マリオペディア
Advertisement

オートマリオは、ステージの地形によりプレイヤーが操作を放棄することでクリアできるコースの総称。

概要[]

マリオシリーズのステージ地形や仕掛けの位置をユーザーが意図して配置し、プレイヤーがマリオをいっさい操作することなくステージをクリアできるように構成したコースのこと。リフトちくわブロックなど足場が直接移動するもの、バネ音符ブロックベルトコンベアなどマリオの位置を動かす仕掛けなどが多く用いられる。

楽器ブロックの配置と速度の速いドクロリフトの併用により、特定の楽曲を演奏するようなコースも多く作られている。

名称、背景[]

この「オートマリオ」という名称は、『スーパーマリオメーカー』のステージを検索する公式Webサービス『スーパーマリオメーカーブックマーク』で用いられたもの。コース検索機能がゲーム内に実装された『スーパーマリオメーカー 2』でもタグのひとつとして用いられている。
このようなコースが多く作られるようになった背景には、2000年代後期にニコニコ動画上で流行した動画ジャンル「改造マリオ」とその派生ジャンル「全自動マリオ」の影響が大きいと考えられる。同動画ジャンルは『スーパーマリオワールド』のゲームデータを改造(ロムハック)することでステージのオブジェクト配置変更が行われたものをプレイするという内容で、2008年や初代『スーパーマリオメーカー』が発売された2015年頃などに「不適切な使用形態」という理由で任天堂からの削除申請を受け動画削除が行われている。

既存の楽曲を背景で再生しながら、全自動ステージに置かれているコウラ中間ゲートなどに触れ その楽曲のフレーズのリズムに合わせて効果音を鳴らす「自動マリオシーケンサ[1]」というジャンルも存在した。
データ改造ほど調整に自由度のない『マリオメーカー』ではあまり盛んなジャンルではないが、こちらの再現を『マリオメーカー』上で行っているユーザーも一部確認されている。上に記載した「楽器ブロックで演奏するコース」も、それになぞらえ「マリオメーカーシーケンサ」と呼ぶ風潮が少なくない。

脚注[]

  1. マリオペイント』のサウンドコラージュを再現した二次創作DTMツール『マリオシーケンサ』にちなんだ名称。

関連記事[]

関連リンク[]


Advertisement