キノコ王国(Mushroom Kingdom)は、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに登場するステージ。
概要[]
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のひとりゲーム「アドベンチャー」モードのSTAGE 1を飾るセクション。広々としたアクションステージと通常の乱闘による最終戦の2段落に分かれており、当記事では主にその前半のアクションステージを説明する。
その名の通りマリオシリーズの舞台であるキノコ王国が元となっており、青い空と白い雲、緑の草原が広がる。最初のステージだけあって、序盤には1段ジャンプでは越えられない高いブロック、中盤には空中ジャンプと上必殺ワザを駆使しないと突破できない水辺エリアなど、ゲームをプレイする中で必要となる操作を自然と覚えさせるよう作られたステージ設計が受け継がれている。 背景にはキノコ王国らしくキノコのオブジェクトが生えていたり、ゴルフのコースがお目見えしたり、ここを抜けると乱闘の舞台となるピーチ城がチラ見えしていたりと小ネタも多い。
ステージ構成[]
土管の上からスタート。序盤は平地を進んでいく。傾斜があったり、ジャンプで越えられる程度のブロックが埋まっていたりするほか、攻撃することで吹っ飛ばせるクリボーやノコノコが登場する。レンガブロックで道が塞がれている箇所もあり、攻撃することで壊せる。
中盤からは水辺が登場。地面が途切れて水辺地帯となるため、その上に設けられた空中のすりぬけ足場を乗り継いでいくことになる。足場同士の高低差は大きく、多段ジャンプを挟まないと次のものへ乗り継げない場合もある。パタパタが登場しはじめ、マリオシリーズ同様に踏んで渡っていくこともひとつの手助けになる。
水辺地帯の終点にはキノコマークがあしらわれた円柱状の足場があり、ここでヨッシーとの軍団戦となる。左右下部の足場は一時的になくなり、このときに落下するとミスとなる。足場の上ではキノピオが右往左往しているが、背景なので攻撃には干渉しない。
軍団戦を終えると、右側に土管で構成された足場が登場する。ほぼ一本道ではあるものの、敵キャラがそれなりにいるため気を抜いて敵キャラに吹っ飛ばされないよう気をつけたい。土管の先には平坦な地面が再び登場し、そこを抜けるとゴールがある。ゴール地点は地面がチェッカーフラッグのような模様になっている他、キノピオが右往左往している。ここを通過するとステージクリアとなり、ピーチ城でマリオ&ピーチとのストック制乱闘となる。
その他[]
- 残りタイムの秒数下1桁が「2」のときにゴールをすると特殊なムービーが差し込まれ、次の試合での対戦相手がマリオからルイージに変更となる。ルイージがマリオのどたまを踏み抜いて突き落としながら現れるという非常にインパクトのあるムービーで、ムービー中のBGMはサウンドテストでも収録していない前作のピーチ城 上空ステージのBGMが使用されている。
- この時に試合を1分以内で制し、以降ノーコンティニューでアドベンチャーモードをクリアすることで挑戦者としてルイージが出現、その試合を勝利するとルイージがアンロックされる。
- ステージ終盤の土管の地形は下へすり抜けることは出来ないが、カービィを使用している時に軍団戦の最後のヨッシーをほおばったままの自滅で倒すことで、土管の下に抜けることが出来るという小ネタがある。このとき土管は下からすり抜けて上に戻ってくることができる。
- のたうち回っているキノピオのモデルやモーションは、ピーチの通常必殺ワザ・キノピオガードの時に登場するものをそのまま使用している。
登場作品[]
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX
- 唯一の登場作品。