ほうき星の天文台 (Comet Observatory)は、スーパーマリオシリーズに登場する施設。
概要[]
ロゼッタがチコたちと共に宇宙を旅するのに使う巨大な星船。パワースターやグランドスターを動力源とし、トーチと呼ばれる太陽のようなコアがある。スターがなければ、全体が暗くなり、機能も停止してしまう。ドームと呼ばれる施設で、近くのギャラクシーを映し出すことができ、パワースターが多いほどその見える範囲が広くなる。
登場作品[]
- スーパーマリオギャラクシー
- 初登場作品。星くず祭りでマリオたちの星を通り過ぎる際に、謎の引力でスターを失って機能を停止してしまう。クッパはそのスターを集めることで、宇宙を渡る力を手に入れた。
- 本作の拠点となり、スターを集めることで機能を回復させ、クッパと攫われたピーチの行方を追うことが本作の目的となる。落下しそうになっても、シャボン玉のようなものに包まれて自動で復帰する。機能が回復するごとに、BGM「天文台のロゼッタ」が豪華になっていく。
- 書斎にある絵本の内容から、かつてのロゼッタとチコが拠点としていた星にチコの一人が衝突して生まれ変わった「星」であることが伺える。
- スーパーマリオギャラクシー2
- クッパの新銀河帝国突入直前のムービーで、クッパの顔を模した星が彗星を吸いこもうとしており、宇宙をかけた戦いをクリアした後のエンディングでその彗星がほうき星の天文台であったと判明する。ロゼッタがマリオたちに感謝を告げ、ベビィチコを引き取って去っていった。
- スタッフロールの最後にも登場し、パワースターが120枚集まっているならばその後に書斎でグリーンスターの本をロゼッタが読み聞かせするムービーが流れる。
- スーパーマリオ 3Dワールド/スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド
- クリアでロゼッタがプレイアブルになるステージ、スーパーギャラクシーの背景に浮かんでいる。
- マリオカート7、マリオカート ツアー
- ロゼッタプラネットにほうき星の天文台を模したオブジェがある。
- マリオテニス オープン
- タイトル画面でよく見ると映っている。ギャラクシードームの背景にもある。
- マリオゴルフ ワールドツアー、マリオスポーツ スーパースターズ
- ロゼッタがイーグル以上の成績を出した際の演出で背景に映し出される。
- マリオパーティ アイランドツアー
- ロケットレースギャラクシーの背景にある。
- マリオパーティ10
- ほうき星の天文台そのものは登場しないが、amiiboパーティのロゼッタマップで書斎を模したオブジェクトが置かれている。
- ミニマリオ & フレンズ amiiboチャレンジ
- ミニロゼッタの専用ステージ、グラビティギャラクシーの背景にある。
- ドクターマリオ ワールド
- WORLD 8の舞台が宇宙であり、その背景に浮かんでいる。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U、大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- ステージ「マリオギャラクシー」は、ほうき星の天文台の子供部屋であるヘブンズドアギャラクシーがモチーフのベースとなっている。
設備[]
- 子供部屋
- オープニングで宇宙に投げ出されたマリオが目覚めた場所。
- トーチ
- 天文台の力を表す炎。パワースターがあればより明るく灯る。
- プレート
- 星が6つ並んでおり、そこからチューブのようなものが伸びていて、各地のドームにエネルギーが供給されていると思われる。チューブを追って歩けば、ドームに迷わずたどり着くことが可能。
- クッパダークマタープラントをクリアすると、ピーチの居場所が突き留められ、そこに向かうために必要なパワースターの総数を映し出す。エンディング後は別世界に行くために必要なパワースターの総数を映し出す。
- ドーム
- テラス、バスルーム、キッチン、ベッドルーム、マシンルーム、ロフトの6つからなり、パワースターの力で近くのギャラクシーを映し出す。
- 書斎
- ロゼッタがチコに本を読み聞かせている。ストーリーの進行と共に、ロゼッタの本も進んでいく。また、「天の扉のパープルコイン」クリア後は屋根の部分にレッドスターが出現する。
- ガレージ
- キノピオ探検隊が拠点としている場所。ギャラクシーから帰ってくる度に、彼らが確保した1UPキノコが置かれている。また、「天の扉のパープルコイン」クリア後は屋根の部分にレッドスターが出現する。
1UPキノコ[]
ギャラクシーを出入りする度に、1UPキノコが合計5つ配置される。
- 天文台の下の緑の足場のところ
- ガレージの箱の中
- キッチンの階段の下
- 子供部屋の下
- 天文台の頂点
乗っているキャラ[]
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