
'''クッパ''' (Bowser) は、[[任天堂]]が発売した[[コンピュータゲーム]]ソフトのシリーズ、[[マリオシリーズ]]に登場する架空のキャラクター。
 
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|説明 =
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|英語表記 = Koopa
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|英語名 = Bowser
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|別名義 = 大魔王クッパ<br>魔王クッパ<br>クッパ大王
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|種族 = [[カメ族]]
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|主な登場作品 = [[スーパーマリオブラザーズ]]
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|初登場年 = 1985
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|性別 = 男
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|出番 = 最終ボス、プレイヤーなど
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{{引用文|ガハハハハハハ!<br>やはり ものがたりの さいごは<br>ワガハイで なければな!!|クッパ『ペーパーマリオRPG』}}
   
正式名称は「'''[[魔王|大魔王]]クッパ''' (King Bowser Koopa)」<ref>『スーパーマリオブラザーズ』の取扱説明書より。</ref>。「クッパ大王」、「魔王クッパ」とも呼ばれる。
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'''クッパ'''(''Bowser'')は、[[マリオシリーズ]]に登場するキャラクター。肩書きは「'''大魔王クッパ'''(''King Bowser Koopa'')」<ref>『スーパーマリオブラザーズ』の取扱説明書より。</ref>。「クッパ大王」、「魔王クッパ」<ref>『[[スーパーマリオブラザーズ3]]』『[[スーパーマリオワールド]]』などのクッパ戦BGMの名前でもある。</ref>とも呼ばれている。
   
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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1985年発売の[[ファミリーコンピュータ]]用ソフト『[[スーパーマリオブラザーズ]]』で初登場した、シリーズを代表する悪役。[[クッパ軍団]](初期はカメ帝国とも)の首領を務める魔王で、大勢の部下とともに[[ピーチ|ピーチ姫]]の誘拐や[[キノコ王国]]他諸国への侵攻などにより秩序を乱し、そのつど[[マリオ]]達により倒され野望を阻止されている。
クッパ軍団(初期はカメ帝国とも)の[[ボスキャラクター]]。[[怪獣]]<!--(あるいは[[ガメラ]]。)-->を思わせる姿をした巨大な[[カメ]]で、黄色と緑色からなる皮膚と赤色のたてがみを持ち、甲羅には10本のトゲが、頭には鋭い角が付いている。また、側面に棘が付いている黒い腕輪と首輪をはめている。自然界のカメとは異なり、直立2足歩行で歩く(作品によって走る際には4足歩行になる)。性別は[[オス]]。年齢は[[マリオ (ゲームキャラクター)|マリオ]]とほぼ同じ(年齢の差は1 - 5歳くらいの差らしい)<ref>『[[スーパーマリオ ヨッシーアイランド]]』より。</ref>。得意技は口から吐く灼熱の炎だが、その他の設定は作品毎に異なっている。
 
   
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== 身体的特徴 ==
しばしば[[ピーチ (ゲームキャラクター)|ピーチ姫]]をさらい、[[キノコ王国]]の平和を乱し、大勢の部下と共に暴挙を繰り返すが、その度にマリオ(一部例外あり)に野望を阻止されている。『[[スーパーマリオブラザーズ]]』シリーズ初期の作品では、ゲーム中の[[ブロック]]や[[土管]]はクッパが[[魔法]]でキノコ族を変身させた物とされている。
 
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怪獣のごとく巨大なカメで、胴体は黄色、顔の半分を緑色の皮膚が覆い、頭には二つの角と赤色のたてがみを持つ。甲羅には鋭いトゲが生えており、同じくトゲ付きの黒い腕輪と首輪をはめている。モチーフは1960年に東映が制作した『西遊記』に登場する「牛魔王」で<ref>[http://www.nintendo.co.jp/ds/interview/dsi/vol8/index4.html 社長が訊く『ニンテンドーDSi』]</ref>、宮本茂が描いたスーパーマリオブラザーズの箱絵のクッパは現在とデザインが大きく異なるカバのようなデザインだった。当時任天堂に在籍していたアニメーター、[[小田部羊一]]がスッポンをイメージして再デザインを担当し現在のデザインとなる<ref>[https://www.famitsu.com/news/201810/15165861.html?page=2 クッパのイメージはスッポン。任天堂のキャラクタービジュアルの礎を作った、小田部羊一氏がみずからの仕事をふり返る(2/3) - ファミ通.com]</ref>。
   
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年齢は『[[スーパーマリオ ヨッシーアイランド]]』では[[マリオ]]とほぼ同じ(1~5歳ほどくらいの差らしい)とされている。
ピーチをさらう理由は、『スーパーマリオブラザーズ』では自分が掛けた魔法を解く力を持っているからだが、それ以降はこれといった理由も示さないままピーチをさらうことが多い。『[[スーパーマリオRPG]]』以降は、ピーチを自分の妻にしたいというケースがほとんどで『[[スーパーマリオサンシャイン]]』でクッパJr.の母親代わりに、という理由でピーチをさらっている。『[[スーパープリンセスピーチ]]』では、ピーチではなく邪魔なマリオや[[ルイージ]]、[[キノピオ]]を先に誘拐している。また、マリオシリーズ中の一部の作品では「クッパがピーチ姫を誘拐し、最終的にそれをマリオが救出する」流れはもはや当たり前のことのように、作品中の登場人物が示唆している描写も散見される<ref>『スーパーマリオRPG』の本編開始時でのキノピオの台詞、『ペーパーマリオRPG』のウスグラ村にいるカラス達の会話など。</ref>。
 
   
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== 人物像 ==
外見は1960年に[[東映動画]]が制作した『[[西遊記]]』に登場する牛魔王を元にしている<ref>[http://www.nintendo.co.jp/ds/interview/dsi/vol8/index4.html 社長が訊く『ニンテンドーDSi』]</ref>。宮本茂が描いたスーパーマリオブラザーズの箱絵のクッパには劇中と違い角が無かったが、[[小田部羊一]]が再デザインを担当してからは劇中同様の角が生えている様になった。
 
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見た目に違わず横暴かつ傲慢な性格でプライドも高く、何事も自身の思い通りにならないと気が済まない。うぬぼれやすく単純な性格であるため他者に利用されたり、操られたりすることも多々ある。その一方で、逆に相手を利用するような悪知恵を働かせることもある。
名前は『スーパーマリオブラザーズ』の開発者たちが、ボスキャラの名前を決めあぐねた時に、ある者が「焼肉屋に行って[[クッパ (料理)|クッパ]]を食べたい」と言ったためだといわれている<ref>[[小学館]]刊行の『スーパーマリオ超ワザ全集』(ISBN 4-09-281129-2)の155ページに記述されたエピソードより</ref><!--
 
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<br>高圧的な態度ではあるものの決して独裁政治のような立場はとっておらず、クッパ軍団の脱退の申し出は快く受け入れたり、一度クッパを裏切った部下に対しても深く追及することなく再び軍団に戻ることを許したりなどと部下思いである面が多々見られる。そのため時折りその横暴な性格から愚痴を言うものこそいるものの、基本的に部下からも慕われており、『[[マリオストーリー]]』では[[ハンマーブロス]]が出した「かっこよくてむてき、みんなのあこがれの人はだれ!?」という[[だい64回 どきどきクイズたいかい|クイズ]]の答えがクッパだった。
※下の書籍にあったのは「焼肉屋でクッパを食べたい」という記述のみ。「クッパ = 肉」と一発で解釈していた、と記述されたエピソードは確認されません。独自研究では?
 
名前は強そうな焼肉の名前だと思ってつけた。(オカユの名前とは知らなかった)-->。また、海外版では、'''Bowser'''('''バウザー'''<!--「バウザー」という日本語表記は『マリオカートWii』のバイク「スーパーバウザー」から-->。[[アメリカ英語]]の[[口語]]表現で「[[番犬]]」という意味<ref>アメリカ以外の英語で"Bowser"は主に「[[給油]]装置」を意味する。なお、"Bowser"は実在する姓で、「給油機」の意味もBowser社の[[商標]]が由来である。</ref>)というニックネームで呼ばれており、'''Koopa'''は[[ノコノコ]]などカメ一族の総称である。'''King Koopa'''(クッパ王)とも呼ばれている。
 
   
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一人称は『[[スーパーマリオRPG]]』以降は「ワガハイ」で固定されている(一部のゲーム、漫画では「おれさま」「ワシ」等も存在する)。「ガハハハ」という笑い方が特徴。
一時期マリオのライバルの座を[[ワリオ]]に譲ったかに見えたが、ワリオ自身が主人公になるゲームが増え、マリオと対決する場面がほとんど無くなったのに対し、クッパはマリオ及びマリオファミリーの「宿敵」という関係を保っている(『[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]』においてはクッパは「マリオの永遠のライバル」、ワリオは「マリオの自称ライバル」と解説されている)。
 
   
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RPG作品など一部の作品では「クッパがピーチ姫をさらいマリオが救う」という流れが慣習化している節の発言がみられることもあるがクッパ本人を軽くみられていることはあまりなく、その姿のみで恐怖や畏怖、尊敬を抱かれることも多い。作品の最後にマリオがクッパを倒すのが恒例の流れではあるものの、クッパも高い実力を持っており、作品によっては外的要因による強化や新技の習得による不意打ちでマリオを打ち負かしていたり、その実力に目をつけられて第三者から狙われていたりすることもある。
== 人物 ==
 
性格は非常に頑固かつ横暴で、プライドも人一倍高い。それ故、誰に対しても高圧的な態度を取るが、自惚れ易い上にどこか抜けているため、他人に騙されたり利用されることもしばしば。毎回周囲にとって迷惑極まりない行為を繰り返しているものの、あくまでそれは本人の野望達成の為であり、特に他意は無い。マリオとはシリーズ初期から因縁が続き、強い敵対心を燃やしている。また親分肌な所もあり、部下や息子達からはかなり慕われている模様。部下達が裏切ったり逃げ出しても許す心の広さも持ち合わせ、部下たちの忠誠心は強く、また、クッパ自身も彼らに対してかなりの信頼を置いているようである。本人曰く、キノコ王国の国民。
 
   
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その一方で各キャラにセリフが多い作品だと思いもよらぬミスをしたり、微妙に報われなかったりとコメディリリーフのような愛嬌のあるシーンも多くみられる。
一人称は、『[[スーパーマリオRPG]]』以降は「ワガハイ」(一部のゲーム、漫画では「おれさま」「ワシ」等も存在する)。「ガハハハ」という笑い方が特徴。
 
   
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== 能力 ==
食料品は肉類がシンボルとされることが多く、『[[ペーパーマリオRPG]]』の「スーパークッパブラザーズ」におけるパワーアップアイテムは骨付き肉で、『[[マリオ&ルイージRPG3!!!]]』におけるクッパ用回復アイテムは辛く味付けされた鶏肉。また、『[[マリオパーティ2]]』のテーマパーク・ミステリーランドで登場する「スフィンクスクッパ」の問題「ワガハイの好きな食べ物は?」の回答は焼き肉となっている。
 
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; '''火炎放射'''
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: 口から灼熱の炎を吐く。『[[スーパーマリオブラザーズ3]]』などではマリオと同程度の大きさの火球を吐いていたが、『[[スーパーマリオ64]]』以降は火炎放射のような広範囲に炎を吐く攻撃も使うようになった。後者は『[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ|大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズでは「クッパブレス」という名称がついている。そこから派生し、上空に向かって火を放ち地面に降らして足場を狭める技や、薙ぎ払うように火の玉を放つ技も持つ。スポーツ系の[[スペシャルショット]]やそれに近いシステムでは、ボールや用具を燃やして火を纏わせ、破壊力のあるショットを放つことが多い。
   
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; '''火炎攻撃'''
毎回マリオを倒そうとする姿勢を見せるが、内心では彼らと一緒に楽しみたいという様子を見せる事も多く、マリオ達と仲良くテニスやカートレースといったスポーツに興じる事もある。また、『[[マリオパーティシリーズ|マリオパーティ]]』シリーズではマリオたちの妨害をしながらも楽しんでいることが多い。
 
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: 口から炎を吐くイメージの強いクッパだが、口から以外にも炎を扱う攻撃を行うこともままある。『[[マリオパーティ4]]』では手から炎でできたブーメランを生み出して攻撃に利用しており、『[[マリオ&ルイージRPG3!!!]]』での使用技「[[ブラザーアタック#ボコスカアタック|ボコスカカメック]]」では手から火炎弾を放っている(リメイクでは口から吐くように変更された)。『[[スーパーマリオ オデッセイ]]』では尾に炎をまとわせながら振り回して衝撃波を飛ばす技を見せた。
   
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; '''投擲武器'''
シリーズ初期から宿敵であるマリオに敗北し続けているものの、キノコ王国の住人にとって恐ろしい存在であるという認識は変わらないらしく、『[[マリオゴルフファミリーツアー]]』や『[[マリオテニスGC]]』のオープニングでは、ワリオや[[ワルイージ]]がクッパに畏れ慄く描写もある。逆にクッパ自身の強さは一目置かれていて、『スーパーマリオRPG』や『[[スーパーペーパーマリオ]]』では一時的に仲間となったクッパをマリオ達が頼りにしている様子もある。その際もクッパはあくまで相手を部下扱し、会話内ではしばしば噛みあわないが、前述のように部下には手厚く面倒を見る性格と本質的には悪党ではないため、重要な局面では良いチームワークを見せることもある。
 
  +
: 物を投げて攻撃する。ハンマーを放射状に投げたり、[[ワンワン]]を振り回したり、[[ボムへい]]やタルなどを投げてくることも。さらにはマリオやルイージなど他人を掴んで投げることもある。
   
  +
; '''[[ヒップドロップ|押しつぶし攻撃]]'''
== 能力 ==
 
  +
: 『スーパーマリオブラザーズ3』などで使用。大ジャンプをしてからの巨大な体による押しつぶし攻撃を行う。この重量を逆手に取ってクッパにダメージを与える、衝撃で床を崩させて落下させて倒す、という作品もある。作品によっては、着地と同時に衝撃波を放ったり地響きでマリオの動きを封じたり、とただ隙を晒す技ではなくなっていたりする。
; 火炎
 
  +
: RPG作品や『スマブラ』などでも使用され、特に『スマブラ』ではマリオやヨッシーの[[ヒップドロップ]]に倣い「クッパドロップ」という名称がつき、下必殺ワザになっている。
: デビュー作である『スーパーマリオブラザーズ』の頃より得意としている攻撃。口から灼熱の炎を吐き出す。作品によって火炎放射であったり火球であったりと描写が異なっている(火炎放射と火球の両方を使う作品もある)。『スーパーマリオ64』などでは一度上空に炎をばら撒いて「火の粉の雨」を降らせるなどのバリエーションも見せる。炎は口だけではなく手から放つこともある<ref>『[[マリオパーティ4]]』にて、炎で出来たブーメランを作って投げる、『[[マリオ&ルイージRPG3]]』にて、スペシャルアタック「ボコスカカメック」を使用する際に手から小さな火球を放つ、など。</ref>。<!--なお、『スーパーマリオブラザーズ』で火炎を飛ばす際、力学的に考えると本来は炎が前方に広がって飛ぶはずだが、炎が前方に窄んでおり、物理法則から見ておかしいことが指摘されている<ref>[http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1003/10/news089.html 日々是遊戯:あなたが知らない(かもしれない)、マリオの恐るべき秘密10選 ITmedia GameZ] 2010年3月10日付</ref>。-->。
 
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; 巨体や怪力を活かした攻撃
 
  +
; '''爪攻撃'''
: 持ち前の巨体から生み出させる怪力やその重量を活かした攻撃。
 
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: 『スーパーマリオRPG』などで使用。鋭い爪で引っ搔いて攻撃する。『[[マリオストーリー]]』では毒状態を付与する効果があった。
:; パンチ
 
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:: 『マリオ&ルイージRPG3!!!』で使用。対象へ向かって強烈な拳打を叩き込み、後方へ大きく仰け反らせる。その破壊力は岩をも粉砕する。『スーパーマリオギャラクシー2』では、「ワガハイのスーパーな拳」と本人が自称するように、小惑星の表面に喰い込むほどの威力を披露した。
 
  +
; '''パンチ'''
:; 急降下プレス
 
  +
: 『[[マリオ&ルイージRPG3!!!]]』などで使用。『マリルイ3』では片足を振り上げながら大きく後ろにためてからの一撃をお見舞いする。『[[スーパーマリオギャラクシー2]]』では拳に炎をまとい、隕石が浮き上がるレベルのパンチを披露した。
:: 大ジャンプして、相手を押し潰す攻撃。着地した際の衝撃で、周囲に衝撃波を発生させたり、時には足場を崩すこともある。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは相手をつかみながらジャンプし、落下と同時に圧し掛かるという応用型「'''ダイビングプレス'''」も見せている。
 
  +
:: ベビィクッパの頃から得意とし現在も多用する攻撃だが、『[[スーパーマリオブラザーズ3]]』や『[[スーパーマリオギャラクシー]]』などこれが原因で自滅した例もある。
 
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; '''コウラ'''
:; 爪などを用いた肉弾戦
 
:: 鋭い爪や牙角や甲羅のトゲを怪力組み合わせ肉弾戦。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ'''スピニングシェル'''」という甲羅にこもっの高速移動ワザを使用するワザは『[[マリオテニスGC]]』でマリオシリーズに逆輸入されている。『ギャラクシー』は甲羅攻撃の発展系として身体を丸めて甲羅とトゲで武装した球体となり、防御しつつ突進攻撃するとい応用型もも見せている(『マリオ&ルイージRPG3!!!』では「'''スパイクボール'''」という名称が付けられ
+
: コウラにこもり回転することで、トゲにより身守りながらの高速移動を行う技。ももとは[[クッパ7人衆|コクッパ7兄弟]]が使用してい動きだが、[[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』でクッパの上必殺ワザ「スピニングシェル」や下スマッシュ攻撃「バズソー」など登場『[[マリオテニスGC]]』でマリオシリーズに逆輸入され、様々な作品使用するになった。
  +
: 『スーパーマリオギャラクシー』『マリオ&ルイージRPG3!!!』などでは完全な球体となる技も登場。また、コウラにこもらずとも伏せて防御態勢を取ることで、上からの攻撃を防ぐこともできる。
:: 爪による引き裂きや角を向けた頭突き、甲羅にこもった状態での突進など作品によって様々なバリエーションが存在する。
 
  +
:; 飛び道具
 
  +
; '''魔法'''
:: ハンマーや[[ワンワン (ゲームキャラクター)|ワンワン]]、爆弾などを相手に投げつけて攻撃する。
 
  +
: 「魔王」と称される通り魔法の心得があり、『スーパーマリオブラザーズ』ではステージ中に登場する[[ブロック]]や[[土管]]、背景のつくしなどはキノコ王国の国民がクッパの魔法により姿をかえられたものであるとされていた。その他『スーパーマリオRPG』『マリオパーティ4』『スーパーマリオギャラクシー』などでも独自の魔法を用いる。
; 魔法
 
  +
: 上記のように、デビュー作である『スーパーマリオブラザーズ』におけるクッパは強力な魔法が使えるとされており、ステージ道中で登場するレンガや土管は、そのクッパの魔法によって姿を変えられたキノコ王国の住人であるという設定になっている。以降の作品では「魔法を使える」という設定が強調されることは無いが、各作品によっては独自の魔法のような能力を使用している場面もある。<!--「各作品の」言葉でまとめられています。ほかにも『マリオパーティ』シリーズの各所や『ギャラクシー』のオープニングなど多々あります。→ (ヨッシーの万有引力ではタマゴじんをリンゴにも変えた)-->
 
  +
; '''クッパ軍団との連携'''
; 巨大化
 
  +
: 本人の能力とは言い難いが、上記の通り部下からの信頼の厚いクッパは、その部下と共に攻撃する事も多い。クッパの号令とともに軍団員が召喚されたり、攻撃を仕掛けたりする。『マリオ&ルイージRPG3!!!』及び『3DX』の[[ボコスカアタック]]ではクッパと団員の特技を掛け合わせることでより強力なアタックを繰り出す他、[[ダークゲラコビッツ|敵]]の大技を防ぐためにクリボーが力を貸すシーンもある。
: 作品によっては、普段の巨体を超える数倍の大きさに変身し、さらにパワフルな攻撃を仕掛けることがあある。大きさは作品ごとに異なり、通常の数周り大きくなるだけの作品もあれば、クッパ城を凌ぐほど巨大化する場合もある。
 
  +
: 各作品によって方法が異なり、『[[ヨッシーアイランド]]』シリーズや『[[New スーパーマリオブラザーズ Wii]]』では腹心の[[カメック]]の魔法で、『[[スーパープリンセスピーチ]]』では「キド・アイラックの杖」で、『[[スーパーマリオギャラクシー2]]』では「グランドスター」の力で巨大化するなど外部からの魔法やアイテムによるものだが、『マリオ&ルイージRPG3!!!』ではクッパは潜在的に巨大化能力を持っており、生命に危機が及ぶと復活の反動で巨大化するとされている。
 
  +
; '''巨大化'''
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: クッパは多くの作品でピンチになると巨大化することがある。その方法や大きさは様々だが、基本的に巨大化することでそのパワーも増大し手段によっては新たな姿への変化を伴うことがある。
  +
: 作品によって方法が異なり、『[[ヨッシーアイランド]]』シリーズや『[[New スーパーマリオブラザーズ Wii]]』などでは腹心の[[カメック]]や[[クッパ7人衆]]の魔法、『[[スーパープリンセスピーチ]]』では[[キド・アイラックの杖]]、『[[スーパーマリオギャラクシー2]]』では[[グランドスター]]、というように他のキャラやアイテムの力を借りて巨大化することが多い。『マリオ&ルイージRPG3!!!』では潰されて瀕死になった時に「[[パワースペース|パワースペース おしり]]」から分泌されるアドレナリンでマリオたちが体内から刺激を与えることで巨大化する。
  +
  +
== 登場作品 ==
  +
=== [[2Dスーパーマリオシリーズ]] ===
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; '''[[スーパーマリオブラザーズ]] / [[スーパーマリオブラザーズ スペシャル]] / [[スーパーマリオブラザーズ デラックス]]'''
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: 初登場作品。キノコ王国を襲撃して住民を岩やレンガ、つくしに変えてしまい、その魔法を解けるピーチ姫も誘拐した。各ワールドのステージ4に待ち構えており、後ろの斧で橋を切り落として溶岩に落として倒す。ワールド8以外は偽物で[[ファイアボール]]5発で撃破すると正体を表す。ワールド1〜5の偽物は炎、6・7の偽物はハンマー、8の本物は両方を使って攻撃する。
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  +
; '''[[スーパーマリオブラザーズ2]]'''
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: 『SMB』とほぼ同じ。ワールド8の4では本人とは別に青いクッパが出現する。
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; '''[[オールナイトニッポン スーパーマリオブラザーズ]]'''
  +
: オールナイトニッポンの世界「ビバ王国」に攻め込み、なぜかこちらにもいるピーチ姫をさらい、各ワールドで当時の各曜日のパーソナリティを監禁した(サンプラザ中野のみ魔法で[[オカピー]]に姿を変えられた)。
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; '''[[スーパーマリオブラザーズ3]]'''
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: [[クッパ7人衆|コクッパ7兄弟]]が初登場。今回は[[飛行船]]や[[戦車]]といった大型の兵器も動員している。マリオが7つの国から奪われた魔法の杖をコクッパ達から取り返している間にピーチ姫を誘拐した。パッケージでは珍しく王冠とマントを身に付け「王」らしい身なりをしている。また、本作で初めて専用の戦闘BGMが与えられた。
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: 口から火球を吐くほか、本作で初めて押しつぶし攻撃を行う。あわれ自重で足場を崩し転落することで最期を迎える([[ハンマースーツ|ハンマー]]でも倒せる)。
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  +
; '''[[スーパーマリオワールド]]'''
  +
: [[恐竜ランド]]に来ていたマリオたちの隙を突いてピーチを攫い、島に住む[[ヨッシー]]も卵に閉じ込めてその仲間を誘拐した。
  +
: [[クッパクラウン]]という小型の飛行船に乗って登場。常に浮いているため直接攻撃を与えることができないが、時折投げつけてくる[[メカクッパ]]を投げ返してぶつけることで倒すことができる。
  +
: 本作のゲーム内ではクッパの胴体が緑色になっているが、このカラーリングはミスであるという<ref>[https://topics.nintendo.co.jp/article/cb34ab17-9135-11e7-8cda-063b7ac45a6d 「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」発売記念インタビュー 第5回「スーパーマリオワールド + ヨッシーアイランド篇」]</ref>。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは、このカラーが再現されたカラーリングも存在する。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオコレクション]]'''
  +
: 『SMB』『SMB2』『SMB3』に登場。『SMB』『SMB2』では城ステージでの戦闘時に専用BGMが鳴るようになったほか、『SMB2』の偽クッパは色が青くなくなった。
  +
  +
; '''[[New スーパーマリオブラザーズ]]'''
  +
: ワールド1のボスとして登場。ファイアボールか後ろのスイッチで溶岩に落とすことで倒せる。スイッチを踏む場合はやはり大ジャンプをくぐることになるが、小ジャンプのフェイントもかけてくるので注意が必要。巨大マリオで体当たりすれば一撃。溶岩に落ちると身が溶けて骨だけになる。
  +
: ワールド8の一つ目の城では[[ほねクッパ]]として登場。その後ワールド8最後の城でクッパJr.に復活させられて、二人で戦いを挑んでくる。直進する赤い炎とホーミング性能のある青い炎を吐いて攻撃してくる。クッパJr.を倒されると怒って弾の数が増え、大ジャンプをするようになる。また、ぶつかったマリオが跳ね飛ばされる仕様が初めて登場し、「被弾時の無敵時間でスイッチに辿り着く」という戦法が通用しなくなった。
  +
  +
; '''[[New スーパーマリオブラザーズ Wii]]'''
  +
: ワールド8の最後の城まで登場しない。
  +
: なぎ掃うような火球攻撃が特徴的。ファイアボール30発かスイッチを押して落下させることで倒せる。その後、[[カメック]]によって復活・巨大化されて後ろから襲ってくる。巨大化したクッパは城の壁を破壊しながらマリオ達を追いかけ、溶岩の波を起こすが、最後にあるスイッチを押すと溶岩に溺れていく。
  +
: エンディングでは、7人衆に起こしてもらったが、その衝撃で城が倒れ、全員下敷きになった。
  +
  +
; '''[[New スーパーマリオブラザーズ 2]]'''
  +
: 本作でも終盤まで出番がない。
  +
: 『New Wii』と同様のパターンに加えて久々にハンマーも使用する。一度負けてもクッパ7人衆の魔法で巨大化。画面奥から腕を振り下ろす技と火炎放射で攻撃する。
  +
  +
; '''[[New スーパーマリオブラザーズ U]] / [[New スーパールイージ U]] / [[New スーパーマリオブラザーズ U デラックス]]'''
  +
: 自身の顔がついた飛行船でピーチ城を襲撃。ピーチ姫を除くマリオ達を追い出して自らが城を乗っ取った。
  +
: 前半戦は『New Wii』と大差なし。後半戦ではカメックの魔法で巨大化。今回はクラウンに乗ったクッパJr.との連携で攻撃してくる。火炎放射やコウラによる攻撃といった、2Dスーパーマリオシリーズでは初めての攻撃も使用する。Jr.のクラウンを奪い押しつぶすことでダメージを与えられる。
  +
  +
; [[スーパーマリオメーカー]] / [[スーパーマリオメーカー 2]]
  +
: 1ステージ3体まで配置可能。『3』スキンでは押しつぶし、『ワールド』スキンでは上空に炎を吐いて原作での戦闘時に降ってくる炎を降らせる攻撃、『U』スキンでは火球のなぎ掃いを使う。
  +
: また、『2』のストーリーモードでは「[[クッパJr.|とくめい希望]]の父」というクッパと思しき人物からの依頼が存在。
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; '''[[スーパーマリオ ラン]]'''
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: 奇数番目のワールドのラストコースでは、『New Wii』で行ったような行動でマリオ達を待ち構えるが、後ろの斧で橋を切り落とすとどれも偽物とわかる。
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:
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: ワールド6のラストコース「[[はしれ はしれ クッパのお城]]」は、コース全体がクッパクラウンに乗って飛ぶクッパとの戦いである。火球を吐いてくるほか[[ボム兵]]を落として向かわせるが、ボム兵を蹴り込むとダメージを与えられる。これ以降のコースは全て、かんたんモードでは挑戦できないコースとなっている。撃墜するとピーチがプレイアブルキャラに加わり、そのピーチで撃墜すればワールドスターの「[[ガサゴソ]]の森」へ行ける。
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:
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:ワールド6までの[[パープルコイン|カラーコイン]]をコンプリートしてキノピオの店からブラックコイン土管を買い、キノコ王国に設置しタップして入る「せまるガリガリ」でも、ワールド1のラストコース「ぶらさがる お城」と同じようなものが[[ガリガリ]]以外で唯一の敵キャラクターとなる。後ろの斧で橋を切り落としても姿が変わらず、本人であることがわかる。
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: リミックス10でも、「せまるガリガリ」と同じものと戦う「リミックス10 VSクッパ」が登場。エリア30以外でこのコースがラストコースとなっている場合、マップの最後尾に砦のマークがある。エリア30のマップの最後尾にはラストコースとして城のマークがあり、撃破できれば迷子の[[デイジー]]と合流できてプレイアブルキャラに加わる。ここや「リミックス10 VS[[ブンブン]]」といった、エリアのラストステージの10コース目でミスすると、クッパがマリオをあざけるシーンを入れ、ボーナスメダルを没収してステージを入り直しにしてしまう。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオブラザーズ 35]]'''
  +
: 『SMB』とほぼ同じ。原作では実現しない、[[ノコノコのこうら]]での攻撃や[[無敵]]状態での突進でも撃破可能。時間が重要視されるゲームなためか、『マリオメーカー』とちがいこうらを受けると一撃で倒れる。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオブラザーズ ワンダー]]'''
  +
: [[フラワー王国]]の[[ワンダーフラワー]]を使い、[[城クッパ]]に変化。[[フラワー諸島]]の中心部でワンダーパワーを溜め込み、超ビッグなワンダーを起こそうとする。最終的には城クッパの中が冒険の舞台となる。
  +
  +
=== '''[[3Dスーパーマリオシリーズ]]''' ===
  +
; '''[[スーパーマリオ64]] / [[スーパーマリオ64DS]]'''
  +
: [[キノコ城]]のパワースターを奪い、占拠。ピーチや城の住人を絵の世界に送り、逆に絵の世界の住人を怪物として外に出すことで世界征服を企む。『64DS』ではマリオ、[[ルイージ]]、[[ワリオ]]も各部下に捕らえさせていた。
  +
: パワースターを一定数集める毎にクッパと戦えるステージが解放される。クッパは尻尾をつかんで爆弾に投げつければダメージを与えられる。『64DS』ではヨッシーにはこのアクションができない上、最終決戦はクッパにとって真のライバルであるマリオでないと挑めないため、マリオは必ず救出する必要がある。
   
  +
; '''[[スーパーマリオサンシャイン]]'''
== 歴史 ==
 
  +
: [[クッパJr.]]が初登場。彼に母親がピーチ姫であると吹き込んで、事件を起こさせた。[[コロナマウンテン]]の頂上でピーチ、クッパJr.と共に温泉に浸かっており、そこからの火炎放射で攻撃する。
; [[スーパーマリオブラザーズ]]([[1985年]])
 
: 初登場作品。8つ存在する各ワールドの4番目にあたる城ステージの奥にて、真下に溶岩を臨む吊り橋の上で待ち構えていた。前後へゆっくり動きながら、炎を吐いたりハンマーを投げたりしてマリオ(プレイヤー)を攻撃してくる。ワールド8以外で登場するクッパは部下が変身した偽者であり、ファイヤーボールを5回当てると正体を現して倒れる。斧を毎回吊り橋の側に置いているため、クッパの後ろ側に回り込んだマリオに吊り橋の縄を切られて溶岩へ転落する。
 
; [[スーパーマリオブラザーズ3]]([[1988年]])
 
: クッパの子供であるコクッパ7人衆が本作より初登場。今回は[[飛行船]]や[[戦車]]といった大型の[[兵器]]も動員している。マリオが7つの国から奪われた魔法の杖を、コクッパ達から取り返している間にピーチ姫を誘拐した。なお、軍団内で首領的立場にある彼が[[王冠]]をかぶるのは、今のところこの作品のみである。
 
: 戦闘では炎を吐く以外に、マリオを上方から踏み潰そうとする攻撃を行うが、足場の[[レンガ]]を崩して自滅するという結果に終わっている(自滅を誘う以外にファイアボールやハンマーを何発か当てても倒すことも可能)。
 
; [[スーパーマリオワールド]]([[1990年]])
 
: マリオ達がヨースター島にてバカンスを楽しんでいたところを襲撃し、ピーチ姫を誘拐すると同時にヨースター島も占拠し、島に生息していた[[ヨッシー]]達を卵の中に閉じ込めた。当人はラムネ海溝の谷に構えた城の奥にて待ち構えている。
 
: 今回はクッパクラウンという小型の飛行船に乗って登場。前2作と違い、常に空中にいる上、マリオの通常の攻撃手段は一切通じないが、時折投下されるメカクッパをクッパの頭上へ投げ飛ばすことでダメージを与えられる。そのため今作ではファイアボールは効かない。
 
; [[スーパーマリオ ヨッシーアイランド]]([[1995年]])
 
: ストーリーにおいてはクライマックスにしか登場しないが、この作品でベビークッパが初登場し、マリオブラザーズと初めての因縁が明らかとなった。ベビークッパのおつきである[[カメック]]の占いによって、[[コウノトリ]]に運ばれている最中だったマリオ兄弟が後にカメ一族を脅かす存在となることが判明したため2人を強奪しようとするがマリオの強奪に失敗し、ルイージ奪還のためヨッシーとマリオがクッパ城に訪れたことで初対面となった。当時のクッパはマリオに関心を抱いていなかったが(興味の対象であるヨッシーに乗っている、ということで敵視された)、この戦いで負けたことが後の因縁につながっていったようである。
 
: 最終決戦においてはカメックの魔法で巨大化して「ビッグクッパ」となる。シリーズを通して最大級の大きさとなっている。
 
; [[スーパーマリオRPG]]([[1996年]])
 
: いつものようにピーチを誘拐するが、上空から降ってきたカリバーがクッパ城へ突き刺さったことにより、遥か遠くへ吹き飛ばされてしまう。自分の城へ帰るべく、残った僅かな部下達と共に放浪の旅を続けていたが、部下は全て逃亡、ブッキータワーにて同じく旅をしていたマリオ達と遭遇する。当初マリオ達とは決して相容れようとはしなかったが、後に戦力増強という名目で、マリオをクッパ軍団に入団させ(これは彼が言っているだけで、実際はクッパ達がマリオの仲間になっているに過ぎない)、共にカジオー討伐に向かう。
 
: この作品では、大魔王としての威厳はあまり無く、旅先でしつこく文句や苦言を漏らしているものの、利害の一致によって結局は最後までマリオの仲間として行動することになった。また、今回は不忠誠とも言えるような行動を取った部下達を許したり、ブッキータワーに幽閉されていたワンワンに同情して仲間にする等、軍団の首領としての器の大きさを見せる場面もある。物理的な攻撃力・耐久力は高い反面、魔法関係のステータスや素早さが低いという典型的なパワータイプとして活躍した。通常武器は爪もしくは[[ワンワン (ゲームキャラクター)|ワンワン]]。またマリオを敵に投げつけるという荒技も使用している。エンディングではピーチを誘拐することは考えていないようで、戻ってきた部下と共に城の修理に明け暮れる姿が描かれている。
 
: この作品のクッパの性格は以降の『マリオシリーズ』にも継承されており、クッパの性格などが確立された作品でもある。
 
; [[スーパーマリオ64]](1996年)
 
: [[キノコ城|ピーチ城]]のパワースターを奪うことで、ピーチ姫や臣下のキノピオ達と一緒に城を丸ごと占拠する。パワースターの力で、城内のあちこちに飾られている[[絵画|絵]]の中の世界すらも占拠し、パワースターの断片を各所に隠していた。
 
: 今回は合計3回戦う事になり、対決する度に攻撃パターンが変化する。巨体に見合った怪力や口から吐き出す灼熱の炎、この他にも瞬間移動を使ったり、地震を起こして足場を狭めたりと手強いが、何故か毎回ステージの周囲に爆弾を設置していた為、これを利用されマリオに撃破される。なお、本作のクッパは3D空間で迫力を持たせるため、他の作品に比べ非常に大きく見えるように描かれている。
 
: リメイク作品である『スーパーマリオ64DS』ではクッパが本当のライバルとして認めているのはマリオのみである。そのためクッパの部屋の封印を解く際は必ずマリオでなければならず、最後の戦いに至っては必要枚数である80個以上のパワースターを持っていてもマリオ以外のキャラだと果てしない階段になる。
 
; [[レッキングクルー#スーパーファミコン版(レッキングクルー'98)|レッキングクルー'98]]([[1998年]])
 
: マリオが旅に出ている間にキノコ王国のあちこちにアジト支部を建設し、住民や植物たちを困らせていた。真のエンディングで[[ブラッキー (マリオシリーズ)|ブラッキー]]にそそのかされての行為だったことが明らかになる。(その後怒り心頭のクッパはブラッキーを追い掛け回す。)なお、この作品のクッパは他のキャラクター同様ヘルメットをかぶっている。余談だがこの作品では一人称が「俺」になっている。
 
; [[マリオストーリー]]([[2000年]])
 
: 世界征服の野望達成とマリオに完全勝利する為に「スターの杖」を奪い、星の精達をカードに封印した。ストーリーの冒頭ではマリオに勝利すると同時にピーチを捕獲するが、この際、「ピーチ城の真下に飛行船と連結したクッパ城を建造し、城ごと連れて行く」という大胆な方法を取っている(後にこの城ごとピーチ姫をさらう方法は『スーパーマリオギャラクシー』でも使用した)。
 
: 作品中ではオープニングのイベントバトルを含め、計3回戦うことになる。終盤の2度にわたる決戦では、「スターの杖」により様々は技や自身への大幅強化を使用し、最終決戦となる2回目の戦闘においては強化状態になると完全な無敵になり、一切の攻撃が無効化される。2回目戦闘時のパワーアップは、マリオが助けた7人の星の精による切り札「スターフラッシュ」によるパワーアップ解除をも無効化したが、ピーチの願いの力を受けて強化された「ピーチフラッシュ」によってスターの杖の力を打ち消され、最終的にはマリオに敗れてスターの杖も取り返された。<!--ステージ8の戦闘1回目は「とてつもなく防御力が上昇する」であり、無敵ではない⇒ 終盤の2度にわたる決戦では、自身を完全無敵状態にするばかりか、強力な攻撃・回復魔法など、「スターの杖」により様々は技を使用する。--><!--後の作品に対しては不明⇒ 設定上本作のクッパはシリーズ最強の強さとされる。-->また、この作品では彼の側近としてカメックババが初登場する。
 
: なお、この作品は2009年現在の『マリオシリーズ』における[[コンピュータRPG|RPG]]において、唯一ラストボスとしての登場である。
 
; [[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]([[2001年]])
 
: 新キャラクターとして参戦した。なお、[[ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ|N64版スマブラ]]の公式サイト「[[スマブラ拳!!]]」で行われたアンケート「スマブラ2があるとしたら出てほしいキャラ」では2位のピーチに100票以上の差をつけダントツの1位となっており、さらに初代N64版においても、登場の予定はあったものの、諸々の事情によりカットになったと語られている。
 
: 描写がよりリアルになり、多彩な攻撃も出来る様になった。リアル化とともに従来より更に凶暴そうなデザインとなり、さながら怪獣のようになった。クッパが[[カメ#甲羅|甲羅]]に入る動作をしたのは今作が初めてである。また、イレギュラーキャラの一員として、'''ギガクッパ'''というキャラも登場する。
 
: なお、このゲームでは「乱闘」というゲームの都合により、クッパの大きさは他キャラクターより1回り大きい程度にされている。パワー・重さは最強だが、コンボなどが少なく、歩行速度や攻撃速度が非常に遅いため、使いこなすのは非常に難しい。声はサウンドエフェクトが使われている。
 
; [[スーパーマリオサンシャイン]]([[2002年]])
 
: ドルピック島における一連の事件の黒幕として登場。ニセマリオの正体にして、今作でシリーズ初登場となった息子、クッパ Jr.に指示を与えていた。マリオがコロナマウンテンの頂上に到着した際には、頂上でピーチ、クッパJr.と共に[[温泉]]に浸かっており、そこからマリオに攻撃を仕掛けてくる。戦闘時の彼は普段とは到底比べ物にならない程の巨体となっているが、エンディングでは通常の大きさに戻っている。
 
 
: また、今回はクッパに初めて声優が当てられた。担当は[[スコット・バーンズ]]。
 
: また、今回はクッパに初めて声優が当てられた。担当は[[スコット・バーンズ]]。
; [[NINTENDOパズルコレクション]]([[2003年]])
 
: 『[[ヨッシーのクッキー]]』のストーリーモードでは、ピーチの誕生日に備えてマリオとヨッシーが作っていたクッキーを強奪してしまうが、ストーリーモードの最後でこのお話はマリオとヨッシーが作った紙人形劇だったことが明らかになる。オリジナルのラウンドクリア後に流れる寸劇『コーヒータイム』にも登場している。
 
; [[マリオ&ルイージRPG]]([[2003年]])
 
: ピーチの声がバクダン声のままでは適わないという理由でマリオ達と協力し、騒動の黒幕である魔女ゲラゲモーナを倒そうとするが、最新兵器のカメジェットをゲラコビッツに破壊され、序盤のボス「ホッスィー大魔王(自称)」に捕らえられる。その後マリオ達とはぐれて一時的に記憶喪失となり、泥棒パーニョの手下になったり、ゲラゲモーナに憑依されたりとその立場は二転三転する。最終的には訳も分からぬままにクッパ城を爆破され、海へ吹っ飛ばされる。エンディングにおいてもマメックに回収され、マリオたちへのプレゼントにされるなど、踏んだり蹴ったりな役回りとなっている。
 
: なお、このゲームでは13年ぶりにコクッパ7人衆が登場した。
 
; [[ペーパーマリオRPG]]([[2004年]])
 
: マリオが活躍する本編の他に、「スーパークッパブラザーズ」というクッパを操作してゴールまで向かうゲームが存在する。クッパ側のストーリーと本編は一部でリンクすることがある。
 
: 宿敵マリオとは本編中で2回戦う。1回目はステージ3の中ボス(戦闘が終わると軽くあしらわれるようにいなくなってしまう)、2回目はラストボスの一歩手前のボスとして現れる。
 
; [[ヨッシーの万有引力]](2004年)
 
: タマゴじんを魔力でリンゴにしてしまうなど、悪事の限りを尽くしている。それを見かねた本の大精霊ゴッホンに絵本に封じられるが、その際ヨッシーアイランドごと封印されてしまったため、その封印を解くために立ち上がったヨッシーを絵本の最後のページで待ち構える。
 
: その戦いでは、攻撃はほとんど手下のザコキャラや上空から降下してくるパラシュート付きの爆弾にまかせ、本人はたまに火炎放射を吹くだけであり、パラシュート付きの爆弾で(ヨッシーに重力を操られているものの)自滅する。最終ステージでは、プレイヤーにせり上がって来る溶岩に落とされ、火傷をしてどこかへ飛んでいった。
 
; [[マリオ&ルイージRPG2]]([[2005年]])
 
: 登場するのはゲームが中盤になってからで、なおかつ出番は少なく、ベビィクッパの方が出番は多い。今回起きた騒動を知らぬ彼はピーチ姫をさらうはずが、彼女に変装したゲドンコ姫(妹)をさらう。逃走先のドッスン・ボルケーノではクッパの幼少時代であるベビィクッパと遭遇するが、お互い自分自身とも知らず悪態を突き合う。
 
: 戦う場面は2回あり、1回目はステージ中盤でベビィクッパとともに戦う。さらに、ゲドンコ姫がただのキノコに戻ったあとにそのキノコを食べ(正確にはキノコが勝手に動いてクッパの口に勝手に入った)、ゲドクッパとなってマリオに決戦を挑む。1回目はベビィクッパとともに戦うが、2回目のゲドクッパ戦ではマリオ・ルイージ側に回復や攻撃のチャンスが一切なく(ほぼイベント戦闘同然)、この時のクッパはステータス上において最高クラスの数値を誇る。
 
; [[スーパープリンセスピーチ]](2005年)
 
: キド・アイラック島に別荘を構え、バカンスをしている。ゲームの冒頭で、喜怒哀楽の感情を操る事ができるというキド・アイラックの杖を奪い、さらにマリオたちを杖の力で捕獲するが、その後マリオ達を助けに来たピーチ姫との戦いで敗北する。
 
; [[New スーパーマリオブラザーズ]]([[2006年]])
 
: 作品自体が『スーパーマリオブラザーズ』及び『スーパーマリオブラザーズ3』を踏襲しており、W1に出て来る彼は「マリオがスイッチを押して溶岩に落とす」という、約20年振りとなるパターンで敗北する。終盤ステージにて骨クッパとしてマリオと2度目の対決をするが、高所から落とされ体がバラバラに砕け散る。
 
: しかし最終ステージにおいて、威圧感に満ち溢れた巨大クッパとして、マリオの前に立ちはだかる。Jr.との同時攻撃や安易に頭上や足下を潜らせない攻撃パターンもある。最後の戦いで、W1と骨クッパとの対決時に出来た「ダメージを受けながらその時の無敵状態で強引に進む」と言う戦法は、ダメージを受けると弾き飛ばされてしまう為使えない。
 
; [[ヨッシーアイランドDS]](2007年)
 
: クッパがカメックとともに未来からタイムスリップして来て、自分が子供の頃に生まれていたという、世界を変える力を持つ7人の「スターチルドレン」を手中にするべく活動する。過去のクッパ城を根城にしているがベビィクッパに「大人になっても負けっぱなし」と指摘され、怒って遠くに殴り飛ばしたりしている。最終決戦においては、最初はいつもどおりの大きさだったが、第2形態ではカメックの魔法によってクッパ城に収まらない程に巨大化した。
 
: エンディングにて、実はクッパ自身がスターチルドレンの1人であったということが判明する<!--<ref>クッパ以外のスターチルドレンは、マリオとルイージにピーチ姫、ドンキーコング(クランキーか2代目ドンキーかという公式発表は一切ない[[ドンキーコング (ゲームキャラクター・初代)|クランキーコング]]か[[ドンキーコング (ゲームキャラクター・2代目)|現在のドンキーコング]]のどちらかは不明)とワリオ、そして作品後に誕生したヨッシー(『スーパーマリオワールド』以降の時間軸に登場しているマリオ達の親友の個体であると思われる)となっている。</ref>-->。
 
; [[スーパーペーパーマリオ]]([[2007年]])
 
: マリオ達の仲間として活躍する。マリオやピーチの2倍の攻撃力を持ち炎を吐くことが出来るが、体が大きいためダメージを受けやすい欠点もある。ノワール伯爵によってピーチと結婚式を挙げるが、それが世界を滅亡に導く「コントンのラブパワー」を生み出すことになる。その後はクッパ軍団の残党と共にステージ3「ピクセランド」に飛ばされ、近くにあった砦に住み着く。マリオがやってきたことで対決するが敗北し、世界滅亡の話を聞いてマリオ達に協力し、ヨゲン書に書かれた「4人の勇者」の1人として共に冒険することになる。
 
: ピーチに説得され、しぶしぶ手助けするような素振りを見せたりもするが、重要な場面でマリオたちを助け、ストーリー後半になると珍しく協力意思を示し、頼もしい言動も見せている。最終局面では諦めかけたマリオ達を一喝して戦意を復活させる場面もあり、彼らと共にスーパーディメーンに挑み世界滅亡の予言をくつがえした。
 
: なお、物語の原因となった「黒のヨゲン書」によるとクッパとピーチは「決して結ばれない」とされている。
 
; [[いただきストリートDS]](2007年)
 
: 最後のツアーに登場。ランクがAであったが、5倍買いという積極的な行動にも出る。プレイヤーが男か女かによって極端に態度が変わったり、ピーチ姫やデイジー姫に親しげに語りかけたりと、女たらしな面も見せている。
 
; [[スーパーマリオギャラクシー]](2007年)
 
: プロローグにおいて、[[未確認飛行物体|UFO]]を使ってキノコ城ごとピーチ姫を連れ去る。また、『スーパーマリオブラザーズ3』以来、久々に飛行船等の大型兵器も動員している。今回は『スーパーマリオ64』同様、中ボス兼ラストボスとしてマリオの前に3度立ちはだかる。この作品におけるクッパの野望は「銀河征服」で、最終的にはピーチ姫と暮らす銀河帝国を作り上げるというスケールの大きいものであり、普段の彼らしからぬクールな言動を見せ、新しい技でマリオを苦しめる。一方で、フィールドの形状と自身の技が原因で自滅する点は従来シリーズと変わらない。
 
: 最後は自分の銀河を創っていたギャラクシープラントでの決戦に敗北後[[ビッグクランチ]]に巻き込まれ銀河の核とするべく創っていた「大王星」も崩壊したが、エピローグではチコのお陰で新しい命となりマリオ達と共に無事帰還していた。声優は[[:en:Bowser (character)|ケネス W.ジェーム]]。
 
; [[大乱闘スマッシュブラザーズX]]([[2008年]])
 
: 前作に引き続き参戦。能力バランスが調整された。<!--対戦ゲームでは当然の仕様。書く必要は?⇒ そのため苦手だった速いキャラへの相手も苦手には変わりないが、極端な試合展開は極力なくなった。-->大きな変更点が横必殺ワザが「ダイビングプレス」に変更されたことで、投げ技なのでガードされない他、相手をつかんだまま一緒に穴に落下して道連れにするなど応用が出来る。今作では新アイテム「スマッシュボール」を取ることにより発動する「最後の切りふだ」で一定時間、前作事実上のラストボスでイレギュラーキャラだった'''[[クッパ (ゲームキャラクター)#ギガクッパ|ギガクッパ]]'''に変身できるようになった。声はサウンドエフェクトだが、新規のものが使われている。またデザインに関しては、全体的に怪獣のようだった前作のフォルムから、『マリオシリーズ』本編のものに近いフォルムになった。
 
: アドベンチャーモード「亜空の使者」におけるクッパについては、'''[[亜空軍]]'''を参照。
 
; [[マリオ&ルイージRPG3!!!]]([[2009年]])
 
: ストーリーにおける事実上の主役として登場し、シリーズ前作までとは打って変わって出番が大幅に増えた。海外版では『バウザーズ・インサイドストーリー(Bowser's Inside Story)』という副題も付いており(タイトルにクッパ(Bowser)の名前が入ったのはこれが初)、名実ともにクッパがメインとなる作品である。
 
: 奇病「メタコロ病」の対策会議に招集されなかったことを不服としてピーチ城に乗り込むが、星の精イエロースターに本来の力を封じられ、あっさり敗北する。更にメタコロ病騒動の黒幕であるゲラコビッツの野望に利用される。クッパ城はゲラコビッツに占領され部下の大半が洗脳され、それを知り城の奪還を目指すこととなる。クッパはマリオ達を体内に吸い込んだとは知らず、「チッピー」と名乗るイエロースターを通じて間接的にマリオ達に協力していることも知らない。
 
: ストーリー中に体内のマリオらの助けで瀕死状態から復活した際、反動で巨大化しそのまま戦闘となる場面があり、この時の大きさは占拠されたクッパ城よりも巨大だという『ヨッシーアイランド』のビッグクッパに匹敵する大きさとなる。
 
: ゲームの性質上、今作ではストーリーの上では敵としての登場は2度だけである(ゲーム開始直後のチュートリアルを含む)が、クッパ体内に存在するチャレンジホールにて、メドレーバトル最後のボスとして、マリオ・ルイージの記憶から構築した仮想ボス「クッパX」と戦うことができる。外見上の差異はあまり見られないものの、かなりの強敵になっている。
 
: 最終的にはクッパをコピーした暗黒のパワー、ラストボス・ダーククッパを倒した。その後、クッパ体内から脱出できたマリオ兄弟とイエロースターとの会話で事の真相を悟り、彼らに襲い掛かるが敗北する。療養や軍団復興のため暫く大人しくすることを決めるが、結果として彼のお陰で世界が救われた為、後日にピーチ姫から感謝とお見舞いの印としてケーキが届けられる。最初は「いらん」と意地を張っていたが、部下達がいなくなった後にこっそりプレゼントを見ている。
 
; [[New スーパーマリオブラザーズ Wii]](2009年)
 
: クッパ Jr.とコクッパ7人衆を指示していた黒幕として、最終決戦に登場。ただし、それまでは一切出番がない。
 
: 前作よりやや弱体化しているものの、安易に潜り抜けさせないパターンや大量のファイアブレス攻撃は健在。『New スーパーマリオブラザーズ』の時と同様、自分の背後にスイッチを用意しており、これを作動させられることで足場が崩壊し、転落する。しかしカメックの魔法で画面に上半身しか入リきらない程の巨体となって復活し、マリオ達に再び襲い掛かる。この状態のクッパはマリオ達の如何なる攻撃も通用しないが、最後には城の床が抜けて再び転落する。
 
: エンディングでは、コクッパ達に城の外に運び出されて起き上げられるが、今度は起き上がった衝撃で倒れてきた城に潰される。
 
; [[マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック]](2009年)
 
: DS版のアドベンチャーツアーズでは[[ドクター・エッグマン]]とともにブリザランドの住民を騙し、自分達の城や基地を作らせ、ブリザランドだけに雪を降らせる。エッグマンとともにマリオとソニックに3回も勝負を挑むも敗北し、一時は去っていくがクリア後に再戦、再び敗北してしまう。その後、悔しさのあまりエッグマン達とともにマリオとソニック達の後をこっそりとついて行こうとする(ただし、マリオやソニック達は既に気づいている)。
 
; [[スーパーマリオギャラクシー2]]([[2010年]])
 
: 『スーパーマリオギャラクシー1』とはパラレルワールドの関係にあり、前作のクッパとは別人である。
 
: 『ギャラクシー1』と違い、部下や兵器を導入している描写はなく、パワースターの力を使って巨大化したクッパ一人で攻め込みピーチをさらう。誘拐と宇宙進出の理由は、「巨大化した自分にふさわしい大きさの世界」と「自身を祝福するべくピーチのケーキ」が欲しいからというごく私的なもので、『ギャラクシー1』のような盛大な野望は無かった。本作ではやたら「スーパー」を発言することが多くグランドスターのおかげで空を飛んだり、隕石を呼ぶなど過去の作品とはまったく違う技でマリオを苦しめる。最終決戦では一度敗れてもワープで再びグランドスターの力を取り込み、マリオと決着を着けようとするが敗北し、「ケーキが食べたかった」と悔やみながら、グランドスターを残しワープする。エンディングではその悪影響かキノコ城の野原で小さくなった姿で登場する。
 
; マリオのバラエティゲーム<!--『マリオカート』など。「パーティゲーム」だと『マリオパーティ』と重複するので-->・スポーツゲームシリーズ全般
 
: プレイヤーの一員として登場し、正々堂々と戦おうとするなど、設定上フレンドリーな一面も見せている。マリオやピーチなどとコンビを組む事も可能であるが、野球ゲームの『[[スーパーマリオスタジアム]]』シリーズなど相性が存在する作品では相性が悪く設定されている。能力付けが存在する作品では、総じて巨体によるパワーと重量を活かしたパワー型・ヘビー級のキャラクターとなっている。
 
   
=== マリオパーティズ ===
+
; [[スーパーマリオギャラクシー]]
  +
: 百年に一度の星くず祭を襲撃して、ピーチ城ごとピーチ姫を誘拐。新たな銀河を作ることを目論み、[[ほうき星の天文台]]から[[パワースター]]を奪う。
毎度の様にゲームの乗っ取りを企んでいる他、クッパマスに止まるとマリオ達のスターやコインを奪う、自分だけが得をするインチキなイベントに参加させるなど、妨害を繰り返す。全員の持ちコインをまとめ、平等に分けるイベント「クッパかくめい」はマリオパーティにおけるクッパの代名詞である。
 
  +
: 随所のプラントでバトルになる。押しつぶし攻撃を床の脆い部分に誘導すると床が割れてそのマグマで火傷するので、そこを[[スピン]]で攻撃する。
  +
: [[クッパギャラクシープラント]]での戦いでは、まず岩にこもって突進してくるので、クッパの体が露出している部分にスピンして攻撃。次の惑星ではトゲの球体になるので[[パンチボンボン]]を利用して攻撃。この二つの形態を経て、今までと同じ戦い方に移行する。
   
; [[マリオティ]]([[1998年]]
+
; '''[[スーパーマリオギャラクシ2]]'''
  +
: 『スーパーマリオギャラクシー』とはパラレルワールド。こちらでも星くず祭を襲撃してピーチ姫を攫うが、その目的はケーキを焼いてもらうため。
: 敗者が大損害を被るクッパミニゲームを仕掛けたり、何かと因縁をつけてコインを巻き上げるなどプレイヤーの妨害を繰り返す。ただし1枚もコインを持っていないプレイヤーにはコインをあげたりもする(本人曰く「ワガハイはそういうのには弱い」とのこと)。ゲームを一定以上進めると、メニューの一つでもある「キノコバンク」からプレイヤーが貯めていたスターを強奪、キノコバンクを使用不可にし、スターに落書きをしバラバラにした最終マップ「えいえんのスター」で最後の勝負を仕掛けてくる。クリアすると成敗される。
 
  +
: 随所の帝国でバトルになる。隕石を呼び寄せ、マリオめがけてパンチする。このパンチの勢いで隕石が浮かぶので[[ヒップドロップ]]で弾き飛ばしてダメージを与える。2回ダメージを与えると火炎放射を使う他、ワールドが進むと隕石やパンチで衝撃波が放たれる。
; [[マリオパーティ2]]([[1999年]])
 
  +
: 最終決戦では倒されてなお復活し、ブラックホールをバックに宙を移動して襲ってくる。こちらに迫ってパンチをしようとするので、同じように隕石を弾き飛ばしてダメージを与える。
: オープニングでマリオランドを襲撃したり、全てのテーマランドを遊ぶと司会のキノピオをさらって強制的に自身のクッパランド以外行けないようにしていたが、クッパランドクリア後のエンディングでは、マリオ達と仲良くしている。理由は'''そもそもこのゲーム自体が、全てマリオランドでのアトラクションとして行われた劇であり、クッパもその劇の出演者の1人であった'''ためである。同時に'''「あくまで悪役を演じただけ」'''という注釈が強調され、最後はキノピオの合図の元、クッパ自ら観客に挨拶をしており、今作では'''設定上悪役ではない。'''
 
: この作品のみクッパがラスボスとして出演していないということとなるが、ボードゲーム上ではアトラクションの一環とはいえ従来どおりお邪魔キャラとして登場する。
 
; [[マリオパーティ3]]([[2000年]])
 
: ストーリーモードではスタンプを奪おうと襲い掛かろうとするが、プレイヤーたちに無視され、[[デイジー (ゲームキャラクター)|デイジー]]に一発ビンタをされ空の彼方に吹っ飛び、ワルイージに喧嘩を売って敗北するなどまどともな活躍がない。
 
; [[マリオパーティ4]]([[2002年]])
 
: クッパマスに止まっても出現するのは大抵ミニクッパで、出番は少ない。「バースデーパーティー」がテーマのストーリーモードでは5つのボードをクリア後に突如出現、プレイヤーのバースデープレゼントを全て奪って最終決戦を仕掛けてくる。プレイヤーキャラクターとの最終決戦に敗北した後、愚痴や文句を言いつつもバースデープレゼントを渡し、密かにプレイヤーのバースデーを祝っている一面も見せる。
 
; [[マリオパーティ5]]([[2003年]])
 
: ストーリーモードでは、夢の世界「ユメミール」にミニクッパを引き連れて登場。ボードマップではミニクッパR・G・B(レッド・グリーン・ブルー)の3体に分裂したミニクッパとの3対1の戦いとなる。ストーリーの最後には「クッパ・ドリーム」というステージが登場。最終決戦では[[メカクッパ]]なども使用してきて、最終形態では謎の薬を使って巨大化する。敗北した後は「ワガハイより強い相手と戦う事がワガハイの夢だ」と語っている。
 
: この作品よりプレイヤーキャラを降板した[[ドンキーコング (ゲームキャラクター・2代目)|ドンキーコング]]が対となる存在として登場するようになる。
 
; [[マリオパーティ6]] ([[2004年]])
 
: 以前までの作品に比べれば、登場回数がかなり多い。全マップに数ヶ所のクッパマスを設けたほか、「ワンダーアイランド」や「チェイスキャッスル」ではマップ上に姿を表し、彼と鉢合わせになったプレイヤーに「ズター」をプレゼントするなどさまざまな悪行を繰り広げる。また、本作のラストマップはクッパ製作ではないが、シングルモードでは「クッパタワー」という独自のタワーを所有している。
 
; [[マリオパーティ7]]([[2005年]])
 
: テーマの一つが「怒りのクッパ」ということもあり、久々にクッパがクローズアップされる。おなじみクッパマスのほかに5ターンに1回「クッパタイム」を発動し、店を乗っ取る、マップを破壊する、スターを強奪する、記念写真を無理矢理取らせて写真代を巻き上げるなど前作以上に悪行の限りを尽くしている。
 
; [[マリオパーティ アドバンス]](2005年)
 
: オープニングで「クッパおおあばれ」を使いマリパランドのパーティグッズを全てキノコシティに吹き飛ばしてしまう。ロボットアニメ『キノコンV』のマニアだったり、恋愛勝負の際にギャル語を使ったりと今作ではクッパのいろいろな面を垣間見ることが出来る。ゲームクリア後はマリパランド内でクッパミニゲームがメインの「クッパランド」を開園。クッパミニゲームをクリアすると(その時のクッパの気分次第だが)大量のコインを貰える。
 
; [[マリオパーティ8]]([[2007年]])
 
: クッパマスに止まると、スターの位置を変える、スターの場所でスターを奪うなど、マイナス要素のイベントが発生する。また、スターバトルモードにおいて、終盤にクッパクラウンに乗って登場する。敗北後、落下し、爆発するがエンディングのラストでちゃっかり登場し、無事が確認された
 
; [[マリオパーティDS]]([[2007年]])
 
: マリオ達をパーティに誘う振りをしてマリオたちが持っていたひかるピースを奪い、ミニミニの杖で小さくして遠くへ捨てた。ラストはドンキーコングに杖を壊されてしまい、クッパの変身ベルトで元の大きさに戻ったマリオ達と戦う。マリオ達からひかるピースを奪った理由は、全て集めると楽しいゲームが遊べるというクッパ城の言い伝えにあり、独り占めして遊ぼうとするためであった。最後はマリオ達に敗れるが、一緒に遊ぼうと誘われる。
 
   
  +
; '''[[スーパーマリオ 3Dランド]]'''
=== その他 ===
 
  +
: ピーチ姫を攫う。城のボスとして登場するが、ワールド8以外は[[しっぽクッパ]]という偽物。追いかけっこのようにステージを移動しながら戦う。
; [[スーパーファミコン]]版[[シムシティ#スーパーファミコン版|シムシティ]]
 
  +
: スペシャルワールドで真の最終コース以外をクリアすると、ワールド8のクッパ戦が高難易度になる。
: 災害の怪獣として登場し、街を破壊する。
 
; [[メイド イン ワリオ]]
 
: プチゲーム「ニンテンマン」の敵役としてクッパに似た亀の怪獣が登場し、マリオに似た赤い帽子をかぶったヒゲ男と対決する。
 
; [[F1レース (任天堂)|F1レース]]
 
: [[ゲームボーイ|GB]]版にゲスト出演。プレイヤーの応援(エンディング)で登場する。
 
; [[マリオテニス]]シリーズ・[[マリオゴルフ]]シリーズ
 
: このシリーズでは特に敵対意識は持っておらず、マリオ達と正々堂々、仲良くスポーツを楽しむ姿が描かれている。
 
: マリオテニス64のオープニングでは、突如コートに乱入して周囲を驚かした後に、満面の笑顔でラケットを持ち出すなど、陽気な一面を見せた。
 
; [[マリオカート]]シリーズ
 
: 今シリーズでも特に他のキャラクターへの敵対意識は無い。重量級として登場し、体当たりすれば相手をスピンさせられるが、加速が鈍くハンドリングも悪い。
 
   
  +
; '''[[スーパーマリオ 3Dワールド]]、[[スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド]]'''
  +
: 『3Dワールド』では[[ようせいの国]]を襲い、各ワールドの[[ようせい姫]]を瓶に幽閉した。ワールド1とワールド城、それぞれの城コースで専用の車に乗り込んで爆弾を投げてくる。これらのコースに入るにはそれぞれグリーンスターが10枚、130枚必要。ワールドクッパの城コース「決戦!クッパランドのスーパータワー」では、[[スーパーベル]]を使って[[ネコクッパ]]となりさらには[[ダブルチェリー]]で5頭に分身する。
  +
: 『[[フューリーワールド]]』では[[ネコの国]]で黒い[[フューリークッパ]]と化して暴走している。
   
  +
; '''[[スーパーマリオ オデッセイ]]'''
=== 登場作品 ===
 
  +
: [[とある地球]]の各国の名物を集めてピーチと月での結婚式を目論む。その名物は雇った[[ブルーダルズ]]に盗ませていた。オープニングからマリオを負かしており、帽子を踏み付け飛行船のプロペラで布切れにする様子が見られる。
* [[スーパーマリオブラザーズ]]
 
  +
:戦闘は[[雲の国]]と[[月の国]]で行う。パンチングアームの付いたシルクハットを投げてくるのでこれを帽子で弾いて奪い、クッパを連続で殴ることでダメージを与えられる。戦闘が進むごとに衝撃波や瓦礫で妨害をしたり、殴られている時にもガードをして尻尾で反撃したりしてくる。火炎放射は非常にリーチが長く、なぎ掃うように放つ。
** [[スーパーマリオブラザーズデラックス]]
 
  +
: 月の国での戦闘後地面が崩壊。崩れるステージから脱出するため、クッパにキャプチャーすることになる。この時、[[カエル]]をキャプチャーした時のように、歴代クッパ戦の画像が流れていく演出がある。ピーチを肩に乗せパンチ(ひっかき)とファイアで障害物を破壊し、最後は全員で電線にキャプチャーし脱出。目を覚ましてなおピーチにアプローチをしマリオと争うが断られ、悲しみ互いに励ましあっていた。
** ファミコンミニ01 スーパーマリオブラザーズ
 
* [[スーパーマリオブラザーズ2]]
 
** ファミコンミニディスクシステムセレクション スーパーマリオブラザーズ2
 
* [[スーパーマリオブラザーズ3]]
 
** スーパーマリオアドバンス4
 
* [[スーパーマリオワールド]]
 
** スーパーマリオアドバンス2
 
* [[スーパーマリオアドバンス]]シリーズ
 
: ※「マリオブラザーズ・バトル」のROUND4に登場。
 
* [[New スーパーマリオブラザーズ]]
 
* [[New スーパーマリオブラザーズ Wii]]
 
* [[スーパーマリオ ヨッシーアイランド]]
 
* [[スーパーマリオコレクション]]
 
* [[レッキングクルー#スーパーファミコン版(レッキングクルー'98)|レッキングクルー'98]]
 
* [[スーパーマリオ64]]
 
** [[スーパーマリオ64DS]]
 
* [[スーパーマリオサンシャイン]]
 
* [[スーパーマリオギャラクシー]]
 
* [[スーパーマリオギャラクシー2]]
 
* [[スーパーマリオRPG]]
 
* [[マリオストーリー]]
 
* [[ペーパーマリオRPG]]
 
* [[スーパーペーパーマリオ]]
 
* [[マリオ&ルイージRPG]]
 
* [[マリオ&ルイージRPG2]]
 
* [[マリオ&ルイージRPG3!!!]]
 
* [[マリオカートシリーズ]]
 
* [[マリオパーティシリーズ]]
 
* [[マリオゴルフ]]シリーズ
 
* [[マリオテニス]]シリーズ
 
* [[マリオストライカーズ]]シリーズ
 
* [[マリオスタジアム]]シリーズ
 
* [[スーパーマリオボール]]
 
* [[Dance Dance Revolution with MARIO]]
 
* [[ヨッシーのクッキー]]
 
* [[ヨッシーのロードハンティング]]
 
* [[パネルでポン#ヨッシーのパネポン|ヨッシーのパネポン]]
 
* [[ヨッシーストーリー]]
 
* [[ルイージマンション]]
 
* [[NINTENDOパズルコレクション]]
 
* [[ヨッシーの万有引力]]
 
* [[キャッチ!タッチ!ヨッシー!]]
 
* [[スーパープリンセスピーチ]]
 
* [[ヨッシーアイランドDS]]
 
* [[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]
 
* [[大乱闘スマッシュブラザーズX]]
 
* [[テトリスDS]]
 
* [[シムシティ#スーパーファミコン版|シムシティ]]
 
* [[役満DS]]
 
** [[Wi-Fi対応 役満DS]]
 
* [[いただきストリートDS]]
 
* [[マリオ&ソニック AT 北京オリンピック]]
 
* [[マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック]]
 
   
  +
; '''[[スーパーマリオ 3Dコレクション]]'''
== 派生型のクッパ ==
 
  +
: 全作品に登場。各作品での活躍は上記の通り。
<!--ギガクッパ以外は日本での登場が早い順に並べました。-->
 
; ベビークッパ
 
: 幼少時代のクッパ。作品によっては「ベビィクッパ」と表記される。『[[スーパーマリオ ヨッシーアイランド|ヨッシーアイランド]]』([[1995年]])では「ヨッシーに乗りたい」といういかにも子供らしい理由で攻撃してきただけだったが、『[[ヨッシーストーリー]]』([[1997年]])では、ヨッシー達を[[島]]ごと[[絵本]]の中に閉じ込め、彼らの幸せの源である「スーパーしあわせのツリー」を盗んでいくという、子供ながらも実にクッパらしい暴挙に出た。カメックからは「クッパぼっちゃま」と呼ばれていた。
 
: 大人クッパとは『[[マリオ&ルイージRPG2]]』および『[[ヨッシーアイランドDS]]』で共演(表記は「ベビィクッパ」)。『RPG2』では先述のようにお互いに年齢の違う自分だと気づかず悪態をつき合っていたが、最終的にはお互いに「見所がある」と気に入っていた。『ヨッシーアイランドDS』ではお互いに同一人物と知っているが、やはり喧嘩をして大人クッパに吹き飛ばされ、偶然ヨッシー達に拾ってもらい当初はヨッシーを自分のものにすることと城に戻るために、一時的に仲間になる。クッパ城に着くと自分の宝を盗むだと勝手に勘違いし、ヨッシー達に戦いを挑むも敗れるが、それで大人クッパを怒らせることとなった。その後、大人クッパがヨッシー達に倒され引き上げた後、未来のカメックの箒に乗るも海に落ちて行き、本当にクッパの財宝を奪っていこうとするベビィワリオが乗った船に墜落、そこで大喧嘩していた。
 
: [[一人称]]は作品によって異なるが現在は「オレちゃま」で、「…でちゅ」や、「な」を「にゃ」と言うなど赤ちゃんらしい話し方をする。『マリオ&ルイージRPG2』におけるベビィクッパの姿は[[クッパ Jr.]]に近く、同作品で使用されているキャラクターボイスもクッパ Jr.と同じである
 
; アイアンクッパ(メタルクッパ)
 
: 『[[マリオパーティ2]]』、『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』『[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]』に登場した全身鋼鉄のクッパ。
 
: 『マリオパーティ2』では最後のテーマランド・クッパランドのエピローグでクッパが何の前触れも無く突然変身し、プレイヤーを苦しめるが(本人曰く「通常の10倍の重さ」でジャイアントスウィングを掛けられない)、スターの力を得たパーティの優勝者によって投げ倒された。
 
: 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、一人用モードにおけるレギュラー戦・シンプルにて稀に中ボスとして登場する。尚、通常のクッパも緑ブロックを使用することで、メタル化することが可能。
 
   
  +
=== [[マリオカートシリーズ]] ===
; クッパ???
 
  +
シリーズを通して重量級レーサーの代表格として君臨。『[[マリオカート ライブ ホームサーキット]]』を除いた全作品に登場。
: 『マリオストーリー』に登場した偽者のクッパ。正体はクッパの部下である4人組「ノコブロス」が乗り込んだ巨大なカラクリのロボットで、炎は吐けないため腕を振り下ろす攻撃しかできない。体内にはピーチ姫の絵が飾られている。
 
   
  +
; '''[[スーパーマリオカート]]'''
; クッパ(着ぐるみ)
 
  +
: CPUが操作するレーサーとして登場する場合、プレイヤーには使用できない配置アイテム「[[炎 (マリオカート)|炎]]」を用いる。
: 『[[ルイージマンション]]』で[[キングテレサ]](テレサの親玉であり、当作品のボス)が使用したもの。炎を吐き、爆弾を出現させ投擲してくるなどの力を誇り、大きさもルイージの10倍近いものだった。しかし、出入口でもある首の関節部分の調子が悪いらしく、投擲した爆弾が頭部に直撃すると、首が外れて本体であるキングテレサが外部へ引き摺り出されてしまう欠点を持つ。
 
: 外れた首は浮遊し、口から氷塊を吐き出して攻撃するようになる。その後も、一定時間が経過すると元に戻るが、首が逆方向にくっついてしまうこともあった(キングテレサが弱ると起こりやすくなる)。
 
   
  +
; '''[[マリオカート64]]'''
; ゲラクッパ
 
: 『マリオ&ルイージRPG』で登場。クッパにゲラゲモーナの魂が乗り移ったもの。顔はゲラゲモーナの面影が非常に強く表れており、宿主の意識は一切無い。ゲラゲモーナの魔力によって戦闘能力も飛躍的に向上し、戦闘ではクッパと同じ火炎攻撃のほか、体を黒くした後に流星群を落とすこともできる。
 
: 海外版の名称は'''Bowletta'''となっており、クッパの海外名"Bowser"とゲラゲモーナの海外名"Cackletta"を組み合わせたものである。
 
; ゲドクッパ
 
: 『マリオ&ルイージRPG2』に登場。常に体が紫色に発光し、周囲に紫色の煙を放出している。前述のように図らずもゲドンコ姫(姉)を取り込んだため、攻撃の内容はゲドンコ姫(姉)の行動とシンクロしたものとなっている。
 
   
  +
; '''[[マリオカートアドバンス]]'''
<!--
 
既に伏せられて書かれています。ちゃんと文全体をチェックしてください。
 
   
  +
; '''[[マリオカート ダブルダッシュ!!]]'''
; ダーククッパ
 
  +
: デフォルトペアはクッパJr.。スペシャルアイテムの[[クッパこうら]]が初登場。
: 『[[マリオ&ルイージRPG3]]』に登場。復活したダークスターがクッパの体内に入り、その情報を吸収して誕生したクッパのコピーで色は[[紫]]色と[[黒]]色になっている。クッパの戦闘能力にダークスターの暗黒パワーが加わっているため、その力は悪魔みたいに恐るべき魔物になっている。
 
-->
 
; 骨クッパ
 
: 『Newスーパーマリオブラザーズ』で初登場。[[溶岩]]に落ちて骨になったクッパ。公式設定では、「生前の意識は無い」とされている。白骨化したカメの[[カロン (ゲームキャラクター)|カロン]]と同じくファイヤーボールが効かず、マリオの攻撃で倒せるのはコウラマリオのコウラダッシュのみである。かつて、ハンマーを投げていたときと同様の仕様で骨を投げる。他に炎と大きくジャンプする。W1のクッパ戦と同様に、奥にあるスイッチを押されると負けとなり、高所から落とされ体がバラバラになる。『[[マリオカートWii]]』では重量級の[[隠れキャラクター|隠しキャラ]]としてマリオカートシリーズに初参戦。悪路での走行の性能及びミニターボの持続時間にやや優れている。この作品からはデザインがやや変更され、目の部分の穴に瞳のような物が発光している。『[[マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック]]』ではライバルキャラとして登場し、アドベンチャーツアーズにおいて2回対戦する事になる。またこの作品で始めで台詞が追加されている。敗北後はどこかへ逃げる。
 
: 上記のように『Newスーパーマリオ』ではクッパと同一の存在だが、『マリオカートWii』や『マリオ&ソニック』では別キャラクター扱いになっており、通常クッパとも同時に登場したりプレイヤーキャラとして使える。
 
: 海外版での名称は'''Dry Bowser'''で、カロンの海外名"Dry Bones"が由来である。
 
   
  +
; '''[[マリオカートDS]]'''
; 巨大ドットクッパ
 
  +
; '''[[マリオカート アーケードグランプリ]]'''
: 『スーパーペーパーマリオ』でスーパースターをとると他のキャラクターと同じく巨大なドットクッパに変身。ザコ敵や土管をふっ飛ばしながら進む。もともと大きいだけあり、巨大化の際も他のキャラより大きく描かれている。
 
  +
; '''[[マリオカート アーケードグランプリ2]]'''
  +
; '''[[マリオカートWii]]'''
  +
: [[ほねクッパ]]がレーサーとして初参戦。
  +
; '''[[マリオカート7]]'''
  +
; '''[[マリオカート アーケードグランプリDX]]'''
  +
; '''[[マリオカート8]] / [[マリオカート8 デラックス]]'''
  +
; '''[[マリオカート アーケードグランプリVR]]'''
  +
; '''[[マリオカート ツアー]]'''
   
  +
=== [[マリオRPGシリーズ]] ===
; ダーククッパ
 
  +
; '''[[スーパーマリオRPG]]'''
: 『マリオ&ルイージRPG3!!!』で登場。キノコタウン地下に封印されていた悪しき力「ダークスター」がクッパのDNA情報を取り込み、クッパそっくりに変化したもの。パワーの半分をゲラコビッツに吸収されていたこともあり、最初は両足が無く不完全な姿だったが、後にゲラコビッツごと残りのパワーを取り戻すことで完全体と化した。
 
  +
: "いつものように"クッパがピーチ姫をさらうところから物語は始まるが、巨大な剣の姿をした[[カリバー]]が[[クッパ城]]に突き刺さった衝撃ではるかかなたまで吹き飛ばされる。城へ帰るべくわずかな部下とともに行動していたが全員と別れ、ピーチ姫の声を聞きつけて[[ブッキータワー]]へやってきたところでマリオ達と合流。マリオ達をクッパ軍団に招待するという体で以降行動を共にすることになる。
: コピーだけあり火炎・パンチなどクッパ自身の技を使う上に、対象をオリに閉じ込めた所に巨大なエネルギー弾を当てる『ダークプリズン』、クッパの部下達を模した暗黒のモンスター達が襲い掛かる『ダークボコスカ』と、ダーククッパ独自の技も編み出す。ダークゲラコビッツ(ダークスターコア)が心臓の役割を担っているため、これが倒されるとダーククッパも消滅してしまう。
 
  +
: 一人称の「ワガハイ」や「なのだ」といった語尾、部下に優しい一面がある、利害が一致すればマリオとも組むなど、現在のクッパの性格を決定づけた作品。
  +
: 攻撃武器はツメやワンワン。スペシャル攻撃では巨大な[[メカクッパ]]や[[テレサ]]を召喚したり地面から大岩を突き出させたりと魔法チックなものが多い。ちなみにすべての技が敵全体に影響を及ぼす技。
   
  +
=== [[マリオ&ルイージRPGシリーズ]] ===
; ギガクッパ
 
  +
; '''[[マリオ&ルイージRPG]]/[[マリオ&ルイージRPG1 DX]]'''
: 『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』に登場するオリジナルキャラクター。詳細は後述する。
 
  +
: ピーチ姫(実は影武者の[[キャサリン]])が声を奪われバクダン声になってしまい、この状態ではさらっても城が壊れてしまうということで、声を取り戻すべくマリオ達と手を組む。しかし[[カメジェット]]でマメーリアに行こうとする途中、[[ゲラコビッツ]]の介入でカメジェットは撃ち落とされてしまい、その際に[[星くずヶ原]]の大砲にはまって[[ホッスィー]]に人質にされてしまう。さらにその大砲は[[星かげ軍そう]]によって発射されてしまい、記憶を失っていたところを[[パーニョ]]が発見、青いバンダナをつけ[[新人クッパ]]として共に活動することになる。その後暴走し[[アハハ・アハデミー]]から天高く飛んでいった[[スタービーンズ]]にしがみついていたときに記憶が戻るが、またしても落下し気絶。エネルギーのみの状態となっていた[[ゲラゲモーナ]]の依代にされ、[[ゲラクッパ]]となってしまう。最終的にマリオ達が体内のエネルギーを倒したことにより元の姿に戻り意識も戻るが、直後にクッパ城が爆発し吹っ飛ばされる(この際スクリーンに衝突するという第四の壁を意識した演出がある)。マリオ達がキノコ王国に帰る際にはプレゼントボックスに入れられ、ジェット機から雑にクッパ城に捨てられた。
  +
:リメイクでは[[クッパ軍団RPG]]にも登場。[[クリボー隊長]]を始めとしたクッパ軍団が、クッパを探すため冒険に出る。またこのモードで、クッパ城のクッパ軍団達は元のクッパに変装したゲラクッパに騙されて城を守っていたこと、記憶喪失の本当の原因は石頭であるクリボー隊長が脳天に直撃したことであることが判明した。
   
  +
; '''[[マリオ&ルイージRPG2]]'''
== クッパ軍団 ==
 
  +
: 現代の時間のクッパは、処刑されたはずのピーチ姫(正体は変装した[[ゲドンコ姫]])を救出した後に初登場。「カメうらない」を信じるお茶目な面が見られる。ピーチ姫の顔に貼り付いていた謎のキノコの一部を食べ、ガスを吐き出しマリオ達を足止めした隙にピーチ姫をさらうが、若い[[キノじい]]の突撃を避けたはずみに橋が崩れタイムホールに落下。その後過去の世界の[[ドッスン・ボルケーノ]]で[[ベビィクッパ]]と出会い(自身の幼少期の姿であるとは気づいていない)、マリオ達を待ち受ける。戦闘後火山の噴火でエレベーターの[[ドッスン]]が高く打ち上げられ、それに乗っていたクッパは高く打ち上げられタイムホールに落下し現代に戻った。その後事件解決後までのびたままだったが、キノコになった[[ゲドンコ姫・姉]]を食べたことにより[[ゲドクッパ]]となって復活した。最終的に完全にゲドンコ姫が駆逐されたことにより再び倒れる。
クッパが編成し統率する大規模な組織。兵力及び軍事力は高く、その武力をもって世界を支配しようとする。行動方針は作品によって異なるが、キノコ王国とその関連地域の制圧が最終目的であるという事はほぼ一貫している。そのため、キノコ王国を護る立場にあるマリオと幾度に渡る対決を繰り返している。<br/>クッパおよびクッパ軍団のデビュー作である『スーパーマリオブラザーズ』では、現在用いられている「クッパ軍団」という呼称は使われず、「カメ帝国の一族」と呼ばれ、キノコ王国とは別に存在する国家組織のような説明がされていたが、現在では、キノコ王国内における1つの派閥という設定に変化している(『マリオ&ルイージRPG3!!!』にて、クッパ自身が「自分もキノコ王国の国民だ」と主張している)。<br/>拠点とする地域は登場ごとに異なっており、『スーパーマリオブラザーズ3』では「暗黒の国」を本拠地にしている。<br/>なお結成時期は不明だが、『ヨッシーアイランド』などでは、クッパの幼少期から既に体系化された大規模な軍団が出来上がっており、同作のカメックの話から先代のリーダーがいたことも示唆されている。
 
   
  +
; '''[[マリオ&ルイージRPG3!!!]] / [[マリオ&ルイージRPG3 DX]]'''
=== クッパ城 ===
 
  +
: [[メタコロ病]]の対策会議に呼ばれなかったことで[[ピーチ城]]を襲撃。当初は真面目な会議だからと大人しくするつもりだったらしいが、[[イエロースター]]から受けた暴言とマリオを見たことにより腹を立てて結局戦いになる。ここではピーチの祈りとイエロースターのスターパワーによって全力を発揮できずに[[エクボンの森]]に飛ばされた。そこでゲラコビッツにマリオに勝てると口車に乗せられてバキュームキノコを食べて辺りのものを吸い込むようになってしまう。ピーチ城に再度現れたクッパは会議に出席していた要人たちを吸い込んで気絶。[[メタボス]]によって[[ゲプー岬]]に捨てられる。マリオたちが[[オドロキボーン]]を刺激したことで目を覚まし、外に出ようとする。その道中でクッパ城がゲラコビッツに制圧されたことを知り、クッパ城を目指すようになる。目覚めた当初はファイアも吐けなかったが、知らず知らずのうちにマリオたちの協力を得てファイアを取り戻すばかりかスライディングパンチなど新たな技も習得し、さらには[[パワースペース]]からの刺激による一時的な強化で道を切り拓いていく。バトル面でも道中で捕らえられたクッパ軍団を助けることで[[ブラザーアタック#ボコスカアタック|ボコスカアタック]]という強力な技を身につける。体内からチッピーと名乗り指示を出すイエロースターにはエラそうにしゃべることを嫌に思いながらも、その働きを認めてもうしばらく働いて欲しいという感情も持っていた。
クッパ軍団の居住地にして本拠地。クッパの[[悪役]]としての立場上、此処がゲーム本編における最終ステージとなる場合が多い。城内は侵入者対策のためか複雑な構造をしており、多くの罠や仕掛けが仕組まれている。場所、外観、内部構造は作品によって大きく異なるが、城内に溶岩が引かれている点と、「クッパ城」という名前だけは全作品共通である。カートレースやテニスといったスポーツ大会の場として使用されることも多い(この場合は「クッパキャッスル」と呼ばれることが多い)。
 
  +
: [[キノコタウン]]のクリニックでマリオたちに遭遇し、マリオたちでボス戦になる。そこで敗北するも[[スターワクチン]]や[[ダークスター]]について知ったクッパはダークスターを手に入れるべくスターワクチンを探してキノコ王国を廻るが、その中で[[クリッキー]]、[[ヘイファー]]、[[パタボン]]によって金庫に閉じ込められてしまう。金庫から出た時にはピーチ城にいたクッパはゲラコビッツに占拠されたピーチ城に潜入。[[ブリザードメタボス]]となったメタボスと激突。撃退と同時に目覚めたダークスターを飲み込んでしまう。それによってダークスターはクッパの遺伝子情報を入手していく。マリオたちの活躍でダークスターを吐き出したクッパは[[ダークゲラコビッツ]]と対峙。クリボーの助けも借りて退けるが、小さな虫のような[[ダークスターコア]]となったゲラコビッツをダークスターが吸収。[[ダーククッパ]]となってしまう。クッパはダーククッパをスパイクボールでのぶつかり合いの末に追い詰める。ダーククッパが暗黒のパワーを吐き出してキノコ王国を消し去ろうとすると、キノコ王国は自らのものであると主張して逆にダーククッパを消すべく最後の戦いに臨む。体内からダーククッパを回復していたダークスターコアをバキュームし、マリオたちが撃破。苦しみ始めたダーククッパにひっさつパンチを喰らわせてダーククッパの敗北を宣言した。
  +
: その後、体内でゲラコビッツが自爆したことで吸い込んでいたキノコ王国の要人を吐き出す。そこで初めてチッピーはイエロースターであること、マリオたちが体内にいたことを知って激怒。マリオたちに勝負を挑むが、敗北してクッパ城で寝込んだ。寝込んでいるところにピーチ城からの荷物が届く。[[エリート三人組|自分を金庫に閉じ込めた三人組]]がクッパ軍団に戻りたいと志願すると、三人がクッパ軍団に戻ることを認め、一人になったところで荷物を開ける。
  +
:『3DX』の[[クッパJr.RPG]]ではキノコ王国の会議を知ったきっかけが、[[コッキーちゃん]]が間違えて伝えたからだと判明。また愛息子のクッパJr.の面倒を見るようにクッパ7人衆に頼んでいた。本編エンディング後についても補完されており、元気を取り戻したクッパはクッパJr.たちが集めた[[ガリナールZ]]を色んなものを吸い込んだからと過剰摂取してほねクッパとなっていた。その後、「[[2人のクッパ]]」までに元に戻ったらしくクッパJr.の活躍を聞いて自ら軍団を編成してクッパJr.を試す。クッパJr.に敗北しても幾度となく互いに軍団を編成しあって戦い、軍団員はボロボロになっていた。また、「2人のクッパ」クリアで仲間になる。とつげきタイプ。また、敵としてのみえんきょりタイプのクッパも登場する。
   
  +
; '''[[マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー]]'''
=== 兵員・構成員 ===
 
  +
: ピーチ姫が何者かにさらわれたという知らせを聞き、招待されてないのにもかかわらず[[マクラノ島]]にやって来る。[[オハパーク]]で寝ているルイージの夢ゲートから夢世界の底に入り込んで[[アックーム]]と出会い、協力して互いの望みを叶えようとする。この時にはアックームから「後でいくらでもさらえるようになる」と言われピーチ姫はさらわなかったが、その後ネムリズムで島の住民を眠らせ夢のオーブを集めることにより[[ネオクッパ城]]を出現させた後、変装したカメックを身代わりにさらっていった。[[ネムルーゴ]]により城が落とされた後はアックームを枕に夢からエネルギーを取り出し始める。その自身の夢世界に入り込んできたマリオ達を待ち構え、最深部で肉を大量に食べ巨大化。最後の巨大化バトルの相手として立ちふさがる。その後目覚めたクッパとアックームは奥へ向かうが、クッパは突如アックームを裏切り、ドリームストーンを奪って一人だけ屋上へと向かった。最初からクッパはアックームを利用するつもりで協力していたのである。アックームを倒したマリオ達の目の前でドリームストーンを使い世界を征服しようとするが、ピーチと[[イエロースター]]の祈りの力に妨害されドリームストーンも粉々になる。しかしそれでも諦めずにドリームストーンの破片を吸い込み、[[ドリームクッパ]]へ変身した。エピローグではアックームを蔑む一方で、[[エリート三人組]]の活躍を認める様子が見られる。
軍団とそれ以外のキャラクターとの境界が曖昧で、作品ごとに細部の設定が異なっている為、具体的な軍団の規模や構成は不明。ここでは関係が深い主なキャラクターのみ挙げる。ただし、同じ種族でも軍団に属していない個体も存在する。前述のように、兵員の殆どがクッパを慕い、忠実でクッパのために全力を尽くし、彼の期待に応えようとする。クッパも彼らを信頼しているため、軍団全体のチームワークや信頼性はかなり高く、雰囲気も良い(『[[スーパーマリオRPG]]でその描写が特に強く描かれている)。また、クッパを慕っているゆえに、クッパが好意を抱くピーチ姫も慕っている様子が『ペーパーマリオ』シリーズで描かれている。
 
   
  +
; '''[[マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX]]'''
* [[クッパファミリー]]
 
  +
: 本人とは別に[[ペーパークッパ]]も登場。クッパ同士はその性格ゆえ仲が悪い。
* [[メカクッパ]]
 
  +
: ペーパークッパの率いるクッパ軍団と連合して、二人のピーチ姫を攫う。また、捕らえたキノピオを強制労働させてエネルギーを秘めた鉱石を集めさせていた。クッパ城で二人のクッパJr.がマリオたちに敗れると、激怒してクッパ城を[[ネオクッパ城]]に変形させ、ピーチ城を砲撃。ネオクッパ城の道中でも爆弾による攻撃や、自身を模した[[ドデカクラフト]]によってマリオたちを妨害。最後にはペーパークッパと組んでマリオたちに戦いを挑む。ある程度戦いが進むと、ペーパークッパを母体にペーパーのクッパ軍団が作り上げたアーマーを身にまとって[[アーマークッパ]]となり、最終決戦に臨む。
* [[ミニクッパ]]
 
* [[クリボー]]
 
* [[ノコノコ]]
 
* [[パタパタ (ゲームキャラクター)|パタパタ]]
 
* [[ハンマーブロス]]
 
* [[パックンフラワー]]
 
* [[ジュゲム]]
 
* [[トゲゾー]]
 
* [[メット]]
 
* [[カメック]]
 
* [[テレサ (ゲームキャラクター)|テレサ]]
 
* [[カロン (ゲームキャラクター)|カロン]]
 
* [[ドッスン]]
 
* [[バッタン]]
 
* [[ワンワン (ゲームキャラクター)|ワンワン]]
 
* [[ボム兵]]
 
* [[ゲッソー]]
 
* [[プクプク]]
 
* [[タコボー]]一族
 
'''特例'''
 
* [[マリオ (ゲームキャラクター)|マリオ]](『スーパーマリオRPG』では、クッパ軍団に入った事にされている)
 
* ルイージ(『マリオ&ルイージRPG』では、いきなりクッパ軍団にむりやり入った事にされてしまった)
 
* ピーチ姫(『スーパーマリオRPG』や『スーパーペーパーマリオ』では、クッパ軍団に入った事にされている)
 
* イエロースター(『マリオ&ルイージRPG3!!!』で、クッパが一方的に子分としていた。彼女自身も「あなたの子分よ」と冗談のような口ぶりで認めたシーンもある)
 
   
  +
=== [[ペーパーマリオシリーズ]] ===
=== 兵器 ===
 
  +
; '''[[マリオストーリー]]'''
クッパ軍団は『スーパーマリオブラザーズ3』において、[[戦車]]や[[飛行船]]、[[軍艦]]といった大型の兵器を動員している。他にも、『スーパーマリオサンシャイン』や『スーパーマリオギャラクシー』などでは戦闘用の巨大ロボットを駆使している。
 
  +
: 側近として[[カメックババ]]が初登場。星の国から[[スターの杖]]を盗み、[[星の精]]をカードに封印して手下に配った。さらにピーチ城の下にクッパ城を建設し、持ち上げるように天高く城ごとピーチをさらってしまう。プロローグからスターの力で無敵になり、マリオを敗北に追いやった。最終決戦ではカメックババの用意した舞台の力も使い、星の精が力を合わせて放つ「スターフラッシュ」をも無効化する力を得たが、最終的にピーチの祈りとティンクの助けでスターフラッシュは「ピーチフラッシュ」に強化され、無敵を破る力を得たマリオと仲間たちによって倒された。
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: 日記をつけてピーチとのおしゃべりを楽しみにするなど、かわいらしい一面も見られる。
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: [[あっちいけシッシ]]を使用した際には幻影が現れ、敵を怯えさせる。
   
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; '''[[ペーパーマリオRPG]]'''
シリーズ全般に渡って多く登場してかつ、固有の名称が定められているものは少ないが、代表的な兵器としては主に以下のようなものがある。
 
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: 前作からのピーチのパートのように、新たにクッパを操作するパートが登場。マリオより先に[[スターストーン]]を手に入れ[[1000年のトビラ]]の奥にある宝物、更にはピーチを手に入れようとカメックババと共に奔走するが、手に入れる情報が古いため常に先を越されている。初代『スーパーマリオブラザーズ』をモチーフにした横スクロールのステージをクッパで進む「[[スーパークッパブラザーズ]]」もある。
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: [[ウーロン街]]の闘技場に乱入する形でマリオと初戦闘。終盤1000年のトビラが開いたという噂を聞きつけ[[やみのきゅうでん]]に侵入する。その際に床が抜けて下の階に落ちてしまうが、幸か不幸かそれはマリオたちを追い詰めていた[[バツガルフ]]の頭上だった。こちらは連戦でクッパ・カメックババのコンビと戦うことになる。
   
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; '''[[スーパーペーパーマリオ]]'''
==== キラー ====
 
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: プレイヤーキャラの一人で、移動は遅くハシゴを登れないが二倍の攻撃力を持つ。炎を吐いて攻撃したり、燭台を灯すこともできる。部下達と共に[[ノワール伯爵]]にさらわれ、式場でピーチと結婚させられた。それにより[[黒のヨゲン書]]に書かれているとおり[[コントンのラブパワー]]が生まれてしまう。その後ルイージの介入による騒ぎで[[ピクセランド]]まで飛ばされ、共に飛ばされた一部の部下と共に砦を築いていた。3-1「[[アンナさらわれる]]」でマリオに砦を吹き飛ばされると現れ勝負をしかけてくる。火炎放射や全力で走りながらのタックルで攻撃してくる。[[白のヨゲン書]]に書かれた四人の勇者に該当する者の一人でもあり、悩んだ末に自身が征服するための世界を守るため、そして洗脳された他の部下達を助けるため、冒険を共にすることに決める。ちなみに、ピーチとの結婚式を突然挙げられたことはクッパ本人はまんざらでもなさそうで、ピーチのことを「つま」と呼ぶシーンが何度か見られる。
: 軍団が所有する大砲から発射される、顔が描かれた砲弾の総称。シリーズでは、ほぼ一貫して兵器同然に扱われている珍しいキャラである。詳細は[[キラー (ゲームキャラクター)|キラー]]の項を参照。
 
  +
:終盤他の仲間と共に[[ディメーン]]に[[アンダーランド]]に飛ばされた際には、[[オニン]]に怪物として捕らえられていた。7-2「[[とざされた3つのとびら]]」で再び戦闘をした後再加入する。[[暗黒城]]では8-1「[[せまりくる暗黒の空と…]]」で[[ドドンタス]]と一騎打ちを行い、とどめをさそうとしたところ天井が崩落。共に天井を支えるが、床が抜けたことで命拾いした。その後[[ノワール伯爵]]の無敵の守りに苦戦するマリオの元に合流し、ライバルであるからこその励ましをする。そこでプレイヤーキャラとして再度復帰して共に最終決戦を制し、コントンのラブパワーの消滅を見届けた。
   
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; '''[[ペーパーマリオ スーパーシール]]'''
==== ボム兵 ====
 
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: シールフェスタに突如乱入し、イタズラでシールコメットに触ってしまったことで[[ロイヤルシール]]を各地に飛ばしてしまう。さらにその内の一つの金色のシールが自身に貼り付き、その力で自我を失ってしまった。[[空中クッパ城]]で戦闘になり、奥へと進みながら様々なザコ敵を召喚しつつ戦う。ベランダから落ちてなお巨大化して復活し、腕での吹っ飛ばしやバトルシールを焼き尽くす火炎放射で襲いかかってくるが、ルーシーの力で同じく大幅強化されたマリオに倒された。なお、ルーシーを使わない状態ではあらゆる攻撃のダメージを1にしてくるが、無敵ではないので時間はかかるがルーシーを使わなくても勝てる。エピローグではまたシールコメットに触ろうとしてルーシーに怒られ笑っている。
: 歩行・追尾機能を持つ、自立型爆弾。意思を持つタイプとそうでないタイプが存在している。詳細は[[ボム兵]]の項を参照。
 
  +
: '''今作ではどういう訳か、ゲーム全編を通して一切のセリフが用意されていない。'''
   
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; '''[[ペーパーマリオ カラースプラッシュ]]'''
==== クッパクラウン ====
 
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: 自身のコウラをペンキでカラフルにしようと[[イロドリの泉]]に飛び込みはしゃぐが、かき混ぜた事で黒ペンキが生まれてしまい、それに呑まれて自我を失ってしまう。部下に各地から色を奪わせ、それを[[クロクッパ城]]の工場で混ぜ黒ペンキを大量に生み出し、世界中を塗りつぶそうとしていた。さらに[[大ペンキスター]]を各地に放り投げてしまう。クロクッパ城の玉座でピーチを白紙にした上で待ち受ける。押し潰しや火炎放射の他、[[くろバブル]]を召喚し戦わせ、ターン終了後に倒れていなければ自身に戻して回復するといった技を使う。一度自我が戻った後もさらに黒ペンキの力で強化され、攻撃しても黒ペンキがすぐ戻ってしまう状態になる。こちらは[[ペンキー]]をモノの姿に戻し、攻撃をガードしたタイミングで黒ペンキを回収して戦う。こちらが与えたダメージによって黒ペンキ投げ、ハンマー、コウラでのスピンと技が強力になり、ガードのタイミングが難しくなるが回収できる黒ペンキの量も多くなる。最後は全ての黒ペンキと自身の色で「最強黒炎(ラストブレス)」を放つも、これを回収され倒されることで完全に正気に戻り、敗北した。エピローグではクッパ7人衆の乗る飛行船からぶら下げられていたが[[New スーパーマリオブラザーズ U]]と同じく墜落した。
: クッパが空中戦や遠征の際に用いる小型[[飛行船]]。『スーパーマリオワールド』で初登場し、その後の作品でもクッパの愛用品として度々登場する。茶碗型で、下方に小さな[[プロペラ]]が1つだけ付いているという非常にシンプルな構造をしている。また、名前の通りピエロの様な顔が描かれており、表情が変化することもある。
 
: 『マリオストーリー』では、[[キノコ城]]を上空へ持ち上げる為、クッパ城と連結した巨大な型が建造されていた。
 
: 同型が城内に数機停泊していたり、[[ヘイホー (ゲームキャラクター)|かいふくヘイホー]]が更に小型の物に乗っていたりしている。その他、『マリオカートDS』では[[飛行機]]型の「ハリケーン」というカートも登場した(ただし、[[裏技]]やバグなどを除けば飛ぶ事は無かった)。
 
: 『マリオゴルフ ファミリーツアー』では、オープニングでキラー発射口を二門取り付けた武装型が登場。また、コース「クッパワールド」では巨大クッパクラウンの上部がグリーンになっているという奇抜なホールも登場する。
 
: 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では観賞用フィギュアとして登場。「プロペラは小さいが、何故か十分な浮力を生む」などと解説されていた。
 
: 『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではアドベンチャーモード「亜空の使者」のムービー中に登場。クッパが、[[フォックス・マクラウド|フォックス]]と[[ディディーコング]]に奇襲をかけるも、フォックスの援護に駆けつけた[[ファルコ・ランバルディ|ファルコ]]にダークキャノンを破壊され撤退する際や、デデデ城からフィギュア化したピーチ(もしくは[[ゼルダ (ゲームキャラクター)|ゼルダ]])を奪い、それを追うマリオ、[[リンク (ゲームキャラクター)|リンク]]達から逃げる際など、主に逃走時に使用されている。
 
: 『NewスーパーマリオブラザースWii』ではクッパJr.の駆る専用機も登場。顔は父クッパの機体に比べて可愛らしさがある。飛行船ステージのみに登場し、2度目の戦いではマリオ側にも同型の機体が用意され(マリオの場合は顔の代わりに赤で「M」がペイントされている)、これで一騎打ちを行うことになる。3度目のクッパJr.はかつてクッパが使用していたものと同じクッパクラウンに乗り込み、しばらく転がりまわる巨大爆弾を投下するなど『スーパーマリオワールド』を髣髴とさせる戦法を取る。
 
   
  +
; '''[[ペーパーマリオ オリガミキング]]'''
== ギガクッパ ==
 
  +
: オリーに中途半端に折られた上[[ホッチキス]]に針で止められ、体が四角く折りたたんだ姿のまま戻らなくなってしまう。洗濯バサミで吊るされ目の前で部下を[[オリガミ兵]]にされていた。マリオに助けられ、ピーチ城が[[カミテープ]]で運ばれる際にヘイホーが運転するクッパクラウンで脱出したが、到着したクッパ城もオリガミ兵に占拠されており再び吊るされる。クッパ城の最後のカミテープが破壊され再び助けられた後、とっておきである飛行船にマリオを乗せピーチ城へ向かった。飛行船は[[ムシブロ火口]]に墜とされてしまうが、なんとかピーチ城、もとい[[オリガミ城]]への潜入に成功する。オリガミ城ではファイアブレスで縦一列に攻撃してくれる。その先で[[オリー]]が仕向けたホッチキスを倒したことで、ようやく元の姿に戻った。最終決戦の第二形態では、オリビアの力で巨大な折り紙の力士となり、オリーと紙相撲対決を繰り広げる。エピローグではクッパJr.とオリガミ祭りを楽しんでいた。
ギガクッパとは、『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』および『[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]』に登場するクッパを基にした『[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ|大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズ(以下『スマブラ』)オリジナルキャラクター。
 
   
  +
=== [[マリオテニスシリーズ]] ===
; 概要
 
  +
実質的なシリーズ第一作『[[マリオズテニス]]』では、『[[スーパーマリオカート]]』のレーサー8人のうちクッパのみキャラクターから外された。
: 『スマブラ』におけるキャラクターたちは、「[[フィギュア]]」にイメージという命が吹き込まれ、それが動いているものだという設定である。
 
: ギガクッパは、クッパのフィギュアに対して過度に強いイメージが打ち込まれたことで誕生してしまったものである。原作の範疇を超えた過剰なイメージから生まれたが故、『スマブラ』の世界にあってはならない[[イレギュラー]]な存在として扱われている。そのため、厳密にはクッパそのものではない。彼の各キャラクター用トレードマークも、『スーパーマリオ』シリーズのキノコマークではなく、『スマブラ』シリーズのシンボルマークになっている。
 
   
  +
; '''[[マリオテニス64]]'''
:; 外見の変化と特徴、能力
 
  +
: 想定ペアは[[テレサ]]。オープニングではマリオ&ルイージとワリオ&ワルイージがにらみ合う間に登場。威圧感を出し戦いになるかと思いきや、驚くような笑顔でラケットを持ち出し一緒にテニスに興じる。
: まず身体の大きさが通常のクッパの数倍になっており、容姿変化も変化は単なる部分変化などでなく、トゲ腕輪や首輪など装飾品のスパイクが細長く鋭利になって増加、甲羅の甲板は無数の刃物のように変化し逆立ち、体色が全体的に暗色に変化して、顔が非常に獰猛になる、手足や尻尾が伸張されてかつ筋骨隆々しくなり体格が骨格レベルで変化しているなど、姿や形相が普段のクッパと比べ物にならないほどの迫力になっている。その姿は怪物や怪獣とでも表現するものであり、『スマブラX』のフィギュア説明曰く、その容貌は「まさに悪魔」との事。
 
: 行動は通常のクッパとほとんど変わらないが、攻撃力・防御力などが格段に上昇していてと驚異的な戦闘能力を誇る。巨大化と手足の伸長により攻撃のリーチや範囲は飛躍的に増し、ダメージやふっとばし力も激増してスマッシュ攻撃や必殺ワザに様々な効果が付加されている(具体的には、横スマッシュ攻撃など頭突きは爆炎が出て、爪や拳は闇の炎をまとい、下スマッシュ攻撃は凍結の追加効果が加わり、上スマッシュ攻撃など甲羅攻撃は電撃を帯びる、などが付加)
 
: 防御面では、『スマブラDX』では通常のキャラクターのつかみを無効化する、多少の攻撃では怯まないなどが付加され、『スマブラX』ではダメージは受けるがどんな攻撃でも一切怯みも吹っ飛びもしなくなるという、非常に強力なふっとび耐性<!--N64版スマブラ拳の名称を使用しています。http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/LvFrameLayout.html
 
-->を得る。
 
   
  +
; '''[[マリオテニスGB]]'''
; シリーズにおけるギガクッパ
 
: 『DX』にてアドベンチャーモードのラストボスであるジャイアントクッパを特定条件下で倒すと出現する真のラストボスとして初登場。倒されてフィギュア化したクッパに対して、雷のような見た目の強いイメージが打ち込まれ、フィギュアを中から食い破る形で登場。「イベント戦Lv.51 ホントの最終決戦」では、[[ガノンドロフ]]と[[ミュウツー]]と同時に戦うことになるが、その時はアドベンチャーの時よりも耐久力が下がっている。なお、『スマブラDX』のギガクッパはコンピュータ専用キャラクターであり、プレイヤーキャラクターとして使うことは不可能である(データ改造を用いれば使用できるが<!--→は原文。プロアクションリプレイ=データ改造機器ですが、一応ほかにもデータ改造やリバースエンジニアリングの方法は存在するので [[プロアクションリプレイ]]を使用すればギガクッパを使うことが可能となるが-->、あくまで非公式な方法である)。
 
: 『X』では、クッパが「スマッシュボール」というアイテムを取り、各キャラクター固有の大技「最後の切りふだ」を発動することでギガクッパに変身し、発動中の一定時間は前述したような攻撃力増加とふっとび耐性が付加した状態で操作出来るようになる。フィギュアを食い破って現れた前作とは異なり、クッパが眩い光と轟音に包まれ変身する。ちなみに前作では何者かの意思により「変化」していたが、『スマブラX』では(おそらく)自らの意思で「変身」している。姿はハードウェアの性能上昇による描写力の上昇もあってか、より禍々しい姿に描かれているが、全体としてのフォルムは『スマブラX』における通常時クッパと同様、『マリオシリーズ』のクッパのものに近くなった。
 
: 『スマブラDX』のアドベンチャーモードで戦う際には、BGM『終点』をアレンジしたギガクッパ戦専用曲が流れるが、この曲はサウンドテスト内には収録されていない。さらにサウンドテストで聞けるボイス中には、プレイヤーキャラの選択時やレギュラー戦『シンプル』での対戦相手として登場する際に流れるナレーションのギガクッパ版が含まれている(前述のように、プレイヤーの使用はできずシンプルにも登場しない)。続編の『スマブラX』では、ギガクッパ専用曲が今作ではクッパのテーマ曲および終点のステージBGM『ギガクッパ (DX)』としてそのまま採用されており、サウンドテストでも聴くことが可能になっている。
 
   
  +
; '''[[マリオテニスアドバンス]]'''
<!--: 『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』および『[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]』に登場するクッパを基にしたスマブラオリジナルキャラクター。
 
  +
: [[ワリオ]]が登場せず[[ワルイージ]]が登場するという異様なメンバー構成で、ストーリーモードではワルイージとペアを組みダブルスでの勝負となる。
: 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』にて、アドベンチャーモードのラストボスであるジャイアントクッパを特定条件下で倒すと出現する真のラストボスとして初登場。倒されてフィギュア化したクッパに過剰に強いイメージが打ち込まれ、姿が変化してしまったものである。アドベンチャーの「終点」や「イベント戦Lv.51 ホントの最終決戦」にて登場する。動きはクッパそのものだが、原作の範疇を超えた過剰なイメージから生まれてしまったスマブラの世界にあってはならない[[イレギュラー]]な存在であり、クッパとは別人という設定になっている。彼のトレードマークもマリオのキノコマークではなく、スマブラのシンボルマークになっている。
 
<!-過度のイメージから生まれたスマブラの世界には本来あってはならないイレギュラーな存在という設定である->
 
   
  +
; '''[[マリオテニスGC]] / Wiiであそぶ マリオテニスGC'''
: 容姿の変化は単なる部分変化などでなく、甲羅の甲板やトゲに腕輪や首輪といった装飾品のスパイクが逆立ち鋭利になって、体色が全体的に暗色に変化する、顔が非常に獰猛になる、手足や尻尾が伸張されより体格が筋骨隆々しく骨格レベルで変化しているなど、姿や形相は普段のクッパと比べ物にならないほどの迫力になっている。『スマブラX』のフィギュア説明曰く、その容貌は「まさに悪魔」とのこと。
 
  +
: オープニングでは、[[ワリオ]]と[[ワルイージ]]を特訓し、彼らを連れてピーチドームトーナメントの決勝に乱入。ボムへいを発射して会場を滅茶苦茶にする。
: 行動は通常のクッパと変わらないが、攻撃力・防御力などが格段に上昇及びスマッシュ技や必殺技に様々な効果が付加されていたり(攻撃面では横スマッシュ攻撃は爆炎が出て、下スマッシュ攻撃は凍結の追加効果が加わり、上スマッシュ攻撃など甲羅攻撃は電撃を帯びる、などが付加。防御面では通常のキャラクターのつかみを無効化する、多少の攻撃では怯まないなどが付加される<!-横スマッシュ攻撃は脳天から爆炎が出る、上スマッシュ攻撃は電撃を帯びたものになる、下スマッシュ攻撃は技を受けたキャラクターが凍結して上に吹っ飛ぶ、通常のキャラクターのつかみを無効化する、等->)と驚異的な戦闘能力を誇る。
 
   
  +
; '''[[マリオテニス オープン]]'''
: なお、『スマブラDX』のギガクッパはコンピュータ専用キャラクターであり、プレイヤーキャラとして使うことは不可能である(データ改造を用いれば使用できるが<!-→は原文。プロアクションリプレイ=データ改造機器ですが、一応ほかにもデータ改造やリバースエンジニアリングの方法は存在するので [[プロアクションリプレイ]]を使用すればギガクッパを使うことが可能となるが->、あくまで非公式な方法である)。
 
  +
; '''[[マリオテニス ウルトラスマッシュ]]'''
  +
; '''[[マリオテニス エース]]'''
   
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=== [[マリオゴルフシリーズ]] ===
: 『[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]』では、クッパが「スマッシュボール」というアイテムを取り、各キャラ固有の大技「最後の切りふだ」を発動する事でギガクッパに変身し、一定時間ふっとび耐性(ダメージは受けるが受ける量が減少し、一切怯みもふっとびもしなくなる)と攻撃力増加が付加した状態で操作出来るようになる。フィギュアを食い破って現れた前作とは異なり、クッパが眩い光と轟音に包まれ変身する。<!-ちなみに前作では何者かの意思により「変化」していたが、『スマブラX』では(おそらく)自らの意思で「変身」している。->姿はハードウェアの性能上昇による描写力の上昇もあってか、より禍々しい姿に描かれているが、全体としてのフォルムは『スマブラX』における通常時クッパと同様、マリオシリーズのものに近くなった。
 
  +
; '''[[マリオゴルフ64]]'''
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; '''[[マリオゴルフGB]]'''
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; '''[[モバイルゴルフ + モバイルアダプタGB]]'''
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; '''[[マリオゴルフGBAツアー]]'''
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; '''[[マリオゴルフ ファミリーツアー]]'''
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; '''[[マリオゴルフ ワールドツアー]]'''
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; '''[[マリオゴルフ スーパーラッシュ]]'''
   
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=== [[スーパーマリオスタジアムシリーズ]] ===
: 『スマブラDX』のアドベンチャーモードで戦う際には、BGM『終点』をアレンジしたギガクッパ戦専用曲が流れるが、この曲はサウンドテスト内には収録されていない。さらにサウンドテストで聞けるボイス中には、プレイヤーキャラの選択時やレギュラー戦『シンプル』での対戦相手として登場する際に流れるナレーションのギガクッパ版が含まれている(前述のように、プレイヤーの使用はできずシンプルにも登場しない)。続編の『スマブラX』では、ギガクッパ専用曲が今作ではクッパのテーマ曲及び終点のステージBGM『ギガクッパ(DX)』としてそのまま採用されており、サウンドテストでも聴く事が可能になっている。-->
 
  +
; '''[[スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール]]'''
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; '''[[スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール]]'''
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  +
=== [[マリオストライカーズシリーズ]] ===
  +
; '''[[スーパーマリオストライカーズ]]'''
  +
; '''[[マリオストライカーズ チャージド]]'''
  +
; '''[[マリオストライカーズ バトルリーグ]] / [[マリオストライカーズ バトルリーグ ファーストキック]]'''
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  +
=== [[マリオ&ソニックシリーズ]] ===
  +
; '''[[マリオ&ソニック AT 北京オリンピック]]'''
  +
; '''[[マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック]]'''
  +
; '''[[マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック]]'''
  +
; '''[[マリオ&ソニック AT ソチオリンピック]]'''
  +
; '''[[マリオ&ソニック AT リオオリンピック]]'''
  +
; '''[[マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケード]]'''
  +
; '''[[マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック]]'''
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; '''[[マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック アーケード]]'''
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=== その他のマリオスポーツゲーム ===
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; '''[[マリオバスケ 3on3]]'''
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; '''[[MARIO SPORTS MIX]]'''
  +
: メニュー画面ではホッケーを担当している。
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; '''[[マリオスポーツ スーパースターズ]]'''
  +
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=== [[ドクターマリオシリーズ]] ===
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; '''[[ドクターマリオ ワールド]]'''
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: 大量発生した[[ウイルス]]により病に侵された部下たちを救うべく、ドクタークッパとなってウイルス駆除を行う。ゲーム最初に選択できるドクターの一人。
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  +
=== [[マリオパーティシリーズ]] ===
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多くの作品で[[クッパマス]]を担当し、コインや[[スター]]を奪う、特殊なミニゲームを開催するなどの方法でパーティをかき乱す。
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; '''[[マリオパーティ]]'''
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: [[ミニクッパ]]が初登場。今作ではマップ上でも登場し、前を通り過ぎると多額のコインを無理やり奪われる、[[ズター]]を渡されるなどプレイヤーの不利になることを行う。すべてのマップに共通して、優勝者が決まった時にスターの力を借りてクッパを懲らしめるムービーが流れる。また、スターを100個集めて[[キノコむら]]に戻ると、[[キノコバンク]]の様子がおかしいと[[キノピオ]]から聞かされる。キノコバンクに向かうと、「スターは すべていただいた。かえしてほしければ ワープドカンまでこい。」というクッパからの書き置きが残されていて、最後のマップ「[[えいえんのスター]]」で遊べるようになる。
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; '''[[マリオパーティ2]]'''
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:
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; '''[[マリオパーティ3]]'''
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; '''[[マリオパーティ4]]'''
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: パーティの妨害役として登場するほか、ストーリーモードでガイド全員からプレゼントを貰ったあとに登場する。「全てのプレゼントを奪ったから返してほしければパーティまで来い」といった旨のセリフを言った後、最後のマップである「[[クッパパーティ]]」に案内される。ボードマップで優勝すると、クッパとの直接対決となる「[[さいごのたたかい!!]]」が始まる。無事撃破しクッパが帰っていくと、クッパがプレゼントを落としていく。そのプレゼントは実は落としたものでなく、クッパがわざと置いていったものだった。さらに、プレゼントを盗んだというのも嘘だったということが同時に発覚する。本当は、心の中ではプレイヤーキャラのことを祝っていたが、素直になれない性格上、このような形でプレゼントを渡したのだった。
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: エクストラルームのミニゲーム「[[はくねつ!ビーチバレー]]」では、プレイヤーが操作することもできる。
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; '''[[マリオパーティ5]]'''
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: [[ユメミール]]を破壊して自らの夢に変えることで、長年の夢を叶えようとする。ミニクッパRGBが敗北しても優しく励ます一面を見せている。クッパ自身の夢である[[クッパ・ドリーム]]も登場。ストーリーモードではクッパ・ドリームをクリアすることでミニゲーム「[[さいごのゆめ]]」でクッパと直接対決することになる。
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:敗北したクッパはそのことを悔しがるも、「自分より強い相手と戦う」夢が叶ったとして上機嫌で帰っていった。
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; '''[[マリオパーティ6]]'''
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:
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; '''[[マリオパーティ7]]'''
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: マリオ達がパーティする中、仲間外れにされていることに怒りをあらわにするのが本作のストーリー。クッパの怒りを表す「クッパゲージ」が1ターン事に溜まっていき、5ターン経過するとゲージが満タンになりクッパによる暴動がおこる。
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; '''[[マリオパーティ アドバンス]]'''
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:
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; '''[[マリオパーティ8]]'''
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; '''[[マリオパーティDS]]'''
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:マリオたちに今までの悪行に対する謝罪のパーティをすると手紙を送ってクッパ城に呼び出し、ミニミニのつえで小さくしてカメックに捨てさせた。[[クッパのピンボール]]を城内に作っており、小さくなったマリオたちをこのピンボール台の仕掛けでもてあそぶ。クッパのピンボールでの勝者とバトルをする直前、城に乱入したドンキーコングに杖を壊されてマリオたちは元に戻るも、さらなる秘密兵器「ハイパーへんしんベルト」でブロックに変身する。
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:その目的はクッパ城の言い伝えにあったひかるピースを集め、それによって遊べるゲームを独占することであった。そのピースはマリオたちが集めてきており、[[さんかくパズル]]を完成させる。マリオたちは悔しがるクッパとクッパJr.を誘い、独り占めするよりもみんなで遊んだほうが楽しいと考え、仲良く遊び続けた。
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; '''[[マリオパーティ9]]'''
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; '''[[マリオパーティ アイランドツアー]]'''
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; '''[[マリオパーティ10]]'''
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: 普通のパーティで妨害役として登場する他、クッパパーティではゲームパッドでクッパを操作してマリオたちを倒す。
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; '''[[マリオパーティ スターラッシュ]]'''
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; '''[[マリオパーティ100 ミニゲームコレクション]]'''
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; '''[[スーパー マリオパーティ]]'''
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: クッパ軍団にもスーパースターになる権利があるとして、クッパJr.や部下を連れてパーティに乱入。カメックを司会として推薦した。シリーズで初めてマリオたちと並ぶ基本的なプレイアブルキャラクターとなった。サイコロは「-3コイン・-3コイン・1・8・9・10」の目が出る。
  +
: 本作ではカメックが従来のクッパマスに当たる[[ドッキリマス]]を担当しているが、クッパが来るとカメックの態度が遠慮がちになる(内容に変動はない)。
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  +
; '''[[マリオパーティ スーパースターズ]]'''
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=== [[ゲームボーイギャラリーシリーズ]] ===
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; '''[[ゲームボーイギャラリー3]]'''
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: 『[[マリオブラザーズ (ゲーム&ウオッチ)|マリオブラザーズ]]』に登場。マリオとルイージが働く工場の中央に鎮座し、時折地響きでコンベアの向きを反対にする妨害を行う。
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  +
; '''[[ゲームボーイギャラリー4]]'''
  +
: 『[[マリオブラザーズ (ゲーム&ウオッチ)|マリオブラザーズ]]』に登場、『3』と同じ役割。
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  +
=== その他のマリオシリーズ ===
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; '''[[レッキングクルー'98]]'''
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: マリオが旅に出ている間にキノコ王国のあちこちにアジト支部を建設し、住民や植物たちを困らせていた。真のエンディングで[[ブラッキー]]にそそのかされての行為だったことが明らかになる(その後怒り心頭のクッパはブラッキーを追い掛け回す)。この作品でのクッパは他のキャラクター同様ヘルメットをかぶっており、珍しく一人称が「俺」になっている。
  +
: 9個同時消しで出現し相手を強制敗北にさせる演出では、ヘルメットをかぶったクッパの看板「[[カンバンク]]」が出現。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオボール]]'''
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  +
; '''[[役満DS]] / [[Wi-Fi対応 役満DS]]'''
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; '''[[Dance Dance Revolution with MARIO]]'''
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; '''[[いただきストリートDS]]'''
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; '''[[いただきストリートWii]]'''
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  +
; '''[[パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション]]'''
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  +
; '''[[マリオ+ラビッツ キングダムバトル]]'''
  +
  +
; '''[[マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル]]'''
  +
  +
; '''[[MARIO IS MISSING!]]'''
  +
: 南極の氷を全て溶かして地球に洪水を起こすという企みを抱いており、通販でヘアドライヤーを買い占めることを計画。資金集めのため各国にノコノコ達を送り出し、名物や遺産を盗ませる。さらにそれを止めにやってきたマリオを罠に嵌め、城に捕らえた。ゲーム内で本人と対面する事になるのは、各機種版ともに全てのアイテムを返還してからである。
  +
: PC版では屋上でドアから出てきたところをルイージと遭遇。襲い掛かるが背後を取られ、逆にコウラを引っぺがされてしまいパンツ一丁の姿が露呈、赤面しながら画面外に出ていくという衝撃的なシーンが見られる。その後コウラの裏にしまっていた檻の鍵をルイージに取られ、すぐ再登場し返すよう要求するが、「放り投げた」と言わんばかりにベランダの淵を指さすルイージにまんまと騙された挙句、尻を蹴飛ばされ転落し気絶した。
  +
: SNES版ではマリオを助けたところで飛び入り現れるも、足元には落とし穴が隠されており、そこからすぐに大砲で吹っ飛ばされてしまった。城の外に墜落後、雪に埋まって凍結しそのまま粉々になるというショッキングな最期を迎える。
  +
: NES版ではクッパによく似た見た目のツノの生えたカメがボスとして登場。画面を行ったり来たりするだけで一切攻撃をせず、接触ダメージすら無い。サイズが異様に小さい上倒すとコウラから[[ハダカガメ]]が出てくるため、クッパではないオリジナルキャラクターの可能性もあるが、名前が不明であるため便宜上ここに記載する。
  +
  +
; '''[[MARIO'S TIME MACHINE]]'''
  +
: タイムマシン「Timulator」を制作し過去の地球へノコノコ達をけしかけ、歴史上重要となったアイテムを強奪。人類史を捻じ曲げ人間をサルに戻してしまう事を目論む。相変わらず本人と対面できるのはゲーム最終盤。
  +
: PC版では博物館に展示された25のアイテム全てを返還すると登場。マリオを見て取り乱し、慌てて[[1993 AD (Novato)|フロッピーディスク]]を落とし逃げていく。それも返還すると再び現れ、タイムレーターで2000年の「PARADISE」へ逃亡を図る。成績が悪いと逃亡を許してしまいバッドエンディング。より成績の良いノーマルエンディングではタイムレーターが暴走、[[Cretaceous (TIMEMACHINE)|白亜紀]]に転送されてしまう。さらにグッドエンディングでは展開が進み、非常に巨大な[[ティラノサウルス]]が登場。成すすべなく踏まれてただの円盤と化してしまい、ヴェロキラプトルに火山へ投げ飛ばされた。
  +
: SNES版でもおおむね同じだが、こちらはステージの都合上フロッピーディスクの下りは無い。また、グッドエンディングが踏まれた時点で終わる。
  +
: NES版ではヨッシーを城に捕らえており、その鍵を持っている。ボス戦では一度踏まれたらしばらくコウラに籠ってスピンし攻撃を防ぐようになったが、マリオには体力が設定されていないのでほぼ無意味。むしろ体力は低下しており、三度踏まれると弾けて消える。
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== 登場するマリオファミリーゲーム ==
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=== [[ルイージマンションシリーズ]] ===
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; '''[[ルイージマンション]]'''
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: 最終決戦にて[[キングテレサ]]がクッパの着ぐるみに乗り込み戦う。首が取れて浮遊したり180度逆についたりとショッキングな光景が見られる。
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=== [[ヨッシーシリーズ]] ===
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; '''[[ヨッシーのロードハンティング]]'''
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; '''[[スーパーマリオ ヨッシーアイランド]] / [[スーパーマリオアドバンス2]]'''
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: [[ベビィクッパ]]として登場。
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; '''[[ヨッシーのパネポン]]'''
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: 『ヨッシーアイランド』がモチーフだが大人のクッパがラスボスを担当。
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; '''[[ヨッシーストーリー]]'''
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: [[ベビィクッパ]]として登場。
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; '''[[ヨッシーの万有引力]]'''
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:
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; '''[[キャッチ!タッチ!ヨッシー!]]'''
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: [[ベビィクッパ]]として登場。
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; '''[[ヨッシーアイランドDS]]'''
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: [[ベビィクッパ]]としての登場の他、未来からやってきた大人のクッパが最終ボスとして登場。
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  +
; '''[[ヨッシー New アイランド]]'''
  +
: [[ベビィクッパ]]として登場するほか、未来からやってきた大人のクッパが最終ボスとして登場。
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  +
; '''[[ヨッシー ウールワールド]] / [[ポチと!ヨッシー ウールワールド]]'''
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: [[ベビィクッパ]]として登場するほか、[[amiibo]]を使用するとヨッシーの柄が変化する。
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; '''[[ヨッシー クラフトワールド]]'''
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: [[ベビィクッパ]]として登場する。
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=== [[メイド イン ワリオシリーズ]] ===
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; '''[[メイド イン ワリオ]] / [[あつまれ!!メイド イン ワリオ]]'''
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: プチゲーム「[[ニンテンマン1]]」「[[ニンテンマン2]]」「[[ニンテンマン3]]」で、クッパによく似たカメの怪獣が敵役として登場。
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; '''[[まわるメイド イン ワリオ]]'''
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: [[ガチャコロン]]で遊べるミニゲーム「[[ワリオバイク (ミニゲーム)|ワリオバイク]]」で、『スーパーマリオブラザーズ』でのクッパによく似たペンギンのような敵が登場。ファイアワリオでファイアを当てると倒すことができ、ハイスコアを狙うには撃破が必要不可欠。
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  +
; '''[[おどるメイド イン ワリオ]]'''
  +
: プチゲーム「ファミコンえんそうかい」に登場。本人の登場はシリーズ初。
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  +
; '''[[メイド イン ワリオ ゴージャス]]'''
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: プチゲーム「[[ニンテンマン]]」で、クッパによく似たカメの怪獣が敵役として登場。
  +
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; '''[[おすそわける メイド イン ワリオ]]'''
  +
: プチゲーム「[[スーパーマリオブラザーズ (おすそわける)|スーパーマリオブラザーズ]]」で登場。また、「[[カメ (おすそわける)|カメ]]」のレベル3ではカメの見た目がクッパになる事がある。
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=== その他のマリオファミリーゲーム ===
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; '''[[スーパープリンセスピーチ]]'''
  +
: [[キド・アイラック島]]に[[クッパ別荘|別荘]]を建て、[[キド・アイラックのつえ]]の力でマリオとルイージ、キノピオを捕らえることに成功する。キノピオを全員助けると挑めるラストステージで待ち構え、[[ブロスたいちょう]]を倒すと連戦になる。
  +
: 戦闘では、2Dアクションでは珍しく火炎弾と火炎放射を両方使用。他にもハンマー投げやショルダータックルで攻撃してくる。両側にはクッパの像があり、これが破壊されるとクリスタルが出てくる。体力が残り3になると、キド・アイラックのつえで強力な技を使うようになる。最初は「喜」の力で喜びながら大ジャンプで跳ね回る。体力が残り2になると「哀」の力で哀しみながら巨大なハンマーを3つ投げる。体力が残り1になると「怒」の力で怒りながら高速で行動するようになる。
  +
: これを倒すとさらに杖の力で巨大化。画面奥から顔を覗かせる形で最終決戦になる。火炎放射を放ったり、ハンマーを8つ同時に投げてきたり、地面を手で叩いてトゲの生えた球やボムへいを降らしたりしてくる。このボムへいの爆発をを目に当てることでダメージを与えられる。体力が残り2になると「楽」の力で眠って体力を回復しだすので、杖を守るバリアを急いで破壊しないといけない。
  +
: これを倒すことによって完全に撃破。ピーチのスイングで天高く飛んでいった。
  +
  +
=== 登場する任天堂作品 ===
  +
; '''[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]'''
  +
: 『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX|DX]]』以降ファイターとして登場。同作品以降イレギュラーな派生キャラクター、[[ギガクッパ]]も登場している。詳細は「[[クッパ (スマブラ)]]」を参照。
  +
: 64版には出演していないものの、スケジュールの都合カットされたが参戦させる予定はあったとのこと。公式サイトで行われた参戦アンケートでは2位のピーチを大きく突き放し圧倒的な1位であった。
  +
  +
; '''[[テトリスシリーズ|Tetris]](NES版)'''
  +
: 間に挟まれるコーヒーブレイクでシーンで、マリオや他のキャラクター達と演奏をしている。クッパはアコーディオンを担当。
  +
  +
; '''シムシティー(SFC版)'''
  +
: 街を荒らしていく怪獣役として登場。
  +
  +
; '''F1レース(GB版)'''
  +
: ゲスト出演。
  +
  +
; '''[[ゼルダの伝説シリーズ|ゼルダの伝説 時のオカリナ]]'''
  +
: 登場キャラクターの「マロン」「タロン」が、クッパの顔のブローチを付けている。
  +
  +
; '''[[ピクロスNP]] Vol.6'''
  +
: キャラクターモードのお題として登場。
  +
  +
; '''[[ゼルダの伝説シリーズ|ゼルダの伝説 ムジュラの仮面]]'''
  +
: 登場キャラクターの「クリミア」と「ロマニー」が、クッパの顔のブローチを付けている。前作のマロンのモデルを流用している。
  +
  +
; '''[[ピクミンシリーズ|Pikmin 2]]'''
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: 国外版のみ、お宝「希望の火」(マッチ箱)のデザインがクッパが印刷されたデザインになっている。
  +
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; '''[[テトリスシリーズ|テトリスDS]]'''
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: 「スタンダード」モード内「VSライバル」モードの最高難易度レベル5と、「マラソン」モードのレベル10の時に下画面右に登場。マラソンモードの場合は上画面で『スーパーマリオブラザーズ』でのマリオとクッパとの戦闘が映し出されている他BGMも同作の同シーンのアレンジがなされている。
  +
  +
; '''[[星のカービィシリーズ|星のカービィ ロボボプラネット]]'''
  +
: [[amiibo]]に対応。姿こそは登場しないが、クッパのamiiboからストーンのコピー能力を手に入れることができる。モチーフとしては押しつぶし攻撃、またはその角のような帽子からとおもわれる。
  +
  +
; '''カタチ新発見!立体ピクロス2'''
  +
: [[amiibo]]に対応。クッパが解となるパズルが登場。
  +
  +
; '''Miitopia'''
  +
: [[amiibo]]に対応。[[Mii]]が装着するクッパのコスチュームが手に入る。
  +
  +
; '''[[ピクミンシリーズ|Hey!ピクミン]]'''
  +
: [[amiibo]]に対応。
  +
  +
; '''[[テトリスシリーズ|テトリス99]]'''
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:
  +
  +
=== その他の登場作品 ===
  +
; '''[[Scribblenautsシリーズ|Scribblenauts Unlimited]](Wii U版、Wii版)'''
  +
: マリオシリーズやゼルダシリーズからキャラクターがゲスト出演しており、「BOWSER」と入力すると呼び出せる。炎を吐く。
  +
  +
; '''鉄拳タッグトーナメント2 Wii U EDITION'''
  +
: 任天堂キャラクターのコスチュームのひとつに、クッパのものも存在。
  +
  +
; '''Skylanders Superchargers(Wii U版、3DS版、Switch版)'''
  +
: ハンマーを装備した操作キャラクター「[[Hammer Slam Bowser]]」として登場。同ゲームには同じくマリオシリーズからは[[ドンキーコング]]が「[[Turbo Charge Donkey Kong]]」として登場している。
  +
  +
; '''[[MINECRAFT]]'''
  +
: 『スーパーマリオ マッシュアップパック』選択可能なプレイヤーのスキンのひとつになっている。
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  +
; '''ことばのパズル もじぴったんアンコール'''
  +
: 「クッパ」という用語が登録されている。説明文は「カメ族の大魔王。マリオたちの宿敵。」。
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  +
== 偽物のクッパ ==
  +
前述の通り、『スーパーマリオブラザーズ』などではクッパ軍団の一員がクッパに化け城を守っている。これらの作品ではファイアボールでクッパを倒す(作品によっては普通に倒すだけでもよい)事でその正体を暴くことができる。この項ではクッパに化けていた者たちの一覧を記す(なお、固有名を持つ者やその作品の主要キャラクターがクッパになり代わり悪事を働いていた、などの場合は後述の「派生」にまとめる)。
  +
* スーパーマリオブラザーズ
  +
** [[クリボー]] - ワールド1のクッパの正体。
  +
** [[ノコノコ]] - ワールド2のクッパの正体。
  +
** [[メット]] - ワールド3のクッパの正体。<!--なんでファイア効くんだよ-->
  +
** [[トゲゾー]] - ワールド4のクッパの正体。
  +
** [[ジュゲム]] - ワールド5のクッパの正体。
  +
** [[ゲッソー]] - ワールド6のクッパの正体。
  +
** [[ハンマーブロス]] - ワールド7のクッパの正体。
  +
* スーパーマリオ ラン
  +
** クリボー - ワールド1「[[ぶらさがる お城]]」のクッパの正体。
  +
** [[ミドリこうら]] - ワールド3「[[あっちっち!ファイアバーのお城]]」のクッパの正体。戦闘時[[ファイアバー]]の付け根が橋の一部になっている。正体判明時逆さになっている。
  +
** [[メットこうら]] - ワールド5「[[くぐれ!火のわの お城]]」のクッパの正体。戦闘時[[火の輪]]が行く手を阻む。正体判明時逆さになっている。
  +
  +
== 派生キャラ ==
  +
リンクがあるものの詳細は各記事を参照
  +
; '''[[クッパ石像]]'''
  +
: 『[[スーパーマリオブラザーズ3]]』で初登場したクッパを模した石像。火を吹く、レーザーを放つなど仕掛けが施されていることが多い。
  +
  +
; '''[[ほねクッパ]]'''
  +
: 『[[New スーパーマリオブラザーズ]]』で初登場。溶岩に落ちて骨になったクッパ。『[[マリオカートWii]]』以降単一のキャラクターとして登場する機会が増えた。詳しくは当該記事を参照。
  +
  +
; '''[[クッパびりびり]]'''
  +
: 『[[New スーパーマリオブラザーズ U]]』に登場。電撃を放ちながら動くクッパの顔を模した仕掛け。
  +
  +
; '''[[クッパJr.]]'''
  +
: 『[[スーパーマリオサンシャイン]]』で初登場したクッパの息子。[[ニセマリオ]]に変身しマリオに濡れ衣を着せた。近年はクラウンに乗っていることが多い。詳しくは当該記事を参照。
  +
  +
; '''[[しっぽクッパ]]'''
  +
: 『[[スーパーマリオ 3Dランド]]』に登場。[[タヌキマリオ]]のようなしっぽの生えたクッパ。
  +
  +
; '''[[ネコクッパ]]'''
  +
: 『[[スーパーマリオ 3Dワールド]]』に登場。[[スーパーベル]]を用いてネコの姿になったクッパ。
  +
  +
; '''[[フューリークッパ]]'''
  +
: 『[[フューリーワールド]]』に登場。黒い絵の具に包まれ自我を失っている、「[[ネコ湖]]」に現れた巨大な怪物。
  +
  +
; '''にせクッパ'''
  +
: 『[[スーパーマリオRPG]]』に登場。[[ベローム]]がクッパを食べて生み出した偽物。
  +
  +
; '''クッパ???'''
  +
: 『[[マリオストーリー]]』で[[ノコブロス]]が変装した偽者のクッパ。ハリボテであり大した強さはない。
  +
  +
; '''巨大ドットクッパ'''
  +
: 『[[スーパーペーパーマリオ]]』でスーパースターをとると他のキャラクターと同じく巨大なドットクッパに変身。ザコ敵や土管をふっ飛ばしながら進む。もともと大きいだけあり、巨大化の際も他のキャラより大きく描かれている。
  +
  +
; '''クッパせつぞう'''
  +
: 『[[ペーパーマリオ スーパーシール]]』に登場。[[ボススローマン]]が[[ロイヤルシール]]に溶けない身体を願ったことで生まれた巨大な雪像。
  +
  +
; '''[[新人クッパ]]'''
  +
: 『[[マリオ&ルイージRPG]]』及びそのリメイクで登場。記憶を失ったクッパが青いバンダナをつけ、「ルーキー」として[[パーニョ]]と共に働いている姿。
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  +
; '''[[ゲラクッパ]]'''
  +
: 『[[マリオ&ルイージRPG]]』及びそのリメイクで登場。倒れていたクッパを[[ゲラゲモーナ]]が乗っ取った姿。マリオとクッパ軍団をぶつけあうことで双方消耗したところで一気に制圧を図る。
  +
  +
; '''[[ゲドクッパ]]'''
  +
: 『[[マリオ&ルイージRPG2]]』に登場。[[ゲドンコ姫(姉)]]が倒されて変化したキノコがひとりでにクッパの口に入って変化。
  +
  +
; '''[[ダーククッパ]]'''
  +
: 『[[マリオ&ルイージRPG3!!!]]』で登場。クッパの遺伝子情報を得た[[ダークスター]]が、自身の力を奪った[[ダークゲラコビッツ]]を吸い込むことで生まれた。
  +
  +
; '''[[ドリームクッパ]]'''
  +
: 『[[マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー]]』で登場。砕かれた[[ドリームストーン]]を吸い込むことで、巨大化し煌びやかな色に変化した。
  +
  +
; '''[[アーマークッパ]]'''
  +
: 『[[マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX]]』に登場。クッパがペーパークッパを素体にペーパーのクッパ軍団が合体してできた鎧を身に纏った姿。
  +
  +
; '''[[ミニクッパ]]'''
  +
: 『[[マリオパーティ]]』で初登場し『[[マリオパーティ7]]』までシリーズ常連だった小さなクッパ。ボードやミニゲームに現れては邪魔をしてくる。
  +
  +
; '''アイアンクッパ'''
  +
: 『[[マリオパーティ2]]』のテーマランド・クッパランドのエピローグで登場。全身が鋼鉄であり、通常の10倍の重さとなったためジャイアントスウィングを掛けられない、とのことだったがスターの力を得たパーティの優勝者によって投げ倒される。
  +
  +
; '''[[へんしんごクッパ]]'''
  +
: 『[[マリオパーティDS]]』で登場。[[ハイパーへんしんベルト]]により、金色のブロックに変化した。
  +
  +
; '''[[エスタークッパ]]'''
  +
: 『[[マリオテニス エース]]』に登場。[[エスター]]に体を乗っ取られたクッパ。
  +
  +
; '''[[メガドラゴンクッパ]]'''
  +
: 『[[マリオ+ラビッツ キングダムバトル]]』に登場。[[メガドラゴン]]に取り込まれ巨大な翼を得た「史上最強のカイブツ」。
  +
  +
; '''[[ベビィクッパ]]'''
  +
: 『[[スーパーマリオ ヨッシーアイランド]]』で初登場した幼少時代のクッパ。大人クッパと同時に登場することも多い。
  +
  +
; '''[[さいきょうクッパキング]]'''
  +
: 『[[ヨッシー クラフトワールド]]』に登場。ベビィクッパが[[ねがいかなえ太陽]]に最強のロボットを願ったことで生まれた、巨大な工作のロボット。
  +
  +
; '''[[ギガクッパ]]'''
  +
: 『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』に登場するオリジナルキャラクター。詳細は個別記事参照。
  +
  +
; '''[[Molten Bowser]]'''
  +
: 『Skylanders SuperChagers』に登場する[[Hammer Slam Bowser|クッパ]]の変身形態。
  +
: 2015年のE3 Digital Eventでは、開発スタッフが「クッパの強化形態としてギガクッパを使いたい」と提案したところ任天堂側から「せっかくだからオリジナルをつくってみてはどうか」との提言を受け誕生したという経緯が公開されている。この映像では「マグマクッパ」(Magma Bowser)と呼ばれていた。
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  +
== クッパ軍団 ==
  +
クッパ率いる軍団。詳細は[[クッパ軍団|個別記事]]にて。
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  +
== 戦闘BGM ==
  +
特定のミニゲーム等に包括されない、「ボスのクッパ」としての個別戦闘があるものかつステージ曲と共通でないものに限って記載(例えば『[[スーパーマリオブラザーズ|初代SMB]]』は除く)。ミニゲームに関しては各ミニゲームを、派生キャラは各派生キャラを参照。また、リメイク作品でリメイク前と曲が同じまたはそのアレンジである場合、原則省略する。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオブラザーズ3]]'''
  +
*「[[魔王クッパ(SMB3)|魔王クッパ]]」
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:前作である初代と2には専用戦闘曲が存在しなかったため、事実上初のクッパ戦BGM。
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  +
; '''[[スーパーマリオワールド]]'''
  +
*「[[魔王クッパ(SMW)|魔王クッパBGM]]」
  +
:『3』とは別の曲。特徴的なイントロで知られる。クッパ戦のフェーズごとにイントロから3回も流れるため印象に残りやすい曲といえよう。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオコレクション]]'''
  +
*「クッパ戦BGM(仮)」
  +
:本来『SMB』『SMB2』にはクッパ戦BGMが存在しなかったが、本作で新たに追加された。『2』ではワールドA〜Cでも変わらず流れる。
  +
*「魔王クッパとの決戦(仮)」
  +
:『SMB』『SMB2』で、ワールド8でのクッパ戦でのみ流れるBGM。なお、『2』ではワールドDでも流れるほか、それらにいる偽クッパが登場した時点で流れ出す。
  +
  +
; '''[[New スーパーマリオブラザーズ]]'''
  +
*「[[砦のボス(SMB3)|城のボス(仮)]]」
  +
:ワールド1での戦いの曲。『3』のボス戦のアレンジで、他のボスと同じ汎用BGM。
  +
*「クッパ親子との戦い(仮)」
  +
:ワールド8で、復活したクッパとクッパJr.との最終決戦の曲。
  +
  +
; '''[[New スーパーマリオブラザーズ Wii]]'''
  +
*「魔王クッパ戦BGM(仮)」
  +
:以前の作品よりも荘厳さの増した新たなBGM。後の『[[Newスーパーマリオシリーズ|New スーパーマリオ]]』シリーズの作品で定番となったBGM。
  +
*「巨大魔王クッパ(仮)」
  +
:カメックの魔法で巨大化したクッパとの戦闘曲。チャイムの音が鳴り響くオーケストラ風の壮大な楽曲となっている。戦闘の終盤になると楽曲がシームレスに変化し<ref>所謂「インタラクティブミュージック」と呼ばれる技術。特定の地点にたどり着くと同時に、シームレスにコーラス入り版に切り替わる。この演出は後発の作品でも使われている。</ref>、コーラスが入るようになる。
  +
  +
; '''[[New スーパーマリオブラザーズ 2]]'''
  +
: 両形態ともに、『Wii』の流用。巨大クッパ戦では3段階目以降、コーラスパートに切り替わる。
  +
  +
; '''[[New スーパーマリオブラザーズ U]]'''
  +
*「魔王クッパ戦(仮)」
  +
:『New2』とは違いオリジナル曲になっている。
  +
*「超巨大クッパ戦(仮)」
  +
:こちらもオリジナル楽曲。『[[スーパーマリオメーカー 2]]』ではラスボス戦BGMとして採用された。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオ ラン]]'''
  +
*「魔王クッパ戦(仮)」
  +
:『NewマリオU』のクッパ戦第1形態の流用。クッパクラウンに乗った者との戦闘でのみ流れる。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオ64]]'''
  +
*「[[クッパのテーマ]]」
  +
:[[やみの せかいの クッパ|1戦目]]、[[ほのおの うみの クッパ|2戦目]]でのBGM。
  +
*「[[クッパのテーマ|クッパ3号]]」
  +
:[[てんくうの たたかい!]]での戦闘曲。「クッパのテーマ」のアレンジで、より壮大な雰囲気になっている。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオサンシャイン]]'''
  +
*「クッパ」
  +
:[[コロナマウンテン]]山頂でのクッパ戦のBGM。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオギャラクシー]]'''
  +
*「宿敵クッパ大王」
  +
:クッパのプラントでのクッパ戦BGM。
  +
*「[[大王星の決戦]]」
  +
:[[クッパギャラクシープラント]]において、大王星コア内部でのクッパとの最終決戦のBGM。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオギャラクシー2]]'''
  +
*「強大なるクッパ大王」
  +
:クッパの帝国でのクッパ戦BGM。
  +
*「[[宿命の決戦]]」
  +
:[[クッパの新銀河帝国]]における、スペーストンネル内部での最終決戦の曲。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオ 3Dランド]]'''
  +
*「しっぽクッパ」
  +
:8-砦でのクッパ戦BGM。[[しっぽクッパ]]、[[ほねクッパ]]と曲は共通。
  +
*「クッパ最後の戦い」
  +
:8-クッパ城における、最終決戦のBGM。
  +
  +
; '''[[スーパーマリオ 3Dワールド]]'''
  +
*「[[ハイウェイ・バトル]]」
  +
:砦でのクッパ戦BGM。本作におけるクッパのメインテーマも兼ね、アレンジが複数存在する。
  +
:[[ネコクッパ]]、[[フューリークッパ]]はそれぞれの個別項目を参照。
  +
; '''[[スーパーマリオ オデッセイ]]
  +
*「クッパ戦 1 〜グランドモックの対決〜」
  +
*「クッパ戦 2 〜最終決戦〜」
   
 
== 関連キャラクター ==
 
== 関連キャラクター ==
; [[マリオ (ゲームキャラクター)|マリオ]]
+
; '''[[マリオ]]'''
: シリーズの主役にして最大の宿敵。(『[[スーパーマリオ64]]』の最終決戦で敗れた際、「世界で一番負けたくない奴」と悔しがっていた。)クッパが企む悪事を毎回阻止するのが(基本的には)彼の役目である。クッパに対するマリオの意思は「倒す」というよりも「止める」に基づいた動きが感じられる作品が多い。そのため、クッパが何もしなければマリオ自身クッパに敵対意識はない。ライバル関係でありながらも、時には共に力を合わせ、共通の敵に挑む事もある。バラエティ作品では、むしろクッパが意地を張ってるだけでお互いに仲良くしていたいという様子も散見される
+
: シリーズの主役にして最大の宿敵。一国を舞台とした戦いに始まり、時には宇宙規模での壮絶な一戦を繰り広げることもある。『[[スーパーマリオ64]]』の最終決戦で敗れた際、「世界で一番負けたくない奴」と悔しがっていた。
  +
: クッパが企む悪事を毎回阻止するのが(基本的には)彼の役目である。クッパに対するマリオの意思は「倒す」というよりも「止める」に基づいた動きが感じられる作品が多い。クッパが何もしなければマリオ自身クッパに特別敵対意識はなく、『スーパーマリオ オデッセイ』では本気で争ったのち互いに励ましあうというシーンもあった。
; [[ピーチ (ゲームキャラクター)|ピーチ姫]]
 
  +
: ライバル関係でありながらも、時には共に力を合わせ、共通の敵に挑む事もある(ただし、マリオがクッパ軍団に加入するという体をとるなど基本的にクッパが優位という前提であることが多い)。何度も打ち負かされていることもあってかクッパ自身マリオの実力は高く評価しており、苦戦しているマリオを普段敵対する立場として激励するシーンもある。
: クッパが何度も誘拐しているキノコ王国の姫。ただし彼がピーチ姫に危害を加えている描写は無い(むしろ、彼女に対し好意的に接する姿が多く見られる)。ピーチは問題行動ばかり起こすクッパを快く思っていない一方、マリオとクッパの場合と同様に本心から嫌っている様子はなく、特に問題や心配が無い様なら親しく接する場面もある。マリオと同様に、彼女とも一緒に冒険した事がある。
 
  +
:『[[マリオパーティシリーズ]]』『[[マリオゴルフシリーズ]]』『[[マリオテニスシリーズ]]』のようなバラエティ作品では、むしろクッパが意地を張ってるだけでお互いに仲良くしていたいという様子も散見され、ストーリーの類がある作品ならば平和的解決が図られることも多い。
; [[ルイージ (ゲームキャラクター)|ルイージ]]
 
  +
  +
  +
; '''[[ピーチ]]'''
  +
: クッパが何度も誘拐しているキノコ王国の姫。ただし彼がピーチ姫に危害を加えている描写は基本的には無い(むしろ、彼女に対し好意的に接する姿が多く見られる)。ピーチは問題行動ばかり起こすクッパを快く思っていない一方、マリオとクッパの場合と同様に本心から嫌っている様子はなく、特に問題や心配が無い様なら親しく接する場面もある。マリオと同様に、彼女とも一緒に冒険した事がある。
  +
: 『スーパーマリオブラザーズ』では「クッパが国中にかけた魔法を解くことができる」という理由でさらっていたが、以降の作品ではその限りではなく『[[スーパーマリオRPG]]』以降の作品では「自身の妻にする」という目的でさらうことが多い。『[[スーパーマリオサンシャイン]]』ではクッパJr.の母親代わりにとさらわれ、『[[スーパーマリオ オデッセイ]]』ではプランナー集団「[[ブルーダルズ]]」を雇っての世界規模で大掛かりな結婚式を計画した。
  +
: ただし『[[マリオ&ルイージRPG3!!!]]』や『[[マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー]]』ではピーチの祈りによって弱体化させられるというシーンがあるため、ピーチの力がクッパにとって脅威であるという設定も形を変えて残っている。
  +
  +
; '''[[ルイージ]]'''
 
: マリオの弟。あまり接点は無いが、彼とも行動を共にした事がある。クッパのルイージに対する価値観は作品によって異なるが、基本的にはマリオばかりに注目し、殆ど触れようとしない場合が多い。近年ではぞんざいに扱う場合が多く、『マリオ&ルイージRPG』シリーズに至っては「緑のヒゲ」呼ばわりしている。
 
: マリオの弟。あまり接点は無いが、彼とも行動を共にした事がある。クッパのルイージに対する価値観は作品によって異なるが、基本的にはマリオばかりに注目し、殆ど触れようとしない場合が多い。近年ではぞんざいに扱う場合が多く、『マリオ&ルイージRPG』シリーズに至っては「緑のヒゲ」呼ばわりしている。
  +
; [[クッパ Jr.]]
 
  +
; '''[[クッパJr.]]'''
: クッパの息子。デビュー作の『[[スーパーマリオサンシャイン]]』では、彼に「ピーチ姫が母親」だと教え込んだ。初登場時点から既にかなり溺愛している様子が伺え、Jr.もクッパを慕っている。
 
  +
: クッパの息子。デビュー作の『[[スーパーマリオサンシャイン]]』では、彼に「ピーチ姫が母親」だと教え込んだ。初登場時点から既に「親バカ」と称せるほどにかなり溺愛している様子が伺え、Jr.もクッパを慕っている。その一方で、自らのように強く賢く育って欲しい<ref>ただし、[[クッパ7人衆]]にこの思いを打ち明けた時には「賢く」の部分を疑問視されている。</ref>という思いから、時に厳しい態度を取ることもある。
; [[クッパファミリー|コクッパ七人衆]]
 
  +
: クッパの子供達。『[[スーパーマリオブラザーズ3]]』で初登場し、各国の王様を変な姿に変えたりと、クッパ顔負けの悪さをした。NINTENDO64頃からは出番があまり無いものの『[[マリオ&ルイージRPG]]』や『[[New スーパーマリオブラザーズ Wii]]』などで散発的に登場しているが、クッパ Jr.の登場以降は子供ではなく部下扱いされることが多い。
 
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; '''[[クッパ7人衆]]'''
; [[キノコ族#キノピコ|キノピコ]]
 
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: クッパの子供達。『[[スーパーマリオブラザーズ3]]』で初登場し、各国の王様を変な姿に変えたりとクッパ顔負けの悪さをした。
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: クッパJr.と初共演した『New スーパーマリオブラザーズ Wii』以降は「クッパの手下」ということになった。
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; '''[[キノピコ]]'''
 
: 『[[スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール]]』で最も相性が悪い相手。クッパ自身は『[[マリオパーティ8]]』で彼女の事を「可愛い」と評している事から、キノピコのほうから一方的に嫌われているようである。
 
: 『[[スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール]]』で最も相性が悪い相手。クッパ自身は『[[マリオパーティ8]]』で彼女の事を「可愛い」と評している事から、キノピコのほうから一方的に嫌われているようである。
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: 『[[スーパーマリオメーカー 2]]』のストーリーモードではピーチ姫ではなく彼女をさらった。
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== 演者 ==
  +
=== 声優 ===
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* 和田アキ子 - アニメ映画『[[スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!]]』
  +
* 佐藤正治 - [[アマダアニメシリーズ]]
  +
* アイザック・マーシャル - 『[[スーパーマリオ64]]』『[[マリオカート64]]』
  +
* エリック・ニューサム(※加工有) - 『[[スーパーペーパーマリオ]]』『[[マリオパーティ8]]』
  +
* スコット・バーンズ - 『[[スーパーマリオサンシャイン]]』『[[いただきストリートDS]]』
  +
* ケニー・ジェームズ(別名:ケネス W. ジェーム) - 『[[スーパーマリオギャラクシー]]』以降
  +
* ジャック・ブラック - アニメ映画『[[ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー]]』原語版
  +
* 三宅健太 - アニメ映画『[[ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー]]』特別日本語版
  +
  +
=== 実写 ===
  +
* デニス・ホッパー - 実写映画『[[スーパーマリオ 魔界帝国の女神]]』
  +
  +
== 余談 ==
  +
* 2019年、Nintendo of Americaの社長であったレジナルド・フィサメィ氏が退陣し、ダグ・バウザー(Bowser)氏がその座を引き継いだ。クッパの英語名と同じ名前であることでファンの間で話題になったのち、同年のE3で行われたニンテンドーダイレクトでは小泉歓晃氏がバウザー氏を紹介する前振りとしてクッパがネクタイを付けて登場した。張り切った様子で現れたクッパだが、バウザー違いであると分かるとびっくりした様子で帰っていった。
  +
  +
* 2023年6月3日に[[YouTube]]アカウント「Nintendo Of America」から投稿された、ニンテンドーアカウントの作成手順と子供用アカウントの連携手順を紹介する動画『[https://youtu.be/igUGMtRo2sc Nintendo Switch How-To Series: How to Create a Nintendo Account]』では、例示としてクッパ(Bowser)とクッパJr.(BowserJr)の名がついたアカウントが設定される様子が描かれている。その際クッパの生年月日が1989年2月5日(満34歳)という日付に設定されており、ファンコミュニティではこの誕生日と年齢が公式見解なのではとして騒がれた<ref>[https://automaton-media.com/articles/newsjp/20230606-250379/ 任天堂のクッパ、現在34歳説浮上。公式の高度な匂わせか - AUTOMATON]</ref><ref>この日付に発売されたゲームソフトは存在せず、何かしらの記念日になっているわけでもない。米国任天堂社長のダグ・バウザーの生年月日などとも異なる。</ref>。同動画でのクッパJr.の生年月日は2011年3月3日(満12歳)とされている。
   
== 配役 ==
+
== 名台詞・迷台詞 ==
  +
*「オマエは オマエの シアワセを さがすのダ! ゲンキでな!」「オマエは オマエの いきるミチを さがすのダ! ツヨくなれよ!」(『スーパーマリオRPG』) - [[カジオー]]の強さに絶望し、別の道を歩むことになった[[クリジェンヌ]]、[[ノコヤン]]に対して。
* [[和田アキ子]]([[アニメーション映画|アニメ映画]]「[[スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!]]」)
 
  +
*「そのあと ピーチ姫を つかまえた うれしい はやく なかよく なりたいのだ」(『マリオストーリー』) - 日記の一節で、この直前にマリオをやっつけたことの嬉しさも書き残されている。
* [[佐藤正治 (声優)|佐藤正治]]([[オリジナルビデオアニメ|OVA]]「アマダアニメ スーパーマリオ」)
 
  +
*「なさけないぞ マリオ! なんどでも ワガハイに むかってくる いつもの ガッツは どうした!」(『スーパーペーパーマリオ』) - [[ノワール伯爵]]に攻撃が通用せず、窮地に立たされたマリオの下に駆けつけての第一声
* [[:en:Bowser (character)|アイザック・マーシャル]](※加工有)([[スーパーマリオ64]]、[[マリオカート64]])
 
  +
*「フン! この国が消えていくだと? ふざけるな!!! この国はワガハイのものだ!! おまえこそ消えるがいい!!!」(『マリオ&ルイージRPG3!!!』)
* [[:en:Bowser (character)|エリック・ニューサム]](※加工有)([[スーパーペーパーマリオ]]、[[マリオパーティ8]]、[[大乱闘スマッシュブラザーズX]])
 
  +
*「ワガハイのせいかくじょう すなおにいえなかったけど… ハッピーバースデイ。こころのなかで、いわってるぞ…。」(『マリオパーティ4』)
* [[:en:Bowser (character)|スコット・バーンズ]]([[スーパーマリオサンシャイン]]から[[いただきストリートDS]]まで(主に))
 
  +
*「…ん? オマエ、ビリではないか! なんて、かわいそうなヤツなんだー!! ビリなりにがんばれよ、ビリなりにな。…これ、少ないけど、取っておけ!」(『マリオパーティ スーパースターズ』) - ビリでクッパマスに止まった時。その他のマリパでもビリには思いやりを見せることがある。
* [[:en:Bowser (character)|ケニー・ジェームズ]](別名:ケネス W. ジェーム) ([[スーパーマリオギャラクシー]]以降(主に))
 
  +
* 「ガハハッ! ピーチ姫のリクエストに おこたえして イジワルしてやるのだ〜!」(『いただきストリートDS』) -「まあ クッパが いるだなんて! イジワルするに 決まってますわ〜!」というピーチのセリフに対して。
   
 
== 注釈 ==
 
== 注釈 ==
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== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
* [[クッパファミリー]]
+
* [[クッパ軍団]]
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* [[タタンガ]]
 
* [[ワリオ]]
 
* [[ワリオ]]
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* [[マムー]]
 
* [[キングクルール]]
 
* [[キングクルール]]
   
 
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[[Category:大乱闘スマッシュブラザーズシリーズのファイター]]
 
[[Category:ボス]]
 
[[Category:ボス]]
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[[カテゴリ:クッパ]]
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[[カテゴリ:王]]
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[[カテゴリ:ハンマー]]
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[[カテゴリ:集団のボス]]
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[[カテゴリ:カメ族]]
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[[カテゴリ:魔法使い]]

2024年1月18日 (木) 12:13時点における最新版

ガハハハハハハ!
やはり ものがたりの さいごは
ワガハイで なければな!!

—クッパ『ペーパーマリオRPG』

クッパBowser)は、マリオシリーズに登場するキャラクター。肩書きは「大魔王クッパKing Bowser Koopa)」[1]。「クッパ大王」、「魔王クッパ」[2]とも呼ばれている。

概要[]

1985年発売のファミリーコンピュータ用ソフト『スーパーマリオブラザーズ』で初登場した、シリーズを代表する悪役。クッパ軍団(初期はカメ帝国とも)の首領を務める魔王で、大勢の部下とともにピーチ姫の誘拐やキノコ王国他諸国への侵攻などにより秩序を乱し、そのつどマリオ達により倒され野望を阻止されている。

身体的特徴[]

怪獣のごとく巨大なカメで、胴体は黄色、顔の半分を緑色の皮膚が覆い、頭には二つの角と赤色のたてがみを持つ。甲羅には鋭いトゲが生えており、同じくトゲ付きの黒い腕輪と首輪をはめている。モチーフは1960年に東映が制作した『西遊記』に登場する「牛魔王」で[3]、宮本茂が描いたスーパーマリオブラザーズの箱絵のクッパは現在とデザインが大きく異なるカバのようなデザインだった。当時任天堂に在籍していたアニメーター、小田部羊一がスッポンをイメージして再デザインを担当し現在のデザインとなる[4]

年齢は『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』ではマリオとほぼ同じ(1~5歳ほどくらいの差らしい)とされている。

人物像[]

見た目に違わず横暴かつ傲慢な性格でプライドも高く、何事も自身の思い通りにならないと気が済まない。うぬぼれやすく単純な性格であるため他者に利用されたり、操られたりすることも多々ある。その一方で、逆に相手を利用するような悪知恵を働かせることもある。
高圧的な態度ではあるものの決して独裁政治のような立場はとっておらず、クッパ軍団の脱退の申し出は快く受け入れたり、一度クッパを裏切った部下に対しても深く追及することなく再び軍団に戻ることを許したりなどと部下思いである面が多々見られる。そのため時折りその横暴な性格から愚痴を言うものこそいるものの、基本的に部下からも慕われており、『マリオストーリー』ではハンマーブロスが出した「かっこよくてむてき、みんなのあこがれの人はだれ!?」というクイズの答えがクッパだった。

一人称は『スーパーマリオRPG』以降は「ワガハイ」で固定されている(一部のゲーム、漫画では「おれさま」「ワシ」等も存在する)。「ガハハハ」という笑い方が特徴。

RPG作品など一部の作品では「クッパがピーチ姫をさらいマリオが救う」という流れが慣習化している節の発言がみられることもあるがクッパ本人を軽くみられていることはあまりなく、その姿のみで恐怖や畏怖、尊敬を抱かれることも多い。作品の最後にマリオがクッパを倒すのが恒例の流れではあるものの、クッパも高い実力を持っており、作品によっては外的要因による強化や新技の習得による不意打ちでマリオを打ち負かしていたり、その実力に目をつけられて第三者から狙われていたりすることもある。

その一方で各キャラにセリフが多い作品だと思いもよらぬミスをしたり、微妙に報われなかったりとコメディリリーフのような愛嬌のあるシーンも多くみられる。

能力[]

火炎放射
口から灼熱の炎を吐く。『スーパーマリオブラザーズ3』などではマリオと同程度の大きさの火球を吐いていたが、『スーパーマリオ64』以降は火炎放射のような広範囲に炎を吐く攻撃も使うようになった。後者は『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは「クッパブレス」という名称がついている。そこから派生し、上空に向かって火を放ち地面に降らして足場を狭める技や、薙ぎ払うように火の玉を放つ技も持つ。スポーツ系のスペシャルショットやそれに近いシステムでは、ボールや用具を燃やして火を纏わせ、破壊力のあるショットを放つことが多い。
火炎攻撃
口から炎を吐くイメージの強いクッパだが、口から以外にも炎を扱う攻撃を行うこともままある。『マリオパーティ4』では手から炎でできたブーメランを生み出して攻撃に利用しており、『マリオ&ルイージRPG3!!!』での使用技「ボコスカカメック」では手から火炎弾を放っている(リメイクでは口から吐くように変更された)。『スーパーマリオ オデッセイ』では尾に炎をまとわせながら振り回して衝撃波を飛ばす技を見せた。
投擲武器
物を投げて攻撃する。ハンマーを放射状に投げたり、ワンワンを振り回したり、ボムへいやタルなどを投げてくることも。さらにはマリオやルイージなど他人を掴んで投げることもある。
押しつぶし攻撃
『スーパーマリオブラザーズ3』などで使用。大ジャンプをしてからの巨大な体による押しつぶし攻撃を行う。この重量を逆手に取ってクッパにダメージを与える、衝撃で床を崩させて落下させて倒す、という作品もある。作品によっては、着地と同時に衝撃波を放ったり地響きでマリオの動きを封じたり、とただ隙を晒す技ではなくなっていたりする。
RPG作品や『スマブラ』などでも使用され、特に『スマブラ』ではマリオやヨッシーのヒップドロップに倣い「クッパドロップ」という名称がつき、下必殺ワザになっている。
爪攻撃
『スーパーマリオRPG』などで使用。鋭い爪で引っ搔いて攻撃する。『マリオストーリー』では毒状態を付与する効果があった。
パンチ
マリオ&ルイージRPG3!!!』などで使用。『マリルイ3』では片足を振り上げながら大きく後ろにためてからの一撃をお見舞いする。『スーパーマリオギャラクシー2』では拳に炎をまとい、隕石が浮き上がるレベルのパンチを披露した。
コウラ
コウラにこもり回転することで、トゲにより身を守りながらの高速移動を行う技。もともとはコクッパ7兄弟が使用していた動きだが、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』でクッパの上必殺ワザ「スピニングシェル」や下スマッシュ攻撃「バズソー」などとして登場。その後『マリオテニスGC』でマリオシリーズにも逆輸入され、様々な作品で使用するようになった。
『スーパーマリオギャラクシー』『マリオ&ルイージRPG3!!!』などでは完全な球体となる技も登場。また、コウラにこもらずとも伏せて防御態勢を取ることで、上からの攻撃を防ぐこともできる。
魔法
「魔王」と称される通り魔法の心得があり、『スーパーマリオブラザーズ』ではステージ中に登場するブロック土管、背景のつくしなどはキノコ王国の国民がクッパの魔法により姿をかえられたものであるとされていた。その他『スーパーマリオRPG』『マリオパーティ4』『スーパーマリオギャラクシー』などでも独自の魔法を用いる。
クッパ軍団との連携
本人の能力とは言い難いが、上記の通り部下からの信頼の厚いクッパは、その部下と共に攻撃する事も多い。クッパの号令とともに軍団員が召喚されたり、攻撃を仕掛けたりする。『マリオ&ルイージRPG3!!!』及び『3DX』のボコスカアタックではクッパと団員の特技を掛け合わせることでより強力なアタックを繰り出す他、の大技を防ぐためにクリボーが力を貸すシーンもある。
巨大化
クッパは多くの作品でピンチになると巨大化することがある。その方法や大きさは様々だが、基本的に巨大化することでそのパワーも増大し手段によっては新たな姿への変化を伴うことがある。
作品によって方法が異なり、『ヨッシーアイランド』シリーズや『New スーパーマリオブラザーズ Wii』などでは腹心のカメッククッパ7人衆の魔法、『スーパープリンセスピーチ』ではキド・アイラックの杖、『スーパーマリオギャラクシー2』ではグランドスター、というように他のキャラやアイテムの力を借りて巨大化することが多い。『マリオ&ルイージRPG3!!!』では潰されて瀕死になった時に「パワースペース おしり」から分泌されるアドレナリンでマリオたちが体内から刺激を与えることで巨大化する。

登場作品[]

2Dスーパーマリオシリーズ[]

スーパーマリオブラザーズ / スーパーマリオブラザーズ スペシャル / スーパーマリオブラザーズ デラックス
初登場作品。キノコ王国を襲撃して住民を岩やレンガ、つくしに変えてしまい、その魔法を解けるピーチ姫も誘拐した。各ワールドのステージ4に待ち構えており、後ろの斧で橋を切り落として溶岩に落として倒す。ワールド8以外は偽物でファイアボール5発で撃破すると正体を表す。ワールド1〜5の偽物は炎、6・7の偽物はハンマー、8の本物は両方を使って攻撃する。
スーパーマリオブラザーズ2
『SMB』とほぼ同じ。ワールド8の4では本人とは別に青いクッパが出現する。
オールナイトニッポン スーパーマリオブラザーズ
オールナイトニッポンの世界「ビバ王国」に攻め込み、なぜかこちらにもいるピーチ姫をさらい、各ワールドで当時の各曜日のパーソナリティを監禁した(サンプラザ中野のみ魔法でオカピーに姿を変えられた)。
スーパーマリオブラザーズ3
コクッパ7兄弟が初登場。今回は飛行船戦車といった大型の兵器も動員している。マリオが7つの国から奪われた魔法の杖をコクッパ達から取り返している間にピーチ姫を誘拐した。パッケージでは珍しく王冠とマントを身に付け「王」らしい身なりをしている。また、本作で初めて専用の戦闘BGMが与えられた。
口から火球を吐くほか、本作で初めて押しつぶし攻撃を行う。あわれ自重で足場を崩し転落することで最期を迎える(ハンマーでも倒せる)。
スーパーマリオワールド
恐竜ランドに来ていたマリオたちの隙を突いてピーチを攫い、島に住むヨッシーも卵に閉じ込めてその仲間を誘拐した。
クッパクラウンという小型の飛行船に乗って登場。常に浮いているため直接攻撃を与えることができないが、時折投げつけてくるメカクッパを投げ返してぶつけることで倒すことができる。
本作のゲーム内ではクッパの胴体が緑色になっているが、このカラーリングはミスであるという[5]。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは、このカラーが再現されたカラーリングも存在する。
スーパーマリオコレクション
『SMB』『SMB2』『SMB3』に登場。『SMB』『SMB2』では城ステージでの戦闘時に専用BGMが鳴るようになったほか、『SMB2』の偽クッパは色が青くなくなった。
New スーパーマリオブラザーズ
ワールド1のボスとして登場。ファイアボールか後ろのスイッチで溶岩に落とすことで倒せる。スイッチを踏む場合はやはり大ジャンプをくぐることになるが、小ジャンプのフェイントもかけてくるので注意が必要。巨大マリオで体当たりすれば一撃。溶岩に落ちると身が溶けて骨だけになる。
ワールド8の一つ目の城ではほねクッパとして登場。その後ワールド8最後の城でクッパJr.に復活させられて、二人で戦いを挑んでくる。直進する赤い炎とホーミング性能のある青い炎を吐いて攻撃してくる。クッパJr.を倒されると怒って弾の数が増え、大ジャンプをするようになる。また、ぶつかったマリオが跳ね飛ばされる仕様が初めて登場し、「被弾時の無敵時間でスイッチに辿り着く」という戦法が通用しなくなった。
New スーパーマリオブラザーズ Wii
ワールド8の最後の城まで登場しない。
なぎ掃うような火球攻撃が特徴的。ファイアボール30発かスイッチを押して落下させることで倒せる。その後、カメックによって復活・巨大化されて後ろから襲ってくる。巨大化したクッパは城の壁を破壊しながらマリオ達を追いかけ、溶岩の波を起こすが、最後にあるスイッチを押すと溶岩に溺れていく。
エンディングでは、7人衆に起こしてもらったが、その衝撃で城が倒れ、全員下敷きになった。
New スーパーマリオブラザーズ 2
本作でも終盤まで出番がない。
『New Wii』と同様のパターンに加えて久々にハンマーも使用する。一度負けてもクッパ7人衆の魔法で巨大化。画面奥から腕を振り下ろす技と火炎放射で攻撃する。
New スーパーマリオブラザーズ U / New スーパールイージ U / New スーパーマリオブラザーズ U デラックス
自身の顔がついた飛行船でピーチ城を襲撃。ピーチ姫を除くマリオ達を追い出して自らが城を乗っ取った。
前半戦は『New Wii』と大差なし。後半戦ではカメックの魔法で巨大化。今回はクラウンに乗ったクッパJr.との連携で攻撃してくる。火炎放射やコウラによる攻撃といった、2Dスーパーマリオシリーズでは初めての攻撃も使用する。Jr.のクラウンを奪い押しつぶすことでダメージを与えられる。
スーパーマリオメーカー / スーパーマリオメーカー 2
1ステージ3体まで配置可能。『3』スキンでは押しつぶし、『ワールド』スキンでは上空に炎を吐いて原作での戦闘時に降ってくる炎を降らせる攻撃、『U』スキンでは火球のなぎ掃いを使う。
また、『2』のストーリーモードでは「とくめい希望の父」というクッパと思しき人物からの依頼が存在。
スーパーマリオ ラン
奇数番目のワールドのラストコースでは、『New Wii』で行ったような行動でマリオ達を待ち構えるが、後ろの斧で橋を切り落とすとどれも偽物とわかる。
ワールド6のラストコース「はしれ はしれ クッパのお城」は、コース全体がクッパクラウンに乗って飛ぶクッパとの戦いである。火球を吐いてくるほかボム兵を落として向かわせるが、ボム兵を蹴り込むとダメージを与えられる。これ以降のコースは全て、かんたんモードでは挑戦できないコースとなっている。撃墜するとピーチがプレイアブルキャラに加わり、そのピーチで撃墜すればワールドスターの「ガサゴソの森」へ行ける。
ワールド6までのカラーコインをコンプリートしてキノピオの店からブラックコイン土管を買い、キノコ王国に設置しタップして入る「せまるガリガリ」でも、ワールド1のラストコース「ぶらさがる お城」と同じようなものがガリガリ以外で唯一の敵キャラクターとなる。後ろの斧で橋を切り落としても姿が変わらず、本人であることがわかる。
リミックス10でも、「せまるガリガリ」と同じものと戦う「リミックス10 VSクッパ」が登場。エリア30以外でこのコースがラストコースとなっている場合、マップの最後尾に砦のマークがある。エリア30のマップの最後尾にはラストコースとして城のマークがあり、撃破できれば迷子のデイジーと合流できてプレイアブルキャラに加わる。ここや「リミックス10 VSブンブン」といった、エリアのラストステージの10コース目でミスすると、クッパがマリオをあざけるシーンを入れ、ボーナスメダルを没収してステージを入り直しにしてしまう。
スーパーマリオブラザーズ 35
『SMB』とほぼ同じ。原作では実現しない、ノコノコのこうらでの攻撃や無敵状態での突進でも撃破可能。時間が重要視されるゲームなためか、『マリオメーカー』とちがいこうらを受けると一撃で倒れる。
スーパーマリオブラザーズ ワンダー
フラワー王国ワンダーフラワーを使い、城クッパに変化。フラワー諸島の中心部でワンダーパワーを溜め込み、超ビッグなワンダーを起こそうとする。最終的には城クッパの中が冒険の舞台となる。

3Dスーパーマリオシリーズ[]

スーパーマリオ64 / スーパーマリオ64DS
キノコ城のパワースターを奪い、占拠。ピーチや城の住人を絵の世界に送り、逆に絵の世界の住人を怪物として外に出すことで世界征服を企む。『64DS』ではマリオ、ルイージワリオも各部下に捕らえさせていた。
パワースターを一定数集める毎にクッパと戦えるステージが解放される。クッパは尻尾をつかんで爆弾に投げつければダメージを与えられる。『64DS』ではヨッシーにはこのアクションができない上、最終決戦はクッパにとって真のライバルであるマリオでないと挑めないため、マリオは必ず救出する必要がある。
スーパーマリオサンシャイン
クッパJr.が初登場。彼に母親がピーチ姫であると吹き込んで、事件を起こさせた。コロナマウンテンの頂上でピーチ、クッパJr.と共に温泉に浸かっており、そこからの火炎放射で攻撃する。
また、今回はクッパに初めて声優が当てられた。担当はスコット・バーンズ
スーパーマリオギャラクシー
百年に一度の星くず祭を襲撃して、ピーチ城ごとピーチ姫を誘拐。新たな銀河を作ることを目論み、ほうき星の天文台からパワースターを奪う。
随所のプラントでバトルになる。押しつぶし攻撃を床の脆い部分に誘導すると床が割れてそのマグマで火傷するので、そこをスピンで攻撃する。
クッパギャラクシープラントでの戦いでは、まず岩にこもって突進してくるので、クッパの体が露出している部分にスピンして攻撃。次の惑星ではトゲの球体になるのでパンチボンボンを利用して攻撃。この二つの形態を経て、今までと同じ戦い方に移行する。
スーパーマリオギャラクシー2
『スーパーマリオギャラクシー』とはパラレルワールド。こちらでも星くず祭を襲撃してピーチ姫を攫うが、その目的はケーキを焼いてもらうため。
随所の帝国でバトルになる。隕石を呼び寄せ、マリオめがけてパンチする。このパンチの勢いで隕石が浮かぶのでヒップドロップで弾き飛ばしてダメージを与える。2回ダメージを与えると火炎放射を使う他、ワールドが進むと隕石やパンチで衝撃波が放たれる。
最終決戦では倒されてなお復活し、ブラックホールをバックに宙を移動して襲ってくる。こちらに迫ってパンチをしようとするので、同じように隕石を弾き飛ばしてダメージを与える。
スーパーマリオ 3Dランド
ピーチ姫を攫う。城のボスとして登場するが、ワールド8以外はしっぽクッパという偽物。追いかけっこのようにステージを移動しながら戦う。
スペシャルワールドで真の最終コース以外をクリアすると、ワールド8のクッパ戦が高難易度になる。
スーパーマリオ 3Dワールドスーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド
『3Dワールド』ではようせいの国を襲い、各ワールドのようせい姫を瓶に幽閉した。ワールド1とワールド城、それぞれの城コースで専用の車に乗り込んで爆弾を投げてくる。これらのコースに入るにはそれぞれグリーンスターが10枚、130枚必要。ワールドクッパの城コース「決戦!クッパランドのスーパータワー」では、スーパーベルを使ってネコクッパとなりさらにはダブルチェリーで5頭に分身する。
フューリーワールド』ではネコの国で黒いフューリークッパと化して暴走している。
スーパーマリオ オデッセイ
とある地球の各国の名物を集めてピーチと月での結婚式を目論む。その名物は雇ったブルーダルズに盗ませていた。オープニングからマリオを負かしており、帽子を踏み付け飛行船のプロペラで布切れにする様子が見られる。
戦闘は雲の国月の国で行う。パンチングアームの付いたシルクハットを投げてくるのでこれを帽子で弾いて奪い、クッパを連続で殴ることでダメージを与えられる。戦闘が進むごとに衝撃波や瓦礫で妨害をしたり、殴られている時にもガードをして尻尾で反撃したりしてくる。火炎放射は非常にリーチが長く、なぎ掃うように放つ。
月の国での戦闘後地面が崩壊。崩れるステージから脱出するため、クッパにキャプチャーすることになる。この時、カエルをキャプチャーした時のように、歴代クッパ戦の画像が流れていく演出がある。ピーチを肩に乗せパンチ(ひっかき)とファイアで障害物を破壊し、最後は全員で電線にキャプチャーし脱出。目を覚ましてなおピーチにアプローチをしマリオと争うが断られ、悲しみ互いに励ましあっていた。
スーパーマリオ 3Dコレクション
全作品に登場。各作品での活躍は上記の通り。

マリオカートシリーズ[]

シリーズを通して重量級レーサーの代表格として君臨。『マリオカート ライブ ホームサーキット』を除いた全作品に登場。

スーパーマリオカート
CPUが操作するレーサーとして登場する場合、プレイヤーには使用できない配置アイテム「」を用いる。
マリオカート64
マリオカートアドバンス
マリオカート ダブルダッシュ!!
デフォルトペアはクッパJr.。スペシャルアイテムのクッパこうらが初登場。
マリオカートDS
マリオカート アーケードグランプリ
マリオカート アーケードグランプリ2
マリオカートWii
ほねクッパがレーサーとして初参戦。
マリオカート7
マリオカート アーケードグランプリDX
マリオカート8 / マリオカート8 デラックス
マリオカート アーケードグランプリVR
マリオカート ツアー

マリオRPGシリーズ[]

スーパーマリオRPG
"いつものように"クッパがピーチ姫をさらうところから物語は始まるが、巨大な剣の姿をしたカリバークッパ城に突き刺さった衝撃ではるかかなたまで吹き飛ばされる。城へ帰るべくわずかな部下とともに行動していたが全員と別れ、ピーチ姫の声を聞きつけてブッキータワーへやってきたところでマリオ達と合流。マリオ達をクッパ軍団に招待するという体で以降行動を共にすることになる。
一人称の「ワガハイ」や「なのだ」といった語尾、部下に優しい一面がある、利害が一致すればマリオとも組むなど、現在のクッパの性格を決定づけた作品。
攻撃武器はツメやワンワン。スペシャル攻撃では巨大なメカクッパテレサを召喚したり地面から大岩を突き出させたりと魔法チックなものが多い。ちなみにすべての技が敵全体に影響を及ぼす技。

マリオ&ルイージRPGシリーズ[]

マリオ&ルイージRPG/マリオ&ルイージRPG1 DX
ピーチ姫(実は影武者のキャサリン)が声を奪われバクダン声になってしまい、この状態ではさらっても城が壊れてしまうということで、声を取り戻すべくマリオ達と手を組む。しかしカメジェットでマメーリアに行こうとする途中、ゲラコビッツの介入でカメジェットは撃ち落とされてしまい、その際に星くずヶ原の大砲にはまってホッスィーに人質にされてしまう。さらにその大砲は星かげ軍そうによって発射されてしまい、記憶を失っていたところをパーニョが発見、青いバンダナをつけ新人クッパとして共に活動することになる。その後暴走しアハハ・アハデミーから天高く飛んでいったスタービーンズにしがみついていたときに記憶が戻るが、またしても落下し気絶。エネルギーのみの状態となっていたゲラゲモーナの依代にされ、ゲラクッパとなってしまう。最終的にマリオ達が体内のエネルギーを倒したことにより元の姿に戻り意識も戻るが、直後にクッパ城が爆発し吹っ飛ばされる(この際スクリーンに衝突するという第四の壁を意識した演出がある)。マリオ達がキノコ王国に帰る際にはプレゼントボックスに入れられ、ジェット機から雑にクッパ城に捨てられた。
リメイクではクッパ軍団RPGにも登場。クリボー隊長を始めとしたクッパ軍団が、クッパを探すため冒険に出る。またこのモードで、クッパ城のクッパ軍団達は元のクッパに変装したゲラクッパに騙されて城を守っていたこと、記憶喪失の本当の原因は石頭であるクリボー隊長が脳天に直撃したことであることが判明した。
マリオ&ルイージRPG2
現代の時間のクッパは、処刑されたはずのピーチ姫(正体は変装したゲドンコ姫)を救出した後に初登場。「カメうらない」を信じるお茶目な面が見られる。ピーチ姫の顔に貼り付いていた謎のキノコの一部を食べ、ガスを吐き出しマリオ達を足止めした隙にピーチ姫をさらうが、若いキノじいの突撃を避けたはずみに橋が崩れタイムホールに落下。その後過去の世界のドッスン・ボルケーノベビィクッパと出会い(自身の幼少期の姿であるとは気づいていない)、マリオ達を待ち受ける。戦闘後火山の噴火でエレベーターのドッスンが高く打ち上げられ、それに乗っていたクッパは高く打ち上げられタイムホールに落下し現代に戻った。その後事件解決後までのびたままだったが、キノコになったゲドンコ姫・姉を食べたことによりゲドクッパとなって復活した。最終的に完全にゲドンコ姫が駆逐されたことにより再び倒れる。
マリオ&ルイージRPG3!!! / マリオ&ルイージRPG3 DX
メタコロ病の対策会議に呼ばれなかったことでピーチ城を襲撃。当初は真面目な会議だからと大人しくするつもりだったらしいが、イエロースターから受けた暴言とマリオを見たことにより腹を立てて結局戦いになる。ここではピーチの祈りとイエロースターのスターパワーによって全力を発揮できずにエクボンの森に飛ばされた。そこでゲラコビッツにマリオに勝てると口車に乗せられてバキュームキノコを食べて辺りのものを吸い込むようになってしまう。ピーチ城に再度現れたクッパは会議に出席していた要人たちを吸い込んで気絶。メタボスによってゲプー岬に捨てられる。マリオたちがオドロキボーンを刺激したことで目を覚まし、外に出ようとする。その道中でクッパ城がゲラコビッツに制圧されたことを知り、クッパ城を目指すようになる。目覚めた当初はファイアも吐けなかったが、知らず知らずのうちにマリオたちの協力を得てファイアを取り戻すばかりかスライディングパンチなど新たな技も習得し、さらにはパワースペースからの刺激による一時的な強化で道を切り拓いていく。バトル面でも道中で捕らえられたクッパ軍団を助けることでボコスカアタックという強力な技を身につける。体内からチッピーと名乗り指示を出すイエロースターにはエラそうにしゃべることを嫌に思いながらも、その働きを認めてもうしばらく働いて欲しいという感情も持っていた。
キノコタウンのクリニックでマリオたちに遭遇し、マリオたちでボス戦になる。そこで敗北するもスターワクチンダークスターについて知ったクッパはダークスターを手に入れるべくスターワクチンを探してキノコ王国を廻るが、その中でクリッキーヘイファーパタボンによって金庫に閉じ込められてしまう。金庫から出た時にはピーチ城にいたクッパはゲラコビッツに占拠されたピーチ城に潜入。ブリザードメタボスとなったメタボスと激突。撃退と同時に目覚めたダークスターを飲み込んでしまう。それによってダークスターはクッパの遺伝子情報を入手していく。マリオたちの活躍でダークスターを吐き出したクッパはダークゲラコビッツと対峙。クリボーの助けも借りて退けるが、小さな虫のようなダークスターコアとなったゲラコビッツをダークスターが吸収。ダーククッパとなってしまう。クッパはダーククッパをスパイクボールでのぶつかり合いの末に追い詰める。ダーククッパが暗黒のパワーを吐き出してキノコ王国を消し去ろうとすると、キノコ王国は自らのものであると主張して逆にダーククッパを消すべく最後の戦いに臨む。体内からダーククッパを回復していたダークスターコアをバキュームし、マリオたちが撃破。苦しみ始めたダーククッパにひっさつパンチを喰らわせてダーククッパの敗北を宣言した。
その後、体内でゲラコビッツが自爆したことで吸い込んでいたキノコ王国の要人を吐き出す。そこで初めてチッピーはイエロースターであること、マリオたちが体内にいたことを知って激怒。マリオたちに勝負を挑むが、敗北してクッパ城で寝込んだ。寝込んでいるところにピーチ城からの荷物が届く。自分を金庫に閉じ込めた三人組がクッパ軍団に戻りたいと志願すると、三人がクッパ軍団に戻ることを認め、一人になったところで荷物を開ける。
『3DX』のクッパJr.RPGではキノコ王国の会議を知ったきっかけが、コッキーちゃんが間違えて伝えたからだと判明。また愛息子のクッパJr.の面倒を見るようにクッパ7人衆に頼んでいた。本編エンディング後についても補完されており、元気を取り戻したクッパはクッパJr.たちが集めたガリナールZを色んなものを吸い込んだからと過剰摂取してほねクッパとなっていた。その後、「2人のクッパ」までに元に戻ったらしくクッパJr.の活躍を聞いて自ら軍団を編成してクッパJr.を試す。クッパJr.に敗北しても幾度となく互いに軍団を編成しあって戦い、軍団員はボロボロになっていた。また、「2人のクッパ」クリアで仲間になる。とつげきタイプ。また、敵としてのみえんきょりタイプのクッパも登場する。
マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー
ピーチ姫が何者かにさらわれたという知らせを聞き、招待されてないのにもかかわらずマクラノ島にやって来る。オハパークで寝ているルイージの夢ゲートから夢世界の底に入り込んでアックームと出会い、協力して互いの望みを叶えようとする。この時にはアックームから「後でいくらでもさらえるようになる」と言われピーチ姫はさらわなかったが、その後ネムリズムで島の住民を眠らせ夢のオーブを集めることによりネオクッパ城を出現させた後、変装したカメックを身代わりにさらっていった。ネムルーゴにより城が落とされた後はアックームを枕に夢からエネルギーを取り出し始める。その自身の夢世界に入り込んできたマリオ達を待ち構え、最深部で肉を大量に食べ巨大化。最後の巨大化バトルの相手として立ちふさがる。その後目覚めたクッパとアックームは奥へ向かうが、クッパは突如アックームを裏切り、ドリームストーンを奪って一人だけ屋上へと向かった。最初からクッパはアックームを利用するつもりで協力していたのである。アックームを倒したマリオ達の目の前でドリームストーンを使い世界を征服しようとするが、ピーチとイエロースターの祈りの力に妨害されドリームストーンも粉々になる。しかしそれでも諦めずにドリームストーンの破片を吸い込み、ドリームクッパへ変身した。エピローグではアックームを蔑む一方で、エリート三人組の活躍を認める様子が見られる。
マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX
本人とは別にペーパークッパも登場。クッパ同士はその性格ゆえ仲が悪い。
ペーパークッパの率いるクッパ軍団と連合して、二人のピーチ姫を攫う。また、捕らえたキノピオを強制労働させてエネルギーを秘めた鉱石を集めさせていた。クッパ城で二人のクッパJr.がマリオたちに敗れると、激怒してクッパ城をネオクッパ城に変形させ、ピーチ城を砲撃。ネオクッパ城の道中でも爆弾による攻撃や、自身を模したドデカクラフトによってマリオたちを妨害。最後にはペーパークッパと組んでマリオたちに戦いを挑む。ある程度戦いが進むと、ペーパークッパを母体にペーパーのクッパ軍団が作り上げたアーマーを身にまとってアーマークッパとなり、最終決戦に臨む。

ペーパーマリオシリーズ[]

マリオストーリー
側近としてカメックババが初登場。星の国からスターの杖を盗み、星の精をカードに封印して手下に配った。さらにピーチ城の下にクッパ城を建設し、持ち上げるように天高く城ごとピーチをさらってしまう。プロローグからスターの力で無敵になり、マリオを敗北に追いやった。最終決戦ではカメックババの用意した舞台の力も使い、星の精が力を合わせて放つ「スターフラッシュ」をも無効化する力を得たが、最終的にピーチの祈りとティンクの助けでスターフラッシュは「ピーチフラッシュ」に強化され、無敵を破る力を得たマリオと仲間たちによって倒された。
日記をつけてピーチとのおしゃべりを楽しみにするなど、かわいらしい一面も見られる。
あっちいけシッシを使用した際には幻影が現れ、敵を怯えさせる。
ペーパーマリオRPG
前作からのピーチのパートのように、新たにクッパを操作するパートが登場。マリオより先にスターストーンを手に入れ1000年のトビラの奥にある宝物、更にはピーチを手に入れようとカメックババと共に奔走するが、手に入れる情報が古いため常に先を越されている。初代『スーパーマリオブラザーズ』をモチーフにした横スクロールのステージをクッパで進む「スーパークッパブラザーズ」もある。
ウーロン街の闘技場に乱入する形でマリオと初戦闘。終盤1000年のトビラが開いたという噂を聞きつけやみのきゅうでんに侵入する。その際に床が抜けて下の階に落ちてしまうが、幸か不幸かそれはマリオたちを追い詰めていたバツガルフの頭上だった。こちらは連戦でクッパ・カメックババのコンビと戦うことになる。
スーパーペーパーマリオ
プレイヤーキャラの一人で、移動は遅くハシゴを登れないが二倍の攻撃力を持つ。炎を吐いて攻撃したり、燭台を灯すこともできる。部下達と共にノワール伯爵にさらわれ、式場でピーチと結婚させられた。それにより黒のヨゲン書に書かれているとおりコントンのラブパワーが生まれてしまう。その後ルイージの介入による騒ぎでピクセランドまで飛ばされ、共に飛ばされた一部の部下と共に砦を築いていた。3-1「アンナさらわれる」でマリオに砦を吹き飛ばされると現れ勝負をしかけてくる。火炎放射や全力で走りながらのタックルで攻撃してくる。白のヨゲン書に書かれた四人の勇者に該当する者の一人でもあり、悩んだ末に自身が征服するための世界を守るため、そして洗脳された他の部下達を助けるため、冒険を共にすることに決める。ちなみに、ピーチとの結婚式を突然挙げられたことはクッパ本人はまんざらでもなさそうで、ピーチのことを「つま」と呼ぶシーンが何度か見られる。
終盤他の仲間と共にディメーンアンダーランドに飛ばされた際には、オニンに怪物として捕らえられていた。7-2「とざされた3つのとびら」で再び戦闘をした後再加入する。暗黒城では8-1「せまりくる暗黒の空と…」でドドンタスと一騎打ちを行い、とどめをさそうとしたところ天井が崩落。共に天井を支えるが、床が抜けたことで命拾いした。その後ノワール伯爵の無敵の守りに苦戦するマリオの元に合流し、ライバルであるからこその励ましをする。そこでプレイヤーキャラとして再度復帰して共に最終決戦を制し、コントンのラブパワーの消滅を見届けた。
ペーパーマリオ スーパーシール
シールフェスタに突如乱入し、イタズラでシールコメットに触ってしまったことでロイヤルシールを各地に飛ばしてしまう。さらにその内の一つの金色のシールが自身に貼り付き、その力で自我を失ってしまった。空中クッパ城で戦闘になり、奥へと進みながら様々なザコ敵を召喚しつつ戦う。ベランダから落ちてなお巨大化して復活し、腕での吹っ飛ばしやバトルシールを焼き尽くす火炎放射で襲いかかってくるが、ルーシーの力で同じく大幅強化されたマリオに倒された。なお、ルーシーを使わない状態ではあらゆる攻撃のダメージを1にしてくるが、無敵ではないので時間はかかるがルーシーを使わなくても勝てる。エピローグではまたシールコメットに触ろうとしてルーシーに怒られ笑っている。
今作ではどういう訳か、ゲーム全編を通して一切のセリフが用意されていない。
ペーパーマリオ カラースプラッシュ
自身のコウラをペンキでカラフルにしようとイロドリの泉に飛び込みはしゃぐが、かき混ぜた事で黒ペンキが生まれてしまい、それに呑まれて自我を失ってしまう。部下に各地から色を奪わせ、それをクロクッパ城の工場で混ぜ黒ペンキを大量に生み出し、世界中を塗りつぶそうとしていた。さらに大ペンキスターを各地に放り投げてしまう。クロクッパ城の玉座でピーチを白紙にした上で待ち受ける。押し潰しや火炎放射の他、くろバブルを召喚し戦わせ、ターン終了後に倒れていなければ自身に戻して回復するといった技を使う。一度自我が戻った後もさらに黒ペンキの力で強化され、攻撃しても黒ペンキがすぐ戻ってしまう状態になる。こちらはペンキーをモノの姿に戻し、攻撃をガードしたタイミングで黒ペンキを回収して戦う。こちらが与えたダメージによって黒ペンキ投げ、ハンマー、コウラでのスピンと技が強力になり、ガードのタイミングが難しくなるが回収できる黒ペンキの量も多くなる。最後は全ての黒ペンキと自身の色で「最強黒炎(ラストブレス)」を放つも、これを回収され倒されることで完全に正気に戻り、敗北した。エピローグではクッパ7人衆の乗る飛行船からぶら下げられていたがNew スーパーマリオブラザーズ Uと同じく墜落した。
ペーパーマリオ オリガミキング
オリーに中途半端に折られた上ホッチキスに針で止められ、体が四角く折りたたんだ姿のまま戻らなくなってしまう。洗濯バサミで吊るされ目の前で部下をオリガミ兵にされていた。マリオに助けられ、ピーチ城がカミテープで運ばれる際にヘイホーが運転するクッパクラウンで脱出したが、到着したクッパ城もオリガミ兵に占拠されており再び吊るされる。クッパ城の最後のカミテープが破壊され再び助けられた後、とっておきである飛行船にマリオを乗せピーチ城へ向かった。飛行船はムシブロ火口に墜とされてしまうが、なんとかピーチ城、もといオリガミ城への潜入に成功する。オリガミ城ではファイアブレスで縦一列に攻撃してくれる。その先でオリーが仕向けたホッチキスを倒したことで、ようやく元の姿に戻った。最終決戦の第二形態では、オリビアの力で巨大な折り紙の力士となり、オリーと紙相撲対決を繰り広げる。エピローグではクッパJr.とオリガミ祭りを楽しんでいた。

マリオテニスシリーズ[]

実質的なシリーズ第一作『マリオズテニス』では、『スーパーマリオカート』のレーサー8人のうちクッパのみキャラクターから外された。

マリオテニス64
想定ペアはテレサ。オープニングではマリオ&ルイージとワリオ&ワルイージがにらみ合う間に登場。威圧感を出し戦いになるかと思いきや、驚くような笑顔でラケットを持ち出し一緒にテニスに興じる。
マリオテニスGB
マリオテニスアドバンス
ワリオが登場せずワルイージが登場するという異様なメンバー構成で、ストーリーモードではワルイージとペアを組みダブルスでの勝負となる。
マリオテニスGC / Wiiであそぶ マリオテニスGC
オープニングでは、ワリオワルイージを特訓し、彼らを連れてピーチドームトーナメントの決勝に乱入。ボムへいを発射して会場を滅茶苦茶にする。
マリオテニス オープン
マリオテニス ウルトラスマッシュ
マリオテニス エース

マリオゴルフシリーズ[]

マリオゴルフ64
マリオゴルフGB
モバイルゴルフ + モバイルアダプタGB
マリオゴルフGBAツアー
マリオゴルフ ファミリーツアー
マリオゴルフ ワールドツアー
マリオゴルフ スーパーラッシュ

スーパーマリオスタジアムシリーズ[]

スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール
スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール

マリオストライカーズシリーズ[]

スーパーマリオストライカーズ
マリオストライカーズ チャージド
マリオストライカーズ バトルリーグ / マリオストライカーズ バトルリーグ ファーストキック

マリオ&ソニックシリーズ[]

マリオ&ソニック AT 北京オリンピック
マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック
マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック
マリオ&ソニック AT ソチオリンピック
マリオ&ソニック AT リオオリンピック
マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケード
マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック
マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック アーケード

その他のマリオスポーツゲーム[]

マリオバスケ 3on3
MARIO SPORTS MIX
メニュー画面ではホッケーを担当している。
マリオスポーツ スーパースターズ

ドクターマリオシリーズ[]

ドクターマリオ ワールド
大量発生したウイルスにより病に侵された部下たちを救うべく、ドクタークッパとなってウイルス駆除を行う。ゲーム最初に選択できるドクターの一人。

マリオパーティシリーズ[]

多くの作品でクッパマスを担当し、コインやスターを奪う、特殊なミニゲームを開催するなどの方法でパーティをかき乱す。

マリオパーティ
ミニクッパが初登場。今作ではマップ上でも登場し、前を通り過ぎると多額のコインを無理やり奪われる、ズターを渡されるなどプレイヤーの不利になることを行う。すべてのマップに共通して、優勝者が決まった時にスターの力を借りてクッパを懲らしめるムービーが流れる。また、スターを100個集めてキノコむらに戻ると、キノコバンクの様子がおかしいとキノピオから聞かされる。キノコバンクに向かうと、「スターは すべていただいた。かえしてほしければ ワープドカンまでこい。」というクッパからの書き置きが残されていて、最後のマップ「えいえんのスター」で遊べるようになる。
マリオパーティ2
マリオパーティ3
マリオパーティ4
パーティの妨害役として登場するほか、ストーリーモードでガイド全員からプレゼントを貰ったあとに登場する。「全てのプレゼントを奪ったから返してほしければパーティまで来い」といった旨のセリフを言った後、最後のマップである「クッパパーティ」に案内される。ボードマップで優勝すると、クッパとの直接対決となる「さいごのたたかい!!」が始まる。無事撃破しクッパが帰っていくと、クッパがプレゼントを落としていく。そのプレゼントは実は落としたものでなく、クッパがわざと置いていったものだった。さらに、プレゼントを盗んだというのも嘘だったということが同時に発覚する。本当は、心の中ではプレイヤーキャラのことを祝っていたが、素直になれない性格上、このような形でプレゼントを渡したのだった。
エクストラルームのミニゲーム「はくねつ!ビーチバレー」では、プレイヤーが操作することもできる。
マリオパーティ5
ユメミールを破壊して自らの夢に変えることで、長年の夢を叶えようとする。ミニクッパRGBが敗北しても優しく励ます一面を見せている。クッパ自身の夢であるクッパ・ドリームも登場。ストーリーモードではクッパ・ドリームをクリアすることでミニゲーム「さいごのゆめ」でクッパと直接対決することになる。
敗北したクッパはそのことを悔しがるも、「自分より強い相手と戦う」夢が叶ったとして上機嫌で帰っていった。
マリオパーティ6
マリオパーティ7
マリオ達がパーティする中、仲間外れにされていることに怒りをあらわにするのが本作のストーリー。クッパの怒りを表す「クッパゲージ」が1ターン事に溜まっていき、5ターン経過するとゲージが満タンになりクッパによる暴動がおこる。
マリオパーティ アドバンス
マリオパーティ8
マリオパーティDS
マリオたちに今までの悪行に対する謝罪のパーティをすると手紙を送ってクッパ城に呼び出し、ミニミニのつえで小さくしてカメックに捨てさせた。クッパのピンボールを城内に作っており、小さくなったマリオたちをこのピンボール台の仕掛けでもてあそぶ。クッパのピンボールでの勝者とバトルをする直前、城に乱入したドンキーコングに杖を壊されてマリオたちは元に戻るも、さらなる秘密兵器「ハイパーへんしんベルト」でブロックに変身する。
その目的はクッパ城の言い伝えにあったひかるピースを集め、それによって遊べるゲームを独占することであった。そのピースはマリオたちが集めてきており、さんかくパズルを完成させる。マリオたちは悔しがるクッパとクッパJr.を誘い、独り占めするよりもみんなで遊んだほうが楽しいと考え、仲良く遊び続けた。
マリオパーティ9
マリオパーティ アイランドツアー
マリオパーティ10
普通のパーティで妨害役として登場する他、クッパパーティではゲームパッドでクッパを操作してマリオたちを倒す。
マリオパーティ スターラッシュ
マリオパーティ100 ミニゲームコレクション
スーパー マリオパーティ
クッパ軍団にもスーパースターになる権利があるとして、クッパJr.や部下を連れてパーティに乱入。カメックを司会として推薦した。シリーズで初めてマリオたちと並ぶ基本的なプレイアブルキャラクターとなった。サイコロは「-3コイン・-3コイン・1・8・9・10」の目が出る。
本作ではカメックが従来のクッパマスに当たるドッキリマスを担当しているが、クッパが来るとカメックの態度が遠慮がちになる(内容に変動はない)。
マリオパーティ スーパースターズ

ゲームボーイギャラリーシリーズ[]

ゲームボーイギャラリー3
マリオブラザーズ』に登場。マリオとルイージが働く工場の中央に鎮座し、時折地響きでコンベアの向きを反対にする妨害を行う。
ゲームボーイギャラリー4
マリオブラザーズ』に登場、『3』と同じ役割。

その他のマリオシリーズ[]

レッキングクルー'98
マリオが旅に出ている間にキノコ王国のあちこちにアジト支部を建設し、住民や植物たちを困らせていた。真のエンディングでブラッキーにそそのかされての行為だったことが明らかになる(その後怒り心頭のクッパはブラッキーを追い掛け回す)。この作品でのクッパは他のキャラクター同様ヘルメットをかぶっており、珍しく一人称が「俺」になっている。
9個同時消しで出現し相手を強制敗北にさせる演出では、ヘルメットをかぶったクッパの看板「カンバンク」が出現。
スーパーマリオボール
役満DS / Wi-Fi対応 役満DS
Dance Dance Revolution with MARIO
いただきストリートDS
いただきストリートWii
パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション
マリオ+ラビッツ キングダムバトル
マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル
MARIO IS MISSING!
南極の氷を全て溶かして地球に洪水を起こすという企みを抱いており、通販でヘアドライヤーを買い占めることを計画。資金集めのため各国にノコノコ達を送り出し、名物や遺産を盗ませる。さらにそれを止めにやってきたマリオを罠に嵌め、城に捕らえた。ゲーム内で本人と対面する事になるのは、各機種版ともに全てのアイテムを返還してからである。
PC版では屋上でドアから出てきたところをルイージと遭遇。襲い掛かるが背後を取られ、逆にコウラを引っぺがされてしまいパンツ一丁の姿が露呈、赤面しながら画面外に出ていくという衝撃的なシーンが見られる。その後コウラの裏にしまっていた檻の鍵をルイージに取られ、すぐ再登場し返すよう要求するが、「放り投げた」と言わんばかりにベランダの淵を指さすルイージにまんまと騙された挙句、尻を蹴飛ばされ転落し気絶した。
SNES版ではマリオを助けたところで飛び入り現れるも、足元には落とし穴が隠されており、そこからすぐに大砲で吹っ飛ばされてしまった。城の外に墜落後、雪に埋まって凍結しそのまま粉々になるというショッキングな最期を迎える。
NES版ではクッパによく似た見た目のツノの生えたカメがボスとして登場。画面を行ったり来たりするだけで一切攻撃をせず、接触ダメージすら無い。サイズが異様に小さい上倒すとコウラからハダカガメが出てくるため、クッパではないオリジナルキャラクターの可能性もあるが、名前が不明であるため便宜上ここに記載する。
MARIO'S TIME MACHINE
タイムマシン「Timulator」を制作し過去の地球へノコノコ達をけしかけ、歴史上重要となったアイテムを強奪。人類史を捻じ曲げ人間をサルに戻してしまう事を目論む。相変わらず本人と対面できるのはゲーム最終盤。
PC版では博物館に展示された25のアイテム全てを返還すると登場。マリオを見て取り乱し、慌ててフロッピーディスクを落とし逃げていく。それも返還すると再び現れ、タイムレーターで2000年の「PARADISE」へ逃亡を図る。成績が悪いと逃亡を許してしまいバッドエンディング。より成績の良いノーマルエンディングではタイムレーターが暴走、白亜紀に転送されてしまう。さらにグッドエンディングでは展開が進み、非常に巨大なティラノサウルスが登場。成すすべなく踏まれてただの円盤と化してしまい、ヴェロキラプトルに火山へ投げ飛ばされた。
SNES版でもおおむね同じだが、こちらはステージの都合上フロッピーディスクの下りは無い。また、グッドエンディングが踏まれた時点で終わる。
NES版ではヨッシーを城に捕らえており、その鍵を持っている。ボス戦では一度踏まれたらしばらくコウラに籠ってスピンし攻撃を防ぐようになったが、マリオには体力が設定されていないのでほぼ無意味。むしろ体力は低下しており、三度踏まれると弾けて消える。

登場するマリオファミリーゲーム[]

ルイージマンションシリーズ[]

ルイージマンション
最終決戦にてキングテレサがクッパの着ぐるみに乗り込み戦う。首が取れて浮遊したり180度逆についたりとショッキングな光景が見られる。

ヨッシーシリーズ[]

ヨッシーのロードハンティング
スーパーマリオ ヨッシーアイランド / スーパーマリオアドバンス2
ベビィクッパとして登場。
ヨッシーのパネポン
『ヨッシーアイランド』がモチーフだが大人のクッパがラスボスを担当。
ヨッシーストーリー
ベビィクッパとして登場。
ヨッシーの万有引力
キャッチ!タッチ!ヨッシー!
ベビィクッパとして登場。
ヨッシーアイランドDS
ベビィクッパとしての登場の他、未来からやってきた大人のクッパが最終ボスとして登場。
ヨッシー New アイランド
ベビィクッパとして登場するほか、未来からやってきた大人のクッパが最終ボスとして登場。
ヨッシー ウールワールド / ポチと!ヨッシー ウールワールド
ベビィクッパとして登場するほか、amiiboを使用するとヨッシーの柄が変化する。
ヨッシー クラフトワールド
ベビィクッパとして登場する。

メイド イン ワリオシリーズ[]

メイド イン ワリオ / あつまれ!!メイド イン ワリオ
プチゲーム「ニンテンマン1」「ニンテンマン2」「ニンテンマン3」で、クッパによく似たカメの怪獣が敵役として登場。
まわるメイド イン ワリオ
ガチャコロンで遊べるミニゲーム「ワリオバイク」で、『スーパーマリオブラザーズ』でのクッパによく似たペンギンのような敵が登場。ファイアワリオでファイアを当てると倒すことができ、ハイスコアを狙うには撃破が必要不可欠。
おどるメイド イン ワリオ
プチゲーム「ファミコンえんそうかい」に登場。本人の登場はシリーズ初。
メイド イン ワリオ ゴージャス
プチゲーム「ニンテンマン」で、クッパによく似たカメの怪獣が敵役として登場。
おすそわける メイド イン ワリオ
プチゲーム「スーパーマリオブラザーズ」で登場。また、「カメ」のレベル3ではカメの見た目がクッパになる事がある。

その他のマリオファミリーゲーム[]

スーパープリンセスピーチ
キド・アイラック島別荘を建て、キド・アイラックのつえの力でマリオとルイージ、キノピオを捕らえることに成功する。キノピオを全員助けると挑めるラストステージで待ち構え、ブロスたいちょうを倒すと連戦になる。
戦闘では、2Dアクションでは珍しく火炎弾と火炎放射を両方使用。他にもハンマー投げやショルダータックルで攻撃してくる。両側にはクッパの像があり、これが破壊されるとクリスタルが出てくる。体力が残り3になると、キド・アイラックのつえで強力な技を使うようになる。最初は「喜」の力で喜びながら大ジャンプで跳ね回る。体力が残り2になると「哀」の力で哀しみながら巨大なハンマーを3つ投げる。体力が残り1になると「怒」の力で怒りながら高速で行動するようになる。
これを倒すとさらに杖の力で巨大化。画面奥から顔を覗かせる形で最終決戦になる。火炎放射を放ったり、ハンマーを8つ同時に投げてきたり、地面を手で叩いてトゲの生えた球やボムへいを降らしたりしてくる。このボムへいの爆発をを目に当てることでダメージを与えられる。体力が残り2になると「楽」の力で眠って体力を回復しだすので、杖を守るバリアを急いで破壊しないといけない。
これを倒すことによって完全に撃破。ピーチのスイングで天高く飛んでいった。

登場する任天堂作品[]

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
DX』以降ファイターとして登場。同作品以降イレギュラーな派生キャラクター、ギガクッパも登場している。詳細は「クッパ (スマブラ)」を参照。
64版には出演していないものの、スケジュールの都合カットされたが参戦させる予定はあったとのこと。公式サイトで行われた参戦アンケートでは2位のピーチを大きく突き放し圧倒的な1位であった。
Tetris(NES版)
間に挟まれるコーヒーブレイクでシーンで、マリオや他のキャラクター達と演奏をしている。クッパはアコーディオンを担当。
シムシティー(SFC版)
街を荒らしていく怪獣役として登場。
F1レース(GB版)
ゲスト出演。
ゼルダの伝説 時のオカリナ
登場キャラクターの「マロン」「タロン」が、クッパの顔のブローチを付けている。
ピクロスNP Vol.6
キャラクターモードのお題として登場。
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
登場キャラクターの「クリミア」と「ロマニー」が、クッパの顔のブローチを付けている。前作のマロンのモデルを流用している。
Pikmin 2
国外版のみ、お宝「希望の火」(マッチ箱)のデザインがクッパが印刷されたデザインになっている。
テトリスDS
「スタンダード」モード内「VSライバル」モードの最高難易度レベル5と、「マラソン」モードのレベル10の時に下画面右に登場。マラソンモードの場合は上画面で『スーパーマリオブラザーズ』でのマリオとクッパとの戦闘が映し出されている他BGMも同作の同シーンのアレンジがなされている。
星のカービィ ロボボプラネット
amiiboに対応。姿こそは登場しないが、クッパのamiiboからストーンのコピー能力を手に入れることができる。モチーフとしては押しつぶし攻撃、またはその角のような帽子からとおもわれる。
カタチ新発見!立体ピクロス2
amiiboに対応。クッパが解となるパズルが登場。
Miitopia
amiiboに対応。Miiが装着するクッパのコスチュームが手に入る。
Hey!ピクミン
amiiboに対応。
テトリス99

その他の登場作品[]

Scribblenauts Unlimited(Wii U版、Wii版)
マリオシリーズやゼルダシリーズからキャラクターがゲスト出演しており、「BOWSER」と入力すると呼び出せる。炎を吐く。
鉄拳タッグトーナメント2 Wii U EDITION
任天堂キャラクターのコスチュームのひとつに、クッパのものも存在。
Skylanders Superchargers(Wii U版、3DS版、Switch版)
ハンマーを装備した操作キャラクター「Hammer Slam Bowser」として登場。同ゲームには同じくマリオシリーズからはドンキーコングが「Turbo Charge Donkey Kong」として登場している。
MINECRAFT
『スーパーマリオ マッシュアップパック』選択可能なプレイヤーのスキンのひとつになっている。
ことばのパズル もじぴったんアンコール
「クッパ」という用語が登録されている。説明文は「カメ族の大魔王。マリオたちの宿敵。」。

偽物のクッパ[]

前述の通り、『スーパーマリオブラザーズ』などではクッパ軍団の一員がクッパに化け城を守っている。これらの作品ではファイアボールでクッパを倒す(作品によっては普通に倒すだけでもよい)事でその正体を暴くことができる。この項ではクッパに化けていた者たちの一覧を記す(なお、固有名を持つ者やその作品の主要キャラクターがクッパになり代わり悪事を働いていた、などの場合は後述の「派生」にまとめる)。

  • スーパーマリオブラザーズ
  • スーパーマリオ ラン
    • クリボー - ワールド1「ぶらさがる お城」のクッパの正体。
    • ミドリこうら - ワールド3「あっちっち!ファイアバーのお城」のクッパの正体。戦闘時ファイアバーの付け根が橋の一部になっている。正体判明時逆さになっている。
    • メットこうら - ワールド5「くぐれ!火のわの お城」のクッパの正体。戦闘時火の輪が行く手を阻む。正体判明時逆さになっている。

派生キャラ[]

リンクがあるものの詳細は各記事を参照

クッパ石像
スーパーマリオブラザーズ3』で初登場したクッパを模した石像。火を吹く、レーザーを放つなど仕掛けが施されていることが多い。
ほねクッパ
New スーパーマリオブラザーズ』で初登場。溶岩に落ちて骨になったクッパ。『マリオカートWii』以降単一のキャラクターとして登場する機会が増えた。詳しくは当該記事を参照。
クッパびりびり
New スーパーマリオブラザーズ U』に登場。電撃を放ちながら動くクッパの顔を模した仕掛け。
クッパJr.
スーパーマリオサンシャイン』で初登場したクッパの息子。ニセマリオに変身しマリオに濡れ衣を着せた。近年はクラウンに乗っていることが多い。詳しくは当該記事を参照。
しっぽクッパ
スーパーマリオ 3Dランド』に登場。タヌキマリオのようなしっぽの生えたクッパ。
ネコクッパ
スーパーマリオ 3Dワールド』に登場。スーパーベルを用いてネコの姿になったクッパ。
フューリークッパ
フューリーワールド』に登場。黒い絵の具に包まれ自我を失っている、「ネコ湖」に現れた巨大な怪物。
にせクッパ
スーパーマリオRPG』に登場。ベロームがクッパを食べて生み出した偽物。
クッパ???
マリオストーリー』でノコブロスが変装した偽者のクッパ。ハリボテであり大した強さはない。
巨大ドットクッパ
スーパーペーパーマリオ』でスーパースターをとると他のキャラクターと同じく巨大なドットクッパに変身。ザコ敵や土管をふっ飛ばしながら進む。もともと大きいだけあり、巨大化の際も他のキャラより大きく描かれている。
クッパせつぞう
ペーパーマリオ スーパーシール』に登場。ボススローマンロイヤルシールに溶けない身体を願ったことで生まれた巨大な雪像。
新人クッパ
マリオ&ルイージRPG』及びそのリメイクで登場。記憶を失ったクッパが青いバンダナをつけ、「ルーキー」としてパーニョと共に働いている姿。
ゲラクッパ
マリオ&ルイージRPG』及びそのリメイクで登場。倒れていたクッパをゲラゲモーナが乗っ取った姿。マリオとクッパ軍団をぶつけあうことで双方消耗したところで一気に制圧を図る。
ゲドクッパ
マリオ&ルイージRPG2』に登場。ゲドンコ姫(姉)が倒されて変化したキノコがひとりでにクッパの口に入って変化。
ダーククッパ
マリオ&ルイージRPG3!!!』で登場。クッパの遺伝子情報を得たダークスターが、自身の力を奪ったダークゲラコビッツを吸い込むことで生まれた。
ドリームクッパ
マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』で登場。砕かれたドリームストーンを吸い込むことで、巨大化し煌びやかな色に変化した。
アーマークッパ
マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』に登場。クッパがペーパークッパを素体にペーパーのクッパ軍団が合体してできた鎧を身に纏った姿。
ミニクッパ
マリオパーティ』で初登場し『マリオパーティ7』までシリーズ常連だった小さなクッパ。ボードやミニゲームに現れては邪魔をしてくる。
アイアンクッパ
マリオパーティ2』のテーマランド・クッパランドのエピローグで登場。全身が鋼鉄であり、通常の10倍の重さとなったためジャイアントスウィングを掛けられない、とのことだったがスターの力を得たパーティの優勝者によって投げ倒される。
へんしんごクッパ
マリオパーティDS』で登場。ハイパーへんしんベルトにより、金色のブロックに変化した。
エスタークッパ
マリオテニス エース』に登場。エスターに体を乗っ取られたクッパ。
メガドラゴンクッパ
マリオ+ラビッツ キングダムバトル』に登場。メガドラゴンに取り込まれ巨大な翼を得た「史上最強のカイブツ」。
ベビィクッパ
スーパーマリオ ヨッシーアイランド』で初登場した幼少時代のクッパ。大人クッパと同時に登場することも多い。
さいきょうクッパキング
ヨッシー クラフトワールド』に登場。ベビィクッパがねがいかなえ太陽に最強のロボットを願ったことで生まれた、巨大な工作のロボット。
ギガクッパ
『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』に登場するオリジナルキャラクター。詳細は個別記事参照。
Molten Bowser
『Skylanders SuperChagers』に登場するクッパの変身形態。
2015年のE3 Digital Eventでは、開発スタッフが「クッパの強化形態としてギガクッパを使いたい」と提案したところ任天堂側から「せっかくだからオリジナルをつくってみてはどうか」との提言を受け誕生したという経緯が公開されている。この映像では「マグマクッパ」(Magma Bowser)と呼ばれていた。

クッパ軍団[]

クッパ率いる軍団。詳細は個別記事にて。

戦闘BGM[]

特定のミニゲーム等に包括されない、「ボスのクッパ」としての個別戦闘があるものかつステージ曲と共通でないものに限って記載(例えば『初代SMB』は除く)。ミニゲームに関しては各ミニゲームを、派生キャラは各派生キャラを参照。また、リメイク作品でリメイク前と曲が同じまたはそのアレンジである場合、原則省略する。

スーパーマリオブラザーズ3
  • 魔王クッパ
前作である初代と2には専用戦闘曲が存在しなかったため、事実上初のクッパ戦BGM。
スーパーマリオワールド
  • 魔王クッパBGM
『3』とは別の曲。特徴的なイントロで知られる。クッパ戦のフェーズごとにイントロから3回も流れるため印象に残りやすい曲といえよう。
スーパーマリオコレクション
  • 「クッパ戦BGM(仮)」
本来『SMB』『SMB2』にはクッパ戦BGMが存在しなかったが、本作で新たに追加された。『2』ではワールドA〜Cでも変わらず流れる。
  • 「魔王クッパとの決戦(仮)」
『SMB』『SMB2』で、ワールド8でのクッパ戦でのみ流れるBGM。なお、『2』ではワールドDでも流れるほか、それらにいる偽クッパが登場した時点で流れ出す。
New スーパーマリオブラザーズ
  • 城のボス(仮)
ワールド1での戦いの曲。『3』のボス戦のアレンジで、他のボスと同じ汎用BGM。
  • 「クッパ親子との戦い(仮)」
ワールド8で、復活したクッパとクッパJr.との最終決戦の曲。
New スーパーマリオブラザーズ Wii
  • 「魔王クッパ戦BGM(仮)」
以前の作品よりも荘厳さの増した新たなBGM。後の『New スーパーマリオ』シリーズの作品で定番となったBGM。
  • 「巨大魔王クッパ(仮)」
カメックの魔法で巨大化したクッパとの戦闘曲。チャイムの音が鳴り響くオーケストラ風の壮大な楽曲となっている。戦闘の終盤になると楽曲がシームレスに変化し[6]、コーラスが入るようになる。
New スーパーマリオブラザーズ 2
両形態ともに、『Wii』の流用。巨大クッパ戦では3段階目以降、コーラスパートに切り替わる。
New スーパーマリオブラザーズ U
  • 「魔王クッパ戦(仮)」
『New2』とは違いオリジナル曲になっている。
  • 「超巨大クッパ戦(仮)」
こちらもオリジナル楽曲。『スーパーマリオメーカー 2』ではラスボス戦BGMとして採用された。
スーパーマリオ ラン
  • 「魔王クッパ戦(仮)」
『NewマリオU』のクッパ戦第1形態の流用。クッパクラウンに乗った者との戦闘でのみ流れる。
スーパーマリオ64
  • クッパのテーマ
1戦目2戦目でのBGM。
  • クッパ3号
てんくうの たたかい!での戦闘曲。「クッパのテーマ」のアレンジで、より壮大な雰囲気になっている。
スーパーマリオサンシャイン
  • 「クッパ」
コロナマウンテン山頂でのクッパ戦のBGM。
スーパーマリオギャラクシー
  • 「宿敵クッパ大王」
クッパのプラントでのクッパ戦BGM。
  • 大王星の決戦
クッパギャラクシープラントにおいて、大王星コア内部でのクッパとの最終決戦のBGM。
スーパーマリオギャラクシー2
  • 「強大なるクッパ大王」
クッパの帝国でのクッパ戦BGM。
  • 宿命の決戦
クッパの新銀河帝国における、スペーストンネル内部での最終決戦の曲。
スーパーマリオ 3Dランド
  • 「しっぽクッパ」
8-砦でのクッパ戦BGM。しっぽクッパほねクッパと曲は共通。
  • 「クッパ最後の戦い」
8-クッパ城における、最終決戦のBGM。
スーパーマリオ 3Dワールド
  • ハイウェイ・バトル
砦でのクッパ戦BGM。本作におけるクッパのメインテーマも兼ね、アレンジが複数存在する。
ネコクッパフューリークッパはそれぞれの個別項目を参照。
スーパーマリオ オデッセイ
  • 「クッパ戦 1 〜グランドモックの対決〜」
  • 「クッパ戦 2 〜最終決戦〜」

関連キャラクター[]

マリオ
シリーズの主役にして最大の宿敵。一国を舞台とした戦いに始まり、時には宇宙規模での壮絶な一戦を繰り広げることもある。『スーパーマリオ64』の最終決戦で敗れた際、「世界で一番負けたくない奴」と悔しがっていた。
クッパが企む悪事を毎回阻止するのが(基本的には)彼の役目である。クッパに対するマリオの意思は「倒す」というよりも「止める」に基づいた動きが感じられる作品が多い。クッパが何もしなければマリオ自身クッパに特別敵対意識はなく、『スーパーマリオ オデッセイ』では本気で争ったのち互いに励ましあうというシーンもあった。
ライバル関係でありながらも、時には共に力を合わせ、共通の敵に挑む事もある(ただし、マリオがクッパ軍団に加入するという体をとるなど基本的にクッパが優位という前提であることが多い)。何度も打ち負かされていることもあってかクッパ自身マリオの実力は高く評価しており、苦戦しているマリオを普段敵対する立場として激励するシーンもある。
マリオパーティシリーズ』『マリオゴルフシリーズ』『マリオテニスシリーズ』のようなバラエティ作品では、むしろクッパが意地を張ってるだけでお互いに仲良くしていたいという様子も散見され、ストーリーの類がある作品ならば平和的解決が図られることも多い。


ピーチ
クッパが何度も誘拐しているキノコ王国の姫。ただし彼がピーチ姫に危害を加えている描写は基本的には無い(むしろ、彼女に対し好意的に接する姿が多く見られる)。ピーチは問題行動ばかり起こすクッパを快く思っていない一方、マリオとクッパの場合と同様に本心から嫌っている様子はなく、特に問題や心配が無い様なら親しく接する場面もある。マリオと同様に、彼女とも一緒に冒険した事がある。
『スーパーマリオブラザーズ』では「クッパが国中にかけた魔法を解くことができる」という理由でさらっていたが、以降の作品ではその限りではなく『スーパーマリオRPG』以降の作品では「自身の妻にする」という目的でさらうことが多い。『スーパーマリオサンシャイン』ではクッパJr.の母親代わりにとさらわれ、『スーパーマリオ オデッセイ』ではプランナー集団「ブルーダルズ」を雇っての世界規模で大掛かりな結婚式を計画した。
ただし『マリオ&ルイージRPG3!!!』や『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』ではピーチの祈りによって弱体化させられるというシーンがあるため、ピーチの力がクッパにとって脅威であるという設定も形を変えて残っている。
ルイージ
マリオの弟。あまり接点は無いが、彼とも行動を共にした事がある。クッパのルイージに対する価値観は作品によって異なるが、基本的にはマリオばかりに注目し、殆ど触れようとしない場合が多い。近年ではぞんざいに扱う場合が多く、『マリオ&ルイージRPG』シリーズに至っては「緑のヒゲ」呼ばわりしている。
クッパJr.
クッパの息子。デビュー作の『スーパーマリオサンシャイン』では、彼に「ピーチ姫が母親」だと教え込んだ。初登場時点から既に「親バカ」と称せるほどにかなり溺愛している様子が伺え、Jr.もクッパを慕っている。その一方で、自らのように強く賢く育って欲しい[7]という思いから、時に厳しい態度を取ることもある。
クッパ7人衆
クッパの子供達。『スーパーマリオブラザーズ3』で初登場し、各国の王様を変な姿に変えたりとクッパ顔負けの悪さをした。
クッパJr.と初共演した『New スーパーマリオブラザーズ Wii』以降は「クッパの手下」ということになった。
キノピコ
スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』で最も相性が悪い相手。クッパ自身は『マリオパーティ8』で彼女の事を「可愛い」と評している事から、キノピコのほうから一方的に嫌われているようである。
スーパーマリオメーカー 2』のストーリーモードではピーチ姫ではなく彼女をさらった。

演者[]

声優[]

実写[]

余談[]

  • 2019年、Nintendo of Americaの社長であったレジナルド・フィサメィ氏が退陣し、ダグ・バウザー(Bowser)氏がその座を引き継いだ。クッパの英語名と同じ名前であることでファンの間で話題になったのち、同年のE3で行われたニンテンドーダイレクトでは小泉歓晃氏がバウザー氏を紹介する前振りとしてクッパがネクタイを付けて登場した。張り切った様子で現れたクッパだが、バウザー違いであると分かるとびっくりした様子で帰っていった。
  • 2023年6月3日にYouTubeアカウント「Nintendo Of America」から投稿された、ニンテンドーアカウントの作成手順と子供用アカウントの連携手順を紹介する動画『Nintendo Switch How-To Series: How to Create a Nintendo Account』では、例示としてクッパ(Bowser)とクッパJr.(BowserJr)の名がついたアカウントが設定される様子が描かれている。その際クッパの生年月日が1989年2月5日(満34歳)という日付に設定されており、ファンコミュニティではこの誕生日と年齢が公式見解なのではとして騒がれた[8][9]。同動画でのクッパJr.の生年月日は2011年3月3日(満12歳)とされている。

名台詞・迷台詞[]

  • 「オマエは オマエの シアワセを さがすのダ! ゲンキでな!」「オマエは オマエの いきるミチを さがすのダ! ツヨくなれよ!」(『スーパーマリオRPG』) - カジオーの強さに絶望し、別の道を歩むことになったクリジェンヌノコヤンに対して。
  • 「そのあと ピーチ姫を つかまえた うれしい はやく なかよく なりたいのだ」(『マリオストーリー』) - 日記の一節で、この直前にマリオをやっつけたことの嬉しさも書き残されている。
  • 「なさけないぞ マリオ! なんどでも ワガハイに むかってくる いつもの ガッツは どうした!」(『スーパーペーパーマリオ』) - ノワール伯爵に攻撃が通用せず、窮地に立たされたマリオの下に駆けつけての第一声
  • 「フン! この国が消えていくだと? ふざけるな!!! この国はワガハイのものだ!! おまえこそ消えるがいい!!!」(『マリオ&ルイージRPG3!!!』)
  • 「ワガハイのせいかくじょう すなおにいえなかったけど… ハッピーバースデイ。こころのなかで、いわってるぞ…。」(『マリオパーティ4』)
  • 「…ん? オマエ、ビリではないか! なんて、かわいそうなヤツなんだー!! ビリなりにがんばれよ、ビリなりにな。…これ、少ないけど、取っておけ!」(『マリオパーティ スーパースターズ』) - ビリでクッパマスに止まった時。その他のマリパでもビリには思いやりを見せることがある。
  • 「ガハハッ! ピーチ姫のリクエストに おこたえして イジワルしてやるのだ〜!」(『いただきストリートDS』) -「まあ クッパが いるだなんて! イジワルするに 決まってますわ〜!」というピーチのセリフに対して。

注釈[]

  1. 『スーパーマリオブラザーズ』の取扱説明書より。
  2. スーパーマリオブラザーズ3』『スーパーマリオワールド』などのクッパ戦BGMの名前でもある。
  3. 社長が訊く『ニンテンドーDSi』
  4. クッパのイメージはスッポン。任天堂のキャラクタービジュアルの礎を作った、小田部羊一氏がみずからの仕事をふり返る(2/3) - ファミ通.com
  5. 「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」発売記念インタビュー 第5回「スーパーマリオワールド + ヨッシーアイランド篇」
  6. 所謂「インタラクティブミュージック」と呼ばれる技術。特定の地点にたどり着くと同時に、シームレスにコーラス入り版に切り替わる。この演出は後発の作品でも使われている。
  7. ただし、クッパ7人衆にこの思いを打ち明けた時には「賢く」の部分を疑問視されている。
  8. 任天堂のクッパ、現在34歳説浮上。公式の高度な匂わせか - AUTOMATON
  9. この日付に発売されたゲームソフトは存在せず、何かしらの記念日になっているわけでもない。米国任天堂社長のダグ・バウザーの生年月日などとも異なる。

関連項目[]