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株式会社アルファドリーム(ALPHADREAM CORPORATION)は、主にコンピュータゲームの開発・販売を行っていた日本の株式会社。
概要[]
1984年設立の人材派遣会社、株式会社アルファスターが分社化する形で設立された[1]ゲーム会社。『スーパーマリオRPG』の開発に携わった藤岡千尋が1999年1月にアルファスターに加わって機材の手配等を行い[1]、2000年1月に独立した。同じく『スーパーマリオRPGに関与した元スクウェアの水野哲夫が初期の代表取締役となり、その他前川嘉彦、四辻洋之、片岡正博といったスクウェアのメンバーが引き抜かれる形で在籍した[2]。
独自の戦闘システムを取るゲームボーイカラー用RPG『コトバトル 天外の守人』でデビューし、同作が高い評価を得たことから、ゲームボーイカラー用ソフトを予定した第2作目『ギミックランド』がゲームボーイアドバンス用ソフト『トマトアドベンチャー』として任天堂から発売された。2003年発売の『マリオ&ルイージRPG』を第1作目とするマリオ&ルイージRPGシリーズを開発し続けたほか、河合リツ子原作の絵本及びアニメ『とっとこハム太郎』のゲーム化作品の開発を『とっとこハム太郎4 にじいろ大行進でちゅ』以降担当していた。
ニンテンドー3DS時代に入るとマリオ&ルイージRPGシリーズ以外の開発を行わなくなり、Nintendo Switchが活気づく中3DS向けに発売された2018年発売の移植作品『マリオ&ルイージRPG3 DX』が『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の発売に近すぎたこともあってか売り上げを大きく落としたため収入不足に悩まされ、翌年2019年10月1日に人件費の高騰、赤字決算、債務超過などを要因に、東京地裁より破産手続きの開始を行ったことが発表された[3]。
同社最後の開発タイトルは、ソニーとコロコロコミックによるメディアミックス作品原作のスマートフォン用ソフト『けだまのゴンじろー フィットエンドラン』。
Wikipedia等には「1991年5月に、内外装工事を行う株式会社メンテ友アンド愛として設立」という記載があるが、こちらに関しての明確なソースは確認できていない。
開発・販売を行ったマリオシリーズ[]
- マリオ&ルイージRPGシリーズ
- 『マリオ&ルイージRPG3 DX』までのシリーズ全作品の開発を担当。一覧は当該記事を参照。
- 破産後の『ブラザーシップ!』にも元社員の一部が関わっている。
開発・販売を行ったマリオ関連作品[]
- とっとこハム太郎 ハムハムスポーツ
- ハム太郎が地下ハウスで寝ている間に行われるハムちゃんずの夜更かしデモで、ワッペンのついた赤のつば付き帽子を被ったぬけないくんと、彼が詰まっている土管からワッペンのついた緑のつば付き帽子を被ったかぶるくんが片手をあげたジャンプポーズで登場するというものがある。
脚注[]
関連記事[]
- マリオ&ルイージRPGシリーズ
- スーパーマリオRPG
- スクウェア・エニックス
関連会社
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