おとづくり(Music)とは、『メイドイン俺』におけるプチゲーム制作工程のひとつ。レコードの制作工程についても記述する。
概要[]
作成するプチゲームに使用するBGMを制作する工程。プチゲームの長いに合わせ約5秒のBGMを作成する。「おとづくり」という工程ではあるが、効果音を追加で作成することは出来ない。
仕様[]
BPM(ゲーム内では「テンポ」と呼称される)は120、範囲は8小節、同時に発音できる音数はリズムセットを除くと最大4つ、リズムセットはリズムセット内で最大4つまで音を重ねることが出来る。音量は無音を含む5段階に設定でき、左右2段階ずつに音の聴こえる位置を変える(パンを振る)ことができる。
レコードを作成する場合はこの限りではなく、BPMは60~240、ゲーム作成時の8小節を1トラックとして最大24トラックの楽曲を作成することが出来るほか、ホッピングに乗っている人を表示させることで音を弾ませることが出来る。
ネイロの種類[]
ガッキ1[]
ピアノやリコーダーみたいなガッキ。鍵盤楽器と木管・金管楽器が8種類用意されている。
- ピアノ
- だれでも知ってるけんばんガッキ。一般的なピアノの音に近い音色。
- オルガン
- 教会にもあるけんばんガッキ。パイプオルガンをイメージした音色。音の終わりが長くとられている。
- チェンバロ
- クラシックでよくつかうけんばんガッキ。
- けんばんハーモニカ
- ふいて音を出すけんばんガッキ。ハーモニカやアコーディオンの音にも近い。
- リコーダー
- 学校でもおなじみのたてぶえ。使用音の都合上、リコーダーの音域よりも範囲が広い。
- トランペット
- ラッパともいう、ふいて音を出すガッキ。音の終わりは短め。
- サックス
- ちょっとしぶい音が出るふくガッキ。
- しゃくはち
- ふいて音を出す日本のガッキ。
ガッキ2[]
ギターやもっきんみたいなガッキ。弦楽器と打楽器がそろっている。
- フォークギター
- アコースティックなギター。
- エレキギター
- エレクトリックなギター。
- しゃみせん
- 3本のげんをもつ日本のげんガッキ。
- ベース
- ひくい音が出るげんガッキ。
- バイオリン
- 弓をこすって音を出すげんガッキ。
- もっきん
- 木のいたをたたいて音を出すガッキ。
- てっきん
- てつのいたをたたいて音を出すガッキ。音の終わりがとてもよく伸びる。
- ティンパニ
- いろいろな高さの音が出る大きなたいこ。
SF[]
みらいチックなふしぎなネイロ。電子音楽ならではの特徴的な音色がそろっている。
- ゆきんこ
- とうめいかんのあるピコピコした音。選択した音と1オクターブ高い音を交互に鳴らしながらフェードアウトしていく音色。
- UFO
- ヒューンと、とんでくるUFOのような音。音階が大きく離れた音を続けて鳴らすと前の音を少し残したままスラーのように滑らかにつなぐ。
- ウチュージン
- ウチュージンがしゃべっているような音。もにょもにょと音階が揺れ動くような音色。
- ちゃいろきモノ
- ひくくて太い、こせいてきな音。音色を示すイラストがマキグソである。低いビョンビョンという音と同時に少し高めの音が鳴る変わった音で、音を鳴らすたびに高めの音の音階が変わるという不思議な性能を持つ。
- この音色自体のモチーフおよびネイロを選択したときのサンプル音の元ネタは『MOTHER2 ギーグの逆襲』でクラーケンなどのモンスターと戦うときのBGM。
- おしりっぽいもの
- おしりがしゃべったらこんな声かな? というコンセプトの音色。文字起こしすると「ピョイ~ン」というようなそこそこ伸びる音。
- パンツっぽいもの
- ワァンという声みたいなヘンな音。ギャグチックな音色。音色を示すイラストは白いブリーフ。
- ミドリニンゲン
- ビョ~ンとはねるような音。『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』でヨッシーがジャンプする音に似ていないこともない音。
- テレフォン
- ピ・ポ・パという電話っぽい音。古いアナログ電話で番号を押したときに鳴るような電子的な和音。当然電話の番号よりも種類と音階は多い。
いきもの[]
いろいろないきものの鳴き声。
- ネコ
- ネコの鳴き声っぽい音。『マリオペイント』のサウンドコラージュで使用できる音色とイラスト含めて全く同じ。
- イヌ
- イヌの鳴き声っぽい音。『マリオペイント』のサウンドコラージュで使用できる音色とイラスト含めて全く同じ。高いド以下と高いド#以上で鳴き方が若干変わる。
- ブタ
- ブタの鳴き声っぽい音。『マリオペイント』のサウンドコラージュで使用できる音色とイラスト含めて全く同じ。高いド以下と高いド#以上で鳴き方が若干変わる。
- ムシ
- いろんなムシの声。低いソ~低いシまではジワジワいう音、低いド~下のファはエンマコオロギなどの発するコロコロいう3回連続して鳴る音、下のソ#~シまではスズムシなどのリンリンいう音、高いド~ソはセミなどのジリジリいう音が鳴る。
- カエル
- カエルの鳴き声っぽい音。なんかちがう?なんかちがう?と説明で書いてある通り、カエルの鳴き声ではなく「ゲコゲコ」という人の声。
- ヨッシー
- ヨッシーの鳴き声。『マリオペイント』でも音色として使える、『スーパーマリオワールド』などのいわゆる「でっていう」版の鳴き声。音が高くなるにつれ再生速度も上がっていく。
- トリ
- いろんなトリの鳴き声。低いソ~下のソ#まではカラスのような「カー」という声、中間のソ~高いソはニワトリのような「コケコッコー」っぽい声。音が高くなるにつれ再生速度も上がっていく。
- サル
- サルっぽいいきものの鳴き声っぽい音。つまるところ、人間が「ウキー」とか言ってる声。
ボイス[]
ヒトの声でできたネイロ。
- ドレミボイス
- ドレミファ…とカワイく歌う声。音階に合わせてドなら「ド」、ミなら「ミ」と歌うが、低いソ~低いシ、高いレ~高いソは一律「ハ」みたいなどれにも属さないセリフで歌う。
- パンツおじさん
- ひくい声でワウワウ歌うおじさん。おえかきのスタンプなどにも登場するパンツ一丁のハゲたおじさんがイラストとして使用。声の渋さに対して音はよく伸びる。
- オペラマン
- オペラかしゅ。ヒゲがこい。イラストはパンツおじさんに青ヒゲがついただけ。「オ~」と歌う男声。
- ソウルガール
- 力強い歌声のじょせいボーカリスト。
- アッフン
- 見かけによらず色っぽい声。『マリオペイント』のサウンドコラージュで使用できた謎の音色。「アッフン」という名前は長らくニコニコ動画で非公式愛称として使われていたものが本作で逆輸入されたもの。
- わらう男たち
- いろいろなわらい声。低いソ~低いドは「フフ…w」という笑い声、下のド#~下のソ#は「ヘヘ…w」という笑い声、中間のソ~高いドまでは「ンヒヒ…ww」という笑い声、高いド#~高いソは「ンハハ…www」という笑い声。
- さけぶ男たち
- 男たちのかけ声。メガネりつ8わり。低いソ~低いシは「エ!」、下のド~下のミは「ホ!」「ハ!」、下のファ~ラは「ヤ!」、シ#~高いレは「ハ!」、レ#~は「ハイ!」という声。
- この音色のモチーフおよびネイロを選択したときのサンプル音の元ネタは『マリオペイント』の腹筋するカットイン。
- ハナうた
- フフフ~ン♪…気分がよさそうな声。
ファミコン[]
ファミコンっぽいネイロ。8ビットの音源が8種類。
- テンテン
- クセのない音。メインメロディむき。いわゆる「25%パルス波」。アイコンはマリオの帽子。
- ポンポン
- 出だしが強めのひびく音。いわゆる「矩形波」。アイコンはノコノコのこうら。
- ファーファー
- ふえっぽい音。アイコンはゲッソー。
- ビョンビョン
- 低くてビリビリする音。低い「25%パルス波」。アイコンはメットこうら。
- ベンベン
- ビリビリする声のような音。低めの「12.5%パルス波」。アイコンはスーパーキノコ。
- キンキン
- 高くてすずしいかんじがする音。アイコンはファイアフラワー。
- コロンコロン
- 星から光がこぼれおちるような音。アイコンはスーパースター。
- ズンズン
- ひくくてズッシリとひびく音。低い「三角波」。アイコンはヨッシーのタマゴ。
リズムセット[]
- ふつうのドラム
- よくつかう音をあつめたリズムセット。
- デンキドラム
- ビリビリしげきのあるリズムセット。
- サンバドラム
- おどりだしたくなるようなリズムセット。
- アジアンドラム
- みんぞくてきなリズムセット。
- キッチンドラム
- だいどころにあるモノでできたリズムセット。
- ガラクタドラム
- おもちゃのリズムセット。あなどれない。
- にんげんドラム
- ヒトの声だけでできたリズムセット。
- ファミコンドラム
- ファミコンっぽいリズムセット。いくつかの音色に元ネタがあり、『ドンキーコング3』でステージクリアしたときに守り切ったチューリップが得点として加算されるときの音、『スーパーマリオブラザーズ』のファイアボール発射音とミス音がそのまま収録されている。
関連記事[]
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